JP3198458U - 枠カバー材 - Google Patents

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哲男 ▲高▼橋
哲男 ▲高▼橋
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Abstract

【課題】既存の枠に取り付け可能で、取り付け時に生じる壁面との間の隙間を隠すことが可能な構造を有した枠カバー材を提供する。【解決手段】ドア枠や窓枠等の枠を構成する枠材の表面を覆う枠カバー本体1と、可撓性を有した材質から成るパッキン部材2とから成り、前記パッキン部材2が、前記枠カバー本体1を前記枠材の表面に装着した際に壁面と近接する端面の位置に、当該枠カバー本体1の長手方向に沿って取り付けられており、このパッキン部材2は、前記枠カバー本体1を装着した際に生じる壁面と枠カバー材との間の隙間を隠すための湾曲部3を有し、この湾曲部3は、前記端面の外側の一端を起点として内側に向かって湾曲している。尚、パッキン部材2は、湾曲部3の幅が8〜12mmで、材質がアクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン樹脂であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、リフォームの際に、既存の枠(ドア枠、窓枠、引戸枠、クロゼット枠、開口枠等)の表面を覆うように取り付けて使用される枠カバー材に関するものである。
今日では、既存住宅のリフォーム需要が増加してきているが、既存のドア枠、窓枠、引戸枠、クロゼット枠、開口枠等を壊して取り替え工事を行おうとすると、内装の撤去資材が多く発生し、産業廃棄物が増加するという問題があった。又、このような取り替え工事の場合、施工が複雑であるために専門の職人が必要であり、工期が延びるという問題点もあった。
そこで、例えば下記の特許文献1には、枠材を枠組みしてなる既存の窓枠の各枠材の上から貼着して取り付けて使用される窓枠カバーが開示されている。
しかしながら、このような特許文献1記載の窓枠カバーは、既存の窓枠の内周面に貼着した後、当該内周面に対して外側方向に垂直に折り曲げて貼着することにより枠表面を覆うものであるために、既存の窓枠に出っ張り部分(壁面から飛び出している部分)があると、壁面と窓枠カバーとの間に隙間ができたり、既存の窓枠の出っ張り部分と窓枠カバーの端面が横方向から見えてしまい、取り付け後の外観が良くないという問題点があった。
尚、上記の窓枠カバーの欠点を解消させるために、既存の窓枠の出っ張り部分全面が覆われるよう、特許文献1記載の窓枠カバーの更に外側部分に折り曲げ可能な部分を設けることも可能であるが、既存の窓枠の出っ張り部分の寸法は窓枠ごとによって異なるために、このような構造とした場合であっても、現場で折り曲げ部分の幅を調整してカバーをカットする作業が必要となり、作業性に問題がある。
特開2005−16227号公報
本考案は、従来の窓枠カバーにおける上述の問題点を解決し、既存のドア枠、窓枠、引戸枠、クロゼット枠、開口枠等に対応して取り付けることができ、壁面と枠カバー材との間に生じる隙間を、外観良く塞ぐことが可能な構造を有した枠カバー材を提供することを課題とする。
本考案者等は、種々検討を行った結果、壁面と枠カバー材との間に生じる隙間を隠すために、可撓性を有した材質から成るパッキン部材を枠カバー材の長手方向に沿って設け、既存の枠を覆うようにして枠カバー材を貼着して取り付けた際に、このパッキン部材が内側(枠側)に曲がった状態で壁面に圧接又は当接することにより、壁面と枠カバー材との間に生じる隙間が隠れ、取り付け後の外観が良くなり、しかも、既存の枠の出っ張り部分の寸法が異なる場合にも対応できることを見出して、本考案を完成した。
上記課題を解決可能な本考案の枠カバー材は、枠材を枠組みして壁面に取り付けられた既存の枠の表面を覆うものであって、当該枠を構成している枠材の表面を覆う枠カバー本体と、可撓性を有した材質から成るパッキン部材とから成り、前記パッキン部材が、前記枠カバー本体を前記枠材の表面に装着した際に壁面と近接する端面の位置に、当該枠カバー本体の長手方向に沿って取り付けられており、当該パッキン部材が、前記枠カバー本体を前記枠材の表面に装着した際に生じる壁面と枠カバー材との間の隙間を隠すための湾曲部を有し、前記湾曲部が、前記端面の外側の一端を起点として内側に向かって湾曲していることを特徴とする。
又、本考案は、上記の特徴を有した枠カバー材において、前記パッキン部材の前記湾曲部の幅が8〜12mmであることを特徴とするものである。
更に、本考案は、上記の特徴を有した枠カバー材において、前記枠カバー本体と前記パッキン部材との取り付け位置には、前記枠カバー本体側に長手方向に沿って延びた溝が刻設されており、前記パッキン部材側に長手方向に沿って延びた突起部が設けられており、前記溝内に前記突起部が嵌入されることによって前記パッキン部材が前記枠カバー本体に取り付けられた構造を有することを特徴とするものである。
又、本考案は、上記の特徴を有した枠カバー材において、前記パッキン部材の材質が、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン(ABS)樹脂であることを特徴とするものである。
本考案の枠カバー材を用いた場合には、既存の枠を取り除くことなく、既存の枠の上から覆い被せるだけで、新設したような外観とすることができ、施工性が良く、工期も短く、撤去資材(産業廃棄物)が発生しないという利点がある。
又、本考案の枠カバー材に設けられたパッキン部材によって、リフォーム前の既存枠が壁面よりも飛び出していても、既存枠の上からそのままカバー材を被せて貼着するだけで使用できるという利点もある。
(a)は、本考案の枠カバー材Aの好ましい一例における形状及び構造を示す図であり、(b)は、(a)に例示された本考案の枠カバー材Aにおけるパッキン部材2の断面形状を示す図である。 図1(a)に例示された本考案の枠カバー材Aの枠カバー本体1の、長手方向の端部側の一部を、取り付ける枠の幅及び出っ張り部分の長さに合わせて切り取った後の外観を示す図である。 壁面Cに取り付けられた既存の枠を構成する枠材B(点線で示されている)に、本考案の枠カバー材Aを取り付けた際の外観の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本考案を説明するが、本考案の枠カバー材は、図面に例示した形状・構造のものに限定されない。
図1(a)には、本考案の枠カバー材Aの好ましい一例における形状及び構造が示されており、本考案の枠カバー材Aは、必要に応じて、図2に示されるようにして、枠カバー本体1の長手方向の端部側の一部を、取り付ける枠の幅及び出っ張り部分の長さに合わせて切り取った後、図3に示されるようにして、枠材Bを枠組みして壁面Cに取り付けられた既存の枠の表面を覆うように装着して使用される。
本考案の枠カバー材Aは、図1(a)に示されるように、既存の枠を構成する枠材Bの表面を覆う枠カバー本体1と、可撓性を有した材質から成るパッキン部材2とから構成され、このパッキン部材2は、枠を構成する枠材Bの表面に枠カバー材Aを装着した時に壁面と近接する端面の位置に、当該枠カバー本体1の長手方向に沿って全長に亘って取り付けられている。
前記端面は、枠カバー本体1の端部にV字溝を設けて枠カバー本体1の裏面に折り返すことにより、枠カバー本体1の裏面に形成された四角柱状の突起部の端面であることが好ましい(図1(a)参照)。このような突起部を設けることにより、パッキン部材2を取り付けるための溝4を端面に設けても、枠カバー本体1の強度を保つことができる。
そして、本考案の枠カバー材Aのパッキン部材2には湾曲部3が形成されており(図1(a)及び(b)参照)、この湾曲部3は、前記端面の外側の一端(枠カバー本体1の側面側の端部)を起点として、内側に向けて湾曲した構成をとっている。
本考案では、枠を構成する枠材Bの表面に枠カバー本体1を装着した際、図3に示されるようにして、この湾曲部3が内側(枠側)方向に曲がった状態に変形して壁面と圧接するか、あるいは湾曲部3の先端が壁面に当接し、これにより、壁面と枠カバー材との間の隙間を隠すことができる。本考案におけるパッキン部材2の湾曲部3の幅は8〜12mmであることが好ましい。
尚、本考案の枠カバー材を構成するパッキン部材2は、可撓性を有した材質から成るものであれば良いが、特に好ましい材質はABS樹脂であり、例えば図1(b)に示される断面形状を有するものが好ましく、押出し成形等によって製造することができる。又、枠カバー本体1としては木製のものが一般的であるが、これに限定されるものではない。
本考案では、枠カバー本体1とパッキン部材2との取り付け位置に、枠カバー本体側に長手方向に沿って延びた溝4が刻設され、パッキン部材側に長手方向に沿って延びた突起部5が設けられ、前記溝4内に突起部5が嵌入されることによってパッキン部材2が枠カバー本体1に取り付けられた構造とすることが好ましい。
図1(a)に例示した本考案の枠カバー材Aの場合、パッキン部材2は、枠カバー本体1の長手方向に沿って刻設された溝4に嵌入されており、この溝4は、パッキン部材2の突起部5の断面形状に対応する断面形状を有している。又、図3に例示した本考案の枠カバー材Aの場合には、枠カバー本体1に長手方向に沿って延びた凹状の溝4が設けられており、この凹状溝4の開口側からパッキン部材2の突起部5が圧入されて嵌め入れられた構造となっている。
パッキン部材2に突起部5を設けることにより、接着剤等を使用せずにパッキン部材2を枠カバー本体1に取り付けることができるが、接着剤を併用して取り付ける事により、突起部5の浮き上がりも防止できる。パッキン部材2に突起部5を設けずに、パッキン部材2が接着剤により枠カバー本体1に取り付けられた構造としても良い。
本考案の枠カバー材は、既存住宅のリフォームを行う際に非常に有用である。
A 枠カバー材
B 枠を構成する枠材
C 壁面
1 枠カバー本体
2 パッキン部材
3 湾曲部
4 溝
5 突起部

Claims (4)

  1. 枠材を枠組みして壁面に取り付けられた既存の枠の表面を覆う枠カバー材であって、当該枠を構成している枠材の表面を覆う枠カバー本体と、可撓性を有した材質から成るパッキン部材とから成り、前記パッキン部材が、前記枠カバー本体を前記枠材の表面に装着した際に壁面と近接する端面の位置に、当該枠カバー本体の長手方向に沿って取り付けられており、当該パッキン部材が、前記枠カバー本体を前記枠材の表面に装着した際に生じる壁面と枠カバー材との間の隙間を隠すための湾曲部を有し、前記湾曲部が、前記端面の外側の一端を起点として内側に向かって湾曲していることを特徴とする枠カバー材。
  2. 前記パッキン部材の前記湾曲部の幅が8〜12mmであることを特徴とする請求項1に記載の枠カバー材。
  3. 前記枠カバー本体と前記パッキン部材との取り付け位置には、前記枠カバー本体側に長手方向に沿って延びた溝が刻設されており、前記パッキン部材側に長手方向に沿って延びた突起部が設けられており、前記溝内に前記突起部が嵌入されることによって前記パッキン部材が前記枠カバー本体に取り付けられた構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の枠カバー材。
  4. 前記パッキン部材の材質が、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の枠カバー材。
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