JP3197415B2 - コマンド通信方式 - Google Patents

コマンド通信方式

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JP3197415B2 JP33754993A JP33754993A JP3197415B2 JP 3197415 B2 JP3197415 B2 JP 3197415B2 JP 33754993 A JP33754993 A JP 33754993A JP 33754993 A JP33754993 A JP 33754993A JP 3197415 B2 JP3197415 B2 JP 3197415B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリモートコントロール等
において使用されるコマンド通信方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機や、VTR、エアコ
ンディショナ等の機器を離れたところから制御するため
にリモートコントロールが頻繁に行なわれるようになっ
てきた。そして、このようなリモートコントロール付き
の機器が増えるに従って混信を防ぐことが必要になって
きた。混信が生じると、例えばテレビジョン受像機をリ
モートコントロールしているつもりであるのに、エアコ
ンディショナが制御されてしまうといった不具合が生じ
るからである。
【0003】混信(従って誤動作)を防ぐために従来、
採られてきた方式としてデータの一部をパリティの形で
もたせたものがある。また、コマンドを或る間隔で何回
か繰り返し送信されてきた場合にのみ、コントロール信
号と判定するものもあった。更に、コードの一部がロジ
ック反転関係にあるものを繰返し送るようにしたものも
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記1番目の
方式では、VTRの予約などのように、録画のチャンネ
ル、開始時間、終了時間、日にち等の多くのデータが必
要な場合、長いデータを送らなければならないので、そ
のデータの一部分を取ると、他の機器のコントロール信
号と一致したり、パリティが合致したりすることがあ
る。
【0005】また、前記2番目と3番目の方式であって
も、受信側で、たまたま同じコードを他から受信する
と、当該受信機器のリモートコントロール信号と判定し
てしまい、誤動作を起してしまうという欠点があった。
【0006】本発明はこのような欠点を除去しリモート
コントロール等の信頼性を高めることができるコマンド
通信方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のコマンド通信方式では、複数回繰り返し送信
されるコマンド中にチェック用データを含み、該チェッ
ク用データがコマンドの送信ごとに予め送受信間で決め
られた規則に従った順序で変化していくようになってい
る。
【0008】また、本発明のコマンド通信方式では、複
数回繰り返し送信されるコマンド中にデータ列とパリテ
ィデータ列とを含み、パリティデータ列は、予め送受信
間で決められた順序でコマンドの繰返しごとに変わるチ
ェック用データと前記データ列とから求められたもので
あり、チェック用データは送信されず、受信側では受信
したパリティデータ列からコマンドの正偽を判定するよ
うになっている。
【0009】
【作用】このような構成によると、受信側では繰返し送
られてきたチェックデータを検出し、これが予め定めら
れている規則に従って変化しているか否かの判定を行な
えばよい。このように、繰返し送られるコマンドのチェ
ックデータが送信ごとに順次変化し、その変化が所定の
規則に従っているものが、他から偶然現われる可能性は
殆どなく、その分、コマンド通信の信頼性が向上する。
【0010】また、上記チェックデータが送信されず、
その代り、このチェックデータとデータ列とから求めら
れたパリティデータ列を送信する方式では、受信したデ
ータ列とパリティデータ列とからチェックデータが算出
できるので、実質的に上記チェックデータを受信したと
同様の処理を行なえる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はテレビジョン受像機用のリモートコントロ
ール送信器の構成を示しており、1はマイクロコンピュ
ータを含む送信コントローラであり、2はキーマトリク
ス、3は赤外光を発光するLED(発光ダイオード)、
4はLED駆動用のトランジスタである。
【0012】キーマトリクス2は機器の電源をON/O
FFしたり、チャンネルを切換えたり、音量を変えたり
するキーがそれぞれ設けられている。そして、それらの
キーを押すと、図3に示すコマンドデータがマイクロコ
ンピュータから出力される。
【0013】カスタムコード5はテレビジョン受像機や
VTR、エアコンディショナ等の機器の種類(今の場
合、テレビジョン受像機)を表わし、チェックコード6
は当該リモートコントロール信号を特定するためのコー
ドであり、ファンクションデータ7はチャンネル切換え
や音量調整等の機能に関するデータ、そしてパリティデ
ータ8は、カスタムコード5、チェックコード6、ファ
ンクションデータ7のイクスクルーシブORをとったも
のである。尚、これらのコードやデータはそれぞれ8ビ
ットずつで合計32ビットである。
【0014】図3のコマンドはキーを押している間、何
回も繰り返し出力される。図4は繰返し出力される状態
を示している。尚、本実施例の特徴はチェックコード6
がコマンドの送信ごとにOB→OD→FE・・・と規則
的に変化している点にある。このチェックコードは送信
コントローラ1内のプログラム用ROM内のデータテー
ブル(図6)から取り出される。
【0015】図5は送信コントローラ1によるコマンド
発生処理のフローチャートを示している。同図におい
て、ステップ#5でキー入力があるか否か判定し、あれ
ばステップ#10へ進んでカスタムコード5を作成す
る。次にステップ#15でチェックコードを作成する。
送信コントローラ1を電源ONしたときは、ポインタは
データテーブルの初期値である01にリセットされる
が、電源ON状態でキーを離したときは、その離した時
点のポインタ位置が保持されている。この保持はワーク
RAM(図示せず)によって行なわれる。
【0016】図6は前回のキー操作終了でポインタがO
Bの位置に保持されていることを示している。従って、
今回のキー操作では、チェックコードとしてOBが最初
に選ばれる。ステップ#15でのチェックコードの作成
終了に伴ないポインタはODの位置に進む。続いてステ
ップ#20、#25でそれぞれファンクションデータの
作成とパリティデータの作成が行なわれ、最後に作成し
た4つのコード(データ)をステップ#30で順次出力
し、ステップ#5へ戻る。このとき、まだキーが押され
ていると、ステップ#5〜#30を繰り返し実行する。
【0017】そして、2回目のチェックコード作成(ス
テップ#15)では、ODが選ばれ、3回目のチェック
コード作成ではFEが選ばれる。そして、ポインタが最
後のコードに至ると、初期値の01へ戻り、順次サイク
リックにチェックコードを選ぶ。
【0018】ステップ#30で出力されたコマンド信号
は変調処理を受けた後、送信コントローラ1から出力さ
れトランジスタ4を駆動する。トランジスタ4はコマン
ド信号に応じてON、OFFし、ONのときLED3を
点灯する。その結果LED3から赤外光が放射される。
【0019】図2はテレビジョン受像機に設けられたリ
モートコントロール受信回路を示しており、10は赤外
光を受信して電気信号に変換するとともに波形成形する
受信部であり、11は受信側コントローラである。12
はコントローラ11によって制御される部分を示す。コ
ントローラ11はマイクロコンピュータを含んでいる。
受信したコマンドのうちチェックコード6はコントロー
ラ11に内蔵されているデータテーブルのコードと比較
される。このデータテーブルも図6に示すものと同一で
ある。
【0020】今、図4に示す繰返しコマンドのうち、1
回目のコマンドが受信されると、チェックコードOBが
検出され、これに伴ないデータテーブルのポインタがO
Bの位置にもたらされる。2回目のコマンドが受信され
ると、ポインタは次の位置に移りODが呼び出される。
そして受信したコマンドのチェックコードがODと一致
しているか否か判定する。受信側では、引続き受信され
るコマンドのチェックコードの判定を次々と行なうが、
どの時点で(即ち何回一致したら)正しいコマンドと決
定するかはプログラム上に設定しておけばよい。
【0021】上記実施例では、チェックコードの順序を
送信側及び受信側でデータテーブルの形でもっている場
合について述べたが、データテーブルでなくプログラム
上の乱数(関数)でもっていてもよい。この場合、送信
側も受信側も前回のコードから今回のコードを乱数を用
いて計算して求めることになる。
【0022】また、上記実施例ではカスタムコード5
と、チェックコード6と、ファンクションデータ7と、
パリティデータ8を送っているが、パリティデータをカ
スタムコード5とチェックコード6とファンクションデ
ータ7のイクスクルーシブORをとるようにしている限
り、チェックコードを送信しなくてもよい。
【0023】それは、パリティデータ8とカスタムコー
ド5とファンクションデータ7から計算によってチェッ
クコード6が求まるからである。このように、チェック
コードを送信しない方式の場合もチェックコードは上述
したように予め定めた順序の規則でコマンドの送信ごと
に変化していくものであるとする。尚、イクスクルーシ
ブORに限らず、逆算可能な方法であれば、どんな方法
でもよい。この変化は送信されるパリティデータが担う
ことになる。
【0024】尚、同じチェックデータの変化であって
も、カスタムコードやファンクションデータが異なるも
のになった場合はパリティデータそれ自身は異なったも
のとなるが、カスタムコードとファンクションデータと
パリティデータから計算で求めたチェックデータの変化
はカスタムコードやファンクションコードが変わっても
同じである。
【0025】以上、本発明の実施例ではチェックコード
が繰返し送信されるコマンドごとに所定の規則で順次変
化していくので、これと同じ他信号が受信される可能性
は極めて少なく、受信側で誤動作の生じる可能性が極め
て少なくなるという利点がある。また、コマンドの一部
が障害物等によって抜けても、正常な制御ができる場合
がある。
【0026】例えば、図4のように、繰り返し送信され
たコマンドのチェックコードの0DとFEが抜けても、
その後のEC(ECはFEの次の送信で送られるチェッ
クコード)が正常に受信されていると、欠如した期間
(例えば200ms)と、その後、はじめて受信できた
コード(この場合EC)が分かれば、その欠如した期間
は何らかの原因で受信できなかったが、送信側は送り続
けていた(キーを連続押していた)か、一度中断された
後、再度送信した(この場合、200ms後に来るコー
ドは0Dの筈)かが判断できることになる。
【0027】これは、ONエッジやOFFエッジで1つ
の動作だけ制御するキー(例えば電源ON/OFF、T
V/VTR切換え)の操作に基づくリモートコントロー
ル信号の場合に有効である。即ち、電源ONのコマンド
が何回も繰り返し送られているとき、途中で信号が無く
なっても、これは繰り返し送られているコマンド(即
ち、電源ONのコマンド)であることが判断できると、
電源をOFFにしないからである。これに対し、一度中
断してから送られたコマンドであれば、これは電源OF
Fのコマンドと判断して電源をOFFにする。
【0028】一般に電源ON/OFFのコマンドは一度
キーを押して、更にまた押すとデータとしては同じで
も、反対の命令として作用する。例えば最初押したと
き、ONであれば次に押したときはOFFにするべく作
用する。これに対し、キーを押し続けているときは、同
じ命令(ONだけ又はOFFだけ)を送っていることに
なる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ェックコードが繰返し送信されるコマンドごとに所定の
規則で順次変化していくので、これと同じ他信号が受信
される可能性は極めて少なく、従って受信側で誤動作を
起す虞が払拭される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したリモートコントロール送信器
の構成を示す回路図。
【図2】本発明を実施したリモートコントロール受信回
路の構成を示す回路図。
【図3】送信コマンドを示す図。
【図4】コマンドが繰返し送信される様子を説明する
図。
【図5】コマンド発生のフローチャート。
【図6】チェックコードについてのデータテーブルを示
す図。
【符号の説明】
5 カスタムコード 6 チェックコード 7 ファンクションデータ 8 パリティデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数回繰り返し送信されるコマンド中にチ
    ェック用データを含み、該チェック用データがコマンド
    の送信ごとに予め送受信間で決められた規則に従った順
    序で変化していくことを特徴とするコマンド通信方式。
  2. 【請求項2】複数回繰り返し送信されるコマンド中にデ
    ータ列とパリティデータ列とを含み、パリティデータ列
    は、予め送受信間で決められた順序でコマンドの繰返し
    ごとに変わるチェック用データと前記データ列とから求
    められたものであり、前記チェック用データは送信され
    ず、受信側では受信したパリティデータ列からコマンド
    の正偽を判定することを特徴とするコマンド通信方式。
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