JP3192027U - 光散乱装飾具 - Google Patents

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隆志 豊原
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株式会社星の種
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Abstract

【課題】美しい造形を作ることができる光散乱装飾具を提供する。
【解決手段】光散乱装飾具1は、内部空間が正方形又は長方形でなる枠2A及び2Bを有しており、枠2A及び2B間は、蝶番3によって接続されている。すなわち、枠2(2A及び2B)は、回転可能に接続されている。枠2は、その内部に7本の糸11が張られており、当該糸11には光を散乱するクリスタル10が固定されている。枠2は、例えば4本の角棒を組み合わせて製作される。クリスタル10は、表面に凹凸が設けられた多面体であり、太陽光などの強い光を屈折させて光の強弱を作り出し、光の進行方向にある床や壁などに、あたかも光の玉がちりばめられたような光の像を造り出すことができる。糸11は、固定具12によって上下端を枠2に固定されている。固定具12は、例えばねじ式のリング状金具が用いられる。
【選択図】図1

Description

本考案は光散乱装飾具に関し、例えば店舗などのインテリアに使用される光散乱装飾具に適用して好適な物である。
従来、光散乱装飾具としては、光を散乱するクリスタルを複数個吊り下げるものが知られている。このような光散乱装飾具では、クリスタルの中心部分を貫通する孔を開け、糸又はワイヤに通したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第4602464号
しかしながら、クリスタルは透明なので、その中心に孔を開けると孔が目立ってしまい、美観が著しく損なわれてしまう。また、クリスタルの強度を保つため、孔は中心付近に限られてしまって造形が単調になるなど、美観を保つことが難しいという問題があった。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、美しい造形を有する光散乱装飾具を提供するものである。
かかる課題を解決するため本考案の光散乱装飾具は、突出方向に突出して設けられた凸部と、凸部又は当該凸部に近接する位置に突出方向と直交する貫通方向に開けられた貫通孔とを有し、光を散乱させる複数のクリスタルと、複数のクリスタルが有する貫通孔に対して通された糸と、糸に対するクリスタルの位置を固定する固定具とを有するようにした。
これにより、光散乱装飾具は、糸に対して自由な位置にクリスタルを配置させることができるため、造形の自由度を高めることができる。
また光散乱装飾具は、内側が長方形又は正方形でなる枠部と、枠部の上側から吊り下げられた糸と、固定具を用いて固定することにより、糸に対して固定され、光を散乱する複数のクリスタルとを有するようにした。
これにより、光散乱装飾具は、枠を額縁とし、糸とクリスタルとで形成される造形を絵画のように見せることができる。
本考案によれば、糸に対して自由な位置にクリスタルを配置させることができるため、造形の自由度を高めることができ、かくして美しい造形を有する光散乱装飾具を提供できる。
本考案によれば、枠を額縁とし、糸とクリスタルとで形成される造形を絵画のように見せることができ、かくして美しい造形を有する光散乱装飾具を提供できる。
光散乱装飾部の構成を示す略線図である。 枠の糸への固定の説明に供する略線図である。 クリスタルの糸への固定の説明に供する略線図である。 他の実施の形態による光散乱装飾部の構成を示す略線図である。
以下、図面について、本考案の一実施の形態を詳述する。
図1に示すように、光散乱装飾具1は、窓際など太陽光などの強い光が差し込む場所に置かれるインテリアである。
光散乱装飾具1は、内部空間が正方形又は長方形でなる枠2A及び2Bを有しており、枠2A及び2B間は、蝶番3によって接続されている。すなわち、枠2(2A及び2B)は、回転可能に接続されている。
枠2は、その内部に7本の糸11が張られており、当該糸11には光を散乱するクリスタル10が固定されている。枠2は、例えば4本の角棒を組み合わせて製作される。また、材料に制限はなく、木材や樹脂材料、金属材料などを適宜組み合わせて用いることができる。
クリスタル10は、表面に凹凸が設けられた多面体であり、太陽光などの強い光を屈折させて光の強弱を作り出し、光の進行方向にある床や壁などに、あたかも光の玉がちりばめられたような光の像を造り出すことができる。
このクリスタル10は、例えばサンキャッチャーという名称で一般に販売されているものなどを使用できる。表面に凹凸が設けられた球に近い形のものだけでなく、しずく型や楕円球型のように、多面体加工された種々の形状のものをクリスタル10として使用することができる。
クリスタル10の材質としては、各種のパワーストーンやガラスボールなど、種々のものを使用できる。色は光が透過すれば良く、着色されていても無色であっても良い。
糸11は、例えばピアノ線や金属糸など、樹脂材料や金属材料、天然材料、若しくはこれらの混合したものが使用される。好ましくは、ピアノ線や釣糸のように、透明感を有する樹脂製の糸が用いられる。
糸11は、固定具12によって上下端を枠2に固定されている。図2に示すように、固定具12は、例えばねじ式のリング状金具が用いられる。この固定具12は、糸11の上下端を固定できれば良く、材質に応じて種々のものが使用される。
糸11の上下端は、留金具13で留められることにより輪11aが形成され、当該輪11aが固定具12のリング部12aに引っかけられることにより、固定具12を介して枠2に対して固定される。
図3(A)及び(B)に示すように、クリスタル10は、水平方向に平行に、すなわち糸11を鉛直方向に吊る場合に当該鉛直方向に対して直交する方向に突出する凸部10aを有している。
凸部10aの内部若しくは凸部10aの近傍には、鉛直方向に貫通する貫通孔10bが設けられている。
貫通孔10bに糸11が通され、固定具14によって糸11上におけるクリスタル10の位置が固定される。貫通孔10bがある程度長さを有するため、その下方向の位置のみ固定すれば、クリスタル10は上下方向に安定的に固定される。
固定具14の形状に制限はなく、貫通孔10bより大きければよい。また、その一部が貫通孔10bの内部に入るようにすることで、安定感を増すことも可能である。固定具14の材質に制限はなく、金属やプラスチックなどの材質が好適に使用される。
光散乱装飾具1(図1)では、2つの枠2に張られた合計14本の糸に、多数のクリスタル10を固定しているため、光の玉のシャワーが降り注いだかのような見事な光の像を造り出すことができる。
また、クリスタル10の側部を固定するため、1本の糸11に対し、水平方向の左右両側にクリスタル10を固定することができ、造形のバリエーションを増やすことができる。
なお、1本の糸11に対して固定されるクリスタル10の数に制限はない。また、クリスタル10のサイズにも制限はなく、同一サイズ・形状のものを使用しても良いし、複数種類のクリスタルや、複数のサイズ・形状のものを使用しても良い。
本実施の形態の光散乱装飾具1では、枠2の中に上下方向に張られた複数の糸が並び、2種類のサイズでなるクリスタル10が固定されていることにより、観た人に対し、あたかもハープに水玉がちりばめられているというような美しい印象を与えることができる。
また、枠2内において、平面的に並ぶようにクリスタル10が配置されており、観た人に対し、あたかも額縁の中の絵画をみるような印象を与えることができる。
以上の構成によれば、本発明の光散乱装飾具1は、突出方向である水平方向に突出して設けられた凸部10aと、凸部10a又は当該凸部に近接する位置に突出方向と直交する貫通方向に開けられた貫通孔10bとを有し、光を散乱させる複数のクリスタル10と、複数のクリスタル10が有する貫通孔10bに対して通された糸11と、糸11に対するクリスタル10の位置を固定する固定具12とを有する。
これにより、光散乱装飾具1は、貫通孔10bを目立たない位置に設けて美観を保ちつつ、糸11に対して自由な位置にクリスタル10を固定することができるため、光散乱装飾具1としての造形を著しく美しくすることができる。
光散乱装飾具1は、糸11を吊り下げて固定するスタンドとしての枠2を有する。これにより、光散乱装飾具1は、糸11とクリスタル10とをスタンドとの組み合わせにより一段と美しく見せることができる。
スタンドは、周囲が囲まれた枠部としての枠2を有しており、枠2の上側から複数の糸が吊り下げられている。これにより、光散乱装飾具1は、額縁の中に糸11とクリスタル10とが存在するかのような美しい造形をつくることができる。
スタンドは、周囲が囲まれた枠2を少なくとも2以上有しており、枠2間が蝶番3で接続されている。これにより、光散乱装飾具1は、枠2自体がスタンドとしての役割を果たすことができると共に、枠2の角度を変化させることにより、作り出される光の像を様々に変化させることができる。
スタンドは、2つの上記枠2からなる。これにより、光散乱装飾具1は、安定・美観上、好ましいインテリアを形成することができる。
糸11は、枠2の下側で固定されている。これにより、光散乱装飾具1は、重心を安定させることができると共に、不意の破損を未然に防止できる。また、再下位置にあるクリスタル10よりも下に糸11があるため、糸11が造形の一部として溶け込み易くなり、美観を一段と向上させることができる。
糸11は、4〜10本吊り下げられている。これにより、光散乱装飾具1は、糸11自体がハープや川の流れを彷彿させ、美観を向上させると共に、クリスタル10を適度な間隔を開けて数多く配置することができ、光の像の面積を大きく、かつ美しくすることができる。
光散乱装飾具1は、内側が長方形又は正方形でなる枠部としての枠2と、枠2の上側から吊り下げられた糸11と、固定具14を用いて糸11に対して固定され、光を散乱する複数のクリスタル10とを有している。
これにより、光散乱装飾具1は、枠2を額縁に、糸11を水の流れに、クリスタル10を水玉に見立てることができ、まるで絵画のような美しい造形を作り出すことができると共に、面を使って配置されたクリスタル10からきらびやかな光の像を作り出すことができる。
光散乱装飾具1は、側部である凸部10a又は凸部10a近傍を固定することにより、糸11に対してクリスタル10を固定する。これにより、光散乱装飾具1は、クリスタル10の中心に孔を開ける方法と比較して、クリスタル10の外観を損ねずに済む。
また、クリスタル10同士を金具で繋ぐ方法と比較して、クリスタル10間の間隔を自由に設定することができ、造形及び光の像を自由に設計可能である。
光散乱装飾具1は、枠2を2つ以上有し、枠2間が回転可能に接続されている。これにより、光散乱装飾具1は、クリスタル10が配置される面積を増大させた大きな光の像を形成すると共に、枠2間の角度を変えて、光の入射方向や光の像が照射される空間などに応じて適切な光の像を作り出すことができる。
糸11は、4〜10本吊り下げられている。これにより、光散乱装飾具1は、適切な数のクリスタル10を適度な間隔で配置することができる。
なお、上述した実施の形態においては、スタンドとしての枠2の上側に糸11を吊り下げるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば図4に示すように、スタンド102に1本又は複数本の糸11を吊り下げ、クリスタル10を配置することもできる。
また、上述した実施の形態においては、枠2内に複数本の糸11を吊り下げ、クリスタル10の側部を糸11に固定するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、クリスタル10の中心付近を固定するようにしても良い。この場合であっても、枠2内に複数の糸11が張られた美しい造形を得ることができる。
また、上述した実施の形態においては、クリスタルとしてのクリスタル10と、糸としての糸11と、固定具としての固定具14とによって光散乱装飾具としての光散乱装飾具1を構成するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成によるクリスタル10と、糸と、固定具とによって本発明の光散乱装飾具を構成することができる。
本考案は、例えば店舗や部屋のインテリアとして利用することができる。
1……光散乱装飾具
2、2A、2B……枠
3……蝶番
10……クリスタル
10a……凸部
10b……貫通孔
11……糸
12……固定具
14……固定具

Claims (11)

  1. 突出方向に突出して設けられた凸部と、前記凸部又は当該凸部に近接する位置に前記突出方向と直交する貫通方向に開けられた貫通孔とを有し、光を散乱させる複数のクリスタルと、
    前記複数のクリスタルが有する前記貫通孔に対して通された糸と、
    前記糸に対する前記クリスタルの位置を固定する固定具と
    を備えることを特徴とする光散乱装飾具。
  2. 前記糸を吊り下げて固定するスタンド
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光散乱装飾具。
  3. 前記スタンドは、
    周囲が囲まれた枠部を有しており、
    前記スタンドのうち、上側から複数の前記糸が吊り下げられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の光散乱装飾具。
  4. 前記スタンドは、
    周囲が囲まれた枠部を少なくとも2以上有しており、
    前記枠部間が蝶番で接続されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の光散乱装飾具。
  5. 前記スタンドは、
    2つの上記枠部からなる
    ことを特徴とする請求項4に記載の光散乱装飾具。
  6. 前記糸は、
    下側で固定されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光散乱装飾具。
  7. 前記糸は、
    4〜10本吊り下げられている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光散乱装飾具。
  8. 内側が長方形又は正方形でなる枠部と、
    前記枠部の上側から吊り下げられた糸と、
    固定具を用いて固定することにより、前記糸に対して固定され、光を散乱する複数のクリスタルと
    備えることを特徴とする光散乱装飾具。
  9. 前記クリスタルは、
    側部である凸部又は前記凸部近傍を固定することにより、糸に対して固定されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の光散乱装飾具。
  10. 前記枠部を2つ以上有し、
    前記枠部間が回転可能に接続されている
    ことを特徴とする請求項8〜9のいずれかに記載の光散乱装飾具。
  11. 前記糸は、
    4〜10本吊り下げられている
    ことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の光散乱装飾具。
JP2014002430U 2014-05-12 光散乱装飾具 Expired - Lifetime JP3192027U (ja)

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