JP3198581B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3198581B2 JP04576792A JP4576792A JP3198581B2 JP 3198581 B2 JP3198581 B2 JP 3198581B2 JP 04576792 A JP04576792 A JP 04576792A JP 4576792 A JP4576792 A JP 4576792A JP 3198581 B2 JP3198581 B2 JP 3198581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー複写機、カラープ
リンタ等の画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写機、カラープリンタ等の画像
記録装置は、図8に示すような画像信号処理系を備える
のが通常である。図8において、フルカラーセンサ1で
原稿の画像を読み取った結果得られた青(B)、緑
(G)、赤(R)の画像信号はA/D変換回路2で所定
のビット数、例えば8ビットのデジタル信号に変換さ
れ、シェーディング補正部3でシェーディング補正の処
理が施されてEND変換部4で等価中性濃度信号(EN
D信号)に変換される。マスキング処理部5は、入力さ
れるB,G,RのEND信号の不要吸収成分の除去等の
色補正処理を行うと共に、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のEND信号を生成する。マスキ
ング処理部5から出力されるY,M,CのEND信号は
UCR墨版生成部6に入力され、下色除去が行われると
共に墨版KのEND信号が生成され、更に空間フィルタ
を備える精細度補正部7でフィルタリングされて原稿読
み取り時に発生するMTFの劣化が補償され、TRC
(Tone Reproduction Curve )8に入力される。そして
TRC8において、Y,M,C,KのEND信号は画像
出力部9の調子再現特性に合わされ、画像出力部9に供
給され、顕像化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TRC8は
ルックアップテーブル(以下、LUTと称す)で構成さ
れるのが一般的であり、その入出力特性は図9に示す
ように直線となることは非常に希であり、上に凸あるい
は図9に示すように下に凸の形状になる場合が殆どで
ある。なお、図9においては入力画像信号及び網点面積
率は共に4ビットとなされている。また、横軸は等価中
性濃度であるが、CIEの均等知覚空間で規定されてい
る等価中性明度(L* )であってもよいものである。更
に、TRC8はY,M,Cの3色についてそれぞれ調子
再現曲線を有しているが、色の違いは本質的な事項では
ないので、図9においては一つしか示していないもので
ある。
【0004】このようにTRC8は非線形の処理系であ
るのに対して、色補正処理及びY,M,CのEND信号
を生成するマスキング処理部5は通常3×3のマトリク
ス演算を行うものであるから線形の処理系であり、従っ
てマスキング処理部5からTRC8を見た場合には、そ
の後段は非線形の処理系となるので、このためにマスキ
ング処理部5とTRC8は相性がよくないという問題が
ある。実際、マスキングマトリクスを生成するにあたっ
てはノイゲバウアーの方程式や最小2乗近似法を用いる
るのが通常であるが、「写真工業別冊イメージング電子
写真学会編Part1(写真工業出版)」の44頁から
55頁の「色再現のための画像処理」の項目には、上述
したような3×3の線形マスキングでは、非線形な特性
を有する画像出力部に対しては色補正の精度が不十分で
あることが述べられている。
【0005】マスキングマトリクスに対して、画像出力
部の非線形な特性を1次色、即ちY,M,Cの単色であ
たかも線形であるようにするのがTRC8の機能でもあ
るが、この場合、最小2乗近似法によるマスキングマト
リクスの係数決定に先立って採取すべき多数の色標(カ
ラーパッチ)が表色系、例えばCLE1976L**
* 色空間)の中で密度の疎密を生じてしまい、その結
果、決定される係数の精度にばらつきが生じ、L**
* 色空間の中で原稿色と再現色の色差が大きくなってし
まうことがあるという問題があった。即ち、いま例えば
*** 色空間において最小2乗近似法を用いてマス
キングマトリクスの係数を決定しようとする場合には、
まずY,M,Cの3色を種々の網%の比率で組み合わせ
た色標を出力し、各色標の濃度とY,M,Cの網%の関
係を求め、その結果をL*** 色空間に写影して最小
2乗近似の処理を行うのであるが、例えば各色標から得
られたデータをL*** 色空間のa**平面に写影す
るとすると図10に示すようにデータの密度に粗密が生
じることが通常であり、従って図10中のAで示すよう
に多くのデータが存在する部分については係数の精度は
よくなるが、同図のBで示すように僅かなデータしか存
在したい部分では係数の精度は劣るものとなるのであ
る。
【0006】また、画像出力部9の調子再現特性は環境
によっても変化し、経時変化によっても変化するので、
TRC8のLUTを変更する必要が生じることがあり、
これに対して特開昭63−113568号公報には、画
像出力部の調子再現特性の変動を検知し、それに基づい
てTRCのLUTを書き換えることが提案されている。
【0007】しかし、このようにTRCのLUTを直接
書き換えてしまう場合には、例えば、何等かの原因によ
り出力画像の画質が不良となった場合、当該画質不良が
TRCのLUTの書き換えが良好に行えなかったことに
起因しているのか、またはその他の箇所に故障、あるい
は不良が生じているのかを特定できないという問題があ
る。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、環境変化、経時変化等によらず色再現を精度よく
行うことができる画像記録装置を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の画像記録装置は、画像信号の等
価中性濃度または等価中性明度を補償するものであって
入力と出力の関係が線形もしくは略線形である第1調子
再現処理部と、前記第1調子再現処理部の後段に設けら
れ、後段に配置される画像出力部の濃度または明度に対
する非線形性の補正を行う第2調子再現処理部と、前記
第2調子再現処理部から出力される画像信号に基づいて
画像出力を行う画像出力部と、前記画像出力部の調子再
現特性の変動を検知し、前記第2調子再現処理部の入出
力特性を変更する変更手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】ここで、第1調子再現処理部の入力と出力
の関係が線形もしくは略線形であることは、次の二つの
理由によって非常に重要である。まず、第1に、このこ
とによって第1調子再現処理部は線形または略線形の処
理系となるので、その前段に配置されるマスキング処理
部から見ると当該第1調子再現処理部は疑似的に線形の
処理系とみなすことができ、非常に相性がよいものとな
り、その結果マスキング処理部のマスキングマトリクス
の係数も精度よく決定することができるようになる。
【0011】第2には調子再現処理を行う場合に生じる
階調数の減少を防止できることがあげられる。即ち、通
常、調子再現処理部は、整数値の入力画像信号をアドレ
スとして整数値を出力する、いわゆる整数型のLUTで
構成され、従って図9Aに示すような入出力特性を有す
る場合には、入力画像信号及び出力である網点面積率が
共に4ビットとすると、例えばLUTのアドレスは図1
1Aに示すように設定され、出力の網点面積率は同図B
に示すように設定されるので、入力画像信号の階調数が
16階調であるのに対して出力される網点面積率の有効
階調数は12階調となり、階調数が減少することにな
る。従って、本発明におけるように二つの調子再現処理
部、即ち二つのLUTを配置する場合に、これらのLU
Tが共に図9Aに示すような入出力特性を有する場合に
は階調数は更に減少することとなり、良好な画像を得る
ことは困難になるが、本発明の第1調子再現処理部は線
形もしくは略線形であるので、LUTを2段設けること
による階調数の減少を防止することができるのである。
【0012】勿論、量子化ビット数を大きくする、ある
いは、入力画像信号から網点面積率を求める際に何等か
の補間演算を行う等の方法により階調数の減少を防止す
ることはできるが、ハードウェアの規模が大きくなり、
コスト上昇の要因となるので得策ではないものである。
【0013】また、本発明の画像記録装置は画像出力部
の調子再現特性の変動を検知し、前記第2調子再現処理
部の入出力特性を変更する変更手段を備えており、従っ
て画像出力部の調子再現特性が変動した場合には、当該
変更手段を使用して第2調子再現処理部の入出力特性を
変更できるので、環境変化あるいは経時変化等によらず
画像を良好に再現することが可能となる。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
なお、図8と同等の機能を有する構成要素に対しては同
一の符号を付す。図1は本発明に係る画像記録装置の一
実施例の構成を示す図であり、図中、10は第1LU
T、11は第2LUT、12はマルチプレクサ(MU
X)、13は検出手段、14は制御装置、15はユーザ
インターフェース(UI)を示す。
【0016】精細度補正部(図1には図示せず)で精細
度補正の処理が施されたY,M,C,Kの画像信号はT
RC8に入力される。TRC8は、第1LUT10、第
2LUT11及びMUX12を備えている。第1LUT
10の出力は第2LUT11とMUX12の一方の入力
に接続され、MUX12の他方の入力は第2LUT11
の出力に接続されている。MUX12は制御装置14か
らの信号により、第1LUT10の出力または第2LU
T11の出力のいずれかを選択して出力する。MUX1
2から出力された画像信号は画像出力部9に供給され、
画像出力に用いられる。
【0017】画像出力部9には検出手段13が備えられ
ており、この検出手段13の出力は制御装置14に取り
込まれる。なお、検出手段13については後に詳述す
る。制御装置14は、マイクロプロセッサ及びその周辺
回路で構成されるものであり、通常のコピー処理を行う
通常モードと、第2LUTの異常の有無の判断を行うた
めの自己診断モードの二つのモードを備えている。UI
15はコンソールパネルあるいはCRT等で構成される
ものであり、コピージョブの設定、通常モードと自己診
断モードの切り換え等を指示するものである。
【0018】図1において、第2LUT11に書き込ま
れるテーブルは次のようにして定められる。まず、Y,
M,Cの各色について、画像出力部9に、網点面積率を
0%から 100%まで均等に分割した値、即ち網点面積率
0%,10%,20%,30%,40%,50%,60%,70%,80
%,90%,100 %を与えてY,M,Cの単色の階調画像
を出力させ、その補色濃度を測定する。その例を図2に
示す。図2はMについて網点面積率と補色濃度の関係を
示したものである。
【0019】次に、以上のようにして求めた網点面積率
と補色濃度の関係を示すグラフにおいて補色濃度の範囲
を均等に11分割して、そのときの網点面積率を求め
る。例えば図2に示す例においては、補色濃度が0から
2までの範囲を均等に11分割するとすると、0 ,0.2
,0.4 ,0.6 ,0.8 ,1.0 ,1.2 ,1.4 ,1.6 ,1.8
,2.0 となり、これらの補色濃度に対する網点面積率
がそれぞれ 0%,3 %,8 %,13%,18%,23%,30
%,40%,50%,70%,100 %であるとすると、これに
よって、補色濃度に対して均等に分布する網点面積率の
組み合わせが求められたことになる。
【0020】次に、網点面積率で均等に11分割した網
点面積率 0%,10%,20%,30%,40%,50%,60%,
70%,80%,90%,100 %と、補色濃度の範囲を均等に
11分割したときの各分割値に対する網点面積率 0%,
3 %,8 %,13%,18%,23%,30%,40%,50%,70
%,100 %とを対応付けると、(0,0) ,(10,3),(20,
8),(30,13) ,(40,18) ,(50,23) ,(60,30) ,(70,4
0) ,(80,50) ,(90,70),(100,100) の組み合わせが得
られる。この組み合わせをプロットすると図3に示すよ
うなグラフが得られる。なお、以下、図3の横軸の網点
面積率に相当する網点面積率を名目網点面積率、縦軸の
網点面積率に相当する網点面積率を実効網点面積率と称
することにする。
【0021】このようにして得られたテーブルが第2L
UT11に書き込まれる。以上、Mに関する第2LUT
11について説明したが、Y,Cに関する第2LUT1
1も同じ手法で定められる。
【0022】なお、上記の説明は等価中性濃度によって
形成される空間でマスキングを行う場合について述べた
ものであるが、他の色空間でマスキングを行う場合にも
同様の手法で第2LUT11に書き込むテーブルを決定
することができることは当然である。例えばL***
色空間でマスキングを行う場合には、まず、Y,M,C
の各色について、画像出力部9に、網点面積率を 0%か
ら 100%まで均等に分割した値、即ち網点面積率 0%,
10%,20%,30%,40%,50%,60%,70%,80%,90
%,100 %を与えてY,M,Cの単色の階調画像を出力
させ、その測色値L* ,a* ,b* を実測する。その
際、M及びCについては図4に示すように明度L* をと
り、Yについては図5に示すように彩度C* (=√(a
*2+b*2))をとる。なお、Yについてはb* をそのま
ま採用してもよいものである。これは、Yは明度L*
変化が非常に少なく、従って次の操作、即ちL* を均等
に分割してそのときの網点面積率を求める操作が非常に
困難になるからである。
【0023】次に、以上のようにして得られた階調特性
から、MとCについてはL* の範囲を均等に分割したと
きの網点面積率を求め、YについてはC* の範囲を均等
に分割したときの網点面積率を求めることにより名目網
点面積率と実効網点面積率の関係を求めればよい。
【0024】次に、第1LUT10に書き込まれるテー
ブルについて説明する。このテーブルは、通常印刷等で
用いられる一般的なTRCのテーブル作成方法と同様に
して定めることができる。即ち、まず、低濃度から高濃
度までの所定の各濃度レベルについて、無彩色になるよ
うなY,M,C3色の網点面積率の組み合わせを画像出
力部9に与えてその画像サンプルを得、色彩計等で測色
し、所望の無彩色が得られたかどうかを調べ、所望の無
彩色が得られていない場合には、必要色を足す、または
不用色を減らすという操作を繰り返して求める方法、あ
るいは、予め無彩色を内包しその近傍を構成するY,
M,C3色の網点面積率の組み合わせによる画像サンプ
ルを多数得、そのデータを基に数値モデルをつくりTR
Cを予測する方法等を採用することができるが、画像サ
ンプルを作成する場合には実効網点面積率を用い、第1
LUT10のテーブルとしては名目網点面積率を使用す
る。これによって第1LUT10の入力と出力の関係は
線形または略線形となる。
【0025】次に、本発明が適用される画像記録装置に
用いるマスキング処理部のマスキングマトリクスの求め
方について説明する。図1には図示していないが、TR
C8の前段には、図8に示す構成と同様にマスキング処
理部が設けられる。そのマスキングマトリクスの求め方
は、画像サンプルを作成したときは実効網点面積率を使
用し、マスキングマトリクスの最小2乗近似には名目網
点面積率を使用することにより、画像出力部9の階調再
現性の非線形性による色空間内のデータの疎密が大幅に
緩和されるので、従来より精度の高いマトリクス係数を
求めることが可能となる。なお、マスキング処理は濃度
による空間で行うことも可能であるし、L*** 色空
間で行うことも可能である。
【0026】次に、第2LUT11のテーブルの書き換
えについて説明する。図6は検知手段13の概略の構成
を示す図であり、20は感光体、21は光源、22は反
射率にリニアに応答する検知器を示す。なお、光源21
及び検知器22は赤外光対応のものでよく、また感光体
20に疲労を与えるものでないならば可視光対応のもの
であってもよい。
【0027】図6において、検知器22は現像工程(図
示せず)の後段に配置されている。そして、感光体20
の所定の位置には、図7に示すように、低濃度Y1 から
高濃度Yn までの階調パターンが通常の電子写真法にし
たがってトナー現像される。この階調パターン及び各階
調の濃度データは制御装置14から与えられる。なお、
図7においては感光体20を展開した状態で示している
ものである。また、図7にはYの階調パターンしか示し
ていないが、M,C,Kについても同様の階調パターン
が形成されるものである。
【0028】このように感光体20上に形成されたカラ
ーパッチに光源21からの光が投射され、その反射光は
検知器22で検知される。そして、制御装置14は検知
器22からのデータを受けると、感光体20からの反射
率と、感光体20上に形成された階調パターンの反射率
との比から疑似濃度を算出し、その結果に基づいて画像
出力部9の階調再現特性の変動を補正できる新たなテー
ブルを求め、求めたテーブルを第2LUT11に書き込
む。なお、感光体20上に形成された階調パターンは、
検知器22で検知された後、用紙に転写されることなく
クリーニングされる。
【0029】以上の動作は、コピー枚数が所定の枚数に
なる毎に自動的に行うこともできるし、前回の書き換え
から一定の時間が経過したときに自動的に行うこともで
きるし、電源投入時に自動的に行うようにすることもで
きる。また、これらの組み合わせで行うこともできる。
【0030】次に、自己診断モードについて説明する。
制御装置14はUI15で所定の操作がなされたことを
検知すると自己診断モードに入り、そこで所定の操作が
行われると、MUX12に第2LUT11の出力を選択
するように指示し、また他の所定の操作が行われると、
第1LUT10の出力を選択するようにMUX12に指
示する。これによって、ユーザまたはサービスマンは第
1LUT10及び第2LUT11の両方を使用したとき
の画像と、第1LUT10のみを使用し、第2LUT1
1をバイパスさせたときの画像とを得ることができ、こ
れらを比較することによって第2LUT11に書き込ま
れているテーブルの良否、あるいは第2LUT11の故
障の有無を判断することができる。
【0031】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能であることは当業者に明かである。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、TRCとマスキング処理部との相性がよくな
るので、色再現を精度よくおこなうことができる。ま
た、環境変化や経時変化等により画像出力部の階調再現
特性が変動した場合にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】 網点面積率と補色濃度の関係の例を示す図で
ある。
【図3】 名目網点面積率と実効網点面積率の関係の例
を示す図である。
【図4】 シアンとマゼンタについての網点面積率とL
* の関係の例を示す図である。
【図5】 イエローについての網点面積率とC* の関係
の例を示す図である。
【図6】 検出手段の概略の構成を示す図である。
【図7】 感光体上に形成される階調パターンの例を示
す図である。
【図8】 従来の画像記録装置の画像信号処理系の構成
を示す図である。
【図9】 従来のTRCの入出力特性を説明するための
図である。
【図10】 本発明の課題を説明するための図である。
【図11】 本発明の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
10…第1LUT、11…第2LUT、12…マルチプ
レクサ、13…検出手段、14…制御装置、15…ユー
ザインターフェース。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−69369(JP,A) 特開 平2−76760(JP,A) 特開 平3−180776(JP,A) 特開 平2−292963(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/407 B41J 2/525 H04N 1/46 - 1/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号の等価中性濃度または等価中性明
    度を補償するものであって入力と出力の関係が線形もし
    くは略線形である第1調子再現処理部と、 前記第1調子再現処理部の後段に設けられ、後段に配置
    される画像出力部の濃度または明度に対する非線形性の
    補正を行う第2調子再現処理部と、 前記第2調子再現処理部から出力される画像信号に基づ
    いて画像出力を行う画像出力部と、 前記画像出力部の調子再現特性の変動を検知し、前記第
    2調子再現処理部の入出力特性を変更する変更手段とを
    備えることを特徴とする画像記録装置。
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