JP3198134U - 足枕式健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人体の大腿部や下腿部に当て、身体の良好な状態を維持・回復するための健康器具を提供する。【解決手段】幅Wが長く、奥行Dが短い水平な矩形平板の台座11の上側平面部に、軸方向に垂直な断面の上側が略半円形の6〜10個のそれぞれの棒状体12を突出させて、第1の方向に平行で等間隔に配設し、各棒状体の上方頂部を結ぶ線が、中央部が高く両側に従って低い略円弧を形成する構造とし、棒状体の側を人体の大腿部や下腿部に当て、人体の自重を利用した押圧により指圧状態を得ることを特徴とする足枕式健康器具とする。【選択図】図1

Description

本考案は、人体の大腿部や下腿部に当て、身体の良好な状態を維持・回復するための健康器具に関する。
これまで、床面やベッド面に設置し、横たわって人体の脚部を装置の上に置いて疲れを取る器具がある。例えば、低反発発砲ポリウレタンの枕本体の上面に斜面部、丘部、窪み部、山部、段丘部が形成され、使用者は仰向けで下肢の膝から下の部分を足枕の形状に合わせて載せるという例が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、床面に設置し横たわった人体の腰部に当てて腰部障害の治癒や腰部の正常な健康維持を目的とした健康器具は各種のものが考えられており、例えば台板に円面棒状の突起部を設けた例が開示されている(例えば、特許文献2参照)。また、床面設置型ではない方式で、平板に半円筒状の突出部を設けた例が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−260265号公報 特開2006−34904号公報(第4頁、図1) 実用新案登録第3112160号公報(第7頁、図1)
各人は、身長、体重等さまざまに違いがあるため、何時でも何処でも利用できる手軽な器具がなく不快な状態を解消できないでいる。そこで本考案はそれぞれの人体ごとに適合する健康器具を提供することを目的とする。
第1の方向(幅W)が長く、第1の方向に直角な第2の方向(奥行D)が短い水平な矩形平板の台座11の上側平面部に、軸方向に垂直な断面の上側が略半円形の6〜10個のそれぞれの棒状体12を突出させて、第1の方向に平行で等間隔に配設し、第1の方向から見た第1方向に垂直な断面において、各前記棒状体の上方略頂部を結ぶ線が、前記台座の中央部が高く両側に従って低い略円弧を形成する構造とし、前記棒状体の側を人体の大腿部や下腿部に当て、人体の自重を利用した押圧により指圧状態を得ることを特徴とする足枕式健康器具とする。
より具体的には、前記台座が、第1の方向(幅W)が35〜45cm、第2の方向(奥行D)が25〜35cm、高さHが1.5〜3cmであり、前記棒状体の断面の半円形が、半径rが0.5〜1.5cm、高さhが0.5〜2.0cmであって、長さが前記台座の幅Wの寸法と略同一の棒状とした構造としたことを特徴とする請求項1に記載の足枕式健康器具とする。
使用方法は、本考案の足枕式健康器具を、前記棒状体の方向を人体の上下方向に対しておおよそ直角に置き、下腿部(すね)、膝、大腿部(ふともも)を載せて、適宜移動させながら、人体の自重を利用した押圧により、押し上げ揉み上げる状態を図り指圧状態とし、脚部のつぼを刺激し良好な状態を維持・回復する。
上述のように、本考案の足枕式健康器具は各人の自重を利用するものであるため、身体に過度の負担をかけることなく、また利用者がそれぞれに合った状態で使用でき、安全性に優れており長時間使用することができる。また、本考案の足枕式健康器具を床に置いて足踏みすると足裏のつぼの刺激になる。
本考案の健康器具全体の形状を表す斜視図である。 本考案のA−A断面で示す説明図である。 本考案の台座に取り付けた棒状体の詳細を示す断面図である。 本考案の使用状態を説明する平面図である。
以下、本考案による実施例を図1〜4によって詳細に説明する。
図1は本考案による実施例の健康器具の全体を斜視図で示す。図2は図1のA−A断面で表す説明図である。
本考案の水平な台座11は、第1の方向の幅Wが長く、第1の方向に直角な第2の方向の奥行Dが短い矩形平板であって、その幅Wは、人体のそろえた大腿部や下腿部の幅を参考として余裕をもって少し大きめとする。台座11の高さをHとして、台座11の上側平面部に、軸方向に垂直な断面の上側が略半円形の6〜10個の棒状体12を突出させて、第1の方向に平行で等間隔に配設する。
棒状体12の形状は、軸方向に垂直な断面が上側が半径rの略半円形で、第1の方向に平行で適宜間隔をあけて複数配設する。
台座11の大きさは、人体の大きさを考慮して幅Wは35〜45m、奥行きDは25〜35cm、高さHは1.5〜3cmとする。
図2に台座11の上面に配設した棒状体12の詳細を示す。この棒状体は台座11の上面に接着あるいは着装して固定しても、台座と一体で成形してもかまわない。この半円形の棒状体12の断面形状は、正確な半円でなくてもよく、半径rは0.5〜1.5cmとする。棒状体の台座上面からの高さhは、第1の方向から見た第1方向に垂直な断面において、台座の中央部の12aが高く両側に従って順次12b、12c、12dと低くなるように、各棒状体の上方頂部を結ぶ線が、中央部高く両側に従って低くなるように略円弧を形成する構造とする。長さは前記台座の奥行き寸法Dと略同一の棒状とした形状が好ましい。
台座又は棒状体の材質は木製であってもプラスチックスなどの高分子材料であってもよい。
また、当該品全体は布やタオル地による外装袋で覆って使用してもよい。
図4は本考案の使用状態を説明する平面図である。敷き布団やシーツ13の上に頭を載せる枕14を置いた状態で、本考案の足枕式健康器具を、敷き布団の上に、前記棒状体の方向を人体の上下方向におおよそ直角に置き、下腿部(すね)10a、膝10b、大腿部(ふともも)10cの位置で、適宜移動させながら、人体の自重を利用した押圧により、押し上げ揉み上げる状態を図り指圧状態とし、人体のつぼを刺激し良好な状態を維持・回復する。
10 足枕式健康器具
11 台座
12 棒状体
W 台座の幅
D 台座の奥行
H 台座の高さ
h 棒状体の高さ
r 棒状体の半径

Claims (2)

  1. 第1の方向(幅W)が長く、第1の方向に直角な第2の方向(奥行D)が短い水平な矩形平板の台座11の上側平面部に、軸方向に垂直な断面の上側が略半円形の6〜10個のそれぞれの棒状体12を突出させて、第1の方向に平行で等間隔に配設し、第1の方向から見た第1方向に垂直な断面において、各前記棒状体の上方略頂部を結ぶ線が、前記台座の中央部が高く両側に従って低い略円弧を形成する構造とし、前記棒状体の側を人体の大腿部や下腿部に当て、人体の自重を利用した押圧により指圧状態を得ることを特徴とする足枕式健康器具。
  2. 前記台座が、第1の方向(幅W)が35〜45cm、第2の方向(奥行D)が25〜35cm、高さHが1.5〜3cmであり、前記棒状体の断面の半円形が、半径rが0.5〜1.5cm、高さhが0.5〜2.0cmであって、長さが前記台座の幅Wの寸法と略同一の棒状とした構造としたことを特徴とする請求項1に記載の足枕式健康器具。
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