JP3196258B2 - 画像の動きベクトル検出装置 - Google Patents

画像の動きベクトル検出装置

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JP3196258B2 JP29048291A JP29048291A JP3196258B2 JP 3196258 B2 JP3196258 B2 JP 3196258B2 JP 29048291 A JP29048291 A JP 29048291A JP 29048291 A JP29048291 A JP 29048291A JP 3196258 B2 JP3196258 B2 JP 3196258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の動きベクトル検
出装置に関し、ハンディタイプのビデオカメラの撮像出
力等をビデオデータに含まれる所謂手振れによる画像の
移動量を検出して補正する画像動き補正装置などに適用
される。
【0002】
【従来の技術】一般に、ハンディタイプのビデオカメラ
では、撮影時の手振れすなわちカメラの振動が画像の振
動となって現れる。そこで、このような手振れによる画
像の振動を補正する画像動き補正装置として、例えば特
開昭63−166370号公報に開示されているよう
に、画像の動きベクトルを検出し、この動きベクトルに
基づいて、画像メモリに貯えられているビデオデータを
補正するものが提案されている。
【0003】画像の動きベクトルの検出には、例えばブ
ロックマッチング法が採用される。このブロックマッチ
ング法による画像の動きベクトルの検出では、画面を多
数の領域(ブロックと称する)に分割し、各ブロックの
中心に位置する前フィールドの代表点画素と現フィール
ドのブロック内の各画素の画像データとのフィールド差
の絶対値を演算し、各ブロックのフィールド差分絶対値
を対応する画素毎に積算して相関積分値を求めて、1ブ
ロック分の画素配列に対応する座標を有する相関積算値
表を形成する。そして、この相関積算値表における相関
積分値の最小値の座標値を画像の動きベクトルの座標値
として画面全体の動きベクトルを決定している。
【0004】そして、画像動き補正装置では、検出され
た動きベクトルを補正信号に変換し、この補正信号によ
り現画像を移動する補正を行っている。このような画像
動き補正装置における補正精度は、画像の動きベクトル
の検出精度に依存する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に相関積算値表における相関積分値の最小値の座標値を
画像の動きベクトルの座標値として画面全体のフィール
ド間の動きベクトルを決定するようにした従来のブロッ
クマッチング法による画像の動きベクトル検出装置で
は、検出時間間隔が1フィールド期間で短いために高い
検出精度が得られず、しかも、上記相関積分値が各画素
に対応して離散的に算出されており、上記相関積算値表
における整数座標値でしか画像の動きベクトルが求まら
ないので、さらに検出精度が下がってしまう。また、イ
ンターレス走査を採用しているNTSC方式などの標準
テレビジョン方式に準拠するビデオ信号を出力するビデ
オカメラでは、空間上に対応画素が存在しないので、高
い検出精度が得られない。
【0006】従って、従来の画像の動きベクトル検出装
置により検出した画像の動きベクトルにより例えば手振
れ補正信号を形成して、手振れ補正を行った場合に、十
分な補正精度が得られず、不自然が画像となってしま
う。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、ハンディタイプのビデオカメラなどにお
ける高性能の手振れ補正を可能にすることを目的とし、
高精度で画像の動きベクトルを検出することのできる画
像の動きベクトル検出装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明に係る画像の動きベ
クトル検出装置は、上述の課題を解決するために、入力
ビデオ信号で構成される1フィールドの画像を複数に分
割した各ブロック毎の代表点画素の画像データをそれぞ
れ1フィールド分記憶する縦続接続されたn個の代表点
メモリと、現フレームのブロックの各画素の画像データ
と上記各代表点メモリから読み出される1乃至nフィー
ルド前のブロックの代表点画素の画像データとの差分を
検出するn個の差分検出手段と、上記各差分検出手段に
よりに検出された1乃至nフィールド間の各差分値に基
づいて動きベクトルを検出するn個の動きベクトル検出
手段と、上記動きベクトル検出手段により得られる各動
きベクトルに基づいて、画像の動きの加速度を判定する
加速度判定手段と、上記動きベクトル検出手段により得
られる各動きベクトルを上記加速度判定手段による判定
出力に応じて選択的に出力する動きベクトル選択手段と
を備え、動きベクトルの1フィールド分の変動が大きい
程、短いフィールド間の差分値に基づく動きベクトルを
上記動きベクトル選択手段により選択して出力すること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】発明に係る画像の動きベクトル検出装置では、
入力ビデオ信号で構成される1フィールドの画像を複数
に分割した各ブロック毎の代表点画素の画像データを縦
続接続されたn個の代表点メモリにそれぞれ1フィール
ド分記憶し、差分検出手段により検出される現フレーム
のブロックの各画素の画像データと1乃至nフィールド
前のブロックの代表点画素の画像データとの各差分値に
基づいて、ベクトル検出手段によりn種類の動きベクト
ルを検出する。そして、上記動きベクトル検出手段によ
り得られる各動きベクトルに基づいて画像の動きの加速
度を加速度判定手段により判定し、動きベクトルの1フ
ィールド分の変動が大きい程、短いフィールド間の差分
値に基づく動きベクトルを動きベクトル選択手段により
選択して出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る画像の動きベクトル検出
装置の一実施例について図面に従い詳細に説明する。本
発明に係る画像の動きベクトル検出装置は、例えば図1
に示すように構成される。
【0011】この図1に示した画像の動きベクトル検出
装置10は、ハンディタイプのビデオカメラにおける手
振れによる画像の動きを補正する手振れ補正装置に本発
明を適用したもので、補正量発生部20及び補正部30
とともに手振れ補正装置を構成している。図1におい
て、信号入力端子1には、上記ビデオカメラの図示しな
い撮像部による撮像出力として得られるビデオ信号をデ
ィジタル化した入力ビデオデータが供給される。
【0012】上記動きベクトル検出装置10は、縦続接
続されたn個の代表点メモリFM1 〜FMn と、これら
の代表点メモリFM1〜FMn から読み出される各フィ
ールドの代表点画素の画像データが供給されるn個の減
算回路SUB1 〜SUBn と、これらの減算回路SUB
1 〜SUBn による各減算出力データが供給されるn個
の動きベクトル検出回路DET1 〜DETnと、これら
の動きベクトル検出回路DET1 〜DETn により検出
された各動きベクトルが供給される加速度判定回路AC
J及びセレクタSELを備え、入力ビデオデータが上記
信号入力端子1を介して第1の代表点メモリFM1 と第
1乃至第nの減算回路SUB1 〜SUBn に供給される
ようになっている。
【0013】上記第1の代表点メモリFM1 は、上記入
力ビデオデータで構成される1フィールドの画像を複数
に分割した各ブロック毎の代表点画素の画像データを記
憶する。具体的には、例えば図2に示すように、1フィ
ールドの画面をm画素×nラインのブロックに分割し、
図3に示すように各ブロックの中心の画素を代表点と
し、各代表点画素の画像データを上記代表点メモリFM
1 に1フィールド期間記憶する。なお、上記代表点は、
画面上で均一のばらまかれている。そして、この第1の
代表点メモリFM1 から1フィールド前の各代表点画素
の画像データが読み出されて、上記減算回路SUB1
供給されるとともに第2の代表点メモリFM2 に供給さ
れる。
【0014】また、上記2の代表点メモリFM2 は、上
記第1の代表点メモリFM1 から読み出される1フィー
ルド前の各代表点画素の画像データを1フィールド期間
記憶する。そして、この2の代表点メモリFM2 から2
フィールド前の各代表点画素の画像データが読み出され
て、上記第2の減算回路SUB2 に供給されるとともに
第3の代表点メモリFM3 に供給される。
【0015】以下同様に、第3乃至第nの代表点メモリ
FM3 〜FMn は、前段の代表点メモリFM2 〜FM
n-1 から供給される2乃至n−1フィールド前の各代表
点画素の画像データを1フィールド期間記憶する。そし
て、これら第3乃至第nの代表点メモリFM3 〜FMn
から3乃至乃至nフィールド前の各代表点画素の画像デ
ータが読み出されて、第3乃至第nの減算回路SUB3
〜SUBn に供給される。
【0016】上記第1の減算回路SUB1 は、上記信号
入力端子1を介して供給される入力ビデオデータすなわ
ち現フィールドの画像データについて、ブロック毎のm
×n個の各画素の画像データと上記第1の代表点メモリ
FM1 から読み出される1フィールド前の対応するブロ
ックの代表点画素の画像データとの差分すなわち1フィ
ールド間の各差分を検出する。
【0017】また、上記第2の減算回路SUB2 は、上
記信号入力端子1を介して供給される入力ビデオデータ
すなわち現フィールドの画像データについて、ブロック
毎のm×n個の各画素の画像データと上記第2の代表点
メモリFM2 から読み出される2フィールド前の対応す
るブロックの代表点画素の画像データとの差分すなわち
2フィールド間の各差分を検出する。
【0018】以下同様に、上記第3乃至第nの減算回路
SUB3 〜SUBn は、上記信号入力端子1を介して供
給される入力ビデオデータすなわち現フィールドの画像
データについて、ブロック毎のm×n個の各画素の画像
データと上記第3乃至第nの代表点メモリFM3 〜FM
n から読み出される3乃至nフィールド前の対応するブ
ロックの代表点画素の画像データとの差分すなわち1乃
至nフィールド間の各差分を検出する。
【0019】そして、上記第1乃至第nの減算回路SU
1 〜SUBn による減算出力データとして得られる1
乃至nフィールド間の各差分値データが上記第1乃至第
nの動きベクトル検出回路DET1 〜DETn に供給さ
れる。
【0020】上記第1の動きベクトル検出回路DET1
は、上記第1の減算回路SUB1 により得られた各ブロ
ックの1フィールド間の差分値を対応する画素毎に1フ
ィールド期間に亘って積算して、1ブロック分の画素配
列に対応するm×nの整数座標を有する相関積算値表を
形成し、その相関積算値の最小値の座標P(x,y)を
動きベクトル座標として検出する。ここで、上記相関積
算値表は、1フィールド間の差分値の積算値の分布を示
し、上記代表点画素に対して1フィールド相関の最も強
い画素に対応する座標の相関積算値が最小値となる。従
って、上記代表点画素に対応する座標P(0,0)に対
する上記最小相関積算値の座標P(x,y)が動きベク
トルを表すことになる。そして、この第1の動きベクト
ル検出回路DET1 は、上記最小相関積算値の座標P
(x,y)から動きベクトルを算出して出力する。
【0021】また、上記第2の動きベクトル検出回路D
ET2 は、上記第2の減算回路SUB2 により得られた
各ブロックの2フィールド間の差分値を対応する画素毎
に1フィールド期間に亘って積算して相関積算値表を形
成し、その相関積算値の最小値の座標P(x,y)を動
きベクトル座標として検出する。そして、この第2の動
きベクトル検出回路DET2 は、上記最小相関積算値の
座標P(x,y)から1フィールド間の動きベクトルに
変換した動きベクトルを算出して出力する。すなわち、
上記最小相関積算値の座標P(x,y)を1フィールド
間の動きベクトル座標P(x/2,y/2)に換算し
て、動きベクトルを算出する。
【0022】以下同様に、また、上記第3乃至第nの動
きベクトル検出回路DET3 〜DETn は、上記第3乃
至第nの減算回路SUB3 〜SUBn により得られた各
ブロックの3乃至nフィールド間の差分値を対応する画
素毎に1フィールド期間に亘って積算してそれぞれ相関
積算値表を形成し、その相関積算値の最小値の座標P
(x,y)を動きベクトル座標として検出する。そし
て、上記第3乃至第nの動きベクトル検出回路DET3
〜DETn は、各相関積算値の最小値の座標P(x,
y)から1フィールド間の動きベクトルに変換した各動
きベクトルを算出して出力する。
【0023】上記第1乃至第nの動きベクトル検出回路
DET1 〜DETn は、画像の動きが線形であれば、検
出期間が長いもの程動きベクトルの検出精度が高くな
り、DET1 <DET2 <・・・<DETn-1 <DET
n なる検出精度の各動きベクトルが得られる。
【0024】そして、上記第1乃至第nの動きベクトル
検出回路DET1 〜DETn により得られる1乃至nフ
ィールド間の相関積算値に基づく各動きベクトルが、上
記加速度判定回路ACJ及びセレクタSELに供給され
る。
【0025】上記加速度判定回路ACJは、上記第1乃
至第nの動きベクトル検出回路DET1 〜DETn によ
り得られる各動きベクトルに基づいて、画像の動きの加
速度を判定する。そして、この加速度判定回路ACJ
は、動きベクトルの1フィールド分の変動が大きい程、
短いフィールド間の差分値に基づく動きベクトルを選択
し、動きベクトルの1フィールド分の変動が小さい程、
長いフィールド間の差分値に基づく動きベクトルを選択
して出力するように上記セレクタSELを制御する。す
なわち、画像の動きが線形であった場合には、上記第1
乃至第nの動きベクトル検出回路DET1 〜DETn
より得られる各動きベクトルの時間的変化が少なくなる
ので、各動きベクトルの時間的変化が少なくなる程、長
いフィールド間の差分値に基づく高い精度の動きベクト
ルを選択して出力するように上記セレクタSELを制御
する。
【0026】例えば、図4に示すように、画像の動きが
非線形で1フィールド毎に動きベクトルが変動する場合
には、上記第2乃至第nの動きベクトル検出回路DET
2 〜DETn により検出された動きベクトルには多量の
誤差が含まれているので、上記第1の動きベクトル検出
回路DET1 により検出される1フィールド間の動きベ
クトルを選択し、画像の動きが線形である場合には、上
記第2乃至第nの動きベクトル検出回路DET2 〜DE
n により検出された動きベクトルのうちで時間的変動
の少ないものを選択して出力するように上記セレクタS
ELを制御する。すなわち、例えば図5に示すように、
インターレース走査における第mフィールドの画像の画
素SA に対応する点が第m+4フィールドの画像の画素
B に対応する位置まで移動するような画像の動きの場
合には、上記第3のベクトル検出回路DET3 により検
出される3フィールド間の動きベクトルが高い精度で上
記画像の動きを示すので、この3フィールド間の動きベ
クトルを換算した1フィールド間の動きベクトルを選択
して出力するように、上記セレクタSELを制御する。
【0027】そして、この動きベクトル検出装置10に
より検出された動きベクトルが上記補正量発生部20に
供給される。
【0028】上記補正量発生部20は、上記動きベクト
ル検出装置10が検出した動きベクトルを手振れベクト
ルとして手振れ補正信号を形成し、この手振れ補正信号
を上記補正部30に供給する。
【0029】また、上記補正部30は、例えば図6に示
すように、上記補正量発生部20から手振れ補正信号が
供給されるアドレス制御回路31及びセレクト信号発生
回路32と、上記アドレス制御回路31から供給される
アドレス信号に従ってビデオデータの書き込み/読み出
しが行われるフレームメモリ33及び周辺メモリ34
と、上記フレームメモリ33及び周辺メモリ34から読
み出されるビデオデータを上記セレクト信号発生回路3
2から供給されるセレクト信号に応じて選択的に出力す
るセレクタ35とを備えてなる。
【0030】上記フレームメモリ32には、上記信号入
力端子1を介して供給される入力ビデオデータが順次書
き込まれる。そして、このフレームメモリ32の読み出
しアドレスが上記手振れ補正信号により上記手振れベク
トルに応じて制御される。これにより、上記フレームメ
モリ32からは、1フレームの入力ビデオデータが上記
手振れベクトルに応じて移動されたビデオデータが得ら
れる。そして、このフレームメモリ32から読み出され
るビデオデータと上記周辺メモリ33から読み出される
周辺ビデオデータとが上記セレクタ35による選択によ
って合成され、手振れ補正処理済のビデオデータとして
信号出力端子2から出力される。
【0031】なお、上記周辺メモリ33には、上記セレ
クタ35を介して出力される手振れ補正処理済のビデオ
データによる画像の補正範囲に相当する周辺部分のビデ
オデータが周辺ビデオデータとして逐次書き込まれる。
【0032】上述のように上記動きベクトル検出装置1
0により画像の動きベクトルを高い精度で検出すること
ができるので、この動きベクトルに基づいて手振れ補正
を行う手振れ補正装置では、高い手振れ補正精度を確保
することができ、自然な画像出力が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、発明
に係る画像の動きベクトル検出装置では、入力ビデオ信
号で構成される1フィールドの画像を複数に分割した各
ブロック毎の代表点画素の画像データを縦続接続された
n個の代表点メモリにそれぞれ1フィールド分記憶し、
差分検出手段により検出される現フレームのブロックの
各画素の画像データと1乃至nフィールド前のブロック
の代表点画素の画像データとの各差分値に基づいて、ベ
クトル検出手段により検出されるn種類の動きベクトル
を検出しておき、上記動きベクトル検出手段により得ら
れる各動きベクトルに基づいて画像の動きの加速度を加
速度判定手段により判定し、動きベクトルの1フィール
ド分の変動が大きい程、短いフィールド間の差分値に基
づく動きベクトルを動きベクトル選択手段により選択し
て出力するので、画像の線形な動きに対して高い精度の
動きベクトルを出力することができる。
【0034】従って、本発明によれば、高精度で画像の
動きベクトルを検出することのできる画像の動きベクト
ル検出装置を提供することができ、ハンディタイプのビ
デオカメラなどにおける高性能の手振れ補正を可能にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像の動きベクトル検出装置を設
けた手振れ補正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記動きベクトル検出装置における画面のブロ
ック分割の状態を示す図である。
【図3】上記ブロック分割された画面の1ブロックの構
造を示す図である。
【図4】上記動きベクトル検出装置により検出した動き
ベクトルを示す図である。
【図5】上記動きベクトル検出装置により検出される動
きベクトルの1例を説明するための図である。
【図6】上記動きベクトル検出装置を設けた手振れ補正
装置の補正部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・・動きベクトル検出装置 FM1 〜FMn ・・・・・代表点メモリ SUB1 〜SUBn ・・・減算回路 DET1 〜DETn ・・・動きベクトル検出回路 ACJ・・・・・・・・・加速度判定回路 SEL・・・・・・・・・セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀士 賢 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 橋野 司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−237581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ビデオ信号で構成される1フィール
    ドの画像を複数に分割した各ブロック毎の代表点画素の
    画像データをそれぞれ1フィールド分記憶する縦続接続
    されたn個の代表点メモリと、 現フレームのブロックの各画素の画像データと上記各代
    表点メモリから読み出される1乃至nフィールド前のブ
    ロックの代表点画素の画像データとの差分を検出するn
    個の差分検出手段と、 上記各差分検出手段によりに検出された1乃至nフィー
    ルド間の各差分値に基づいて動きベクトルを検出するn
    個の動きベクトル検出手段と、 上記動きベクトル検出手段により得られる各動きベクト
    ルに基づいて、画像の動きの加速度を判定する加速度判
    定手段と、 上記動きベクトル検出手段により得られる各動きベクト
    ルを上記加速度判定手段による判定出力に応じて選択的
    に出力する動きベクトル選択手段とを備え、 動きベクトルの1フィールド分の変動が大きい程、短い
    フィールド間の差分値に基づく動きベクトルを上記動き
    ベクトル選択手段により選択して出力することを特徴と
    する画像の動きベクトル検出装置。
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