JP3198059U - 浴槽 - Google Patents

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道夫 北澤
道夫 北澤
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株式会社クローバージャパン
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Abstract

【課題】手軽に足湯を利用可能な浴槽を提供する。【解決手段】浴槽1は、浴槽本体10と、浴槽本体10の側壁12上部側に位置する一端側から、浴槽本体10の底部11側に位置する他端側へ亘って脚が載置可能な載置板20と、載置板20の一端側に設けられ、載置板20が回動する際の支点となる支点部24と、支点部24を支持する支持軸30と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、足湯が利用可能な浴槽に関する。
近年、ユーザが希望する様々な入浴形態を実現すべく、入浴用の補助具が利用されている。
例えば、下記の特許文献1には、裏面に設けた吸盤によって浴槽縁に固定される入浴用補助具が開示されている。また、特許文献2には、浴槽縁に係合可能な係止部材を有する背当て板が開示されている。
特開2001−169951号公報 登録実用新案第2541699号公報
ところで、浴槽を用いて足湯を行いたいというニーズがある。例えば、脚の不自由な人でも容易に足湯が可能な浴槽の実現が、要請されている。
しかし、特許文献1の補助具及び特許文献2の背当て板(以下、従来の補助具と呼ぶ)は、体全体をお湯に浸けるのを補助するものであり、足湯を想定した補助具ではないので、足湯に適用した場合には適切な補助が期待できない。
また、従来の補助具は、着脱式のため浴槽への固定度合いが小さく、使用中に浴槽から外れてしまう恐れがある。また、浴槽の形状によっては、従来の補助具を浴槽に固定できず、利用することができない恐れがある。
そこで、本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、手軽に足湯を利用可能な浴槽を提供することを目的とする。
本考案の第1の態様においては、浴槽本体と、前記浴槽本体の側壁上部側に位置する一端側から、前記浴槽本体の底部側に位置する他端側へ亘って脚が載置可能な載置板と、前記載置板の一端側に設けられ、前記載置板が回動する際の支点となる支点部と、前記支点部を支持する支持部と、を備える、浴槽を提供する。
また、前記浴槽は、前記浴槽本体の上部縁に切り欠きが形成された切り欠き部を更に備え、前記支点部及び支持部は、前記切り欠き部に位置していることとしてもよい。
また、前記載置板は、前記浴槽本体の上部縁から底部に亘って前記側壁に対面している第1位置と、前記第1位置よりも前記側壁から離間している第2位置との間で回動することとしてもよい。
また、前記載置板は、前記他端から曲げられた曲げ部を有し、前記浴槽本体は、前記底部に、前記載置板が前記第1位置に位置する際に前記曲げ部を収納する凹部を有することとしてもよい。
また、前記浴槽は、前記載置板が前記第1位置に位置した状態を保持する保持部材を更に備えることとしてもよい。
本考案によれば、手軽に足湯を利用可能な浴槽を提供できるという効果を奏する。
本考案の一実施形態に係る浴槽1を示す斜視図である。 側壁12及び載置板20の詳細構成を示す図である。 載置板20が収納位置に位置する状態を示す図である。 載置板20が湯水の浮力を受けて浮遊している状態を示す図である。 ユーザが足湯を行っている際の載置板20の状態を示す図である。
<浴槽の概要>
図1を参照しながら、本考案の一実施形態に係る浴槽1の概要について説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る浴槽1を示す斜視図である。
浴槽1は、浴室等に設置されており、温水を貯湯する。浴槽1は、入浴だけでなく、足湯としても利用可能である。浴槽1は、温水として、例えば炭酸ガスが溶解した温水である炭酸泉を貯湯してもよい。炭酸泉は、含有している炭酸ガスが入浴者の体内に入ることによって、皮膚の血行が改善されるという効果がある。
浴槽1は、図1に示すように、浴槽本体10と、載置板20とを有する。
浴槽本体10は、平面視形状が矩形である直方体の形状を有する。浴槽本体10は、底部11と、底部11から立設した4つの側壁12、13、14、15とを有する。底部11と4つの側壁12〜15で囲まれた領域が、温水を貯湯する空間となる。
側壁12、13は、浴槽本体10の長手方向(図1のX方向)に沿って形成された壁であり、側壁14、15は、浴槽本体10の短手方向(図1のY方向)に沿って形成された壁である。側壁12〜15の高さは、標準的な成人のひざ下の長さとほぼ同じ大きさである。
載置板20は、足湯をする際に、ユーザの脚が載置される板である。本実施形態では、載置板20は、脚の不自由な人(例えば、車椅子を利用する人)が、足湯のために浴槽本体10内に脚を入れるのを補助する補助具として利用可能な構成となっている。載置板20は、足湯を利用する人が取り外しできないように、浴槽本体10に取り付けられている。
載置板20は、図1に示すように、側壁12及び側壁13にそれぞれ2つずつ設けられており、4人が同時に足湯を行うことが可能となっている。載置板20は、浴槽本体10内の温水からの浮力を受けて浮遊する浮遊部材でもある。また、載置板20は、側壁12、13の上部に回動可能に支持されている。かかる載置板20を設けることで、脚の不自由な人等が、浴槽1を用いて手軽に足湯を行うことが可能となる。
<載置板及び周辺部の詳細構成>
図2〜図5を参照しながら、載置板20及び載置板20の周辺部の詳細構成について説明する。
図2は、側壁12及び載置板20の詳細構成を示す図である。図3は、載置板20が収納位置に位置する状態を示す図である。図4は、載置板20が湯水の浮力を受けて浮遊している状態を示す図である。図5は、ユーザが足湯を行っている際の載置板20の状態を示す図である。なお、図2では、説明の便宜上、側壁12に設けられた二つの載置板20のうちの一方のみを示し、他方を省略している。
側壁12及び側壁13に設けられた載置板20は同一の構成であるので、ここでは、側壁12に設けられた載置板20を例に挙げて説明する。また、載置板20の周辺部には、図2に示すように、支持軸30及び保持部材40が設けられている。そこで、以下では、載置板20、支持軸30及び保持部材40の詳細構成について説明する。
載置板20は、図2に示すように一端側が浴槽本体10の側壁12の上部側に位置し、他端側が浴槽本体10の底部11側に位置する平板状の部材である。載置板20は、温水に対して浮遊しやすいように、樹脂製から成る。例えば、載置板20は、優れた強度を有する繊維強化プラスチック(FRP)から成る。
ユーザは、図5に示すように載置板20の一端側から他端側へ亘って脚を載置することで、足湯を行うことが可能である。また、載置板20は、浴槽本体10の上部縁から底部11に亘って側壁12に対面している収納位置(図3に示す位置)と、収納位置よりも側壁12から離間している浮遊位置(図4に示す位置)との間で回動する。なお、本実施形態では、収納位置が第1位置に該当し、浮遊位置が第2位置に該当する。
載置板20は、基部21と、一端曲げ部22と、他端曲げ部23と、支点部24とを有する。
基部21は、平板である。基部21は、図5に示すように載置板20に載置されたユーザの脚Fの裏側F1に対面する。基部21は、浴槽本体10内の温水から浮力を受けて、図4に示すように浮遊する。また、基部21は、図3に示すように載置板20が収納位置に位置する際に、側壁12の側壁凹部122(図2)に収納される。このため、基部21は、載置板20が収納位置に位置する際には、側壁12の一部を構成する。
一端曲げ部22は、基部21の長手方向の一端から外方へ向けて直角に曲げられた部分である。一端曲げ部22は、側壁12の上部縁を切り欠いた切り欠き部121(図2)に位置している。また、一端曲げ部22は、図2に示すように、側壁12の上部の曲面と同じ形状となっている。このため、一端曲げ部22は、載置板20が収納位置に位置する際には、側壁の機能も有する。
他端曲げ部23は、基部21の長手方向の他端から曲げられた部分である。他端曲げ部23の曲げ方向は、一端曲げ部22の曲げ方向の逆方向である。他端曲げ部23は、図3に示すように載置板20が収納位置に位置する際に、浴槽本体10の底部11に設けられた底凹部111(図2)に収納される。この場合、他端曲げ部23は、載置板20が収納位置に位置する際には、底部の機能も有する。
支点部24は、載置板20(具体的には、基部21、一端曲げ部22及び他端曲げ部23)が回動する際の支点となる部分である。支点部24は、基部21の一端側に、基部21から外方へ向けて突出するように形成されている。支点部24は、切り欠き部121に位置している。
支持軸30は、支点部24を支持する支持部である。支持軸30は、切り欠き部121に位置している。このため、支持軸30が、浴槽本体10からはみでる恐れがなくなる。支持軸30は、軸方向の両端側で締結部材(ネジ等)によって側壁12に対して回動可能に固定されている。本実施形態では、支持軸30と載置板20とが連動して回動する。
保持部材40は、載置板20が収納位置に位置した状態を保持する機能を有する。保持部材40は、図2に示すように一端曲げ部22と側壁12の上面12aとの間の隙間に嵌め込まれることで、載置板20の回動を規制する。ここでは、保持部材40は、着脱可能に装着されるものである。保持部材40が装着された場合には、保持部材40が支点部24及び支持軸30を覆うことになる。
なお、保持部材40は、上記の構成に限定されず、例えば載置板20に設けられ側壁12と係合可能なフックであってもよい。
<浴槽1を用いて足湯をする際の流れ>
ここでは、載置板20が図3に示す収納位置に位置しているものとして、説明を行う。
まず、ユーザは、浴槽本体10に装着された保持部材40を取り外す。これにより、載置板20が回動可能となる。
次に、ユーザは、浴槽本体10に温水(例えば炭酸泉)を入れる。浴槽本体10内の温水の量が増えてくると、載置板20は、温水からの浮力を受けて回動し、収納位置から例えば図4に示すような浮遊位置に回動する。このように、ユーザが載置板20を手で回動させる必要がないので、利便性が高まる。
次に、ユーザは、浮遊位置に位置する載置板20上に脚を載せる。例えば、車椅子に乗った人の脚を載置板20上に載せる際には、踵を載置板20の一端曲げ部22上に載せた状態で前方に車椅子を押すことで、足が他端曲げ部23にスライドする。その後、載置板20は、脚の自重で回動し、例えば図5に示すような位置に位置する。これにより、足が温水の中に入り、足湯を楽しむことが可能となる。
なお、足湯が終わった後は、車椅子を後方に移動させることで、踵が他端曲げ部23から一端曲げ部22にスライドする。この際、載置板20は、図5に示す位置から図4に示す位置へ移動する。このため、脚を載置板20から下ろしやすくなる。
<本実施形態における効果>
上述したように、本実施形態の浴槽1は、脚が載置される載置板20の一端側に設けられ、載置板20が回動する際の支点となる支点部24と、支点部24を支持する支持軸30とを有する。
かかる場合には、浴槽1内の温水から浮力を受けて浮遊する載置板20上に脚を載せることで、載置板20が脚の自重により回動し、脚が温水の水面下に位置する。このため、足が不自由な人でも、浮遊している載置板20上に脚を載せるだけで、気楽に足湯を楽しむことが可能となる。
なお、上記では、載置板20の一端曲げ部22が浴槽本体10の切り欠き部121に位置することとしたが、これに限定されない。例えば、一端曲げ部22は浴槽本体10の上部縁上に位置してもよい。
以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 浴槽
10 浴槽本体
11 底部
12、13、14、15 側壁
20 載置板
23 他端曲げ部
24 支点部
30 支持軸
40 保持部材
111 底凹部
121 切り欠き部

Claims (5)

  1. 浴槽本体と、
    前記浴槽本体の側壁上部側に位置する一端側から、前記浴槽本体の底部側に位置する他端側へ亘って脚が載置可能な載置板と、
    前記載置板の一端側に設けられ、前記載置板が回動する際の支点となる支点部と、
    前記支点部を支持する支持部と、
    を備える、浴槽。
  2. 前記浴槽本体の上部縁に切り欠きが形成された切り欠き部を更に備え、
    前記支点部及び支持部は、前記切り欠き部に位置している、
    請求項1に記載の浴槽。
  3. 前記載置板は、前記浴槽本体の上部縁から底部に亘って前記側壁に対面している第1位置と、前記第1位置よりも前記側壁から離間している第2位置との間で回動する、
    請求項1又は2に記載の浴槽。
  4. 前記載置板は、前記他端から曲げられた曲げ部を有し、
    前記浴槽本体は、前記底部に、前記載置板が前記第1位置に位置する際に前記曲げ部を収納する凹部を有する、
    請求項3に記載の浴槽。
  5. 前記載置板が前記第1位置に位置した状態を保持する保持部材を更に備える、
    請求項3又は4に記載の浴槽。
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