JP3197490U - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋本来の作業性を損なわず、手袋をはめたまま指を折り曲げて、人差指又は中指の第2関節でタッチパネルを円滑に操作することができる手袋を提供する。【解決手段】人差指又は中指の少なくともいずれか一方の第2関節に対応する指袋3b、3cの甲部側に導電性部分5a、5bを設ける。導電性部分は第2関節の甲部側中心より小指側に偏って設ける。【選択図】図1

Description

本考案は手袋をはめたままスマートフォン、パッド型パソコン、車載ナビゲータなどに使用される静電容量方式タッチパネルを操作可能な手袋に関する。
従来、手袋をはめたままタッチパネルを操作できる手袋としては、指袋の先端腹部に導電性糸を縫い付けたり、樹脂やゴムなどの導電性素材を縫製したもの(例えば特許文献1、2)が一般的であるが、手袋の指先に導電性部材からなる操作具を巻き付けて貼り付けるもの(特許文献3)、手袋の指袋を形成する部分の甲部と掌部の間の襠部を導電性素材により形成したもの(特許文献4)、手袋の指先を導電性糸で編成し内部に角のある先端部材を挿入したもの(特許文献5)も提案されている。
従来の手袋はいずれも、手袋の指先の腹部に設けた導電性部分でタッチパネルを操作するものであり、手袋を脱がなくても素手と同様にタッチパネル上でタップ、スライド、ピンチ等の操作を行うことができる。
特開2008−81896号公報 実用新案登録第3160211号 特開2012−251271号公報 特許第5328062号公報 実用新案登録第3171250号公報
しかし、従来の手袋は、本体、防寒だけでなく各種作業や運動を行うために装着されるのであり、指先の腹部分は作業や運動を行う間に酷使され、汚れたり、擦り切れたりする箇所である。このような指先の腹部にタッチパネル操作用の導電性部分を設けると、導電性部分の汚れがタッチパネルに付着したり、導電性部分が擦り切れたり穴が開いて操作が円滑にできなくなることがあった。
また、手袋には、荷作りや運搬等の作業が能率よくできるように、その指先、特に腹部に滑り止め加工を施したものがあるが、このような指先に導電性部材を設けると、作業時に荷物から滑って危険であり、作業能率が低下する。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、手袋本来の作業性を損なわず、手袋をはめたままタッチパネルを円滑に操作することができる手袋を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案に係る手袋は、人差指又は中指の少なくともいずれか一方に対応する指袋の第2関節の甲部側に導電性部分を設けたものである。
前記導電性部分は前記第2関節の甲部側中心より小指側に偏っていることが好ましい。
前記導電性部分は、前記指袋の生地に導電性素材が縫い付けられていることが好ましい。この場合、前記導電性素材は、前記指袋の生地に重ねて縫い付けられ、前記指袋の生地と前記導電性素材の間にクッション材が挟み込まれていることが好ましい。
前記導電性部分は、前記指袋の生地に導電性糸が縫い込まれていることが好ましい。
前記導電性部分は、導電性糸で編み込まれていることが好ましい。
本考案によれば、人差指又は中指の少なくともいずれか一方に対応する指袋の第2関節の甲部側に導電性部分を設けているので、手袋をはめたまま指を折り曲げた状態で、人差指又は中指の第2関節をタッチパネルに向かって突き出して、第2関節の甲部でタッチパネルを操作することができる。折り曲げた第2関節の甲部は指先の腹部に比べて固く尖っているので、タッチパネルに対する接触面積が少なく、キーパッド等を確実に操作できる。また、第2関節の甲部は作業によって汚れたり、摺り切れたりすることがないので、タッチパネルの画面を汚すことなく、円滑に操作できる。
本考案に係る手袋の一実施形態を示す甲部側(A)及び掌側(B)の正面図。 導電性部分の縫製方法その1(A)及びその2(B)を示す斜視図。 導電性部分の縫製方法その1(A)及びその2(B)を示す斜視図。 導電性部分の他の縫製方法を示す断面図。 本考案に係る手袋の他の実施形態を示す甲部側の正面図。 本考案に係る手袋の他の実施形態(A,B)を示す甲部側の正面図。 本考案に係る手袋の他の実施形態(A,B)を示す甲部側の正面図。 本考案に係る編み手袋の実施形態を示す斜視図 本考案に係る手袋の使用状況を示す斜視図。 本考案に係る手袋の他の使用状況を示す斜視図。
次に、本考案の実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本考案に係る手袋1の甲側と掌側を示す。手袋1は、本体部2と、親指、人差指、中指、薬指、小指の5指の各指袋3a、3b、3c、3d、3eと、袖部4とからなっている。人体の手の人差指、中指、薬指、小指の4指は、指先から順に、遠位指節間関節(DIP関節)、近位指節間関節(PIP関節)、中手指節関節(MP関節)を有するが、本明細書では、便宜上、それぞれ第1関節、第2関節、第3関節という。
手袋1には、人差指と中指の指袋3b、3cの第2関節に対応する甲部側に導電性部分5a、5bが設けられている。人差指の指袋3bにのみ導電性部分5aを設けてもよいし、あるいは中指の指袋3cにのみ導電性部分5bを設けてもよいが、両方の指袋3b、3cに導電性部分5a、5bを設ける方が、ユーザの好みに応じていずれかを選択して使用でき、またピンチ操作を行えるので、使い勝手がよい。
導電性部分5a、5bは、導電性を有する布片で形成され、第2関節部分を覆う大きさを有する。具体的には、導電性部分5a、5bは、第2関節から指先に向かって長くとも第1関節と第2関節の中間まで延び、指の付け根に向かって長くとも第2関節と第3関節の中間まで延び、その指の長手方向の長さは1〜3cmが好ましい。
導電性部分5a、5bの指の短手方向の幅は、図1(A)の中指の導電性部分5bのように指の甲部側の全幅でもよいが、図1(A)の人差指の導電性部分5aのように第2関節の甲部側中心より小指側に偏よるようにしてもよい。
導電性部分5a、5bは、図2(A)、図3(A)に示すように、指袋3b、3cの甲部側生地6の第2関節部分を切り取って導電性素材7a、7bを縫い付けて形成することができる。また、導電性部分5a、5bは、図2(B)、図3(B)に示すように、指袋3b、3cの甲部側生地6の第2関節部分に導電性素材7a、7bを重ねて縫い付けて形成することができる。指袋3b、3cの甲部側生地6と図示しない掌側生地の間に襠部8を有する場合は、当該襠8部まで導電性部分5a、5bを伸ばす必要はない。
図4に示すように、甲部側生地6に導電性素材7a、7bを重ねて縫い付ける場合、甲部側生地6と導電性素材7a、7bの間にスポンジ等のクッション材10を挟み込むことにより、タッチパネルを操作するときの音や衝撃を緩和することができる。
導電性素材7a、7bとしては、一般的に、合成繊維に金属や黒鉛を分散させたもの、金属繊維、有機物繊維の表面を金属で被覆したもの、有機繊維の表面を導電性物質を含む樹脂で被覆したものを採用できる。
導電性部分5a、5bの形状は、手の甲部側から見て、図5の導電性部分5a、5bのような半円形ないし半卵形、図6(A)の導電性部分5a、5bに示すような平行四辺形ないし矩形、図6(B)の導電性部分5aに示すような菱形、図7(A)の導電性部分5a、5bに示すような楕円形など任意に形状を採用することができ、図1(A)、図6(B)に示すように、人差指と中指とで異なる形状の導電性部分5a、5bとすることもできる。
また、導電性部分5a、5bは、図7(B)に示すように、指袋3b、3cの甲部側生地の第2関節部分に導電性糸9をジグザグ形、×形、渦巻き形などの所定のパターンで縫い込んで形成することができる。導電性糸9としては、アクリル繊維・ナイロン繊維に硫化銅を化学結合させた勇気導電性繊維、例えば日本蚕毛染色株式会社製サンダーロン(登録商標)を使用できる。
軍手などの編(ニット)手袋の場合、図8に示すように、第2関節部分の甲部又は第2関節部分の周囲を導電性糸で編み込んで導電性部分5a、5bとすることができる。
以上のように、人差指又は中指の少なくともいずれか一方に対応する指袋の第2関節の甲部側に導電性部分5a、5bを設けた手袋1は、図9に示すように、片手でスマートホンなどを保持し、もう一方の手を手袋1をはめたまま握って人差指又は中指の指袋3b、3cの導電性部分5a、5bをタッチパネルに向かって突き出し、ノックするように手首を動かして、第2関節の甲部の導電性部分5a、5bでタッチパネルに対してタップやスライド、フリックなどの操作することができる。また、人差指と中指の指袋3b、3cの両方に導電性部分5a、5bを設ければ、導電性部分5a、5bを同時に使用してその間隔を狭めたり、拡げることでピンチ操作を行うことができる。図9では、手袋1の掌側をタッチパネルに向けているが、図10に示すように、手袋1の甲部側をタッチパネルに向けて、人差指又は中指のいずれか一方又は両方の導電性部分5a、5bでタッチパネルを操作することもできる。
本考案の手袋1は、折り曲げた第2関節の甲部は指先の腹部に比べて固く尖っているので、第2関節の甲部に設けた導電性部分5a、5bのタッチパネルに対する接触面積が少なく、キーパッド等を確実に操作できる。指の第2関節を使う場合は、第2関節の甲部の小指側よりの部分をタッチパネルに当てると手首が安定するので、導電性部分5a、5bが甲部側中心より小指側に偏っているほうが、導電性部分5a、5bをタッチパッドに自然に当てることができ、操作が簡単である。
本考案の手袋1は、従来のように指先の腹部を使用しないので、作業や運動によって汚れたり、擦り切れた指袋の指先をタッチパネルに接触させる必要がない。また、第2関節の甲部側の指袋は作業や運動によって汚れたり、摺り切れたりすることがないので、指袋の甲部側にある導電性部分を使用してもタッチパネルの画面を汚すことなく、円滑に操作できる。
静電容量方式のタッチパネルでは、手が導電性部分5a、5bを介してタッチパネルに接触する必要があるが、従来の手袋のように指先の腹部に導電性部分を設けたものでは、手袋が大きめで手に密着していない場合には、導電性部分と指先の間に隙間が生じ、何回かやり直さなければタッチパネルを操作できない場合がある。しかし、本考案のように人差指又は中指の少なくともいずれか一方に対応する指袋の第2関節の甲部側に導電性部分5a、5bを設けると、多少手袋が大きくても、手の指の第2関節の甲部が導電性部分5a、5bに密着するので、確実にタッチパネルを操作することができる。
本考案の手袋1は、親指を除く4指を挿入する指袋を有する手袋や、親指と人差指を除く3指を挿入する指袋を有する手袋でも適用可能である。また、防寒用や作業用の手袋に限らず、野球、スキー、サイクリングなどのスポーツ用、つり用、礼装用、医療用の手袋にも適用できる。さらに、布、皮、ゴム、ラテックスなどの生地を裁断して縫合した縫い手袋に限らず、立体型に成形した手袋や、編み(ニット)手袋にも適用できる。
1 手袋
2 本体部
3a〜3e 指袋
4 袖部
5a、5b 導電性部分
6 甲部側生地
7 導電性素材
8 襠部
9 導電性糸
10 クッション材

Claims (6)

  1. 人差指又は中指の少なくともいずれか一方に対応する指袋の第2関節の甲部側に導電性部分を設けたことを特徴とする手袋。
  2. 前記導電性部分は前記第2関節の甲部側中心より小指側に偏っていることを特徴とする請求項1に記載の手袋。
  3. 前記導電性部分は、前記指袋の生地に導電性素材が縫い付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手袋。
  4. 前記導電性素材は、前記指袋の生地に重ねて縫い付けられ、前記指袋の生地と前記導電性素材の間にクッション材が挟み込まれていることを特徴とする請求項3に記載の手袋。
  5. 前記導電性部分は、前記指袋の生地に導電性糸が縫い込まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手袋。
  6. 前記導電性部分は、導電性糸で編み込まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手袋。


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