JP3196948B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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Description
カラースキャナなどのカラー画像撮像装置を介してカラ
ー画像を入力し、所定の計測,解析または評価をしてカ
ラーモニタに表示するためのカラー画像処理装置に関す
る。
価を安定に行なう手法としては、入力されたR(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)の3原色画像を人
間の視覚に合わせるための画像変換、すなわち色の属性
を示す色相(H),彩度(S)および明度(I)に変換
する、いわゆるHSI変換を行なうものが一般的に良く
知られている。
のHSI変換された画像をリアルタイムで、しかも連続
的に擬似カラー表示することはできなかった。すなわ
ち、擬似カラー表示はH,S,Iの各成分画像をR,
G,Bの各画像用メモリにそれぞれコピーして所定の変
換処理をしたのち表示部へと出力するようにしていたた
め、連続的な処理ができずバッチ的な処理しかできなか
ったというわけである。したがって、この発明の課題は
擬似カラー表示をリアルタイムで、しかも連続的に実行
し得るようにすることにある。
め、この発明では、カラー画像の撮像装置とカラーモニ
タとの間に設けられて、カラー画像を記憶しアナログ/
ディジタル変換,ディジタル/アナログ変換,画像変換
および各種の画像演算を行なうカラー画像処理装置にお
いて、色相,彩度および明度の3成分に予め変換された
原カラー画像をR,G,Bの3成分に対応接続するか、
または色相,彩度および明度の3成分のうちの1成分の
みをR,G,Bの3成分に並列接続する切換器と、色
相,彩度および明度の3成分すべてを用いて表示すると
きは前記切換器からの出力にほぼ比例するパターン、そ
の他の場合は任意のパターンとしてそれぞれ出力すると
ともに、そのパターンを書き替えることが可能な画像変
換テーブルと、前記切換器における各成分の選択および
画像変換テーブルにおけるパターンの書き替えを行ない
得る制御部とを設け、色相,彩度および明度の3成分の
擬似カラー表示、または色相,彩度および明度の3成分
のうちの1成分のみの擬似カラー表示を可能にしたこと
を特徴としている。この発明では、前記切換器を、前記
色相,彩度および明度の3成分のうちの1成分のみはそ
のまま出力し、他の2成分は並列に出力する形式のもの
とすることができる。
ルおよび制御部などを設けることにより、リアルタイム
で1成分のみまたは3成分の擬似カラー表示を選択的に
可能とする。
ある。同図1において、1は被写体、2は照明器、3は
カラー撮像装置としてのカラーカメラ、4はアナログ/
ディジタル(A/D)変換器4A,入力ルックアッブテ
ーブル(LUT)4B,画像変換器4C,切換器4D,
表示用フレームメモリ4E,出力LUT(画像変換テー
ブル)4F,ディジタル/アナログ(D/A)変換器4
G,画像演算器4H,画像メモリ4I,処理装置(CP
U)4J,画像バス4Kおよび制御バス4Lなどからな
るカラー画像処理装置、5はカラーモニタを示す。
体1は、カラーカメラ3によりカラー撮像される。その
アナログ時系列データとしてのカラー3成分R,G,B
はカラー画像処理装置4のA/D変換器4Aに与えら
れ、ここでディジタル信号に変換される。ディジタル化
されたカラー3成分R,G,Bは、入力LUT4Bにお
いて一定の補正が加えられた後、画像変換器4Cに入力
される。画像変換器4Cはカラー3成分R,G,Bに対
し、これらを色の属性を示す色相(H),彩度(S)お
よび明度(I)に変換する。
すような入力信号R,G,Bに応じた関数を発生するも
ので、具体的にはR,G,Bの値に対応した出力値を記
憶しているメモリ(RAMまたはROM)などにより構
成される。 H=tan-1{(G−B)/(2R−G−B)} S={(B−R)2 +(R−G)2 +(G−B)2 }/3 I=(R+G+B) …(1)
力は、画像バス4Kを介して切換器4D,画像演算器4
H,画像メモリ4Iのいずれかに伝送される。つまり、
画像バス4Kは複数の画像データを双方向に伝送するた
めのルートであり、カラー画像処理装置ではR,G,B
画像を並列に伝送する複数のパスが同時に使用できるよ
うになっている。切換器4Dは画像バス4Kの複数のパ
スから1組のR,G,B画像、または単一成分画像を選
択し、表示用フレームメモリ4Eへと導く。切換器の具
体例を図2に示す。同図(イ)は入力3成分のそれぞれ
をR,G,Bの3成分にそれぞれ対応付けた例、(ロ)
〜(ニ)は入力のいずれか1成分をR,G,Bの3成分
に並列に対応付けた例である。図3に別の例を示す。こ
れは、入力の1成分はそのままR,G,Bのいずれか1
つに対応付け、残る2成分を並列に対応付けた例であ
る。
が行なわれるまで、表示すべきR,G,B3成分画像を
保持し、所定の表示・走査タイミング信号が与えられた
ときに、保持された画像を出力LUT(画像変換テーブ
ル)4Fへと出力するようになっている。出力LUT4
Fは、通常は表示用フレームメモリ4Eに対し補正を加
えるために設けられる。ここに、通常とは切換器4D,
表示用フレームメモリ4EがR,G,Bの3成分画像を
選択,保持しているときである。具体的にはカラーカメ
ラ3からの画像を表示するようなときであり、出力LU
T4Fは各成分にほぼ比例した出力をD/A変換器4G
に出力するように設定されている。これに対し、切換器
4D,表示用フレームメモリ4Eが1成分画像を選択,
保持しているときは、表示すべき1成分画像が視覚的に
理解し易いような任意の関数とすることができるよう、
書き替え可能になっている。
示する場合について考える。図4はその場合の出力LU
T4Fの具体例を説明するための説明図である。これ
は、入力成分に対する出力の例を示すもので、(イ),
(ロ),(ハ)がR,G,Bのそれぞれに対応してい
る。つまり、(R,G,B)=(1,0,0),H=0
の近傍では、(ロ)のようにR成分が強く表示され、
(R,G,B)=(0,1,0),H=−π/2の近傍
では、(ハ)のようにG成分が強く表示され、また、
(R,G,B)=(0,1,0),H=π/2の近傍で
は、(イ)のようにB成分が強く表示されるような関数
として設定した例、ということができる。なお、HSI
全成分を表示するときは、図の点線に示すようなパター
ンとし、各成分がほぼ均等に表示されるようにする。
を実行し、画像メモリ4Iはカラーカメラ3からの入力
画像、または画像変換器4C,画像演算器4Hからの出
力画像、中間画像などを記憶,保持する。CPU4Jは
装置4内の各ユニットに対して目的とする画像処理手続
を指示,遂行するだけでなく、オペレータや外部装置と
のインタフェースを司るものであり、例えばマイクロコ
ンピュータなどから構成される。なお、CPU4Jは装
置4内の各ユニットと、制御バス4Lを介して接続され
る。また、カラーモニタ5はD/A変換器4Gからのア
ナログ化されたR,G,B信号を受け、人間が目で見る
ことが可能なカラー画像表示を行なうものであり、市販
の良く知られたものを用いることができる。
が切換器4Dに対し3成分画像表示か1成分画像表示か
を選択,指示すると同時に、画像変換テーブル4Fのテ
ーブル値を適宜に書き替えることにより、カラーモニタ
5に通常のカラー画像,モノクロ画像に対する擬似カラ
ー画像表示を連続的に、しかも選択して実行することが
可能となる。
に切換器と画像変換テーブルとを設けるだけで、1成分
画像や3成分画像を連続的に擬似カラー画像表示するこ
とができるだけでなく、その切り換えが容易となるなど
の利点が得られる。
る。
ある。
アッブテーブルの具体例を説明するための説明図であ
る。
ー画像処理装置、5…カラーモニタ、4A…アナログ/
ディジタル(A/D)変換器、4B…入力ルックアッブ
テーブル(LUT)、4C…画像変換器、4D…切換
器、4E…表示用フレームメモリ、4F…出力LUT、
4G…ディジタル/アナログ(D/A)変換器、4H…
画像演算器、4I…画像メモリ、4J…処理装置(CP
U)、4K…画像バス、4L…制御バス。
Claims (2)
- 【請求項1】 カラー画像の撮像装置とカラーモニタと
の間に設けられて、カラー画像を記憶しアナログ/ディ
ジタル変換,ディジタル/アナログ変換,画像変換およ
び各種の画像演算を行なうカラー画像処理装置におい
て、 色相,彩度および明度の3成分に予め変換された原カラ
ー画像をR,G,Bの3成分に対応接続するか、または
色相,彩度および明度の3成分のうちの1成分のみを
R,G,Bの3成分に並列接続する切換器と、色相,彩
度および明度の3成分すべてを用いて表示するときは前
記切換器からの出力にほぼ比例するパターン、その他の
場合は任意のパターンとしてそれぞれ出力するととも
に、そのパターンを書き替えることが可能な画像変換テ
ーブルと、前記切換器における各成分の選択および画像
変換テーブルにおけるパターンの書き替えを行ない得る
制御部とを設け、色相,彩度および明度の3成分の擬似
カラー表示、または色相,彩度および明度の3成分のう
ちの1成分のみの擬似カラー表示を可能にしてなること
を特徴とするカラー画像処理装置。 - 【請求項2】 前記切換器を、前記色相,彩度および明
度の3成分のうちの1成分のみはそのまま出力し、他の
2成分は並列に出力する形式のものとすることを特徴と
する請求項1に記載のカラー画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34498692A JP3196948B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カラー画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34498692A JP3196948B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カラー画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195429A JPH06195429A (ja) | 1994-07-15 |
JP3196948B2 true JP3196948B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=18373506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34498692A Expired - Fee Related JP3196948B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196948B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6275744B1 (en) | 1997-08-01 | 2001-08-14 | Kokusai Electric Co., Ltd. | Substrate feed control |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34498692A patent/JP3196948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6275744B1 (en) | 1997-08-01 | 2001-08-14 | Kokusai Electric Co., Ltd. | Substrate feed control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06195429A (ja) | 1994-07-15 |
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