JP3198334U - 液体収容ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】適宜サイズのコットンやティッシュペーパに消毒剤や化粧水等の液体を塗布して使用でき、携帯に適した液体収容ケースを提供する。【解決手段】液体収容ケース1は、ヒンジ部4を介して連結された半球形状のケース本体2と外蓋3とを有し、消毒液等の液体をパッド8に含浸したスタンプ台7をケース本体2に設け、さらにケース本体2と外蓋3との間に、パッド8を覆う仕切り板12が設けられる。外蓋3をケース本体2に対して閉じると、液体収容ケース1は、外観が球形状となる。【選択図】図2
Description
本考案は、消毒液や化粧水等の液体が含浸するスポンジや不織布等のパッドを開閉可能な携帯用のケースに収容した液体収容ケースに係り、特に、乾燥しているコットンやティッシュペーパ等とパッドとを分離して収容できる液体収容ケースに関する。
コットンやティッシュペーパに消毒液や化粧水等の液体を予め浸透させたウエットコットン、ウエットティッシュは、密閉容器内に収容されて乾燥が防止される(特許文献1)。
引用文献1に開示されるウエットコットン、ウエットティッシュ(以下、ウエットティッシュを例にして説明する)は、製造工場で密閉容器内に収容され、所定の開口部からウエットティッシュを一枚ずつ取り出して使用する。そして、ウエットティッシュを最後まで使い切ると密閉容器は廃棄され、密閉容器が再利用に供されることはない。
ところで、特許文献1に開示される密閉容器はテーブルや机に置いて使用するのに適したサイズであるため、携帯するには不向きである。
また、密閉容器に収容されるウエットティッシュで例えば指先などの僅かな部分を拭く場合、実際に使用に供されるウエットティッシュは一部分だけあることが多く、無駄が多い。
本考案の目的は、このような課題を解決するためになされたもので、適宜サイズのコットンやティッシュペーパに消毒液や化粧水等の液体を塗布して使用でき、携帯に適した液体収容ケースを提供しようとするものである。
〔考案1〕 上記目的を達成するために、考案1の液体収容ケースは、液体を含浸したパッドが内部に配置される第1の容器部と、前記第1の容器部に対してヒンジ部を介して開閉可能に連結された第2の容器部と、前記第1の容器部と前記第2の容器部との間に配置され、前記パッドを覆う仕切り板とを備えることを特徴とする。
〔考案2〕 さらに、考案2の液体収容ケースは、考案1の液体収容ケースにおいて、前記第1の容器部内の温度、湿度その他の環境状態に応じて表示状態が変化する表示部を備えることを特徴とする。
〔考案3〕 さらに、考案3の液体収容ケースは、考案1及び2のいずれか1の液体収容ケースにおいて、前記第2の容器部の開閉回数に応じて表示状態が変化する表示部を備えることを特徴とする。
〔考案4〕 さらに、考案4の液体収容ケースは、考案1乃至3のいずれか1の液体収容ケースにおいて、当該液体収容ケース内に笛を設け、又は前記仕切り板を笛構造としたことを特徴とする。
〔考案5〕 さらに、考案5の液体収容ケースは、考案1乃至4のいずれか1の液体収容ケースにおいて、当該液体収容ケースに接続される導電性を有する紐部材を備え、前記紐部材を前記パッドと電気的に接続したことを特徴とする。
以上説明したように、考案1の液体収容ケースによれば、消毒液や化粧水等の液体を液漏れなく液体収容ケース内に収容しているため、携帯性に優れている。また、第2の容器内には、例えば乾いたコットン等を収容することができる。この場合、仕切り板により乾いたコットン等と液体で濡れているパッドとは隔離されるため、コットン等がパッドの液体で濡れるのが防止される。さらに、乾いたコットン等を適宜のサイズにちぎってパッドに押し当てて液体をコットン等に浸み込ませ、汚れなどを拭きとることができ、液体やコットン等を無駄なく使用することができる。
さらに、考案2の液体収容ケースによれば、表示部の表示によりパッドの環境変化を把握することができるので、パッドの交換又は液体収容ケースの買い替えの目安とすることができる。
さらに、考案3の液体収容ケースによれば、表示部の表示により第2の容器部の開閉回数に応じたパッドの環境変化を把握することができるので、パッドの交換又は液体収容ケースの買い替えの目安とすることができる。
さらに、考案4の液体収容ケースによれば、被災時に笛を吹いて自分の居場所を知らせることができる。
さらに、考案5の液体収容ケースによれば、液体収容ケースを例えば携帯電話の携帯ストラップの装飾部品として使用する場合、携帯電話に帯電した静電気がパッドの液体をイオン化し、パッドの液体をコットン等に浸み込ませて拭き取ると、汚れが取れやすくなる。
以下、本考案を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1から図4は本考案の第1の実施形態を示す。
〔第1の実施形態〕
図1から図4は本考案の第1の実施形態を示す。
本実施形態の液体収容ケース1は、中空の球体に形成されている。液体収容ケース1は、中心点を通る平面を対称に2等分した中空半球体の球殻形状に形成された第1の容器部である第1半球部2と第2の容器部である第2半球部3を有する。第1半球部2と第2半球部3は、図2に示すように、ヒンジ部4を介して連結される。第1半球部2と第2半球部3はヒンジ部4と共に合成樹脂材により一体的に形成される。
本実施形態において、第1半球部2をケース本体とし、第2半球部3を外蓋と称して以下説明する。外蓋3はヒンジ部4を介してケース本体2に開閉可能に連結される。外蓋3をケース本体2に閉じた状態において、ケース本体2と外蓋3とは、開口部の外周端面同士が密着して当接する。
ケース本体2には、ヒンジ部4とは反対側にロック爪5が設けられている。ロック爪5は、ケース本体2の開口面から外方に向けて突出する。外蓋3の壁部には、ヒンジ部4とは反対側に、ロック爪5が係合する係合孔6が形成されている。ケース本体2に対して外蓋3を閉じると、ロック爪5が係合孔6に係合し、ケース本体2と外蓋3とがロックする。
ロックを解除する場合は、ケース本体2の外周面に二重丸で表示したマークPを指で押す。マークPの部分が内側に押されると、マークPの周辺が内側に弾性変形するのに伴ってロック爪5も内側に移動し、ロック爪5が係合孔6から外れてロックが解除される。
ケース本体2内には、塗布液スタンプ台7が配置される。塗布液スタンプ台7は、消毒液や化粧水等の液体(以下、消毒液を例にして説明する)が含浸されるスポンジや不織布等のパッド8と、パッド8を収容するパッドホルダー9とを有する。パッドホルダー9は、図4に示すように、ケース本体2の開口の内径と同径の外径に形成されたつば部10と、つば部10の内側に形成されたパッド収容凹部11とを有する。パッド収容凹部11は円形の開口に形成され、円盤形状のパッド8が収容される。
ケース本体2と外蓋3との間には、円盤形状の仕切り板12が回動可能に配置される。仕切り板12は、パッド8を覆って消毒液が蒸発するのを防止すると共に、外蓋3内に収納される乾いたコットンやティッシュペーパ等に消毒液が流出するのを防止する。図3及び図4に示すように、仕切り板12の外周の一部には、軸部13が形成される。軸部13は、パッドホルダー9のつば部10の上面に形成した対向する支持部14、15の間に軸支される。仕切り板12は、軸部13を回動支点として回動可能に支持部14、15に支持される。支持部14、15はヒンジ部4側に配置される。
パッド8は、パッドホルダー9の上端よりも上方に僅かな高さだけ突出している。このため、仕切り板12はパッド8の前記突出した部分を覆うように凹状に形成され、中蓋として機能する。したがって、仕切り板12の先端側を押し上げると中蓋である仕切り板12が開き、パッド8の上面が現れる。
本実施形態において、パッド8は、パッドホルダー9を利用してケース本体2の内部に配置されるが、本考案はこれに限定されるものではない。例えばパッド8をケース本体2の内形状に合わせた形状とし、直接ケース本体2の内部に配置するようにしても良い。この場合は、スタンプ台7は不要である。
また、パッドホルダー9は、パッド収容凹部11内にパッド8を収容しているが、パッド収容凹部11を廃止して単にフランジ部10に開口を形成した構成としても良い。この場合、パッド8は、ケース本体2の内部形状に合わせた形状としても良い。
さらに、パッド収容凹部11の開口を円形の形状としているが、正方形、長方形、五角形、六角形等の多角形形状、その他任意の形状としても良い。スタンプ台7は、予めパッド8に消毒剤、化粧水等の液体を予め含浸させ、仕切り板12によりパッド8を覆った状態を交換カートリッジとし、ケース本体2に交換可能に取り付けるようにしても良い。交換カートリッジのスタンプ台7は、包装材により密封包装した状態で提供できるようにしても良く、この場合は予備のスタンプ台7として携帯することができる。
一方、外蓋3の内側は半球殻形状の空間に形成されている。外蓋3の内側には、例えばコットン、ティッシュペーパ、ガーゼ等の衛生材料16を収容する。液体収容ケース1の携帯性を考慮し、液体収容ケース1の外径を例えば約3〜5cm程度とした場合、消毒液が未塗布の小さく切った衛生材料16を外蓋3内に複数詰め込むことができる。
液体収容ケース1は、例えばバック等に入れて持ち運びすることができる。また、ストラップに取り付けてバック等に吊るして持ち運ぶことができる。
ユーザは、液体収容ケース1を使用する場合、マークPの部分を押してロック爪5を係合孔6から外してロック解除し、外蓋3を大きく開き、コットン又はティッシュペーパ等の衛生材料16を取り出す。
次に、ユーザは仕切り板12を開いて塗布液スタンプ台7のパッド8を露出させ、衛生材料16をパッド8に押し付け、消毒液を衛生材料に浸み込ませる。そして、ユーザは例えば指などを拭いて消毒する。
液体収容ケース1の使用が終了すると、中蓋である仕切り板12を閉じて消毒液の蒸発を防止し、外蓋3の内側に収納した衛生材料16に消毒液が触れることを防止する。さらに、外蓋3を閉じると係合孔6にロック爪5が係合し、外蓋3がケース本体2に密着状態で固定される。
本実施形態によれば、消毒液をケース本体2に設けた塗布液スタンプ台7のパッド8に含浸させているので、液体収容ケース1の携帯中に消毒液が漏れることがない。コットンやティッシュペーパは、適宜のサイズに切ってパッド8に押し当てて消毒液を浸み込ませることができるので、消毒液及びコットンやティッシュペーパの無駄を防止することができる。
また、液体収容ケース1の不使用時には仕切り板12によりパッド8が覆われているので、消毒液の蒸発が防止でき、長期間の使用が保証される。
外蓋3の内側にコットン又はティッシュペーパ等の衛生材料16を収納することができるので、使用時にコットン等を探すことがない。
本実施形態では、ケース本体2と外蓋3とを球体の中心点を通る平面を対称に2等分した中空半球体の球殻形状に形成しているが、ケース本体2と外蓋3を非対称形状としても良い。また、液体収容ケース1を円筒形状の筒体とし、長手方向に沿って2つの筒体部に分割し、2つの筒体部をヒンジ部を介して連結するようにしても良い。その際、2つの筒体部の当接面を軸方向に対して直角な面としても、傾斜した面としても良い。この場合、筒体部には、円柱形状のパッド8を直接装着するようにしても良い。
また、本実施形態では、液体収容ケース1の外観を球形状に構成したが、これに限らず、耳や目を付けてウサギや猫等の動物の頭部を模した形状に構成しても良い。これにより、中高校生をターゲットにして学生カバンに付けられる製品にすることができる。
〔第2の実施形態〕
図5は第2の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1の内部温度、内部湿度を仕切り板12に設けた温度マーク21と湿度マーク22により表示させ、高温度、低湿度を表示した場合にパッド8の湿り気状態の判断の目安とする。なお、図5において、第1の実施形態で示す液体収容ケース1の部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図5は第2の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1の内部温度、内部湿度を仕切り板12に設けた温度マーク21と湿度マーク22により表示させ、高温度、低湿度を表示した場合にパッド8の湿り気状態の判断の目安とする。なお、図5において、第1の実施形態で示す液体収容ケース1の部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図5において、仕切り板12の外側面(上面)に温度マーク21を設け、仕切り板12の内側面に湿度マーク22を設けている。なお、温度マーク21と湿度マーク22の両マークを設ける必要はなく、温度マーク21と湿度マーク22のいずれか一方のみを設けるようにしても良い。また、温度マーク21と湿度マーク22は仕切り板12ではなく、パッドホルダー9のフランジ部10の上面に設けるようにしても良い。さらに、温度マーク21と湿度マーク22をケース本体2の内周面や外蓋3の内周面に設けるようにしても良い。この場合、ケース本体2や外蓋3を透明材料で形成すると、液体収容ケース1の外側から温度表示、湿度表示を確認することができる。
また、温度マーク21、湿度マーク22を液体収容ケース1の外周面に設け、液体収容ケース1の内部温度、内部湿度を表示するようにしても良い。
温度マーク21は、例えば花模様に表示される。花模様の温度マーク21は、温度によって異なった色に発色する。このようなマーク部21は、例えばサーモクロミクスインク(H.W.サンズ社TCLインク)を用いて印刷等により表示される。
湿度マーク22は、例えば複数のマーク部(図5では星印で示す)22a〜22cを有する。マーク部22a〜22cは、それぞれ湿度によってピンク色から青色に変化する。青色に変化した部分のマーク部22a〜22cより湿度を把握することができる。マーク部22a〜22cは、湿度指示インク(富士ゲル産業株式会社製)により表示することができる。
本実施形態において、温度マーク21が高温を表示し続けた場合、湿度マーク22が低湿度を表示し続けた場合には、スタンプ台7の消毒液の蒸発が進むため、パッド8の湿り気が失われる。このため、温度マーク21の花模様が高温度の色に変化し、また湿度マーク22が低湿度を表示すると、ユーザは塗布液スタンプ台7の交換時期に達したと判断することができる。また、スタンプ台7がケース本体2に固着されている構造では、液体収容ケース1自体の寿命と判断し、買い替えの目安とすることができる。
〔第3の実施形態〕
図6は第3の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1の外蓋3の開閉回数に応じて、塗布液スタンプ台7のパッド8の湿り具合が乾燥しているか濡れているかを判断できるようにしたものである。なお、図6において、第1の実施形態で示す液体収容ケース1の部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図6は第3の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1の外蓋3の開閉回数に応じて、塗布液スタンプ台7のパッド8の湿り具合が乾燥しているか濡れているかを判断できるようにしたものである。なお、図6において、第1の実施形態で示す液体収容ケース1の部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図6において、外蓋3の開閉回数をカウンタ30によりカウントする。カウンタ30は、筐体31内に回転ドラム32を一方向にステップ回転可能に取り付けられている。
図6(a)の拡大図Dに示すように、回転ドラム32は、長手方向の外周面が筐体31の上面に設けた覗窓33に臨むように取り付けられている。回転ドラム32の外周面には、長手方向に沿った螺線34が1ピッチ分描かれる。螺線34を挟んで一方の領域35を例えば赤色で表示している。
回転ドラム32が時計回り方向にステップ回転すると、覗窓33に臨む領域35の面積が増え、外蓋3の開閉回数が増えたことを示す。
筐体31内には、複数の歯車等で構成される不図示のカウントアップ機構が内蔵される。図6(b)に示すように、筐体31内から上方に突出するプッシュロッド36が不図示のばねのばね力に抗して一回押し下げられると、前記カウントアップ部の第1歯車を1ステップだけ回転させる。第1歯車が1回転すると、第2歯車が1ステップ回転し、第2歯車が1回転すると、例えば回転ドラム32が1ステップだけ回転する。プッシュロッド36の上端は外蓋3の開口端と当接可能な位置に配置され、外蓋3が閉じられる際に、プッシュロッド36を押し下げる。プッシュロッド36が押し下げられると、外蓋3の開閉回数を一回カウントする。
外蓋3の開閉回数が多くなると、覗窓33に臨む回転ドラム32の領域35の表示面積が増えるので、外蓋3の開閉回数が増えたことが直感的に認識できる。すなわち、回転ドラムは、外蓋3の開閉回数に応じて表示状態が変化する表示部をなす。したがって、覗窓33に占める領域35の赤色が多くなると、パッド8の乾燥が進んでいると判断できる。カウンタ30のカウント結果に基づいて、塗布液スタンプ台7の交換を促し、また液体収容ケース1自体の買い替えを促す効果が得られる。
なお、カウンタ30を第2の実施形態の構成に付加するようにしても良い。
〔第4の実施形態〕
図7は第4の実施形態を示す。
〔第4の実施形態〕
図7は第4の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1に笛の機能を付加し、被災時などの際に笛を吹くことで自身の居場所を知らせることができるようにしたものである。なお、図7において、第1の実施形態で示す液体収容ケース1の部材と同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図7は、液体収容ケース1を上下逆にして描いたもので、ケース本体1の底部を上にして示している。本実施形態において、液体収容ケース1のケース本体2内に笛40を取り付けている。笛40は、吹き口41をケース本体2の底部に設けた孔部42合わせてケース本体2の内壁面に接着剤により接着される。
笛40は、パッドホルダー9(不図示)の底面との間に形成された空間内に配置され、歌口43から出る音がケース本体2内で共鳴する。なお、笛40を吹いたときにケース本体2内に吹き込まれた空気は、排気口44からケース本体2の外に排気される。
吹き口40が臨む孔部42及び排気口44は通常不要な孔であるため、粘着テープなどで取り外し可能に塞ぎ、埃等の侵入を防止することが望ましい。
本実施形態では、ケース本体2に笛40を設けた構成を示しているが、外蓋3に設けても良い。また、仕切り板12の一部に笛を設け、仕切り板12を笛構造とするようにしても良い。さらに、笛40をケース本体2の孔部42に対して外側から取り外し可能に差し込み、笛40をケース本体2の孔部42から抜き取って使用するようにしても良い。
〔第5の実施形態〕
図8は第5の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1内に設けた塗布液スタンプ台7のパッド8に含浸している消毒液をイオン化するようにしたものである。
図8は第5の実施形態を示す。
本実施形態は、液体収容ケース1内に設けた塗布液スタンプ台7のパッド8に含浸している消毒液をイオン化するようにしたものである。
図8において、液体収容ケース1は、携帯ストラップ50の飾り物品として使用される。携帯ストラップ50は、導電性を有する紐部材51及び連結リング52に連結される。液体収容ケース1は、ケース本体2と外蓋3と、パッドホルダー9を金属で形成している。図8において、紐部材51を外蓋3の頂部に設けているが、ケース本体2の底部に設けても良い。
携帯ストラップ50は、携帯電話やスマートフォン等の携帯端末53に連結される。携帯端末53は例えばユーザの指等で擦られることで表面が帯電する。帯電電圧は紐部材51を通して飾り物品である液体収容ケース1に加わり、液体収容ケース1内の消毒液をイオン化する。
本実施形態において、紐部材51とパッド8とを電気的に接続するために、ケース本体2と外蓋3と、パッドホルダー9を金属で形成しているが、このような構成に限定されることはない。例えば、外蓋8の内周面に導電パターンを形成し、前記導電パターンの一端をパッド8に接触させ、前記導電パターンの他端を紐部材51に電気的に接続するようにしても良い。要するに、紐部材51とパッド8が電気的に接続できればどのような構成であっても良い。
イオン化された消毒液を浸み込ませたコットンにより指などを拭くと、汚れが落ちやすいという効果が得られる。
P…マーク、 1…液体収容ケース、 2…第1半球部(第1の容器部)、 3…第2半球部(第2の容器部)、 4…ヒンジ部、 5…ロック爪、 6…係合孔、 7…塗布液スタンプ台、 8…パッド、 9…パッドホルダー、 10…つば部、 11…パッド収容凹部、 12…仕切り板(中蓋)、 13…軸部、 14,15…支持部、 16…衛生材料、 21…温度マーク、 22…湿度マーク、 22a〜22c…マーク部、 30…カウンタ、 31…筐体、 32…回転ドラム、 33…覗窓、 34…螺線、 35…領域、 36…プッシュロッド、 40…笛、 41…吹き口、 42…孔部、 43…歌口、 44…排気口、 50…携帯ストラップ、 51…紐部材、 52…連結リング
Claims (5)
- 液体を含浸したパッドが内部に配置される第1の容器部と、
前記第1の容器部に対してヒンジ部を介して開閉可能に連結された第2の容器部と、
前記第1の容器部と前記第2の容器部との間に配置され、前記パッドを覆う仕切り板とを備えることを特徴とする液体収容ケース。 - 請求項1において、
前記第1の容器部内の温度、湿度その他の環境状態に応じて表示状態が変化する表示部を備えることを特徴とする液体収容ケース。 - 請求項1及び2のいずれか1項において、
前記第2の容器部の開閉回数に応じて表示状態が変化する表示部を備えることを特徴とする液体収容ケース。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
当該液体収容ケース内に笛を設け、又は前記仕切り板を笛構造としたことを特徴とする液体収容ケース。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
当該液体収容ケースに接続される導電性を有する紐部材を備え、前記紐部材を前記パッドと電気的に接続したことを特徴とする液体収容ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015001914U JP3198334U (ja) | 2015-04-16 | 2015-04-16 | 液体収容ケース |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018052587A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | キョーラク株式会社 | 電子レンジ殺菌用包装袋 |
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- 2015-04-16 JP JP2015001914U patent/JP3198334U/ja not_active Expired - Fee Related
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