JP3197484U - 着物展示器具 - Google Patents

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勝清 青木
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Abstract

【課題】着物の背面を見ながら、鏡を用いて同時に着物の前面をも見ることが出来る着物展示器具を提供する。【解決手段】着物10を展示する展示用パネルと、着物の左右の袖に通してその着物を吊り下げる竿21と、所定距離離した2枚の透明パネル2、3間に竿の重心位置を取り付けて、透明パネル間に自然な状態で着物を吊り下げてなる透明パネルを展示用パネルから所定の距離離して設置してなる展示器具である。中央のパネル9の横幅を着物の左右の肩幅程度とし、両サイドの各鏡8の大きさを、着物の少なくとも片方の袖とそれに続く左右の脇柄とが写せる大きさとし、かつ、中央のパネルと両サイドの各鏡との交差角度を略150度に設定する。【選択図】図1

Description

本考案は、着物の左右後ろ見頃と上前や上衽を同一視点で見ることが出来ることを特徴とする着物展示器具に関する。
和服を展示する器具としては、古くから衣桁が知られている。また、ミニチュア着物の展示器具としては、下記特許文献に記載のものが知られている。これらの特許文献に記載のものは、何れも古来の衣桁に似せた形態であり、着物の形状から上前上部等に意識的に皺の様な折り目を付けることを余儀なくされていた。また、鏡を利用する場合においても、展示物を見るために視点移動することも与儀なくされている。
実用新案登録第3181009号公報 実用新案登録第3048966号公報 実願昭49―154449号(実開昭51−80091号)マイクロフイルム 実公昭50−13515号広報 特開2002−17530号公報 実用新案登録第3115328号公報
ところが、和服や着物を衣桁に掛けて展示する方法では、前身頃の上部に皺の様な折り目を付けないと着物の裾周りの絵柄を同時に見ることが出来ないという致命的な欠点がある。すなわち、着物の絵柄は、着物を着たときに、前側の上衽(うわおくみ)から前身頃へ、さらには、後側の後身頃へと描かれるので、特許文献2に開示された室内装飾品に関しては、いわゆる旧来の衣桁に掛ける事とケースに収めるということが前提である。特許文献3に開示されている多面鏡人形ケースに関して、第3図のケースを組み合わせた物は単にケースを組み合わせただけであり、構造上多面鏡とは言い難いものであり、また、視点の位置すら想定し難いものである。
本考案は、こうした問題を解決したもので、左右後ろ見頃を見ながら上前や上衽を同一視線に見ることができ、また、上前や左後ろ身頃と、下前と右後ろ身頃の合口、即ち着物の脇の柄合わせを見ることができ、また、その同一視点が展示物と見る人の距離の遠近を問わずして鑑賞できる新たな展示器具を提供することを課題とする。なお、以下で説明する着物は、人が着る着物の他に、装飾用のミニチュア着物も、含むことと解釈する。
本考案に係る展示器具は、着物の左右の袖に竿を通して2枚の透明パネル間に自然な状態で前記着物を吊り下げてなる2枚の透明パネルを備えた展示器具であって、中央に鏡のないパネルと、その両サイドに鏡のある疑似三面鏡で構成した展示用パネルの前方に、前記2枚の透明パネルを配置し、前記中央のパネルの横幅を前記着物の左右の肩幅程度とし、前記両サイドの各鏡の大きさを、前記着物の少なくとも片方の袖とそれに続く左右の脇柄とが写せる大きさとし、かつ、前記中央のパネルと前記両サイドの各鏡との交差角度を前期着物の前方から前記各鏡を覗いたときに、前記着物の鏡と面している側が全て映る角度に設定したことを特徴とする。
2枚の透明パネルの間隔は、着物等の展示物の厚さに関係しているので展示物の厚さに随時合わせて位置決めする。前面透明パネルは、アクリル板、ガラス板、硬質フィルム等、透明であれば素材は問わない。
透明パネルへの竿の取り付けには、竿に取り付けられたピンで一方の透明パネルの穴を貫通して、その透明パネルの裏側から蝶タック等で、ピンを固定することにより、竿を透明パネルに固定し、これにより竿に通された着物等が透明パネルに装着される。また、竿の形状は、そこに吊り下げる着物等の形状に沿った上に凸の湾曲状のハンガーでもよい。
このように、竿を透明パネルに取り付ける取付具は、こうした構成に限定されるものではなく、例えば竿側に磁石をパネル側に金属を配置した物を利用しても良い。
ここでの透明パネルは、アクリル板、ガラス板、硬質フィルム等、透明であればその素材は問わない。
ここでの疑似三面鏡の鏡は、鏡の特性があれば、アクリル板、金属板、硬質フィルム等、その素材は問わない。
ここでの、左右鏡板固定の為の、中央パネルに関しては、その素材は問わない。
本考案によれば、着物を展示パネルに簡単に装着でき、鏡を使って従来よりも奥行きを短くした状態での、展示スタイルを市場に提供することができる。
本考案に係る展示器具の実施形態を正面から見た外観図 上記施形態を斜め上方から見た外観斜視図 上記実施形態に係る疑似三面鏡の光の反射を示す図 上記図3の視点を変えた時の光の反射を示す図 上記疑似三面鏡の二つの視点からの光の反射を示す図 上記疑似三面鏡の二つの視点からの光の反射部分の拡大図
以下、図面を参照しながら、本考案に係る展示器具の実施形態を説明する。
図1と図2とにおいて、展示器具1は、一定間隔を空けた2枚の透明パネル2、3と、着物10を吊り下げる竿21と、その竿21を一方の透明パネル3に着脱自在に固定する取付具24と、着物を挟む為の2枚の透明パネル2、3とこれらのパネル2、3と、疑似三面鏡を構成する鏡面パネル8と、鏡面固定パネル9と、これらを連結する取付具4、5、6、7から構成される。
この実施形態に係る透明パネル3は、アクリル板等の透明素材で有ることを条件とする。透明パネル3には着物10を吊り下げる竿21を固定させるピン穴を開けておく。四辺には、前面透明パネル3を装着する取付具4、取付具5、取付具6、を用いて透明パネルに装着する穴等を開けておく。また、透明パネル3が大きくなれば前面透明パネル3との取付具は数を増やすことができる。
この実施形態に係る鏡面パネル8は、透明パネル3と略30度の角度で取り付ける。鏡面パネル8と、鏡面固定パネル9との好ましい角度は、150度であるが、設置場所に応じ適宜変更可能である。その場合は、鏡面パネル8と、透明パネル3の角度も変わる。したがって、略150度とは、145度〜155度が好ましい。
この実施形態に係る前面透明パネル2に関しては、展示物10を囲むような形にしても良い。
図3は、離れた位置から、鏡に映る着物10を、覗いた場合の光の反射航路を示したものである。視点Bは、展示透明パネル3の横幅の、5倍の距離である。視点Bの時、着物10の裾a点は、鏡面パネル8(8a)には、a1点として映り、着物10の裾b点は、鏡面パネルには、b1点として映っている。
図4は、図3と同じ距離だけ離れた視点Bを横移動させた視点Dでの光の航路を示している。
図5も、鏡に映る着物10を、覗いた場合の光の反射航路を示したもので、視点Cは、展示透明パネル3の横幅の、10倍の距離である。この時、視点Cは、着物10の裾a点は、鏡面パネル8(8a)には、a2点として映り、着物10の裾b点は、鏡面パネルには、b2点として映っている。
図6は、図5の鏡面部分の拡大図である。このように着物展示物より、離れると鏡面パネル8には、限りなく着物展示物10の実写の反対側が見えるのであるが、鏡面パネル8は左右に取り付けてあるので、鏡に映る部分が着物10の、半分以上であれば、視点Bから、視点Cぐらいの位置であれば、実物の文様も鏡に映った文様も、確実に見える。
1 着物展示器具
2 前面透明パネル
3 展示透明パネル
4 前面透明パネルと展示透明パネルと鏡面パネルの連結具
5 前面透明パネルと展示透明パネルの距離を開けるシャーシ
6 前面透明パネルと展示透明パネルの固定ナット
7 前面透明パネルと展示透明パネルと鏡面パネルの固定ナット
8 鏡面パネル
9 鏡面固定パネル
10 展示物(着物)
21 竿
22 ピン
23 滑り止め
24 蝶タック

Claims (4)

  1. 着物を展示する展示用パネルと、前記着物の左右の袖に通してその着物を吊り下げる竿と、所定距離離した2枚の透明パネル間に前記竿の重心位置を取り付けて、前記透明パネル間に自然な状態で前記着物を吊り下げてなる前記透明パネルを前記展示用パネルから所定の距離離して設置してなる展示器具であって、前記展示用パネルを中央に鏡のないパネルとし、その両サイドに鏡のある疑似三面鏡とし、前記中央のパネルの横幅を前記着物の左右の肩幅程度とし、前記両サイドの各鏡の大きさを、前記着物の少なくとも片方の袖とそれに続く左右の脇柄とが写せる大きさとし、かつ、前記中央のパネルと前記両サイドの各鏡との交差角度を略150度に設定したことを特徴とする展示器具。
  2. 前記両サイドの鏡の内、左サイドの鏡は、前記着物の右サイドの脇柄が写せる広さに設定され、右サイドの鏡は、前記着物の左サイドの脇柄が写せる広さに設定されている請求項1に記載の展示器具。
  3. 前記展示用パネルと前記透明パネルとは、略同じ高さに設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の展示器具。
  4. 前記展示用パネルと前記透明パネルは、着脱可能な留め具で一体的に連結されている請求項1〜3の何れかに記載の展示器具。
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