JP3161572U - 姿見 - Google Patents

Abstract

【課題】正面に立たなくても、自分を鏡に映して見ることができる姿見を提供する。【解決手段】２枚の平面鏡の鏡面の直線状の縁部を互いに直角に接するように配置することで、姿見の前に立った人は、２枚の平面鏡の鏡面の両方が見える位置に立つ限り、自分の姿を常に鏡に映して見ることができる。２枚の直行する平面鏡の直線状の縁部が接する直線部分を交接線と呼ぶものとする。本姿見は、鏡を利用する本人が２枚の鏡の鏡面が見える位置に立つと、自分の姿が必ず交接線を中心とする位置に映って見える。このことにより、２枚の鏡の鏡面が見える位置に複数の人間が立っていても、それぞれの人が交接線の位置に自分を映してみることができる。また、２枚の鏡の鏡面が見える位置範囲内を移動しても、常に自分を交接線の位置に自分を映してみることができるので、歩く姿などを姿見で見てみたい場合にも、本姿見は効果がある。【選択図】図１

Description

本考案は、洋服売り場等に設置する姿見に関するものである。

洋服等身に着けるものを販売する店舗の売り場には、お客様がそれを身につけて確認するための姿見が設置されている。これらの姿見には通常は人間の背丈程度の縦長の平面鏡が使用されている。

このような従来の姿見では鏡の横幅を大きくしない限り、ひとつの姿見で同時に複数のお客様の利用に対応することができないし、また歩く姿を確認したいというお客様の要望にもこたえることができなかった。

かといって、デパートのように広いフロアの一部を用いた洋服売り場や、また一般の洋服店などでは、限られた店舗面積に中で幅の広い大きな姿見を設置することはなかなか困難である。

特開２００３−０６１７９８号公報

従来の幅の狭い姿見では、その正面に立たなければ自分を映すことができない点である。

本考案は、姿見において2枚の平面鏡の鏡面の直線状の縁部を互いに直角に接するように配置することを特徴とする。

2枚の直行する平面鏡の直線状の縁部が接する直線部分を交接線と呼ぶものとする。本考案の構造を持つ姿見は、鏡を利用する本人が2枚の鏡の鏡面が見える位置に立つと、自分の姿が必ず交接線を中心とする位置に映って見える。このことにより、2枚の鏡の鏡面が見える位置に複数の人間が立っていても、それぞれの人が交接線の位置に自分を映してみることができる。また、2枚の鏡の鏡面が見える位置範囲内を移動しても、常に自分を交接線の位置に自分を映してみることができるので、歩く姿などを姿見で見てみたい場合にも、本考案の構造を持つ姿見は効果がある。

図１は本考案に基づく姿見の構造を示した説明図である。（実施例１） 図２は図１の姿見の利用効果を示した説明図である。（実施例１）

姿見の前面の一定の範囲内に立てば常に自分を映すという目的を、電子的な手段によらず、単純な鏡の機能を使用して実現した。

図１は、本考案に基づく姿見の構造を示している。二つの平面鏡は直線状の縁部を接して互いに直角に固定されている。また二つの平面鏡の前面には透明なガラスが隙間無く固定されている。このガラスは内部にほこり等が入らないようにするためで、このため、二つの平面鏡と前面ガラスによってできる三角筒上の空間の上端と下端はほこりを通さない材料で密封されている。

図2は本考案に基づく姿見の効果を説明している。図2は立てられた姿見を真上から見た図である。人Ａ、人Ｂ、人Ｃは姿見に対して少しずつ異なる位置に立っているが、3人とも自分と2枚の平面鏡の交接線を結ぶ線上に自分の姿を見ることができる。

デパートの洋服売り場や洋服店における姿見として利用する。

１ 平面鏡1
２ 平面鏡2
３ 保護ガラス

Claims (1)

1. 全身を映すことを目的とする姿見において、直線状の縁部を持つ2枚の平面鏡の鏡面を直線状の縁部を接して直角に配置して固定した姿見。

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