JP3196236U - 収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 - Google Patents
収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3196236U JP3196236U JP2014006654U JP2014006654U JP3196236U JP 3196236 U JP3196236 U JP 3196236U JP 2014006654 U JP2014006654 U JP 2014006654U JP 2014006654 U JP2014006654 U JP 2014006654U JP 3196236 U JP3196236 U JP 3196236U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rehabilitation
- bag
- storage bag
- pants
- pant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【課題】使用後のリハパンを、直ぐに付設の収納袋を利用して清潔かつ簡便に収納・廃棄できる収納袋を備えたリハパンと収納袋を提供する。【解決手段】リハビリ用の使い捨てパンツたるリハビリパンツAにおいて、リハパンAが使用された後、当該リハパンA全体を収納自在なビニール袋1が装填された収納袋Sが、リハパンAの外周aに備え付けられている。リハパンAの収納袋Sは、表面に開口部6を有する小袋10と、当該小袋10の中に折り畳んで収納されたビニール袋1とから成り、収納袋SがリハパンAの背面の上部に備え付けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、収納袋を備えたリハビリ用のパンツ(紙おむつ)とその収納袋に係り、さらに言えば、備え付けられるか単独の収納袋を利用して使用後は清潔かつ簡便にリハビリパンツや排泄物袋を回収・廃棄できる収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋の技術分野に関する。
従来の所謂紙おむつとして、例えば下記特許文献1(実用新案登録第2550469号)の技術が公知に属する。
すなわち、特許文献1には、「透水性シートからなる表面部材と不透水性シートからなる裏面部材との間に吸収体が介在し、これら両部材からなる前身頃と後身頃とを胴周り両側部で接合してなるパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記表裏面部材が実質的に非伸縮性であり、前記前後身頃の接合は前記表裏面部材の側縁をおむつ外側に臨ませ、この接合により形成される胴周り開口部周縁には胴周り弾性部材を伸張下に貼着し、前記前後身頃の少なくとも一方には前記弾性部材よりも股下寄りにおいて胴周り方向へ弾性部材を伸張下に貼着しておむつに補助的な伸縮性が付与してあり、かつ、重ね合わせた前記両部材が両手で摘持しておむつ幅方向に引き裂き可能な強度にしてあることによって、前記吸収体の端縁と胴周り弾性部材との間において前記前後身頃がその側縁から横幅方向へ引き裂いて環状の引き裂き片を形成することが可能であることを特徴とする前記使い捨ておむつ(請求項1)。」が開示されている。
前記特許文献1に記載された考案は、パンツ型おむつを胴周り弾性部材と吸収体端縁との間において横幅方向に引き裂き可能に作り、得られる引き裂き片で使用後に丸めたおむつを止着することができる。
しかし、このように丸めて引き裂き片で止着したおむつをそのまま捨てるのは衛生的でないため、通例は別途ビニール袋を用意し、そのビニール袋に当該おむつを入れて廃棄しなければならず、収納廃棄用のビニール袋を別途用意しておくのが面倒である。そうして丸めたおむつを、別に用意したビニール袋の中に収納する際に手が汚れるといった問題もある。
また、所謂ストーマ(人工肛門の排泄口)に取り付けられる排泄物袋に関しても、前記のおむつと同様にそれを廃棄する際にビニール袋を別途用意しておく手間や作業が面倒である。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、使用した後のリハビリ用のパンツ(以下「リハパン」ともいい、紙おむつも含む。)を、直ぐに付設の収納袋を利用して清潔かつ簡便に収納して廃棄できること、またストーマ等に取り付けられる排泄物袋を当該収納袋により容易に回収できる使い勝手に優れて便利な収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋を提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、リハビリ用の使い捨てパンツたるリハビリパンツAにおいて、前記リハビリパンツAが使用された後、当該リハビリパンツA全体を収納自在なビニール袋1が装填された収納袋Sが、前記リハビリパンツAの外周aに備え付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載した考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、前記収納袋SがリハビリパンツAの背面の上部7に備え付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載した考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、前記収納袋Sが表面に開口部6を有する小袋10と、当該小袋10の中に折り畳んで収納されたビニール袋1とから成ることを特徴とする。
請求項4に記載した考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、前記収納袋Sの小袋10の内面に、ビニール袋1の基部3が接着されて成ることを特徴とする。
請求項5に記載した考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、前記収納袋SがリハビリパンツAの外周aに対し後付けされて成ることを特徴とする。
請求項6に記載した考案の収納袋を備えたリハビリパンツは、前記収納袋SがリハビリパンツAの内側底部8に着脱自在なパッドBの外周bに備え付けられ、当該パッドBを収納自在に構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載した考案の収納袋は、リハビリパンツA又は排泄物袋の使用後に、当該リハビリパンツ全体又は排泄物袋全体を収納自在なビニール袋1が、小袋10に収納されて成ることを特徴とする。
本考案の請求項1に係る収納袋を備えたリハビリパンツは、当該リハパン全体を収納自在なビニール袋が装填された収納袋が前記リハパンの外周に備え付けられているので、リハパンの使用後は丸めて小さくしたのち直ぐに、この付設の収納袋からビニール袋を取り出し、裏返しながらリハパンの外周を包み、匂いを漏らさずに清潔かつ簡便にリハパンをビニール袋に収納して廃棄できる利便性に優れている。
また、収納袋はリハパンの背面の上部に備え付けられているから、リハパン着用者の気に障ることなく収納袋のリハパンへの常時備え付けが万全である(請求項2)。
さらに、請求項3のように、収納袋は表面に開口部を有する小袋と、当該小袋の中に折り畳んで収納されたビニール袋とから成るコンパクト設計ゆえ製造コストが抑えられ、リハパン取扱い者にとって使い易い。
なお、前記小袋を破ってビニール袋を取り出してもよく、無造作に素早く小袋からビニール袋を取り出せる自在性もある。
そして、収納袋の小袋の内面にビニール袋の基部が接着されて成るので(請求項4)、このビニール袋を小袋から無造作に広げても当該ビニール袋が離脱されることなく、リハパンの収納作業をスムーズに行える。
加えて請求項5のように収納袋は、リハパンの外周に対し後付けされて成るため、既存のリハパンに利用でき取扱いやすい。
しかも前記収納袋はリハパンの内側底部に着脱自在なパッドの外周にも備え付けることができるから、使用後の当該パッドを収納できる自在性にも優れている(請求項6)。
また、請求項7に係る収納袋は、リハビリパンツ又は排泄物袋の使用後に、当該リハビリパンツ全体又は排泄物袋全体を収納自在なビニール袋が小袋に収納されて成るので、ストーマ等に取り付けられた排泄物袋を当該収納袋により容易に回収することができて便利である。
本考案の収納袋を備えたリハビリパンツ等の好適な実施形態について、以下図面にしたがいながら説明する。この収納袋を備えたリハビリパンツとは、リハビリ用の使い捨てパンツである所謂リハパンAに実施されるが、紙おむつも含んで同様に実施される広い概念のものである。
図1は、本実施形態の収納袋を備えたリハパンAを背面側からみた全体図を示している。
このリハパンAが使用された後、当該リハパンA全体を収納自在なビニール袋1が装填された収納袋Sが、前記リハパンAの背面外周aの上部7に備え付けられている。
収納袋Sは、表面に開口部6を有する小袋10と、当該小袋10の中に折り畳んで収納されたビニール袋1とから成っている。
小袋10は、吸水性と耐久性ある例えば不織布により、縦が45mm、横が30mmの大きさの袋状に形成され、手前の表面に縦方向に開口部6を有し、その中空内部にビニール袋1を収納できる構造となっている。
図2に示したリハパン用のビニール袋1は、その全体の大きさが、縦×横=30cm×22cmが好適で、その開口部2が外向きとなるように、左端部4及び右端部5が小さく折り畳まれ、当該ビニール袋1の基部3が前記小袋10の内面の上部に接着されている。
上述した収納袋S(小袋10)の裏面に両面テープが設けられている(図示は省略)。その両面テープにより当該収納袋SがリハパンAの背面における外周aの上部に接着して後付けされている。背面外周aの上部7に後付けされることにより着用者の不意な取り外しを防止できると共に、背中への圧力もかからない。なお、収納袋Sは後付けでなくリハパンAの一体成形であってもよい。
したがって、リハパンAの使用後は、図2に示したように当該リハパンAを丸めて小さくしたのち直ぐに、付設の収納袋Sからビニール袋1を取り出し開口部2を手前に引き出した状態で、左右の両端部4、5を裏返しながらリハパンAの外周aをビニール袋1で包む。
しかる後、図3に示したように、前記左右の両端部4、5を左右の手指20、21で摘まんで結んで清潔かつ簡便にリハパンAをビニール袋Sに収納し廃棄できる。
図4は異なる実施形態を示している。上述したリハパンAの内側底部8(図1参照)に、パッドBを取り付けて使用する際当該パッドBに上述した収納袋Sを備え付ける実施形態である。
すなわち、パッドBの外周bの端部に収納袋Sが両面テープの接着等により備え付けられており、当該パッドBの使用後は、その収納袋Sからビニール袋1を取り出し開口部2を手前に引き出した状態で、左右の両端部4、5を裏返しながら丸めたパッドB(図示は省略)を包んで収納・廃棄することができる。なお、符号9はリハパンA等への接着部を示している。
異なる実施形態として、例えばストーマ(人工肛門の排泄口)に排泄物袋(図示は省略)を取り付け、排便(排泄物)を収納したその排泄物袋を、上記構成の収納袋Sのビニール袋1によって収納・廃棄する形態も好適に実施される。
A リハビリパンツ(リハパン)
a 外周
S 収納袋
1 ビニール袋
3 基部
6 開口部
7 上部
8 内側底部
10 小袋
B パッド
b 外周
a 外周
S 収納袋
1 ビニール袋
3 基部
6 開口部
7 上部
8 内側底部
10 小袋
B パッド
b 外周
Claims (7)
- リハビリ用の使い捨てパンツたるリハビリパンツにおいて、
前記リハビリパンツが使用された後、当該リハビリパンツ全体を収納自在なビニール袋が装填された収納袋が、前記リハビリパンツの外周に備え付けられていることを特徴とする収納袋を備えたリハビリパンツ。 - 収納袋は、リハビリパンツの背面の上部に備え付けられていることを特徴とする請求項1に記載した収納袋を備えたリハビリパンツ。
- 収納袋は、表面に開口部を有する小袋と、当該小袋の中に折り畳んで収納されたビニール袋とから成ることを特徴とする請求項1又は2に記載した収納袋を備えたリハビリパンツ。
- 収納袋の小袋の内面に、ビニール袋の基部が接着されて成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した収納袋を備えたリハビリパンツ。
- 収納袋は、リハビリパンツの外周に対し後付けされて成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載した収納袋を備えたリハビリパンツ。
- 収納袋は、リハビリパンツの内側底部に着脱自在なパッドの外周に備え付けられ、当該パッドを収納自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載した収納袋を備えたリハビリパンツ。
- リハビリパンツ又は排泄物袋の使用後に、当該リハビリパンツ全体又は排泄物袋全体を収納自在なビニール袋が、小袋に収納されて成ることを特徴とする収納袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006654U JP3196236U (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006654U JP3196236U (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3196236U true JP3196236U (ja) | 2015-02-26 |
Family
ID=52685869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014006654U Expired - Fee Related JP3196236U (ja) | 2014-12-16 | 2014-12-16 | 収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3196236U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111971009A (zh) * | 2018-03-19 | 2020-11-20 | 株式会社韩国真技术 | 功能性尿不湿 |
-
2014
- 2014-12-16 JP JP2014006654U patent/JP3196236U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111971009A (zh) * | 2018-03-19 | 2020-11-20 | 株式会社韩国真技术 | 功能性尿不湿 |
CN111971009B (zh) * | 2018-03-19 | 2023-02-24 | 株式会社韩国真技术 | 功能性尿不湿 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI233795B (en) | Absorbent products having removable absorbent unit | |
JP5627586B2 (ja) | 男性用集尿具 | |
JP2006263306A (ja) | パンツ型使い捨ておむつ | |
RU2013150606A (ru) | Фиксирующее и удерживающее устройство для одноразовой абсорбирующей прокладки для испражнений | |
KR20140008417A (ko) | 1회용 물품용 1회용 봉투 시스템 | |
KR101407764B1 (ko) | 착용 물품 및 이것을 접는 방법 | |
JP4746880B2 (ja) | 使い捨ての着用物品 | |
JP6157103B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP3196236U (ja) | 収納袋を備えたリハビリパンツと収納袋 | |
JP2002238950A (ja) | 後処理可能なパンツ型おむつ | |
US20120016332A1 (en) | Disposable diaper with integral disposal system | |
JP2019030634A (ja) | パンツ型使い捨ておむつ | |
JP2010012002A (ja) | 使い捨ておむつ | |
KR102288713B1 (ko) | 분리형 여성용 패드 | |
JP2018196556A (ja) | 男性用尿漏れ保護サック | |
JP3859098B2 (ja) | 後処理の容易な紙おむつ | |
KR20160002370U (ko) | 애완견용 배변패드 | |
JP2013048681A (ja) | 包被式の尿用具 | |
JP4456356B2 (ja) | 衛生用品 | |
JP2003305083A (ja) | ウエスト折り返しパンツ型おむつ及びその装着方法 | |
JP2001293024A (ja) | 男性用畜尿袋 | |
JP5933958B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP3838395B2 (ja) | 後処理性の良い紙おむつ | |
JP6869560B2 (ja) | 吸水性パッド | |
KR20110003431A (ko) | 기저귀 배변봉투커버 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20141216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3196236 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |