JP3198402B2 - ホイール車両の操向装置 - Google Patents

ホイール車両の操向装置

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JP3198402B2 JP02747396A JP2747396A JP3198402B2 JP 3198402 B2 JP3198402 B2 JP 3198402B2 JP 02747396 A JP02747396 A JP 02747396A JP 2747396 A JP2747396 A JP 2747396A JP 3198402 B2 JP3198402 B2 JP 3198402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前車輪を有する前
車体と、後車輪を有する後車体とを車両の前後方向中間
において屈折することにより操向を行う、ホイール車両
の操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、車体を屈折して操向を行うホイ
ール車両の操向装置は、左右の前車輪、該左右の前車輪
に動力を伝える車輪軸及び該車輪軸を制動するブレーキ
を備える前車体と、左右の後車輪、該左右の後車輪に動
力を伝える車輪軸及び該車輪軸を制動するブレーキを備
える後車体と、該前車体と該後車体とを屈折自在に連結
する連結手段と、一端を該前車体に取り付け、他端を該
後車体に取り付けた伸縮自在なアクチュエータとを備
え、該アクチュエータの伸縮により該連結手段を中心に
該前車体と該後車体とを相対的に屈折せしめて車両の操
向を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車体を屈折して操向を
行うホイール車両の操向装置は、比較的小さい旋回半径
で車両の操向ができることから、例えばホイールローダ
の如く、掘削、運搬、積込等のサイクルを繰り返し行う
操向の多い作業に使われる建設機械に採用されている。
しかしながら、車体を屈折して操向する時の旋回半径
は、前車体と後車体との屈折が大きいほど小さくなる
が、屈折を大きくすると、車体の構造上から前車体と後
車体が干渉し、屈折を大きくするのには限界がある。そ
こで車両をより小さな旋回半径で操向できるようにする
ことが、小回りによる作業の能率向上、作業サイクルタ
イムの減少、また狭隘な場所で切り返しをしないで操向
をする等の面から望まれている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、その技術的課題は、車体を屈折して操向を行うホ
イール車両の旋回半径を、車体が最大に屈折した時の旋
回半径より小さく、しかも車体の構造を変えることなく
できる手段を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記技
術的課題を達成するために、車体が最大に屈折する状態
で機械的に決まる最も小さい旋回半径に対し、更に小さ
い旋回半径を得るべく、小さな旋回半径が必要な場合に
は、操向時の旋回内側車輪のブレーキを制動し、外側の
車輪との間に回転速度差を設け、旋回外側車輪を内側車
輪より速く回して、旋回半径をより小さくする。そして
このブレーキ力を制御することにより旋回半径を任意に
設定する。
【0006】即ち、本発明のホイール車両の操向装置
は、前車体及び後車体の車輪軸の回転速度を検出する車
輪軸回転速度検出手段と、前車体と後車体との屈折角度
を検出する車体屈折角度検出手段と、前車体及び後車体
車輪軸ブレーキの油圧を制御するブレーキ油圧制御弁
と、車両の旋回外側の前車体及び後車体の車輪軸回転速
度と車両の旋回内側の前車体及び後車体の車輪軸回転速
度との比で設定される設定速度比として車両の操向旋回
半径を指令する旋回半径指令手段と、制御手段とからな
り、旋回半径指令手段には、複数の旋回半径指示値を切
り換える指示値選択手段を備え、制御手段には、車輪軸
回転速度検出手段からの信号に基づいて旋回外側車輪軸
回転速度及び旋回内側車輪軸回転速度との比を演算する
速度比演算手段と、速度比演算手段により演算された速
度比と設定速度比とを比較する速度比比較手段と、速度
比比較手段による比較結果に基づいてブレーキ油圧制御
弁に設定圧力信号を出力する圧力設定手段とを含み、前
車体と後車体とが最大に屈折した後は、旋回半径指令手
段により指示された旋回半径になるように、旋回の内側
車輪がブレーキにより制動制御されることを特徴として
いる。
【0007】
【0008】車体屈折角度検出手段は、連結手段部にお
いて連結軸を中心として前車体と後車体との相対変位角
度を検出する。車体屈折角度検出手段としては、前車体
と後車体との屈折ストッパの当接部において屈折角度を
検出するものでもよい。更に他の車体屈折角度検出手段
としては、前車体と後車体を屈折させるアクチュエータ
の伸縮で屈折角度を検出するものでもよい。
【0009】本発明のホイール車両の操向装置は、次の
式で表される車両の旋回外側車輪の回転速度と旋回内側
車輪の回転速度との比、実質的には車両の旋回外側車輪
軸の回転速度と旋回内側車輪軸の回転速度との比である
速度比を車両の旋回半径指令信号として制御する。
【0010】すなわち演算された速度比βが設定速度比
Rの範囲内であれば、車輪軸のブレーキ力を決める出力
中のブレーキ圧力設定信号が継続される。設定速度比R
には上限下限の許容範囲を設ける。複数設定する場合は
設定値が相互に干渉しないようにする。演算された速度
比βが設定速度比Rより小さい場合、すなわち旋回半径
が指令の旋回半径より大きい場合には、旋回内側車輪の
回転速度を減少させるべく、制御手段の圧力設定手段か
ら増圧の設定信号が出力され、ブレーキ圧力制御弁の出
力油圧が高くなる。その結果旋回内側車輪軸のブレーキ
力が増加され、速度比βが設定速度比Rの範囲内の値と
なる。反対に演算された速度比βが設定速度比Rより大
きい場合、すなわち旋回半径が指令の旋回半径より小さ
い場合には、旋回内側車輪の回転速度を増加させるべ
く、制御手段の圧力設定手段から減圧の設定信号が出力
され、ブレーキ圧力制御弁の出力油圧が低くなる。その
結果旋回内側車輪軸のブレーキ力が減少され、速度比が
設定速度比の範囲内の値となる。
【0011】かくして、車体を屈折し操向するホイール
車両の旋回半径を、従来より更に小さくすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
ホイール車両の操向装置の好適実施形態について、図1
を参照して詳細に説明する。
【0013】本発明に係わるホイール車両は、車両の前
車体2と後車体4が連結手段6により、図1において紙
面に垂直な中心軸線を中心として、旋回自在に即ち屈折
自在に連結されている。伸縮自在のアクチュエータであ
る油圧シリンダ8が、シリンダのロッド端を前車体2
に、ヘッド端を後車体4に取り付けて、前車体2と後車
体4との間に介在されている。図示の実施形態において
はシリンダは1個であるが、連結手段6に対して対称に
反対側にも設けて複数にしてもよい。
【0014】車両の前車体2には、左前車輪22a及び
右前車輪22b、車両の後車体4には、左後車輪38a
及び右後車輪38bが取り付けられている。後車体4に
は、原動機(図示しない)からの走行動力を変速する変
速機20が設けられる。変速機20は推進軸28及び5
0により前車体2に設けられている差動装置26及び後
車体4に設けられている差動装置44にそれぞれ接続さ
れている。差動装置26は左前車輪軸30a及び右前車
輪軸30bにより、それぞれ左前車輪22a及び右前車
輪22bに接続されている。左前車輪軸30a及び右前
車輪軸30bにはそれぞれ左前車輪軸ブレーキ34a、
右前車輪軸ブレーキ34bが備えられている。差動装置
44は左後車輪軸46a及び右後車輪軸46bにより、
それぞれ左後車輪38a及び右後車輪38bに接続され
ている。左後車輪軸46a及び右後車輪軸46bにはそ
れぞれ左後車輪軸ブレーキ60a、右後車輪軸ブレーキ
60bが備えられている。
【0015】前記各車輪軸30a、30b、46a、4
6bには、それぞれに対応して車輪軸の回転速度を検出
する車輪軸回転速度検出手段52a、52b、56a、
56bが設けられている。
【0016】前車体2と後車体4との連結手段6の部分
には、前車体2と後車体4との、車両の前後方向で真直
な状態(図示の状態)からの相対的な角度を検出する車
体屈折角度検出手段10が設けられてる。車体屈折角度
検出手段10は、後車体4に設けられたスイッチ10b
と、前車体2に設けられたストッパ10a及び10cと
から構成されており、前車体2と後車体4とが許容最大
屈折角度まで屈折するとスイッチ10bとストッパ10
a及び10cのいずれかとが当接する。
【0017】前記各車輪軸ブレーキ34a、34b、6
0a、60bそれぞれに対応して、ブレーキの作動油圧
を制御するブレーキ油圧制御弁64a、64b、68
a、68bが設けられている。ブレーキ油圧制御弁64
a、64b、68a、68bは電気信号に比例してブレ
ーキ油圧を出力する電磁比例ソレノイド弁で構成されて
いる。
【0018】車両運転席のステアリングホイール72の
近傍の、操作し易い位置に旋回半径指令手段14が設け
られている。旋回半径指令手段14は、車両の旋回半径
を設定速度比Rの信号として制御装置16に出力する。
旋回半径指令手段14には更に、旋回半径指令手段の作
動をオンオフする旋回半径指令手段スイッチ75及び複
数設定された設定速度比Rの中から指示値を選択する指
示値選択手段74が付設されている。設定速度比Rを複
数設定することにより、ホイール車両の稼働場所に合わ
せて旋回半径を任意に選択できる。例えば小旋回、さら
に旋回半径の小さい極小旋回のように2段階に設定して
もよい。極小旋回はホイール車両の走行が少なく、小回
り旋回が要求される所で使われる。
【0019】車両の任意の場所に制御手段16を設ける
ことができる。制御手段16は、車輪軸回転速度検出手
段52a、52b、56a、56bからの信号に基づい
て車両の旋回外側車輪軸回転速度と旋回内側車輪軸回転
速度との比を演算する速度比演算手段82と、速度比演
算手段82により演算された速度比と設定速度比とを比
較する速度比比較手段84と、速度比比較手段84によ
る比較結果に基づいてブレーキ油圧制御弁64a、64
b、68a、68bに圧力設定信号を出力する圧力設定
手段86と、車体屈折角度検出手段10からの信号に基
づいて、設定された車体の屈折角度と検出された屈折角
度とを比較する車体屈折角度比較手段88とを含んでい
る。また圧力設定手段86には、ブレーキ油圧制御弁6
4a、64b、68a、68bへの初期圧力信号設定手
段(図示省略)と、速度比比較手段84による比較結果
に基づいて圧力信号を補正する圧力設定信号補正手段
(図示省略)とが配設されている。
【0020】車体屈折角度の検出には、新規に機構を追
加することなしに、図3に示すように前車体2及び後車
体4の屈折を規制するストッパ80の当接を検出するス
イッチ120を採用することもできる。また図4に示す
ように、車体を屈折するアクチュエータ8の伸縮をスイ
ッチ220により検出して車体屈折角度を検出すること
もできる。
【0021】次に本発明によって構成されたホイール車
両の操向装置の作動手順を、図1と共に図2に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0022】ステップS−1においては、旋回半径指令
手段14がスイッチ75によりONされ、複数の旋回半
径指示値の中から指示値選択手段74により選択された
旋回半径指令値が、設定速度比Rとして制御手段16に
出力される。
【0023】ステップS−2においては、車体屈折角度
検出手段10により車体屈折角度αが検出される。
【0024】ステップS−3においては、小旋回制御を
開始させる車体屈折角度即ち設定角度θと、検出された
車体屈折角度αが比較され、角度が合致すれば次のステ
ップへ進み、αがθに達しない場合は合致するまで前の
ステップに戻る。設定角度θは、前車体2と後車体4と
が最大に屈折する角度に設定されているのが好ましい。
【0025】ステップS−4においては、旋回半径指令
手段14から出力された設定速度比Rを受けて、制御手
段16に含まれる圧力設定手段により、ブレーキ油圧制
御弁64a、64b、68a、68bへ初期圧力設定信
号が出力される。ブレーキ油圧制御弁64a、64b、
68a、68bは受けた信号を電磁比例ソレノイド弁に
よりブレーキ34a、34b、60a、60bへの油圧
力を設定された初期圧力に制御する。ここで前記初期圧
力設定信号は車両が旋回する内側のブレーキ、例えば右
に操向して旋回する時は、右前車輪ブレーキ34bと右
後車輪ブレーキ60bに出力する。
【0026】ステップS−5においては、車輪軸回転速
度検出手段52a、52b、56a、56bにより左前
車輪軸30a、右前車輪軸30b、左後車輪軸46a、
右後車輪軸46bの回転速度がそれぞれ検出され、その
信号が制御手段16に入力される。
【0027】ステップS−6においては、制御手段16
に含まれる演算手段により、車輪軸回転速度検出手段5
2a、52b、56a、56bにより検出された回転速
度に基づいて、速度比βが演算される。
【0028】ステップS−7及びS−9においては、制
御手段16に含まれる速度比比較手段によって、演算さ
れた速度比βと設定速度比Rとが比較される。
【0029】演算された速度比βが設定速度比Rより小
さい場合には、ステップS−8に進み、この場合は旋回
半径は設定旋回半径より大きいので旋回内側車輪の回転
を減少させるべく、制御手段16の圧力設定手段に増圧
の信号が出力され、圧力設定手段の設定圧は高くなりブ
レーキ油圧制御弁64a、64b、68a、68bのう
ち旋回内側車輪軸ブレーキへの出力圧が高くなる。その
結果旋回内側車輪軸のブレーキ力が増加され、速度比β
が設定速度比Rの範囲内の値となる。圧力信号の補正
は、制御手段16に含まれる圧力設定信号補正手段によ
り行われる。ステップS−8において圧力増の補正が行
われた後は、ステップS−5に戻る。
【0030】反対に演算された速度比βが設定速度比R
より大きい場合には、ステップS−10に進み、この場
合旋回半径は設定旋回半径より小さいので旋回内側車輪
の回転を増加させるべく、制御手段16の圧力設定手段
に減圧の信号が出力され、圧力設定手段の設定圧は低く
なりブレーキ油圧制御弁64a、64b、68a、68
bのうち旋回内側車輪軸ブレーキへの出力圧が低くな
る。その結果旋回内側車輪のブレーキ力が減少され、速
度比βが設定速度比Rの範囲内の値となる。圧力信号の
補正は、制御手段16に含まれる圧力設定信号補正手段
により行われる。ステップS−10において圧力減の補
正が行われた後は、ステップS−5に戻る。
【0031】演算された速度比βが設定速度比Rの範囲
内であれば、出力中の圧力設定信号が継続され、ステッ
プS−5に戻る。
【0032】以上の如く、本発明のホイール車両の走行
装置は、車体が最大に屈折した後は、指示された旋回半
径になるように、旋回の内側車輪がブレーキにより制動
制御される。
【0033】
【発明の効果】本発明に従って構成されたホイール車両
の操向装置によれば、従来の車体屈折操向による最小旋
回半径に比べて、車体フレームの構造を変えることな
く、旋回半径を更に小さくすることができる。その結
果、より小さな旋回半径によって小回りができることに
よる作業の能率向上、作業サイクルタイムの減少、また
狭隘な場所で車体の切り返しをしないで操向が可能とな
る等の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたホイール車両の操向
装置の主要構成要素を示す概略図。
【図2】本発明に従って構成されたホイール車両の操向
装置の作動手順の一部を示すフローチャート。
【図3】車体屈折角度検出手段の他の実施形態を示す概
略図。
【図4】車体屈折角度検出手段の他の第2の実施形態を
示す概略図。
【符号の説明】
2:前車体 4:後車体 6:連結手段 8:アクチュエータ 10:車体屈折角度検出手段 14:旋回半径指令手段 16:制御手段 34a、34b、60a、60b:車輪軸ブレーキ 52a、52b、56a、56b:車輪軸回転速度検出
手段 64a、64b、68a、68b:ブレーキ油圧制御弁 82:速度比演算手段 84:速度比比較手段 86:圧力設定手段 88:車体屈折角度比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−149557(JP,A) 特開 平3−258663(JP,A) 特開 昭53−142731(JP,A) 実開 昭63−85568(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 12/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の前車輪、該左右の前車輪に動力を
    伝える車輪軸及び該車輪軸を制動するブレーキを備える
    前車体と、左右の後車輪、該左右の後車輪に動力を伝え
    る車輪軸及び該車輪軸を制動するブレーキを備える後車
    体と、該前車体と該後車体とを屈折自在に連結する連結
    手段と、一端を該前車体に取り付け、他端を該後車体に
    取り付けた伸縮自在なアクチュエータとを備え、該アク
    チュエータにより該連結手段を中心に該前車体と該後車
    体とを屈折せしめて操向を行うホイール車両の操向装置
    において、 該操向装置は更に、該前車体及び後車体の車輪軸の回転
    速度を検出する車輪軸回転速度検出手段と、該前車体と
    該後車体との屈折角度を検出する車体屈折角度検出手段
    と、該前車体及び後車体の車輪軸ブレーキの油圧を制御
    するブレーキ油圧制御弁と、車両の旋回外側の前車体及
    び後車体の車輪軸回転速度と車両の旋回内側の前車体及
    び後車体の車輪軸回転速度との比で設定される設定速度
    比として車両の操向旋回半径を指令する旋回半径指令手
    段と、制御手段とを含み、該旋回半径指令手段は、複数の旋回半径指示値を切り換
    える指示値選択手段を備え、 該制御手段は、該車輪軸回
    転速度検出手段からの信号に基づいて該旋回外側車輪軸
    回転速度及び該旋回内側車輪軸回転速度との比を演算す
    る速度比演算手段と、該速度比演算手段により演算され
    た速度比と該設定速度比とを比較する速度比比較手段
    と、該速度比比較手段による比較結果に基づいて該ブレ
    ーキ油圧制御弁に該設定圧力信号を出力する圧力設定手
    段とを含み、 該前車体と後車体とが最大に屈折した後は、該旋回半径
    指令手段により指示された旋回半径になるように、旋回
    の内側車輪がブレーキにより制動制御される、ことを特
    徴とするホイール車両の操向装置。
  2. 【請求項2】 該車体屈折角度検出手段は、該連結手段
    部において該前車体と該後車体との相対位置を検出する
    ことを特徴とする、請求項1記載のホイール車両の操向
    装置。
  3. 【請求項3】 該車体屈折角度検出手段は、該前車体と
    該後車体との屈折ストッパの当接を検出することを特徴
    とする、請求項1記載のホイール車両の操向装置。
  4. 【請求項4】 該車体屈折角度検出手段は、該アクチュ
    エータの伸縮を検出することを特徴とする、請求項1記
    載のホイール車両の操向装置。
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