JP3198076U - 出力スイッチングシステムおよび磁界センサーのための方法 - Google Patents

出力スイッチングシステムおよび磁界センサーのための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対象エレメントに対し、後に適用するための最適なスイッチング閾値を予測できるセンサーシステムを提供する。【解決手段】複数の対象エレメントを備える対象ホイールと、センサー回路130に接続されたセンサーエレメントを備えるセンサーとを備えているセンサーシステムであって、センサーエレメントは、対象ホイールの回転を検出し、複数の対象エレメントのそれぞれについての極大値及び極小値を有する出力信号(センサー回路の入力信号132)を提供するよう構成されており、センサー回路は、複数の対象エレメントのうちの1つの対象エレメントに関する少なくとも1つの極大値及び少なくとも1つの極小値を用いて、当該1つの対象エレメントに対して後に適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されていることを特徴とする。【選択図】図7

Description

考案の詳細な説明
〔関連出願〕
本願は、米国仮出願No. 61/643,677(2012年5月7日出願)に基づく優先権の利益を主張するものであり、当該米国仮出願は、参照することによってその全体が本願に取り込まれる。
〔技術分野〕
本考案は、一般にセンサーに関するものであり、より具体的には、出力スイッチングシステム、および磁気センサーのための方法に関する。
〔背景〕
磁界センサーは、様々に適用される。その一つは、自動車のエンジン管理への適用である。例えば、回転する歯や磁極ホイールに関連付けられた磁界センサー、及び、バックバイアス磁石は、カムシャフトの回転及び/又は位置を検出することに用いることができる。
エンジン排気を減少させるために、エンジンをより正確に制御することが望まれている。これは、少なくとも部分的には、より正確なセンサーをより上手に用いることにより提供され得る。ここで、センサー信号は、(1)磁界の強さ、及び(2)センサーと対象エレメントとの間の距離の双方に依存するので、上記「より正確なセンサー」とは、例えば、改善された出力スイッチングを提供し、センサー及び回転エレメントの相対的な位置への依存性がより少ないもののことを指す。
出力スイッチング閾値を決定するための従来の典型的な解決策は、現在の信号特性への反応としてのゆっくりとした調整(regulation)に基づく反応性を用いることである。一般的に、2つのアプローチ(第1のアプローチ、並びに第2のアプローチ)のうちの1つが採用される。第1のアプローチは、図1Aに示すように、全体的なパターン変化に追随するゆっくりとした適合を伴う全体的なパターンに亘って、単一の閾値を設定することである(遅い反応性アルゴリズム)。第2のパターンは、図1Bに示すように、信号の極大値及び信号の極小値の最後の組に従って連続的に適合することである(速い反応性アルゴリズム)。これらのアプローチは、それぞれ、位相再現性及びぶれ(run-out)(例えば、軸上に中心がとれていない歯や磁極ホイールのふらつき(wobble))、並びに、頑健性(振幅変調(amplitude modulation))を改善する一方で、準最適な(sub-optimal)位相の正確性を提供する。さらに、図2では、上述したカムシャフトの例に用いることが可能な従来のセンサー信号処理システムの概念図が示されている。出力が状態を変化させる点(point)は、オフセット調整ループ(offset regulation loop)によって提供されるフィードバック信号の量によって規定される。前方への信号経路(アナログ信号処理ブロック)に存在するアンチエイリアスフィルタ(anti-aliasing filter)によって決定されるゆっくりとしたループ反応は、オフセット調整ループにおける更新のタイミングと量を、好ましくは、頻度の低い更新へと抑制する。このゆっくりとした反応は、寄生スイッチング(parasitic switching)の原因ともなり得るものであり、望ましいものではない。
それゆえ、より改善された出力スイッチングシステムおよび方法が必要とされている。
〔まとめ〕
実施形態は、例えば、センサーのような最適なスイッチング閾値を決定するシステムおよび方法に関する。
実施形態において、センサーシステムは、複数の対象エレメントを備える対象ホイールと、センサー回路に接続されたセンサーエレメントを備えるセンサーとを備えているセンサーシステムであって、上記センサーエレメントは、上記対象ホイールの回転を検出し、上記複数の対象エレメントのそれぞれについての極大値及び極小値を有する出力信号を提供するよう構成されており、上記センサー回路は、上記複数の対象エレメントのうちの1つの対象エレメントに関する少なくとも1つの極大値及び少なくとも1つの極小値を用いて、当該1つの対象エレメントに対して後に適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている。
実施形態において、方法は、センサーエレメントによって、対象ホイールの第1回目の回転の間に、各対象エレメントについて極大値及び極小値を検出する第1の工程と、特定の対象エレメントに関する少なくとも1つの極大値及び少なくとも1つの極小値を用いて、上記対象ホイールの少なくとも次の1回の回転における上記対象エレメントについての最適なスイッチング閾値を予測する第2の工程とを含んでいる。
実施形態において、センサーは、入力信号を提供するよう構成されたセンサーエレメントと、上記入力信号を受信するために上記センサーエレメントに接続されたセンサー回路とを備え、当該センサー回路は、上記入力信号の一部を、上記入力信号の一部について予測された最適なスイッチング閾値と比較し、上記比較結果に応じて当該センサー回路の出力を切り替えるように構成されたコンパレータを備えている。
〔図面の簡単な説明〕
本考案は、添付の図面に関連する本考案の様々な実施形態についての以下の詳細な説明を考慮して、より完全に理解されるであろう。
図1Aは、従来の単一の閾値の実施形態に関する信号図である。
図1Bは、従来の反応性閾値の実施形態に関する信号図である。
図2は、従来の反応性閾値の実施形態に関する信号図である。
図3は、一実施形態に係る対象ホイール及びセンサーシステムのブロック図である。
図4は、一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
図5Aは、一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
図5Bは、一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
図5Cは、一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
図6は、一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
図7は、一実施形態に係る回路ブロック図である。
図8Aは、一実施形態に係る回路ブロック図である。
図8Bは、図8Aの実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。
本考案は、様々な変形および選択方式に従い、その仕様は、図面の例によって示され、詳細に記述されるであろう。しかしながら、その意図は、本考案を、後述の特定の実施形態に限定するものではないことを理解されるべきである。むしろ、本考案は、添付の請求項によって規定されるような本考案の精神及び目的の範囲に含まれる、全ての変形、均等物、及び代替案をカバーするものである。
〔詳細な説明〕
実施形態は、例えば磁界センサーのようなセンサーについての予測的な出力スイッチング閾値決定システム及び方法に関する。実施形態において、少なくとも1つの個別のスイッチング閾値は、各々の歯、または強磁性の歯の磁極、または磁極ホイールのそれぞれについて、反応的というよりはむしろ、予測的に決定される。例えば、一実施形態において、歯または磁極の数はプログラムされており、各々の歯または磁極についての最適な閾値は、ホイールの回転の間に決定される。各々の歯について決定された最適な閾値は、その後、次の回転において随意的に行われるキャリブレーションを伴って、ホイールの少なくとも次の1回の回転における当該歯のために用いられる。したがって、実施形態において、閾値は、隣接した歯または磁極に対して反応的というよりもむしろ、個別の歯または磁極について予測的である。
実施形態は、その結果、より良いキャリブレーション、及び/又はぶれ(run-out)についての補償、センサーと対象ホイールとの間の製造及び位置決めの許容範囲を提供する共に、改善された位相の正確性を提供する。これらの実施形態および他の実施形態は、ここに議論されるような利益および利点をも提供する。
図3を参照すると、対象ホイール104から間隔を空けて配置されたセンサー102を備えたセンサーシステム100が示されている。実施形態において、センサー102は、ホール効果(Hall effect)センサーのような磁界センサーを備えている。実施形態において、センサー102は、他のタイプのセンサーを備えることもできる。センサー102は、以下に説明する信号処理回路も備えている。
センサー102が磁界センサーを備えている実施形態において、対象ホイール104は、強磁性体であり、図3に示すような歯車(tooth wheel)、磁極ホイール、または、いくつかの他の適した対象デバイスを備えている。センサーシステム100は、バックバイアス磁石(不図示)を備えていてもよい。いくつかの他のタイプのセンサー102が用いられる実施形態において、対象ホイールは、いくつかの他の適した対象であって、センサー102によって回転または移動が検出可能な対象を備えている。図3に示す実施形態において、対象ホイール104は、4つの歯106を備えているが、この数は、他の実施形態においては、多くする、または少なくすることができる。説明の利便性のために、明細書の全体に亘って、対象ホイール104の例として、図3に示すような4つの歯のホイールを用いることとするが、決して他の実施形態について限定するものではない。実施形態において、歯または磁極の数は、EEPROMのようなセンサーシステム100のメモリにプログラムされることができる、または、歯の数は、センサーシステム100により検出されることができる。
対象ホイール104の歯106の各々は、図3において、説明の利便性のために、サイズがほぼ等しくなるよう、すなわち、歯106の各々が、対象ホイール104の谷108または対象ホイール104の残りの部分に対して同じ幅及び同じ高さを有しているように示されている。実際には、歯106は、意図的にまたは意図せずに、互いに異なり得る。例えば、センサーシステム100が、回転中の対象ホイール104の正確な位置を、より容易に決定することができるように、歯106は、意図的に互いに異なり得る。例えば、製作公差または欠陥の理由から、歯106は、意図せずに互いに異なり得る。
作動中において、対象ホイール104は回転し、変化する磁界を発生させる。発生した磁界は、センサー102により検出される。図4を参照すると、センサー102により検出された信号は、信号110に類似する。歯1〜4に関連する信号110の一部は、上記の信号110に同定される。図示の信号110は、回転の間、相対的な極大強度、及び磁界の位相が変化する、4つの歯の間の差を示している。極小強度は、他の実施形態においては変化し得るが、比較的一定である。センサーシステム100は、したがって、対象ホイール104が回転し、センサー102によって検出される磁界が高位(high)から低位(low)へ変化するにつれて、高位から低位へ切り替える、またはオンからオフへ切り替える。
位相の正確性を改善するために、より小さい歯であっても、より大きい歯であっても、幾何学的に同じ点(point)において、高位から低位へ切り替えること、またはその逆に切り替えることが望ましい。例えば、一実施形態において、磁界が特定の歯の極大値の約70%に達したとき、すなわち、Kが振幅の0.7倍(K = 0.7 of the amplitude)となったときに、低位から高位へ切り替えることが最適である。同様に、磁界が上記の特定の歯に関連づけられた磁界の極大値の70%を下回ったときに、高位から低位へ戻すように切り替えることが最適である。歯のサイズが変化する場合、図4に示す最適な閾値の例によって図解されているように、Kは、歯ごとに異なり得る。
Kについての値は、センサーシステム100のためにプログラムされ得るが、センサーシステム100の各装置の各対象ホイール104の個別の歯の各々について、Kに関連づけられた、対応する最適な閾値をプログラムすることは不可能ではないにしても、実際的でない。さらに、最適な閾値は、ぶれ、温度変化、配置、及びその他の多くの理由から、変化し得る。
したがって、実施形態において、センサーシステム100は、対象ホイール104の少なくとも1回転の間に、歯の各々についての最適な閾値を決定する。実施形態において、少なくとも1回転は、対象ホイール104の第1回目の回転、対象ホイール104の以前の回転、または、対象ホイール104の現在の回転、または、それらのいくつかの組み合わせであり得る。さらに、センサーシステム100の実施形態は、決定された最適な閾値を予測的に用いて、次の回転における同じ歯に対して適用するための閾値を適用する。温度変化、または、センサー102及び対象ホイール104の何れか若しくは両方の位置が変化するような他の事象のような、最適な閾値が初期的に決定された後の作動中に起こり得る事象に対応するために、最適な閾値は、キャリブレーションを提供するため、後の回転において、予測的に決定され続け得る。実施形態において、最適な閾値は、回転毎に、またはいくつかの他の間隔において、再決定またはキャリブレーションされ得る。一方で、他の実施形態においては、最適な閾値は、一度決定されると、継続的に(ongoing basis)用いられる。キャリブレーションが実施されるか否かに関わらず、決定された最適な閾値は、予測的に用いられる。すなわち、これらの閾値は、対象ホイール104の第1回目の回転の間に歯の各々について決定され、同じ歯に対して後に適用されるよう、少なくとも次の1回の回転において適用される。
図5Aを参照すると、最適なスイッチング閾値を決定する1つの方法が示されている。図5Aの実施形態において、センサーシステム100は、プログラムされた又は動的に決定されたK値に従って、歯1の第1回目の回転の間の極大値、及び当該第1回目の回転の間の歯1〜4の各々の極小値の平均を用いて、引き続く歯1の次の回転についての最適な閾値を予測的に決定する。同様に、センサーシステム100は、歯2の第1回目の回転における極大値、及び歯1〜4の当該第1回目の回転の極小値の平均を用いて、歯2の第2回目の回転についての最適な閾値を予測的に決定する。同様の方法は、歯3及び4の第2回目の回転の最適なスイッチング閾値の決定にも適用される。
図5Bを参照すると、他の方法が示されている。当該他の方法は、歯の極大値と、当該極大値に隣り合う2つの極小値とを用いて、当該歯の次の回転についての最適なスイッチング閾値を予測する方法である。例えば、プログラムされたK値に従って、歯1の第1回目の回転の極大値だけでなく、当該極大値の直前の極小値、及び当該極大値の直後の極小値を用いて、歯1の第2回目の回転の最適なスイッチング閾値を予測する。この同じアプローチは、他の歯にも適用される。
図5A及び5Bの実施形態の各々は、一適用例または他の適用例により適した実施形態をそれぞれ提供し得る。例えば、図5Bは、実施形態において、平均を決定するために、4つの極小値の全てが記憶されるという必要はないので、より低いメモリ要求で足りる。このことは、いくつかの適用例において利点になり得るが、他の適用例においては、決定的要因にならないかもしれない。基本的に、様々な実施形態は、特定の適用例の何れかについて考えられ得る選択肢の範囲を提供する。
実施形態において、図5A及び5Bの各々について、極小値/極大値を反対にしたものを用いてもよい。例えば、図5Aを参照すると、個別の極小値、及び極大値の平均が用いられ、または、図5Bを参照すると、個別の極小値、及び隣り合う2つの極大値が用いられる。さらに、特定の方法は、1つだけである必要はなく、例えば、実施形態において、センサーシステム100は、図5Aのアプローチと図5Bのアプローチとの間、または、上述の他の方法間で代替可能である。実施形態において、センサーシステム100は、上記2つの方法(アプローチ)を実行できるようプログラムされるのみならず、与えられた適用例及び/又は条件において、何れのアプローチが最適であるのかを動的に決定する能力をプログラムされ得る。
図5Cを参照すると、他の実施形態において、歯又は磁極の各々についてだけでなく、エッジの各々についても、異なる最適なスイッチング閾値、例えば、同じ歯または磁極の立ち上がりエッジ及び立下りエッジについての異なる最適なスイッチング閾値が決定され得る。したがって、対象ホイール104が4つの歯106を備えているような図3の実施形態において、センサーシステム100は、歯106の各々について2つずつ、8つの最適なスイッチング閾値を算出する。
図6を参照すると、1つの最適な閾値から、次の歯についての次の最適な閾値へ切り替えるタイミングもまた考慮されなければならない。最適な閾値と、オフセット調整ループに提供されるフィードバックの量との差は、デルタ閾値として示されている。実施形態において、現在の最適な閾値から次の最適な閾値に切り替えるタイミングを含む処理は、寄生スイッチングまたは誤った閾値への切り替えを避けるよう、最適にトリガーされる。この最適なトリガーは、センサーシステム100内のヒステリシス効果を考慮してもよい。したがって、実施形態において、図6に示すように、セーフティゾーンが、早すぎる切り替えを防ぐために実施されてもよい。一実施形態において、次の閾値が、ヒステリシスファクターが加えられた立下りエッジを通り過ぎる点は、各セーフティゾーンを規定する。各セーフティゾーンは、立ち上がりエッジ及び立下りエッジの両方に及ぶ。
ヒステリシスは、いくつかの方法で対応され得る。実施形態において、ヒステリシスファクターは、固定され得る。例えば、ヒステリシスファクターは、システム100において実施される既知の応用例または状態に基づいてセンサーシステム100にプログラムされ得る。一実施形態におけるヒステリシス値の例は、3mTであるが、これは、他の実施形態において変化し得る。他の実施形態において、ヒステリシスファクターは、信号振幅に適合してもよい。これらの実施形態において、センサーシステム100は、ヒステリシスが信号振幅に比例するならば、最適な閾値の算出についての同じ情報を用いてヒステリシスファクターを内部的に算出するようにプログラムされていてもよい。例えば、最適な閾値が決定されている第1回目の回転において、センサーシステム100は、極大値及び極小値を用いて、振幅を決定し、また、結果として最適なヒステリシスファクターを決定してもよい。図6に示すように、その後、切り替え点(switching points)120が識別され、センサーシステム100は、最適な閾値を用いるように切り替える。
歯又は磁極の各々が、一方が立ち上がりエッジについての閾値であり、他方が立下りエッジについての閾値である、2つの最適な閾値を有しているような図5Cの実施形態について、センサーシステム100は、特定の立ち上がりエッジまたは立下りエッジに対応する、記憶された極大値及び極小値に基づいて、セーフティゾーンを継続的に算出してもよい。2つの連続した閾値の間に変化が生じるために、閾値上に設定された等価なセーフティゾーンであって、ヒステリシスも考慮した等価なセーフティゾーンが実施されてもよい。
図7を参照すると、センサーシステム100の回路130の実施形態が示されている。回路130は、上述したホール素子のようなセンサーエレメントからアナログ入力信号132を受信する。当該信号は、アナログ信号処理ブロック134を通過し、アナログループにおいて、オフセット調整及び最適な閾値の決定のために、アナログデジタルコンバータ(ADC)及びデジタルアナログコンバータ(DCA)136に至る。アナログ信号処理134の後に、当該信号は、コンバータ138に移動する。コンバータ138において、当該信号は、出力スイッチング140を行うか否かを決定するために考慮される特定の入力信号132に関連する歯又は磁極の直前の回転から決定された予測的な最適閾値と比較される。
図8を参照すると、回路150の他の実施形態、及び本考案の実施形態を実施するための関連する信号図が示されている。図8Aを参照すると、回路150は、一方が極大値についてのシフトレジスタであり、他方が極小値についてのシフトレジスタである、2組のシフトレジスタ152および154を備えている。回路150は、それぞれの組152および154において、歯の各々についてのシフトレジスタを備えている。したがって、図8Aの実施形態は、図3の実施形態に対応し、それぞれ4つのシフトレジスタを備えている。
シフトレジスタ152および154は、各極大値、及び各極小値を一時的に格納し、これらの値を、対象ホイールの1回転によって遅延されたDAC156および158に渡す。したがって、図8Bを参照すると、Bop1は、Pk2及びPk3から決定され、Brp1は、Pk3及びPk4から決定される。ここで、Pk2、Pk3、及びPk4は、1回転期間に先立って決定され、記憶されている。
実施形態は、したがって、出力信号スイッチングの動作を向上するために、予測的な最適閾値決定を利用する。様々な実施形態は、各極大値、各極小値、及び/又は一方または両方の平均を利用して、対象ホイールの少なくとも次の1回転について実施されたこれらの最適な閾値とともに、対象ホイールの特定の一部(例えば、歯または磁極)に関連付けられた最適な閾値を予測的に決定する。従来の単一の閾値及び/又は反応性システムと比較して、ここに説明されたような多くの利点が提供され得る。
システム、デバイス、及び方法の様々な実施形態がここに記載されている。これらの実施形態は、例の方法によってのみ与えられ、本考案の目的を限定することを意図していない。さらに、上述の実施形態の様々な特徴は、多くの付加的な実施形態を形成するために、様々な方法によって組み合わせてもよい。さらに、様々な材料、寸法、形状、構成、及び配置等が、開示された実施形態に用いるために上述されているが、本考案の目的を超えない範囲で、これらの開示されたものに加えた他のものを用いてもよい。
当業者は、本考案が、上述の個別の実施形態の何れにおいても、説明されたものより少ない特徴を備えていることがわかるであろう。ここに記載された実施形態は、本考案の様々な特徴が組み合わされ得る方法の完全な提示を意味するものではない。したがって、実施形態は、各特徴の相互に排他的な組み合わせではなく、むしろ、本考案は、当業者によって理解されるように、異なる個別の実施形態から選択された異なる個別の特徴の組み合わせを含んでもよい。さらに、一実施形態について記載された要素(element)は、他の方法が言及されていない実施形態が記載されていない場合であっても、他の実施形態において実施されてもよい。従属請求項が、1以上の多の請求項の特定の組み合わせを引用していたとしても、他の実施形態は、従属請求項と他の従属請求項の各々の主題との組み合わせ、または、1以上の特徴と他の従属または独立請求項との組み合わせを含んでもよい。もし特定の組み合わせが意図されていないとしても、そのような組み合わせがここに提示されている。さらに、たとえその請求項が、直接的に従属請求項を独立請求項にするものではないとしても、他の独立請求項の何れかの請求項の特徴を含めることも意図されている。
上述の文献の参照による組み込みは何れも、ここに明白に開示されたものとは反対に、主題が組み込まれないように限定されている。さらに、上述の文献の参照による組み込みは何れも、文献に含まれる請求項が、参照によってここに組み込まれないことを限定している。さらに、上述の文献の参照による組み込みは何れも、明白にここに含まれていない場合には、文献において提供される何れの定義も参照によってここに組み込まれないことを限定している。
本考案の請求項を解釈する目的のために、特定の単語、「〜する手段(means for)」または「〜するステップ(step for)」が請求項に記載されていない場合には、Section 112, sixth paragraph of 35 U.S.Cの規定は、行使されない。
従来の単一の閾値の実施形態に関する信号図である。 従来の反応性閾値の実施形態に関する信号図である。 従来の反応性閾値の実施形態に関する信号図である。 一実施形態に係る対象ホイール及びセンサーシステムのブロック図である。 一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。 一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。 一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。 一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。 一実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。 一実施形態に係る回路ブロック図である。 一実施形態に係る回路ブロック図である。 図8Aの実施形態に係る予測的な最適スイッチング閾値決定システム及び方法の信号図である。

Claims (34)

  1. 複数の対象エレメントを備える対象ホイールと、
    センサー回路に接続されたセンサーエレメントを備えるセンサーと
    を備えているセンサーシステムであって、
    上記センサーエレメントは、上記対象ホイールの回転を検出し、上記複数の対象エレメントのそれぞれについての極大値及び極小値を有する出力信号を提供するよう構成されており、
    上記センサー回路は、上記複数の対象エレメントのうちの1つの対象エレメントに関する少なくとも1つの極大値及び少なくとも1つの極小値を用いて、当該1つの対象エレメントに対して後に適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とするセンサーシステム。
  2. 上記対象ホイールは、磁極ホイールまたは歯車の何れかにより構成されており、上記対象エレメントは、それぞれ、上記磁極ホイールの磁極又は上記歯車の歯の何れかによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサーシステム。
  3. 上記センサーエレメントは、磁界センサーエレメントを備えている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサーシステム。
  4. 上記磁界センサーエレメントは、ホール素子を備えている
    ことを特徴とする請求項3に記載のセンサーシステム。
  5. バックバイアス磁石を更に備えている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のセンサーシステム。
  6. 上記センサー回路は、上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントに対して後に適用するための単一の最適な閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  7. 上記センサー回路は、上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントに対して後に適用するための立ち上がりエッジ用の最適な閾値及び立下りエッジ用の最適な閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  8. 上記センサー回路は、
    上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントについての上記極大値と、
    上記複数の対象エレメントについての一回転あたりの極小値の平均と
    を用いて、上記1つの対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  9. 上記センサー回路は、
    上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントについての上記極大値と、
    上記極大値の直前の極小値と、
    上記極大値の直後の極小値と
    を用いて、上記1つの対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  10. 上記センサー回路は、
    上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントについての上記極小値と、
    上記複数の対象エレメントについての一回転あたりの極大値の平均と
    を用いて、上記1つの対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  11. 上記センサー回路は、
    上記複数の対象エレメントのうちの上記1つの対象エレメントについての上記極小値と、
    上記極小値の直前の極大値と、
    上記極小値の直後の極大値と
    を用いて、上記1つの対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  12. 上記センサー回路は、最適な閾値のそれぞれについて、セーフティゾーンを決定するものであり、
    当該セーフティゾーンは、上記センサー回路が、上記出力信号を現在の最適な閾値と比較する処理から、上記出力信号を次の最適な閾値と比較する処理へと移行可能な点を規定するものである
    ことを特徴とする請求項1から11の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  13. 上記セーフティゾーンは、ヒステリシス補償コンポーネントを有している
    ことを特徴とする請求項1から12の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  14. 上記ヒステリシス補償コンポーネントは、予めプログラムされている
    ことを特徴とする請求項13に記載のセンサーシステム。
  15. 上記ヒステリシス補償コンポーネントは、上記センサー回路によって単一の振幅から決定される
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載のセンサーシステム。
  16. 上記センサー回路は、アナログ信号処理回路、コンパレータ、デジタルアナログコンバータ、及びアナログデジタルコンバータを備えている
    ことを特徴とする請求項1から15の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  17. 上記コンパレータは、上記センサーエレメントからの上記出力信号と、最適なスイッチング閾値とを比較するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から16の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  18. 上記センサー回路は、複数のシフトレジスタを備えており、
    上記複数のシフトレジスタの第1のサブセットは、それぞれ、上記複数の対象エレメントのうちの1つの対象エレメントについての1つの極大値を記憶するよう構成されており、
    上記複数のシフトレジスタの第2のサブセットは、それぞれ、上記複数の対象エレメントのうちの1つの対象エレメントについての1つの極小値を記憶するよう構成されており、
    上記複数のシフトレジスタは、1つの極大値及び1つの極小値の特定のセットに関連付けられた対象エレメントに対して次回適用するまで、複数の上記極大値及び複数の上記極小値を記憶するよう構成されている
    ことを特徴とする請求項1から17の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  19. 上記センサー回路は、上記複数の対象エレメントの総数を検出するよう構成されていることを特徴とする請求項1から18の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  20. 上記センサー回路には、上記複数の対象エレメントの総数が予めプログラムされている
    ことを特徴とする請求項1から19の何れか1項に記載のセンサーシステム。
  21. センサーエレメントによって、対象ホイールの第1回目の回転の間に、各対象エレメントについて極大値及び極小値を検出する第1の工程と、
    特定の対象エレメントに関する少なくとも1つの極大値及び少なくとも1つの極小値を用いて、上記対象ホイールの少なくとも次の1回の回転における最適なスイッチング閾値を予測する第2の工程とを含んでいる
    ことを特徴とする方法。
  22. 上記対象ホイールの各回転における上記第1の工程と上記第2の工程とを繰り返すことによって上記最適なスイッチング閾値をキャリブレートする工程を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 上記第2の工程は、
    上記特定の対象エレメントについての極大値と、
    上記極大値の直前の極小値と、
    上記極大値の直後の極小値と
    を用いて、上記特定の対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測する工程を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項21又は22に記載の方法。
  24. 上記第2の工程は、
    上記特定の対象エレメントについての極小値と、
    上記極小値の直前の極大値と、
    上記極小値の直後の極大値と、
    を用いて、上記特定の対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測する工程を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項21から23の何れか1項に記載の方法。
  25. 上記第2の工程は、
    上記特定の対象エレメントについての極大値と、
    上記第1回目の回転、以前の回転または、現在の回転の少なくとも一つからの極小値の平均と
    を用いて、上記特定の対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測する工程を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項21から24の何れか1項に記載の方法。
  26. 上記第2の工程は、
    上記特定の対象エレメントについての極小値と、
    上記第1回目の回転、以前の回転、または現在の回転の少なくとも1つからの極大値の平均と、
    を用いて、上記特定の対象エレメントに対して少なくとも次回適用するための最適なスイッチング閾値を予測する工程を更に含んでいる
    ことを特徴とする請求項21から25の何れか1項に記載の方法。
  27. 上記最適なスイッチング閾値について、セーフティゾーンを決定する工程をさらに含み、
    当該セーフティゾーンは、第1の対象エレメントについての最適なスイッチング閾値から、次の対象エレメントについての最適なスイッチング閾値へとスイッチする点を規定するものである、
    ことを特徴とする請求項21から26の何れか1項に記載の方法。
  28. セーフティゾーンを決定する工程は、ヒステリシスファクターを含める工程を更に含んでいる、
    ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. ヒステリシスファクターを含める工程は、予めプログラムされたヒステリシスファクターを用いる工程を更に含んでいる、
    ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. ヒステリシスファクターを含める工程は、対象エレメントについての極大値及び極小値から、ヒステリシスファクターを動的に決定する工程を更に含んでいる、
    ことを特徴とする請求項28または29に記載の方法。
  31. 入力信号を提供するよう構成されたセンサーエレメントと、
    上記入力信号を受信するために上記センサーエレメントに接続されたセンサー回路であって、当該センサー回路は、上記入力信号の一部を、上記入力信号の一部について予測された最適なスイッチング閾値と比較し、上記比較結果に応じて当該センサー回路の出力を切り替えるように構成されたコンパレータを備えている、
    ことを特徴とするセンサー。
  32. 上記センサーエレメントは、磁界センサーエレメントを備えている
    ことを特徴とする請求項31に記載のセンサー。
  33. 上記磁界センサーエレメントは、ホール効果素子を備えている
    ことを特徴とする請求項32に記載のセンサー。
  34. 上記センサー回路は、上記センサーエレメントと上記コンパレータとの間に接続されたアナログ信号処理回路を備えている、
    ことを特徴とする請求項31から33の何れか1項に記載のセンサー。
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