JP3198408U - グラウト注入用プラグ - Google Patents

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征 山田
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Abstract

【課題】 グラウト注入用のチューブとグラウト注入口との接続を簡単かつ確実に強固に得ることができ、定着金物又は継手金物と鉄筋との隙間にグラウトを簡単かつ確実に注入することができるグラウト注入用プラグを提供すること。【解決手段】略円筒状の本体部1と、当該本体部1の長さ方向の中間部分に突出形成されたフランジ部2と、を有し、当該フランジ部2の下側の前記本体部1を定着金物N又は継手金物Sのグラウト注入口Hに差し込んで固定でき、当該フランジ部2の上側の前記本体部1にグラウト注入用のチューブTを嵌めて連結固定できるグラウト注入用プラグP1。【選択図】図1

Description

本考案は、鉄筋コンクリート製の建造物を建築する際に使用するグラウト注入用プラグに関するものであって、鉄筋の端部をコンクリート内にて定着させるために、フランジを有する筒状又は有底円筒状の定着金物(ナット)を鉄筋の端部に装着し、当該鉄筋の端部と定着金物との間に定着材(接着剤、グラウト)を注入する際に、定着金物に透設したグラウト注入口(透孔)に一端部を装着して固定することができ、他端部にグラウト注入用のチューブを接続することができるグラウト注入用プラグに関するものである。
また、本考案は、鉄筋同士をコンクリート内にて接続するための筒状の継手金物と鉄筋との間に定着材を注入する際に、継手金物に透設したグラウト注入口に一端部を装着し、他端部にグラウト注入用のチューブを接続することができるグラウト注入用プラグに関するものである。
従来、鉄筋の端部をコンクリート内にて定着させるために、雌ネジが形成された筒部の端部にフランジを有する定着金物を鉄筋の端部に装着し、当該鉄筋の端部と定着金物との間にグラウトを注入する「プレートナット工法」を行う際には、グラウト注入用のチューブの端部を定着金物に透設したグラウト注入口に接続している。
また、筒状の継手金物と鉄筋との間に定着材を注入する際にも、グラウト注入用のチューブの端部を継手金物に透設したグラウト注入口に接続している。
上記グラウト注入用のチューブと、グラウト注入口との接続に際しては、樹脂製の短い円筒状の管をグラウト注入用のチューブの先端部に差し込んで嵌め込み、その管の他端部をグラウト注入口に差し込むことが行われている。
しかしながら、樹脂製の短い円筒状の管の他端部は、グラウト注入口に手によって押し込むようにして差し込まれているだけであるため、管の他端部とグラウト注入口との接続強度はそれほど強くない。従って、建築作業中にグラウト注入用のチューブが引っ張られると、管の他端部がグラウト注入口から外れてしまって、グラウトを定着金物又は継手金物内に注入することができなくなるという問題がある。
また、グラウト注入用のチューブの先端部に固定された管と、グラウト注入口との間に隙間があると、コンクリートまたはグラウトがグラウト注入口を介して漏れてしまうという問題がある。
特開2009−270364号公報
そこで、本考案が解決しようとする課題は、従来のグラウト注入用のチューブと、グラウト注入口との接続が不安定であり、定着金物又は継手金物と鉄筋との間の隙間を埋めて定着金物又は継手金物と鉄筋とを確実に固定することができないことがあるという問題などを解決し、グラウト注入用のチューブと、グラウト注入口との接続を簡単かつ確実に強固に得ることができ、定着金物又は継手金物と鉄筋との隙間にグラウトを簡単かつ確実に注入することができるグラウト注入用プラグを提供することを目的とする。
さらに、本考案は、グラウト注入用のチューブの先端部に固定された管と、グラウト注入口との間の隙間からコンクリートまたはグラウトが漏れてしまうという従来の課題を解決し、グラウト注入用のチューブと、グラウト注入口との間の隙間を確実に塞ぎ、コンクリートまたはグラウトがグラウト注入口を介して漏れてしまうことがないグラウト注入用プラグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本考案は、
「略円筒状の本体部と、
当該本体部の長さ方向の中間部分に突出形成されたフランジ部と、を有し、
当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に差し込んで固定でき、
当該フランジ部の上側の前記本体部にグラウト注入用のチューブを嵌めて連結固定できることを特徴とするグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項2に記載の本考案は、
「前記本体部と前記フランジ部は合成樹脂にて一体成形されており、
前記フランジ部の下側の前記本体部には、当該本体部の長手方向に沿ったリブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項3に記載の考案は、
「前記本体部は、上端側が先細りとなるように上端部ほど外径が小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項4に記載の本考案は、
「前記本体部は、下端側が先細りとなるように下端部ほど外径が小さく形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項5に記載の本考案は、
「前記フランジ部は、板状であって、その上側面には、滑り止めのための突起又は突条が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項6に記載の考案は、
「略円筒状の本体部と、
当該本体部の上部側に突出形成されたフランジ部と、を有し、
当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に差し込んで固定でき、
当該フランジ部の上側にグラウト注入用のチューブを嵌めて連結固定できるグラウト注入用プラグであって、
前記本体部と前記フランジ部が合成樹脂にて一体成形されており、
前記フランジ部の下側の前記本体部には、当該本体部の長手方向に沿ったリブが形成されていることを特徴とするグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項7に記載の本考案は、
「前記フランジ部の下側面には、グラウト注入口周辺の密封性を高めるための柔軟材が配置されていることを特徴とする請求項2又は6に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
請求項8に記載の本考案は、
「前記フランジ部の下側面には、グラウト注入口周辺の定着金物又は継手金物に対する固定のための接着剤又は粘着剤が配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のグラウト注入用プラグ。」を特徴とする。
なお、本明細書中において、「本体部の上部側、「フランジ部の上側」、「フランジ部の下側」などの文言は、説明の便宜上用いている表現であり、実際の建築現場における使用時において、グラウト注入用プラグが定着金物又は継手金物に固定される向きは、あらゆる方向であってもよい。
請求項1に記載のグラウト注入用プラグにおいては、本体部に突出形成されたフランジ部を利用して、当該フランジ部の下側面がグラウト注入口の周辺部に当接するまで、当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に強く差し込んで固定することができる。
即ち、フランジ部を工具で叩くようにしてグラウト注入用プラグをグラウト注入口に強く差し込むこともでき、また、フランジ部がグラウト注入口の周辺部に当接することで、本体部の下側の適切な長さ分をグラウト注入口に対して迅速に、しかも簡単かつ確実に嵌め込むことができる。
さらに、本体部の下側の適切な長さ分がグラウト注入口に差し込まれていることを簡単に確認することができる。
また、フランジ部の下側面がグラウト注入口の周辺部に当接することで、グラウト注入口周辺の密封性を得ることにも役立てることができる。
さらに、フランジ部の上から針金(番線)を巻き付けることで、グラウト注入用プラグが定着金物又は継手金物から外れることをより一層確実に防止することも可能となる。
請求項2に記載のグラウト注入用プラグにおいては、フランジ部の下側の本体部に形成されたリブがグラウト注入口の内面に強く当接し、当該リブ又はフランジ部の下側の本体部が若干変形するなどしてグラウト注入用プラグとグラウト注入口との接続・固定状態をより一層強固なものとすることができる。
なお、フランジ部の下側の本体部の外径をグラウト注入口の内径と一致させると、フランジ部の下側の本体部をグラウト注入口に差し込み難くなるが、リブを設けることで、フランジ部の下側の本体部の外径を若干小さめとしてグラウト注入口に差し込み易くすることもできる。
また、フランジ部の下側の本体部の外径と、グラウト注入口の内径との間に若干の寸法誤差があっても、リブによって寸法誤差を吸収し、グラウト注入用プラグとグラウト注入口との接続・固定状態を確保することができる。
請求項3に記載のグラウト注入用プラグにおいては、グラウト注入用のチューブの先端部を、上端部ほど外径が小さく形成されている本体部の上端側に差し込む作業を簡単に行うことができ、かつ、グラウト注入用のチューブの先端部を深く差し込むほど当該チューブとグラウト注入用プラグとの接続状態を強固なものとすることができる。
請求項4に記載のグラウト注入用プラグにおいては、下端部ほど外径が小さく形成されている本体部の下端部をグラウト注入口に差し込む作業を簡単に行うことができ、かつ、本体部の下端部を深く差し込むほど当該本体部と定着金物又は継手金物との接続状態・固定状態を強固なものとすることができる。
また、フランジ部の本体部の外径と、グラウト注入用のチューブ又はグラウト注入口との間に若干の寸法誤差があっても、その寸法誤差を吸収し、グラウト注入用プラグと、グラウト注入用のチューブ又はグラウト注入口との接続・固定状態を確保することができる。
請求項5に記載のグラウト注入用プラグにおいては、フランジ部の上から針金(番線)を巻き付ける場合において、針金が滑り止めのための突起又は突条によってフランジ部から外れることを防止でき、グラウト注入用プラグが定着金物又は継手金物から外れることをより一層確実に防止することができる。
請求項6に記載のグラウト注入用プラグにおいては、前記請求項1及び2に記載のグラウト注入用プラグと同様に、本体部に突出形成されたフランジ部を利用して、当該フランジ部の下側面がグラウト注入口の周辺部に当接するまで、当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に強く差し込んで簡単かつ確実に固定することができる。
また、フランジ部の下側の本体部に形成されたリブがグラウト注入口の内面に強く当接し、グラウト注入用プラグとグラウト注入口との接続・固定状態をより一層強固なものとすることができる。
請求項7に記載のグラウト注入用プラグにおいては、フランジ部の下側面に配置された柔軟材(ゴムやスポンジのようなパッキン材)がグラウト注入口の周辺部に密着し、グラウト注入用プラグと、グラウト注入口との間の隙間を確実に塞ぎ、コンクリートまたはグラウトがグラウト注入口を介して漏れてしまうことを防止することができる。
請求項8に記載のグラウト注入用プラグにおいては、フランジ部の下側面に配置された接着剤又は粘着剤によって、フランジ部をグラウト注入口周辺の定着金物又は継手金物に対して確実に、より一層強固に固定することができる。
図1は本考案のグラウト注入用プラグと定着金物を示す斜視図、グラウト注入用プラグの正面図及び断面図である。 図2は本考案のグラウト注入用プラグを示す断面図、斜視図及び正面図である。 図3は本考案のグラウト注入用プラグを示す斜視図、正面図及び一部断面図である。
以下、本考案の一実施形態について説明する。
図1及び図2(A)に示すように、本考案を具体化したグラウト注入用プラグP1は、略円筒状の本体部1と、当該本体部1の長さ方向の中間部分に突出形成された四角板状のフランジ部2と、を有している。
そして、前記本体部1と前記フランジ部2は、ポリプロピレン、塩化ビニル又はポリエチレンなどの合成樹脂から一体成形にて容易に製造可能である。
また、前記本体部1は、上端側が先細りとなるように上端部ほど外径が小さく形成されており、さらに、前記本体部1は、下端側が先細りとなるように下端部ほど外径が小さく形成されている。
ここで、前記グラウト注入用プラグP1において、前記フランジ部2の上側面には、滑り止めのための突条2aが4本設けられている。
この突条2aは、針金がフランジ部2から外れ落ちることを防止するためのものであり、それらのうちの2本は、フランジ部2の向き合った辺縁部に沿って平行に形成するとよい。
前記フランジ部2の下側面には、グラウト注入口H周辺の密封性を高めるための柔軟材4が配置されている。この柔軟材4は、好適には薄い板状のゴムやスポンジのようなものから選択されるパッキン材であって、前記フランジ部2の下側面に貼り付けられることなどによって適宜固定されるものであるが、他の材料から構成したり、省略することも可能である。
定着金物Nは、図1(B)に示すように、一端部に円環状のフランジを備えた六角ナットのような形状のものの他、図1(C)に示すように、一端部を円盤状のフランジにて閉塞した有底筒状の六角ナットのような形状のものなどが知られている。
継手金物Sとしては、全体が円筒状のもの及び楕円筒状のものが知られている。
本考案のグラウト注入用プラグは、グラウト注入口Hを有しているあらゆる形状の定着金物N又は継手金物Sといった、鉄筋Rに装着される金物に対して使用できる。
前記フランジ部2の下側の前記本体部1外面には、当該本体部1の長手方向に沿った4本の細長いリブ3が約90度間隔にて形成されている。
これにより、リブ3がグラウト注入口の内面に強く当接し、グラウト注入用プラグP1とグラウト注入口Hとの接続・固定状態をより一層強固なものとすることができる。
このリブ3は、グラウト注入口Hの内面に強く当接することで押しつぶされてグラウト注入用プラグP1とグラウト注入口Hとの隙間を塞ぐようになっているものであってもよい。
なお、前記一実施形態のグラウト注入用プラグP1は、前記フランジ部2の形状を正方形状としたが、図2(B)に示すような長方形状のフランジ部2を有するグラウト注入用プラグP2として実施してもよい。
また、前記リブ3は、前記フランジ部2の下側の前記本体部1において、図2(C)に示すグラウト注入用プラグP3のように、中央部〜下端部付近、或いは、下端部付近にのみ形成して実施してもよい。
さらに、図2(D)に示すグラウト注入用プラグP4のように、リブ3を省略して実施してもよい。
上記構成されたグラウト注入用プラグP1〜P4においては、フランジ部2の下側の前記本体部1を定着金物N又は継手金物Sのグラウト注入口Hに差し込んで固定でき、当該フランジ部2の上側の前記本体部1にグラウト注入用のチューブTを嵌めて連結固定できる。
そして、グラウト注入用プラグP1〜P4と、グラウト注入口H及びグラウト注入用のチューブTとの連結状態・固定状態を極めて強固なものとすることができ、建築作業中にグラウト注入用のチューブTが引っ張られることがあっても、グラウト注入用のチューブTとグラウト注入口Hとの接続が外れることはない。
よって、本考案のグラウト注入用プラグP1〜P4は、迅速に、簡単かつ確実にグラウト注入用のチューブTとグラウト注入口Hとを接続することができ、コンクリートの打設前に、或いは、コンクリートの打設後において、筒状の本体部1を介して定着金物N又は継手金物Sと、鉄筋Rとの間の隙間にグラウトGを正しく注入することができる。
本考案のグラウト注入用プラグは、上記各実施形態及び実施例の具体的構成に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で前記本体部1、フランジ部2、突条2a、リブ3などの大きさ、長さ、形状、材質、厚さなどを適宜変更して実施してもよい。
例えば、リブ3の本数は、1本〜12本程度の範囲で適宜変更可能であるが、グラウト注入用プラグの材質、リブ3の幅、リブ3の長さ、本体部1の肉厚などの違いに応じて適宜変更可能で有り、これらの本数に限定されるものではない。
また、リブ3は、本体部1の外周に沿って上下方向にらせん状に1本〜4本程度形成されていてもよい。
さらに、本考案のグラウト注入用プラグは、図2(E)に示すグラウト注入用プラグP5のように、前記フランジ部2の下側面に、グラウト注入口H周辺の定着金物N又は継手金物Sに対する固定のための接着剤又は粘着剤5が配置されているものであってもよい。
また、本考案のグラウト注入用プラグは、図3(A)に示すような円盤状のフランジ部2を有するグラウト注入用プラグP6として実施してもよく、さらには、5角形状、6角形状などといったその他の多角形状のフランジ部2を有するグラウト注入用プラグとして実施してもよい。
なお、本考案のグラウト注入用プラグの一実施形態として、フランジ部2の上側面に、前記突条(溝)に代えて、複数個の突起を形成して針金が滑らないようにして実施してもよい。
さらに、上記の実施形態のグラウト注入用プラグP1〜P5について、図3(A)に示すグラウト注入用プラグP6のように、フランジ部2の上側面に前記突条2a又は突起を設けないで実施することもできる(図3(B)参照)。
上記の実施形態のグラウト注入用プラグP1〜P6においては、フランジ部2の形状を板状としていたが、図3(C)〜(E)に示すグラウト注入用プラグP7,P8のように、フランジ部2の形状を有底円筒状とし、本体部1の上部側に突出するように形成されたフランジ部2を設け、本体部1の上部側に接続されるグラウト注入用のチューブTの外周面をフランジ部2の内周面が覆うようにして実施してもよい。
このような構成とすることで、グラウト注入用プラグP7,P8のフランジ部2と、グラウト注入用のチューブTの外周面との間の摩擦力をも利用し、グラウト注入用のチューブTとグラウト注入用プラグP7,P8との連結を強化するとともに、グラウト注入用プラグP7,P8の強度を高めることもできる。
以上のように、本考案のグラウト注入用プラグは、樹脂成形技術などを用いて工業的に製造容易であって、迅速に、簡単かつ確実にグラウト注入用のチューブとグラウト注入口とを接続することができ、定着金物又は継手金物の内部にグラウトを正しく注入して建築物に期待される強度を確実に得ることができるグラウト注入用プラグとして産業上利用可能である。
1 本体部
2 フランジ部
2a 突条
3 リブ
4 柔軟材
5 接着剤又は粘着剤
G グラウト
H グラウト注入口
N 定着金物
P1〜P8 グラウト注入用プラグ
R 鉄筋(異形鉄筋)
S 継手金物
T グラウト注入用のチューブ

Claims (8)

  1. 略円筒状の本体部と、
    当該本体部の長さ方向の中間部分に突出形成されたフランジ部と、を有し、
    当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に差し込んで固定でき、
    当該フランジ部の上側の前記本体部にグラウト注入用のチューブを嵌めて連結固定できることを特徴とするグラウト注入用プラグ。
  2. 前記本体部と前記フランジ部は合成樹脂にて一体成形されており、
    前記フランジ部の下側の前記本体部には、当該本体部の長手方向に沿ったリブが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグラウト注入用プラグ。
  3. 前記本体部は、上端側が先細りとなるように上端部ほど外径が小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグラウト注入用プラグ。
  4. 前記本体部は、下端側が先細りとなるように下端部ほど外径が小さく形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のグラウト注入用プラグ。
  5. 前記フランジ部は、板状であって、その上側面には、滑り止めのための突起又は突条が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のグラウト注入用プラグ。
  6. 略円筒状の本体部と、
    当該本体部の上部側に突出形成されたフランジ部と、を有し、
    当該フランジ部の下側の前記本体部を定着金物又は継手金物のグラウト注入口に差し込んで固定でき、
    当該フランジ部の上側にグラウト注入用のチューブを嵌めて連結固定できるグラウト注入用プラグであって、
    前記本体部と前記フランジ部が合成樹脂にて一体成形されており、
    前記フランジ部の下側の前記本体部には、当該本体部の長手方向に沿ったリブが形成されていることを特徴とするグラウト注入用プラグ。
  7. 前記フランジ部の下側面には、グラウト注入口周辺の密封性を高めるための柔軟材が配置されていることを特徴とする請求項2又は6に記載のグラウト注入用プラグ。
  8. 前記フランジ部の下側面には、グラウト注入口周辺の定着金物又は継手金物に対する固定のための接着剤又は粘着剤が配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のグラウト注入用プラグ。
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