JP3196278U - 上部のない靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】好都合に着用されるように構成した上部のない靴を提供する。【解決手段】正立外周リム108の外周の少なくとも一部に沿って、1つまたは複数の足の固定領域110aを有するリムによって画定される凹型本体を備える靴100であって、1つまたは複数の足の固定領域は、通常内方に突出しており、その結果、靴が摩耗したときに足を凹型本体内に固定し、1つまたは複数の足の固定領域は、1つまたは複数の足の固定領域が足を受領するために外方に押されることが可能な弾性を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、好都合に着用されるように構成された上部のない靴に関する。
ほとんどの履物製品の基本部分は、それらの特定のタイプに関係なく、靴底および上部である。靴底は、着用者の足が地面に直接、接触することから保護する一方で、上部は、足が地面から持ち上げられるときに足が靴に固定されることを保つ。「閉じた靴(closed shoes)」と呼ばれることが多いものでは、上部は足のかなりの部分を覆い、通常「ウェルト」と呼ばれる材料片によって靴底に接合される。場合によっては、ウェルトと上部は組み合わされる。ビーチサンダルまたはサンダルなどのいわゆる「開いた靴(open shoes)」では、足またはその一部の上に上部から保持する最小構造のみが存在することが多い。様々なタイプの紐および革紐が一般的な例である。
「開いた靴」の極端な例は、一般に「貼り付け式サンダル」、「貼り付け式ビーチサンダル」などとして公知のものであり、靴底は接着力のみによって足に付着する。これらの靴底の上面は、比較的くつろいだ歩行条件下で足の裏に張り付いたままであるのに充分な接着性を表す。このようなサンダルのさらなる変形は、接着剤の代わりに様々な吸引要素を使用して足に張り付くタイプである。
中国の浙江大学の学生による最近の設計概念は、足の力を受けて分かれ、次いで足を包囲するために折り戻す弾性層(「筋(muscle)」と呼ばれる)を備える靴を提案した。レッド・ドット・デザイン・ミュージアムの「Red Dot Online:Design Concept」、http://www.red-dot.sg/concept/porfolio/o_e/TA/B032.htmを参照されたい(2012年9月5日最終アクセス)。
一部の実施形態によれば、正立外周リムの外周の少なくとも一部に沿って、1つまたは複数の足の固定領域を有する該リムによって画定される凹型本体を備える靴であって、該1つまたは複数の足の固定領域は、通常、内方に突出しており、その結果、該靴が摩耗したときに足を該凹型本体内に固定し、該1つまたは複数の足の固定領域は、該1つまたは複数の足の固定領域が足を受領するために外方に押されることが可能な弾性を有する、靴が提供される。
一部の実施形態では、内方突出部は、該リムの最内領域と最外領域との間に約0.1〜2センチメートルの垂直軸の差を有する、該1つまたは複数の足の固定領域を備える。
一部の実施形態では、該1つまたは複数の足の固定領域は、該リムの外周の少なくとも50%に沿って延在する。
一部の実施形態では、該1つまたは複数の足の固定領域は、該リムの外周の少なくとも70%に沿って延在する。
一部の実施形態では、該凹型本体は単一片の材料からなる。
一部の実施形態では、該凹型本体は、内底として働く第1の層、および該第1の層の外表面上に配置される第2の層を備える。
一部の実施形態では、該第2の層は外底として働く。
一部の実施形態では、該第2の層は中底として働き、靴は、外底として働き、該第2の層の外表面上に配置される第3の層をさらに備える。
一部の実施形態では、該第1の層は少なくとも一部がシリコーンで作成される。
一部の実施形態では、該第1の層は、少なくとも一部が発泡ポリエチレンで作成される。
一部の実施形態では、該第2の層は、少なくとも一部がアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)で作成される。
一部の実施形態では、該第3の層は、少なくとも一部がシリコーンで作成される。
一部の実施形態では、該第3の層は、少なくとも一部が高密度ポリウレタンで作成される。
一部の実施形態によれば、靴底形状表面の外周の少なくとも50%に沿って、1つまたは複数の弾性ポリマーの足の固定領域を有する該靴底形状表面を備える靴であって、該1つまたは複数の足の固定領域のそれぞれは、内方に突出しており、その結果、該1つまたは複数の足の固定領域の該それぞれの最内領域と最外領域との間に、約0.1〜2センチメートルの垂直軸の差が存在し、該1つまたは複数の足の固定領域は、足を受領するときに外方に押されるように構成される、靴がさらに提供される。
一部の実施形態では、該1つまたは複数の足の固定領域は、該靴底形状表面の外周の少なくとも70%に沿って延在する。
一部の実施形態では、該1つまたは複数の足の固定領域は、該靴底形状表面の外周の少なくとも90%に沿って延在する。
一部の実施形態では、該靴底形状表面および該1つまたは複数の足の固定領域は、一体形成され、単一片の材料からなる。
一部の実施形態では、該靴底形状表面および該1つまたは複数の足の固定領域のそれぞれは、シリコーン、発泡ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)および高密度ポリウレタンからなる群から選択された少なくとも1つのポリマー材料から作成される。
例示的実施形態は、参照図に示されている。図に示された構成部品および特徴の寸法は、概して提示の便宜上および明瞭性のために選ばれており、必ずしも一定の縮尺で示されていない。図を以下に一覧にする。
一部の実施形態による、靴の正面アイソメ図である。 一部の実施形態による、靴の背面アイソメ図である。 一部の実施形態による、靴の正面平面図である。 一部の実施形態による、靴の背面平面図である。 一部の実施形態による、靴の左面平面図である。 一部の実施形態による、靴の右面平面図である。 一部の実施形態による、靴の上面平面図である。 一部の実施形態による、靴の底面平面図である。 一部の実施形態による、靴の縦方向の断面図である。 一部の実施形態による、靴の横方向の断面図である。
好都合に着用するように構成された上部のない靴が、本明細書に開示される。その一部の実施形態では、靴は基本的に、着用者の足を靴の内部に自然に固定するように構成された概ね靴底形状の凹型本体である。有利なことに、この固定は、足を保持するために上部からのいかなる実質的な構造もなしに達成される。その代わりに、凹型本体は、正立外周リムによって画定される靴底から構成される。リムは、わずかに内方に突出している1つまたは複数の領域(以下「足の固定領域」とする)を有し、その結果、構造的に最小だが、それにもかかわらず足を垂直軸に固定する有効手段を提供する。
靴は、通常、内方に突出した位置内にあるこれらの足の固定領域を備えて構築される一方で、靴を着用したときに足によりこれらの足の固定領域を外方に押すことができる、充分な弾性を依然として有する。典型的なシナリオでは、靴を着用しようとする人は、自身の足を靴の上に位置させ、靴本体の靴底形状にほぼ位置合わせし、次いで足を靴の中に単に押し下げてもよい。足を降下することにより靴の外周リムが係合されると、その足の固定領域は押し下げられ、基本的に外周リムを広げ、足が靴の凹形本体に入ることができる。足が足の固定領域を通過し、横に押してこれらの領域が低減すると、領域はそれらの通常の内方に突出した位置に戻る。最後に足の固定領域は、足が靴の凹形本体にほぼ完全に降下したときに、それらの通常の内方に突出した位置に達する。
人が歩き始め、足を地面から持ち上げるとき、通常、内方に突出した足の固定領域は、靴が足から落ちることを防ぐ。それでもこれらの足の固定領域の弾性により、歩行の際に自然に靴の上に掛かる通常の下方への力より強い力を加えることにより、自発的に靴を脱ぐことができる。これらの足の固定領域の弾性度は、この目的を達成するために注意深く設計されている。
次に図1および2を参照すると、図1および2はそれぞれ、例示的な上部のない靴(以下「靴」とする)100の正面および背面からのアイソメ図を示す。また図3〜8を参照すると、図3〜8はそれぞれ、正面、背面、左面、右面、上面および底面からの靴100の平面図を示し、ならびに図9および10はそれぞれ、靴の縦方向(A)の断面および横方向(B)の断面を示す。簡潔にするために、図は右の靴を示すが、当然ながら変更すべきところは変更して左の靴にも適用されることを意図する。
図に示したように、靴100は、内底102として働く第1の層、中底104として働く第2の層、および外底106として働く第3の層の3層を含む。しかし異なる実施形態(図示せず)では、靴は単一層のみを含むが、図の実施形態の形状と同様の形状を有してもよい。さらなる実施形態(図示せず)では、靴は2層を含むが、図の実施形態の形状と同様の形状を有してもよい。さらに別の実施形態(図示せず)では、靴は4層以上を含むが、図の実施形態の形状と同様の形状を有してもよい。前記および以下の検討に基づいて、前述の図示されない実施形態のすべてが、異なる数の層および/または一部を備えて構築されるにもかかわらず、共通して複数の構成の態様を有することが当業者には理解されよう。例示的態様は、最小限のみ内方に突出する1つまたは複数の足の固定領域である。このような態様は、論じたように、足を保持するために上部からのいかなる実質的な構造もなしに、足を固定する能力などの、有利な性質をもつこれらの実施形態を付与する。
図に戻ると、内底102は、少なくとも靴底形状部分(または「表面」)106および凹形本体を画定する正立外周リム108から作成される、概ね靴底形状の凹形本体を有してもよい。リム108を、少なくともその高さの一部までをタブ112a〜cなどのタブに分割してもよい。靴底形状部分106およびリム108は、射出成形などによって一体形成されてもよく、または一緒に取り付けられた2つの分離部分であってもよい。リム108は靴底形状部分106を含む円周壁として形成してもよい。リム108は、とりわけ足に従来の靴のウェルトにある程度類似した横方向の支持を提供することが意図される。しかし、多くの従来の靴とは対照的に、リム108は有利なことに、足の一部を上部から覆う革紐または紐などの実質的な構造の必要なしに、足を垂直に固定するように追加的に構成される。これは、実証のために図1に丸で囲まれて示された、代表的な足の固定領域110aなどの1つまたは複数の足の固定領域の恩恵によって達成されてもよい。足の固定領域110aは、基本的にタブ112aの内方突出領域であり、リム108は、少なくともその高さの一部を横切ってタブ112a〜cなどの複数のタブに分割されてもよい。タブ112a〜cなどのそれらの関連したタブの下部領域に対して内方に突出する、110a〜cなどの1つまたは複数の足の固定領域を有することにより、足の側面は、タブのこれらの下部領域にぴたりと嵌合してもよく、同時に足の固定領域の内方突出部を使用して上部から固定されてもよい。靴100などの靴の足の固定領域は、外周の少なくとも50%、70%または90%などの、靴の外周の実質的な一部に沿って任意に延在する。固定の程度は、通常、足の固定領域の内方突出量に対する、これらの足の固定領域によって占められた外周部の因数である。概してこれらの領域がより多く突出するほど、必要とされる領域は少なく、逆も同様である。有利なことに、この足の固定領域は、一部の実施形態によれば、(この靴を基本的に「上部のない」ものにする程度に)最小限に内方に突出するのみであり、したがって上に論じたように、靴の外周の実質的な一部に沿って延在する。
一部の実施形態では、1つまたは複数の足の固定領域110a〜cとタブ112a〜cの足の固定領域に関連した下部との間に垂直軸の差が存在する。より良好に示すために、図9の断面は、足の固定領域112cの最内点114およびタブ112cの下部領域の最外点(単にタブの最外点と呼ばれることがある)116の2点を示す。垂直軸の差Dは、その上に最内点114が存在する垂直軸114aの間、およびその上に最外点116が存在する垂直軸116aの間に記される。Dは、足の骨格に適合するように様々な測定値をリム108の様々な外周領域で有してもよい。これは、その着用者に靴100の快適性を高め、かつ足への靴の固定も高め得る。概して、足の接合部から脚までさらに離れた、その背面などの足の正面部分は、足の正面部分が実質的に側弯を有するので、より大きいDを使用する固定を必要とすることがある。一方、踵骨の周囲などの足の後部は、概してより小さいDを使用する固定を必要とすることがあるが、しかし一部の人は、踵骨を包囲する部分に実質的に側弯がないことがあり、その結果、Dは非常に小さいかまたはゼロであることさえある。さらに、一部の実施形態では、リムの一部の領域は、足の側部の自然な湾曲に整合するために、他より高く延びてもよい。
一部の実施形態では、Dは、上に論じたように足部分に依存して約0.1〜3センチメートルであってもよい。一部の実施形態では、Dは、例えば足部分および/または靴のサイズなどに依存して、約0.1〜2cm、0.2〜2cm、0.3〜2cm、0.4〜2cm、0.5〜2cm、0.6〜2cm、0.7〜2cm、0.8〜2cm、0.9〜2cm、1〜2cm、1.1〜2cm、1.2〜2cm、1.3〜2cm、1.4〜2cm、1.5〜2cm、1.6〜2cm、1.7〜2cm、1.8〜2cmまたは1.9〜2cmであってもよい。さらなる実施形態では、Dは上述の測定値を超えてもよい。
リム108のタブ112a〜cなどのタブへの分割は任意である。タブ112a〜cは、構造的にリム108を意図的に弱めてもよいので、リム108は、靴100を着用したときに足により好都合に外方に押されてもよい。概してリム、内底および/または中底により硬い材料を使用することは、より多くのタブを必要とすることがある一方で、材料の弾性は自然にリムが足を受領するように広がることができるのに充分であり得るので、より多くの弾性材料を使用する際はほとんどまたは全くタブを必要としないことがある。本実施形態では、Dおよび材料の剛性/弾性は、最小であることが望ましい靴100の上部構造のサイズと、足を充分に固定するためのこのような構造の能力との間に機能的に有益なトレードオフを提供するために、注意深く選択され相互に関連付けられた。
中底104は、内底102に外部から接着剤および/または溶融などによって取り付けられてもよく、その2つの間の接合部分は、それらの領域の実質的な一部またはその全体さえにも沿って同じ(または同様の)湾曲および形状に従ってもよい。それゆえ、内底102の上の検討は、中底104に変更すべきところは変更して適用する。中底104の同様の形状の要素は、それらのそれぞれの要素の同一用語を内底102に使用することを指すものとすることが意図される。
他の実施形態(図示せず)では、内底および中底の機能を、上に論じたように両方の目的を果たす単一層を使用して具体化されてもよい。図の例示的実施形態では、内底と中底を足した構造を、内底102の快適な特徴と中底104のより技術的な機能特徴を組み合わせるために採用してもよい。
中底104の構造は、その一部において内底102の構造から逸脱してもよい。内底102と中底104との違いの1つは、例えば異なる材料から製造することであってもよい。着用者の足に接触することになる内底102は、快適な、柔らかいかつ/または抗菌性材料(複数可)から作成されてもよい一方で、中底104は、より硬い材料(複数可)で作成されてもよい。例として、内底102は、少なくとも一部がシリコーン、発泡ポリエチレン、別のポリマー材料、非ポリマー材料もしくはそれらのあらゆる組合せの1つまたは複数から作成されてもよい。内底102またはその一部の厚さは、一部の実施形態によれば、0.2cm〜1.5cmの範囲内でもよい。別の実施形態では、内底102またはその一部の厚さは1.5cmより高くてもよい。
中底104は、例えば少なくとも一部がアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、別のポリマー材料、非ポリマー材料もしくはそれらのあらゆる組合せの1つまたは複数から作成されてもよい。中底104またはその一部の厚さは、一部の実施形態によれば、0.2cm〜1.5cmの範囲内でもよい。別の実施形態では、中底104またはその一部の厚さは1.5cmより高くてもよい。
さらなる例では、内底102および中底104は、それらのリムの上部領域の構成が異なってもよい。図9の断面図を参照すると、内底102のタブ110c(および任意には他のタブ)は、上部領域118cを足の固定領域112cの上に含んでもよい。上部領域118cは、最内点114と縁部118との間に延在し、縁部は最内点114に対して外方に配置される。リム108は、基本的に最内点114の上でより広くなる。この広がりによって足が靴100の中に容易に入ることができる。足が上部領域118cに接触し引き続き押し下げられる際に、タブ112cは外方に押される。任意には、縁部118は最外点116に正確にまたはほぼ垂直に整合される。最外点116の場所は足幅を収容するように設定されるので、縁部118は、足を受領するのに充分に広いために、さらに外方ではないまでも、少なくとも最外点と同じ垂直軸上に配置されなければならない。
さらに別の例は、内底102のリム108のタブへの分割は、必ずしも中底104の同様の分割に対応しない。例えば、内底102の2つ以上の隣接したタブは、中底104の単一タブを超えて延在してもよく、または逆でもよい。すなわちタブの分割を使用して靴100の構造弱体化を、靴の層の一部のみ、およびいくつかの領域(複数可)のみに実行してもよい。
中底104については、その上部領域120cは、一部の実施形態では靴100を着用する際に足と接触する必要はない。したがって、上部領域120cは、内底102の上部領域118cを単に担持するような方法で構築されてもよい。上部領域120cは、例えば、上部領域118cを外側から補強する最外屈曲部として構築されてもよい。
内底102の靴底形状部106および中底104の靴底形状部106は、足底面の自然な湾曲に整合するために、その様々な部分を横切る様々な厚さを有してもよい。例えば、より高い厚さを足のアーチの真下に提供してもよく、より低い厚さを踵骨および前足部の真下に配置してもよい。
靴100の正面部は概して122で示され、任意には足の固定領域がない。その代わりに、正面部122は、爪先またはその一部を覆う爪先の保護部として形状化されてもよい。正面部122は、任意には内底102の延長部から作成される。爪先は足の他の部分と反対に可撓性であるので、靴の正面の足の固定領域は、爪先が容易に足の固定領域から逃れる可能性があるので、通常は有益ではない。したがって、爪先の保護部は、正面部122によって提供されてもよく、または他の実施形態(図示せず)では、靴の正面部は全体を覆うような被覆がなくてもよい。被覆が存在する場合であっても、靴が摩耗したときに被覆と爪先との間に垂直の隙間が存在するように、被覆を構築し位置付けてもよい、すなわち被覆は足を適所に固定する働きをしなくてもよい。
内底102と中底104とのさらなる違いは、例えば、内底のタブ112a〜cからさらに下がった中底のタブの延長部であってもよい。これは図8に最良に示されており、図8は底部から見た靴100を示す。この表示は、中底104が実際に、要素124〜136などの複数の個別のU字形の要素で構成される一部の実施形態に関連付けられ、U字形の壁は中底の正立外周リムであり、U字形の底面は中底の靴底形状部である。任意には、要素124〜136などの、中底104のU字形の要素の少なくとも一部の少なくとも底面は、分離され、要素間に形成された空間が歩行時に足の力学に整合するような場所で内底102に取り付けられる。これは多くの従来の靴とは対照的に、靴底は最小の可撓性のみであり、通常、靴底の領域に沿って同程度の可撓性を有する。図に示されたように要素124〜136の少なくとも一部の底面が分離しているとき、一般に靴100はその着用者に素足の歩行に近い感触を与える。足の様々な部分の自然な動的運動は、分離に起因して最小の影響のみを受ける。図8に示された要素124〜136の特定の形状および分離は、実験的に試験され、足の様々な部分の動的運動に対応して検証された。しかし、これは本考案の多くの実施形態の1つに過ぎず、要素の他の形状および分離が異なる実施形態の構成内に意図される。U字形の要素の分離とは対照的に、他の実施形態(図示せず)では、その中底または一部を一体形成してもよい。
これも任意な層である外底106は、要素124〜136のそれぞれに外側に取り付けられた片138〜150などの片を含んでもよい。外底106は、外底が長期使用に耐えられる、高い耐久性材料から作成されてもよい。適切な材料の一例は、高密度のポリウレタンであるが、他の材料も同様に可能である。他の実施形態(図示せず)では、靴に外底がなくてもよく、中底は、内底を担持し、かつ地面との接触に耐えるいずれに対しても適切な材料(複数可)から作成されてもよい。
本出願の明細書および実用新案登録請求の範囲において、それぞれの用語「comprise(備える)」「include(含む)」および「have(有する)」ならびにそれらの形は、必ずしも用語が関連し得る一覧内の部材に限定されない。加えて、本出願と参照により組み込まれたあらゆる文書との間に矛盾が存在する場合、本出願が統制することを本明細書では意図される。
100 靴
102 内底
104 中底
106 外底
108 正立外周リム
110a〜c 足の固定領域
112a〜c タブ

Claims (19)

  1. 正立外周リムの外周の少なくとも一部に沿って、1つまたは複数の足の固定領域を有する前記リムによって画定される凹型本体を備える靴であって、
    前記1つまたは複数の足の固定領域は、通常、内方に突出しており、その結果、前記靴が摩耗したときに足を前記凹型本体内に固定し、
    前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記1つまたは複数の足の固定領域が前記足を受領するために外方に押されることが可能な弾性を有する、靴。
  2. 内方突出部は、前記リムの最内領域と最外領域との間に約0.1〜2センチメートルの垂直軸の差を有する、前記1つまたは複数の足の固定領域を備える、請求項1に記載の靴。
  3. 前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記リムの前記外周の少なくとも50%に沿って延在する、請求項2に記載の靴。
  4. 前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記リムの前記外周の少なくとも70%に沿って延在する、請求項3に記載の靴。
  5. 前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記リムの前記外周の少なくとも90%に沿って延在する、請求項4に記載の靴。
  6. 前記凹型本体は単一片の材料からなる、請求項1に記載の靴。
  7. 前記凹型本体は、
    内底として働く第1の層と、
    前記第1の層の外表面上に配置される第2の層と
    を備える、請求項1に記載の靴。
  8. 前記第2の層は外底として働く、請求項7に記載の靴。
  9. 前記第2の層は中底として働き、前記靴は、外底として働き前記第2の層の外表面上に配置される第3の層をさらに備える、請求項7に記載の靴。
  10. 前記第1の層は少なくとも一部がシリコーンで作成される、請求項7〜9のいずれか1項に記載の靴。
  11. 前記第1の層は、少なくとも一部が発泡ポリエチレンで作成される、請求項7〜9のいずれか1項に記載の靴。
  12. 前記第2の層は、少なくとも一部がアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)で作成される、請求項7、および9〜11のいずれか1項に記載の靴。
  13. 前記第3の層は、少なくとも一部がシリコーンで作成される、請求項9〜12のいずれか1項に記載の靴。
  14. 前記第3の層は、少なくとも一部が高密度ポリウレタンで作成される、請求項9〜12のいずれか1項に記載の靴。
  15. 靴底形状表面の外周の少なくとも50%に沿って、1つまたは複数の弾性ポリマーの足の固定領域を有する前記靴底形状表面を備える靴であって、
    前記1つまたは複数の足の固定領域のそれぞれは内方に突出しており、その結果、前記1つまたは複数の足の固定領域の前記それぞれの最内領域と最外領域との間に、約0.1〜2センチメートルの垂直軸の差が存在し、
    前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記足を受領するときに外方に押されるように構成される、靴。
  16. 前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記靴底形状表面の前記外周の少なくとも70%に沿って延在する、請求項15に記載の靴。
  17. 前記1つまたは複数の足の固定領域は、前記靴底形状表面の前記外周の少なくとも90%に沿って延在する、請求項16に記載の靴。
  18. 前記靴底形状表面および前記1つまたは複数の足の固定領域は、一体形成され、単一片の材料からなる、請求項15に記載の靴。
  19. 前記靴底形状表面および前記1つまたは複数の足の固定領域のそれぞれは、シリコーン、発泡ポリエチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)および高密度ポリウレタンからなる群から選択された、少なくとも1つのポリマー材料から作成される、請求項15〜18のいずれか1項に記載の靴。
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