JP3196393U - 枕一体型敷き布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】敷布団として使い心地が良く、コンパクトに折り畳むことができる枕一体型敷き布団を提供する。【解決手段】枕一体型敷き布団1は、枕一体型敷き布団の中材の表面一側部に突設した枕部3と、枕部を含む中材を覆う側生地と、中材を貫通して表面の側生地と裏面の側生地とを縫い線f1〜f7に沿って縫製される。この縫い線f1〜f7のうち、縫い線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1を折り畳む場合の折畳線となるもので、枕一体型敷き布団1の短手方向に縫製して形成される。【選択図】図1
Description
本考案は、枕一体型敷き布団に関する。
マットレスと枕を一体化した枕一体クッション材が提案されている。具体的には、頭保持部 、体中央保持部 、および脚保持部 の3つに分割された構成になっており、未使用時には、3つ折状態にして収納する(特許文献1)。
上述した、特許文献1に記載の枕一体クッション材では、分割したクッション材を組み合わせて使用しているため、敷布団としては使い心地が良くない欠点があった。
請求項1に記載の枕一体型敷き布団は、枕一体型敷き布団の中材の表面一側部に突設した枕部と、枕部を含む中材を覆う側生地と、中材を貫通して枕一体型敷き布団の表面の側生地と裏面の側生地とを枕一体型敷き布団の短手方向に縫製して形成した折畳線とを備え、折畳線は、枕一体型敷き布団の長手方向に所定間隔で複数本設けた。
本考案によれば、敷布団として使い心地が良く、コンパクトに折り畳むことができる枕一体型敷き布団を提供することができる。
図1は、本考案の実施形態に係わる枕一体型敷き布団1の外観図である。枕一体型敷き布団1は、長方形の本体部2と、本体部2の表面一側部に突設した所定幅の枕部3とより成る。枕一体型敷き布団1は、布団の充填材である中材と中材を覆う側生地とより成る。なお、側生地は、枕部3がある表面の側生地と裏面の側生地より成る。
図1に示すように、枕一体型敷き布団1は、中材を貫通して表面の側生地と裏面の側生地とを縫い線f1〜f7に沿って縫製される。この縫い線f1〜f7のうち、縫い線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1を長手方向に分割して折り畳む場合の折畳線となるもので、枕一体型敷き布団1の短手方向であって枕一体型敷き布団1の中央部に縫製して形成される。縫い線f1〜f7は直線状で図示したが波線状であってもよい。なお、縫い線f5〜f7は、布団の形状維持等を考慮して形成されたものである。
更に、図1に示すように、枕一体型敷き布団1の横Sは100cm(センチメートル)、縦Lは210cmである。枕一体型敷き布団1の厚みは5cm〜8cmであり、枕部3の厚みは約14cmである。枕一体型敷き布団1の天端辺2uから縫い線f1までの幅L1は、約38cmである。枕部3の幅pw(図2参照)は、この幅L1内に存在し、この幅L1内に収まる幅である。縫い線f1から縫い線f2までの幅L2は約44cm、縫い線f2から縫い線f3までの幅L3は約44cm、縫い線f3から縫い線f4までの幅L4は約44cm、縫い線f4から枕一体型敷き布団1の地端辺2vまでの幅L5は約40cmである。すなわち、縫い線(折畳線)f1〜f4は、枕一体型敷き布団1の長手方向に枕部3の幅pwに相当する間隔で4本形成され、この折畳線f1〜f4により枕一体型敷き布団1を長手方向に5つに分割して折り畳む。縫い線(折畳線)f1〜f4の長さは夫々45〜55cmであり、枕一体型敷き布団1の中央部に形成される。上記した寸法は一例であり、枕一体型敷き布団1を長手方向に複数に略等分に分割して折り畳めれば良い。また、枕部3の両端には、折り畳まれた枕一体型敷き布団1の外周に架け渡される帯状弾性体bが設けられている。帯状弾性体bは、例えば、コールゴムなど幅広の紐である。
図2は、枕一体型敷き布団1の中材を模式的に示した図である。中材は、長方形の本体部2bと、本体部2bの表面一側部に所定幅に亘って突設した枕部3bとより成る。枕部3bの幅pwは約33cm、長さplは約84cmであり、枕一体型敷き布団1の天端辺2uに沿って横S方向の中央に設置される。枕部3bの長さplは枕一体型敷き布団1の横Sより若干短くなっている。これは、枕部3bを側生地で覆い易くするためであり、また側生地で覆った場合に枕部3の両端を滑らかな傾斜にするためである。本体部2bは、固わた、ウレタンなどを積層して設けられ、枕部3bは、更にその上にウレタンなどを積層して設けられる。
このように、枕一体型敷き布団1は、枕部3が大きいので、寝返りしても楽に寝返りができる。さらに、枕部3が一体になった敷布団であるので、干すのが便利である。
このように、枕一体型敷き布団1は、枕部3が大きいので、寝返りしても楽に寝返りができる。さらに、枕部3が一体になった敷布団であるので、干すのが便利である。
図3は、枕一体型敷き布団1の縫い線f1と直交するラインの断面図である。工業用ミシンなどで、側生地の表面2a、3a、中材2b、3b、および側生地の裏面2c、3cを貫通して縫製されて縫い線f1が形成される。その結果、中材2b、3bは圧縮されて、枕一体型敷き布団1は、縫い線f1を境目として折り畳み易くなる。その他の縫い線f2〜f7も同様に縫製される。枕一体型敷き布団1は、このように枕部3を含んで側生地で覆われて縫製されているので、側生地と中材がずれることなく布団の形状が維持され、寝心地が良くなっている。
図4は、枕一体型敷き布団1の折り畳み手順を示す図である。枕部3を折畳線f1により枕一体型敷き布団1の裏側に矢印aの方向へ折り畳み、以下、枕一体型敷き布団1を夫々の折畳線f2、f3、f4により蛇腹状に折り畳む。縫い線(折畳線)f1〜f4が設けられているため折り畳み易くなる。
図5は、枕一体型敷き布団1を完全に折り畳んだ状態を示す図である。折り畳まれた枕一体型敷き布団1の外周には帯状弾性体bが架け渡される。図5に示すように、枕一体型敷き布団1の幅L1〜幅L5は略同じ幅であり、突設した枕部3は外側に位置するように折り畳まれるので、コンパクトに収納することが可能となる。
図6は、枕一体型敷き布団1を椅子として使用する状態を示す図である。図5に示す、枕一体型敷き布団1を折り畳んだ状態で床面に設置し、枕部3を開き、枕部3を壁面などに立て掛け、図6に示す状態にする。枕一体型敷き布団1の突設した所定幅の枕部3が壁面などに当接しており、座位姿勢における背もたれとなる。なお、図示省略しているが、椅子の形状に合わせたシーツをカバーとして用いれば、椅子としてより快適に使用することができる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)枕一体型敷き布団1は、枕一体型敷き布団1の中材の表面一側部に突設した枕部3と、枕部3を含む中材を覆う側生地と、中材を貫通して枕一体型敷き布団1の表面の側生地2a、3aと裏面の側生地2c、3cとを枕一体型敷き布団1の短手方向に縫製して形成した折畳線f1〜f4とを備え、折畳線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1の長手方向に所定間隔で複数本設けた。これにより、布団の形状が維持されて使い心地が良い枕一体型敷き布団1を提供することが可能となり、しかも、枕一体型敷き布団1をコンパクトに折り畳むことができる。
(1)枕一体型敷き布団1は、枕一体型敷き布団1の中材の表面一側部に突設した枕部3と、枕部3を含む中材を覆う側生地と、中材を貫通して枕一体型敷き布団1の表面の側生地2a、3aと裏面の側生地2c、3cとを枕一体型敷き布団1の短手方向に縫製して形成した折畳線f1〜f4とを備え、折畳線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1の長手方向に所定間隔で複数本設けた。これにより、布団の形状が維持されて使い心地が良い枕一体型敷き布団1を提供することが可能となり、しかも、枕一体型敷き布団1をコンパクトに折り畳むことができる。
枕部3は、折畳線f1により枕一体型敷き布団1の裏面側に折り畳まれ、以下、枕一体型敷き布団1は、夫々の折畳線f2〜f4により蛇腹状に折り畳まれる。これにより、突設した枕部3を外側にして枕一体型敷き布団1を蛇腹状に略等分に折り畳むことができる。
枕一体型敷き布団1は、枕部3を上側にして蛇腹状に折り畳まれた枕一体型敷き布団1を床面に設置した状態で、枕部3を折畳線f1により開いて座位姿勢における背もたれにする。これにより、枕一体型敷き布団1を椅子として使用することもできる。
(2)所定間隔の折畳線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1の長手方向における枕部3の幅に相当する間隔で形成される。これにより、使い心地が良い枕一体型敷き布団1であって、折畳線f1〜f4を境目として略等分に折り畳み易くなり、折り畳んだ状態でコンパクトになる。
(3)折畳線f1〜f4は、枕一体型敷き布団1の長手方向に所定間隔で4本設けた。これにより、枕一体型敷き布団1を5つ折り状態でコンパクトに折り畳むことができる。
(4)枕部3の両端に接続される帯状弾性体bを設け、帯状弾性体bは折畳線f1〜f4により蛇腹状に折り畳まれた枕一体型敷き布団1の外周に架け渡される。これにより、折り畳まれた枕一体型敷き布団1を固定することができる。
(変形例)
本考案は、以上説明した実施形態を次のように変形して実施することができる。
(1)折畳線f1〜f4は、枕部3の幅に相当する間隔で形成され、折畳線f1〜f4は4本である例で説明した。しかし、折畳線を3本にして、4つ折り状態で収納するようにしてもよく、折畳線を2本にして、3つ折り状態で収納するようにしてもよい。
本考案は、以上説明した実施形態を次のように変形して実施することができる。
(1)折畳線f1〜f4は、枕部3の幅に相当する間隔で形成され、折畳線f1〜f4は4本である例で説明した。しかし、折畳線を3本にして、4つ折り状態で収納するようにしてもよく、折畳線を2本にして、3つ折り状態で収納するようにしてもよい。
本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本考案の特徴を損なわない限り、本考案の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本考案の範囲内に含まれる。
1 枕一体型敷き布団
2 本体部
3 枕部
f1〜f4 折畳線
2 本体部
3 枕部
f1〜f4 折畳線
Claims (4)
- 枕一体型敷き布団の中材の表面一側部に突設した枕部と、
前記枕部を含む前記中材を覆う側生地と、
前記中材を貫通して前記枕一体型敷き布団の表面の側生地と裏面の側生地とを前記枕一体型敷き布団の短手方向に縫製して形成した折畳線とを備え、
前記折畳線は、前記枕一体型敷き布団の長手方向に所定間隔で複数本設けた枕一体型敷き布団。 - 請求項1に記載の枕一体型敷き布団において、
前記所定間隔の前記折畳線は、前記枕一体型敷き布団の長手方向における前記枕部の幅に相当する間隔で形成される枕一体型敷き布団。 - 請求項1または2のいずれか1項に記載の枕一体型敷き布団において、
前記折畳線は、前記枕一体型敷き布団の長手方向に前記所定間隔で4本設けた枕一体型敷き布団。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の枕一体型敷き布団において、
前記枕部の両端に接続される帯状弾性体を設け、前記帯状弾性体は前記折畳線により蛇腹状に折り畳まれた前記枕一体型敷き布団の外周に架け渡される枕一体型敷き布団。
Priority Applications (1)
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JP2014006823U JP3196393U (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | 枕一体型敷き布団 |
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