JP3197988B2 - ヒートポンプ利用の塗型乾燥方法及び装置 - Google Patents

ヒートポンプ利用の塗型乾燥方法及び装置

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JP3197988B2 JP14076693A JP14076693A JP3197988B2 JP 3197988 B2 JP3197988 B2 JP 3197988B2 JP 14076693 A JP14076693 A JP 14076693A JP 14076693 A JP14076693 A JP 14076693A JP 3197988 B2 JP3197988 B2 JP 3197988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として塗型の塗料を乾
燥する際に用いられるヒートポンプ利用の塗型乾燥方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に塗型の塗料を乾燥する際は、乾燥
庫の内部の温度を上げて塗型の塗料水分を除去するので
乾燥庫内の空気は飽和状態になる。従来はこの高温多湿
の飽和状態の空気をその侭、乾燥庫外に捨てている。そ
こでこの高温多湿の空気をヒートポンプによって除湿、
加熱し乾燥空気とした後に乾燥庫に送入して再利用する
ことが考えられる。そして、このようにすることにより
エネルギーを無駄なく使用することができ、省エネルギ
ーの上から有効である。
【0003】しかしながら、塗型乾燥後の高温多湿の空
気を前記のようにその侭、ヒートポンプに送ると、ヒー
トポンプの冷凍負荷が高くなるため、ヒートポンプの冷
却器を大きくしたり圧縮機の駆動馬力を上げたりしなけ
ればならなくなり、設備費の増大を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては前
記のような問題点がある。本発明は、これらの問題点を
除去するため、塗型乾燥装置の運転開始してからの初期
段階においては、塗型乾燥後の高温多湿の庫内空気は戸
外に放出するがその放出に際し、低温低湿の外気を取り
入れて前記庫内空気と熱交換させ中温低湿の空気とした
後、ヒートポンプの冷却器で冷却により更にこれを除湿
し次いでこれを凝縮器で温めて適当な高温度の乾燥空気
とした後に乾燥庫に送入する。このように循環使用する
ことにより、エネルギーの無駄を少なくして乾燥を遂行
することができる。
【0005】また、塗型の乾燥が進んで庫内の湿度が所
定値まで低くなってきたときには、低温の外気と高温の
庫内空気と熱交換させ外気は放出し、温度の低下した庫
内空気をヒートポンプによって除湿、加熱して適度の温
湿度の空気に調整し、乾燥庫に返流し、これを繰返すこ
とにより、エネルギーの無駄を少なくして乾燥を遂行す
ることができる。
【0006】更に、ヒートポンプ装置に熱回収回路と空
気切換装置を付設することにより空気の温湿度調整を能
率よく行うことにより乾燥を遂行する。
【0007】
【課題を解決するための手段】ヒートポンプ利用の塗型
乾燥方法は次の3つの発明からなる。
【0008】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させ、庫内空気は外部に放出し、熱
交換後の外気をヒートポンプにより温度及び湿度を所定
値に調整し、次いでこれを乾燥庫内に送入して塗型を乾
燥させることを繰返し行う(第1の発明)。
【0009】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させ、該外気は外部に戻し、熱交換
後の庫内空気をヒートポンプにより温度及び湿度を所定
値に調整し、次いでこれを乾燥庫内に返流して塗型を乾
燥させることを繰返し行う(第2の発明)。
【0010】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させ、庫内空気は外部に放出し、熱
交換後の外気をヒートポンプにより温度及び湿度を所定
値に調整し、これを乾燥庫内に送入して塗型を乾燥さ
せ、前記操作の繰返しにより乾燥庫内の湿度が所定の程
度まで低くなった後は、塗型を乾燥した後の庫内空気を
乾燥庫外の低温の外気と熱交換させて該外気は外部に戻
し、熱交換後の庫内空気をヒートポンプにより温度及び
湿度を所定値に調整し、乾燥庫内に返流して塗型を乾燥
させることを繰返し行う(第3の発明)。
【0011】ヒートポンプ利用の塗型乾燥方法に用いら
れる装置は次の2つの発明からなる。
【0012】乾燥室内の熱交換器で熱交換した空気が流
入する流通口を下部に、所定値に温湿度を調整された空
気の流出口を上部にそれぞれ有する空気調整室内に、圧
縮機、凝縮器、膨脹弁、蒸発器、ドレン排出器からなる
ヒートポンプを設置し、また前記蒸発器の前方にはプレ
クーラ、前記凝縮器の前方にリヒータをそれぞれ有する
熱回収回路を設けるとともに前記凝縮器と並列に空気熱
交換器を設けた空気調整装置(第4の発明)。
【0013】乾燥庫内の一側壁に上下二段にダクトを設
け、上部のダクトは一端に庫内空気の取入口、他端に外
気の取入口を有し、下部のダクトはその両端に外部への
空気の流出口、空気調整室内への空気の流通口及び前記
の空気の流出口と前記空気の流通口との開閉を切換える
ダンパーをそれぞれ有し、更に上下二段のダクトに亘っ
て形成される庫内空気と外気とが間接的に熱交換すると
ともにそれぞれが上部ダクトから下部ダクトに流れを切
換えるようになっている閉鎖式の熱交換器が設けられて
いる空気切換装置(第5の発明)。
【0014】
【作用】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の低温
の外気と熱交換させることにより熱の一部を吸収し、こ
の外気をヒートポンプにより温度及び湿度を所定値に調
整した後、乾燥庫内に送入して塗型を乾燥させることを
繰返し行うことにより庫内空気の熱を有効利用する(第
1の発明)。
【0015】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させることにより外気により庫内空
気を冷却し、この庫内空気をヒートポンプにより温度及
び湿度を所定値に調整した後、乾燥庫内に返流して塗型
を乾燥させることを繰返し行うことにより外気と冷熱と
の庫内空気の保有熱を有効利用する(第2の発明)。
【0016】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させることにより熱の一部を吸収
し、この庫内空気は外部に放出し外気をヒートポンプに
より温度及び湿度を所定値に調整した後、乾燥庫内に送
入して塗型を乾燥させ、この操作の繰返しにより乾燥庫
内の湿度を所定の程度まで低くする。その後は塗型を乾
燥した後の庫内空気を乾燥庫外の低温の外気と熱交換さ
せることにより外気を利用して庫内空気を冷却し、この
庫内空気をヒートポンプにより温度及び湿度を所定値に
調整した後、乾燥庫内に返流して塗型を乾燥させること
を繰返し行うことにより外気の冷熱と庫内空気の保有熱
を有効利用する(第3の発明)。
【0017】空気調整室内の圧縮機、凝縮器、膨脹弁、
蒸発器、ドレン排出器からなるヒートポンプ及び前記蒸
発器の前方のプレクーラ、前記凝縮器の前方のリヒータ
を有する熱回収回路により熱の有効利用を可能にする。
また前記凝縮器と並列に空気熱交換器を設けることによ
り凝縮器の温度が上りすぎた場合に空気熱交換器に冷媒
通路を切換えて放熱を行うことができる(第4の発
明)。
【0018】乾燥庫内の一側壁に上下二段にダクトを設
け、上部のダクトは一端に庫内空気の取入口、他端に外
気の取入口を有し、下部のダクトはその両端に外部への
空気の流出口、空気調整室内への空気の流通口及び前記
流出口と流通口との開閉を切換えるダンパーをそれぞれ
有し、更に上下二段のダクトに亘って形成される庫内空
気と外気とが間接的に熱交換するとともにそれぞれが上
部ダクトから下部ダクトに流れを切換える閉鎖式の熱交
換器を設けることにより、乾燥庫内の狭い空間にコンパ
クトに設置された熱交換器により外気と庫内空気の熱交
換を行い、熱の有効利用を計るとともにヒートポンプへ
の空気の切換もきわめて容易に行うことができる(第5
の発明)。
【0019】
【実施例】本発明のヒートポンプ利用の塗型乾燥方法を
実施する装置の一例を図面を参照しつつ説明する。
【0020】図1及び図2において、1は乾燥庫、2は
塗型、3はダクト、4は循環ファン、5は空気調整室、
6は空気調整室5内に設けられたヒートポンプ、7は送
風ファン、8は閉鎖式の熱交換器、42,43は空気の流通
口、10は空気の流出口、11はドレン排出器、12は水溜、
13は圧縮機、14は加熱器としての凝縮器、15は膨脹弁、
16は冷却器としての蒸発器、17はプレクーラ、18はリヒ
ータ、19はポンプ、20は熱回収回路、25は空気熱交換
器、26は切換弁である。
【0021】乾燥庫1内に置かれた塗型2は天井部にあ
るダクト3より送入された乾燥空気を循環ファン4によ
り塗型2に吹きつけてこれを乾燥させる。乾燥後の高温
多湿の庫内空気30を外部に放出するに際し熱交換器8に
おいて取入れ用の外気31(図3参照)と熱交換し取入れ
た外気31は加熱され流通口42または43を経て空気調整室
5内へ調整空気32となって流入する。
【0022】例えば、45℃、RH(相対湿度)75%
の高温多湿の庫内空気30と25℃、RH50%の外気31
とが熱交換器8において熱交換されて、外気31は35
℃、RH30%の調整空気32となり、ヒートポンプ6に
導入される。
【0023】ヒートポンプ6において、先ず35℃の調
整空気32はプレクーラ17により30℃まで予冷された
後、蒸発器16に流入して5℃位に冷却されるため空気中
の水分は分離されドレン排出器11から水溜12に流下す
る。次いで5℃に冷却された空気はリヒータ18により1
5℃に加熱された後、凝縮器14に流入して50℃に加熱
され、除湿されるのでRH25%となる。この50℃、
RH25%の乾燥空気はダクト3を経て乾燥庫1に導入
される。
【0024】プレクーラ17、リヒータ18、ポンプ19から
なる閉回路の熱回収回路20内にはブライン(エチレング
リコール系統のもの)が収められており、これがポンプ
19により循環しプレクーラ17で吸収した熱量をリヒータ
18において放出する。
【0025】またヒートポンプ6に付設される空気熱交
換器25は、凝縮器14で空気温度が高くなりすぎたとき、
切換弁26を切換えて冷媒をここに流通させて放熱させ、
凝縮器14を通過した後の空気温度を所定の温度例えば5
0℃になるように調節する。
【0026】次に乾燥庫1内の空気と外気との熱交換
と、それに続いて調整空気32を空気調整室5内に流入さ
せる方法についての詳細を図3ないし図5により説明す
る。
【0027】乾燥庫1内の一側壁に上下二段にダクト3
6,37が設けられ、上部のダクト36は一端に庫内空気の
取入口38、他端に外部空気の取入口39を有し、下部のダ
クト37はその両端に、外部への空気の流出口40,41及び
空気調整室5内への空気の流通口42,43更に流出口40,
41と流通口42,43とを切換開閉するダンパー44,45をそ
れぞれ有している。
【0028】また、上下二段のダクト36,37に亘って閉
鎖式の熱交換器8が設けられているが、この熱交換器8
は図5に示すように、隣接する波形板46が平板47を介し
て互いにその稜線を直交するように積層されて構成され
ている。高温の庫内空気30は波形板46の間を通った後、
流出口40の方へ向う。一方、低温の外気31は前記波形板
46とその稜線が直交する他方の波形板46の間を通った
後、流出口41の方へ向う。熱交換器8内において庫内空
気30と外気31とは熱交換を行う。
【0029】庫内空気30が高温多湿の段階から所定の湿
度に低下するまでは、ダンパー44を操作して流通口42を
閉じ庫内空気30を熱交換器8を通過させた後、流出口40
から庫外へ排出空気48として排出する。一方低温の外気
31は取入口39から流入し熱交換器8内において加熱され
相対湿度が低下し、ダンパー45が流出口41を閉じている
ので流通口43から乾燥庫1内に調整された空気となって
流入する。
【0030】流入した空気はヒートポンプ6により温湿
度を乾燥に適するように調整される。例えば45℃、R
H75%の高温多湿の庫内空気30をヒートポンプ6によ
って乾燥空気とするよりも、25℃、RH50%の外気
31を前記高温多湿の庫内空気30と熱交換して35℃、R
H30%の調整空気32として空気調整室5内に導入して
ヒートポンプ6によって乾燥空気とする方が、熱的に有
利となる。
【0031】次に、塗型の乾燥が進行して庫内空気30の
湿度が所定の程度まで低くなった後は、ダンパー44を切
換えて流出口40を閉とし、流通口42を開とし、一方ダン
パー45は流出口41を開とし流通口43を閉とするように切
換える。このようにダンパーを切換えることにより、庫
内空気30は熱交換器8を通過後、流通口42から庫内に調
整された空気となって導入される。一方、外気31は熱交
換器8を通過後、流出口41から再び外部へ排出される。
【0032】例えば、45℃、RH50%の庫内空気30
が25℃、RH50%の外気と熱交換されて35℃、R
H85%の調整空気32となってヒートポンプ6に導入さ
れる。25℃、RH50%の外気を利用するよりも45
℃、RH50%の庫内空気30を35℃、RH85%の調
整空気32として空気調整室5内に導入してヒートポンプ
6によって乾燥空気とする方が熱的に有利となる。
【0033】ヒートポンプ6によって調整空気32は前記
と同様に調整され、50℃、RH25%の乾燥空気とな
って乾燥庫1内に送入され、このような循環を繰返す。
【0034】
【発明の効果】塗型を乾燥した後の庫内空気が乾燥庫外
の低温の外気と熱交換し、庫内空気は外部に放出され、
熱交換後の外気がヒートポンプにより温度及び湿度を所
定値に調整された後、乾燥庫内に送入され塗型を乾燥さ
せることを繰返し行うことにより、外気が庫内空気の熱
を有効に利用して省エネルギーに適した乾燥ができる
(第1の発明)。
【0035】塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外の
低温の外気と熱交換させることにより外気によって庫内
空気が冷却されこの外気は外部に戻され、熱交換後の庫
内空気がヒートポンプにより温度及び湿度を所定値に調
整された後、乾燥庫内に返流されて塗型を乾燥させるこ
とを繰返し行うことにより外気の冷熱と庫内空気の保有
熱が有効に利用される(第2の発明)。
【0036】塗型を乾燥した後の庫内空気が乾燥庫外の
低温の外気と熱交換され、庫内空気は外部に放出され、
熱交換後の外気がヒートポンプにより温度及び湿度を所
定値に調整された後、乾燥庫内に送入して塗型を乾燥さ
せ、前記操作の繰返しにより乾燥庫内の湿度が所定の程
度まで低くなる。その後は、塗型を乾燥した後の庫内空
気が乾燥庫外の低温の外気と熱交換されて該外気は外部
に戻され、熱交換後の庫内空気がヒートポンプにより温
度及び湿度を所定値に調整されて、乾燥庫内に返流され
塗型を乾燥させることを繰返し行うことにより、外気の
冷熱と庫内空気の保有熱を有効利用する(第3の発
明)。
【0037】空気調整室内の圧縮機、凝縮器、膨脹弁、
蒸発器、ドレン排出器からなるヒートポンプ及び前記蒸
発器の前方のプレクーラ、前記凝縮器の前方のリヒータ
を有する熱回収回路によって熱の有効利用が容易にでき
る。また前記の凝縮器と並列に空気熱交換器が設けられ
ているので凝縮器の温度が上りすぎたときには空気熱交
換器の方へ冷媒通路を切換えて放熱を行うことができる
(第4の発明)。
【0038】乾燥庫内の一側壁に上下二段にダクトが設
けられ、上部のダクトは一端に庫内空気の取入口、他端
に外気の取入口を有し、下部のダクトはその両端に外部
への空気の流出口、空気調整室内への空気の流通口及び
前記の流出口と前記流通口との開閉を切換えるダンパー
をそれぞれ有し、更に上下二段のダクトに亘って形成さ
れる庫内空気と外気とが間接的に熱交換するとともにそ
れぞれが上部ダクトから下部ダクトに流れを切換えられ
る閉鎖式の熱交換器が設けられているので、乾燥庫内の
狭い空間にコンパクトに熱交換器が設置できるととも
に、該熱交換器により外気と庫内空気の熱交換を行い、
熱の有効利用を計るとともに、ヒートポンプに対する調
整空気の切換もきわめて容易にできる(第5の発明)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒートポンプ利用の塗型乾燥方法の実
施に用いられる装置の一例のフローシートダイヤグラム
である。
【図2】図1の装置の乾燥庫と空気調整室とが隣接する
領域の縦断面図(図3のA−A断面)である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図3のC−C断面図である。
【図5】本発明に用いられる閉鎖式の熱交換器の一実施
例の斜視図である。
【符号の説明】
1 乾燥庫 2 塗型 5 空気調整室 6 ヒートポンプ 8 熱交換器 10 流出口 11 ドレン排出器 13 圧縮機 14 凝縮器 15 膨脹弁 16 蒸発器 17 プレクーラ 18 リヒータ 20 熱回収回路 25 空気熱交換器 30 庫内空気 36 ダクト 37 ダクト 38 庫内空気の取入口 39 外気の取入口 40 空気の流出口 41 空気の流出口 42 空気の流通口 43 空気の流通口 44 ダンパー 45 ダンパー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外
    の低温の外気と熱交換させ、庫内空気は外部に放出し、
    熱交換後の外気をヒートポンプにより温度及び湿度を所
    定値に調整し、次いでこれを乾燥庫内に送入して塗型を
    乾燥させることを繰返し行うことを特徴とするヒートポ
    ンプ利用の塗型乾燥方法。
  2. 【請求項2】 塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外
    の低温の外気と熱交換させ、該外気は外部に戻し、熱交
    換後の庫内空気をヒートポンプにより温度及び湿度を所
    定値に調整し、次いでこれを乾燥庫内に返流して塗型を
    乾燥させることを繰返し行うことを特徴とするヒートポ
    ンプ利用の塗型乾燥方法。
  3. 【請求項3】 塗型を乾燥した後の庫内空気を乾燥庫外
    の低温の外気と熱交換させ、庫内空気は外部に放出し、
    熱交換後の外気をヒートポンプにより温度及び湿度を所
    定値に調整し、これを乾燥庫内に送入して塗型を乾燥さ
    せ、前記操作の繰返しにより乾燥庫内の湿度が所定の程
    度まで低くなった後は、塗型を乾燥した後の庫内空気を
    乾燥庫外の低温の外気と熱交換させて該外気は外部に戻
    し、熱交換後の庫内空気をヒートポンプにより温度及び
    湿度を所定値に調整し、乾燥庫内に返流して塗型を乾燥
    させることを繰返し行うことを特徴とするヒートポンプ
    利用の塗型乾燥方法。
  4. 【請求項4】 乾燥室内の熱交換器で熱交換した空気が
    流入する流通口を下部に、所定値に温湿度を調整された
    空気の流出口を上部にそれぞれ有する空気調整室内に、
    圧縮機、凝縮器、膨脹弁、蒸発器、ドレン排出器からな
    るヒートポンプを設置し、また前記蒸発器の前方にはプ
    レクーラ、前記凝縮器の前方にリヒータをそれぞれ有す
    る熱回収回路を設けるとともに前記凝縮器と並列に空気
    熱交換器を設けたことを特徴とするヒートポンプ利用の
    塗型乾燥方法に用いる空気調整装置。
  5. 【請求項5】 乾燥庫内の一側壁に上下二段にダクトを
    設け、上部のダクトは一端に庫内空気の取入口、他端に
    外気の取入口を有し、下部のダクトはその両端に外部へ
    の空気の流出口、空気調整室内への空気の流通口及び前
    記流出口と前記流通口との開閉を切換えるダンパーをそ
    れぞれ有し、更に上下二段のダクトに亘って形成される
    庫内空気と外気とが間接的に熱交換するとともにそれぞ
    れが上部ダクトから下部ダクトに流れを切換えるように
    なっている閉鎖式の熱交換器が設けられていることを特
    徴とするヒートポンプ利用の塗型乾燥方法に用いる空気
    切換装置。
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