JP3196088U - 分割型導電端子構造及びコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接された分割型導電端子の位置度が改善でき、信頼性が強化される分割型導電端子構造及びその構造を有するコネクタを提供する。【解決手段】導電端子本体10と、この導電端子本体に接続できる導電端子頭部20とを具備する分割型導電端子構造及びコネクタを開示する。導電端子頭部は曲げられると共に、挿入方向に沿って延びる第1部分と、この第1部分と傾斜角をなす第2部分とを具備する。導電端子本体に接続された導電端子頭部の接続領域は、第2部分に配置される。【選択図】図2
Description
本考案は、電気コネクタの分野に関し、特に改良された分割型導電端子構造及びコネクタに関する。
電気コネクタは、回路の相互接続を達成するために製造業(例えば、自動車産業)において広く用いられている。電気コネクタは、コネクタハウジングと、その内部に配置された導電端子とを具備するのが一般的である。異なる特定用途の場合に従い、導電端子の構造は極めて簡単になり得るし、また、極めて複雑にもなり得る。簡単な構造を有する導電端子は、金型により打抜き加工された一体部材であるのが一般的である。次に、導電端子は、導電端子を有するコネクタを形成するために、ニードル挿入又はインサート成形のような方法により、コネクタハウジングに固定接続される。
しかし、例えば、3次元空間内で多回路接続を達成する必要がある場合、導電端子(又はリードフレーム)全体は一般により複雑になる。この場合、一体部材が依然として用いられていると、対応する打抜き加工金型の構造が極めて複雑になり、製造コストを大きく増大させてしまう。
従って、本考案は、分割型導電端子構造及びその構造を有するコネクタを提供するためのものである。また、本考案によれば、溶接された分割型導電端子の位置度が改善でき、信頼性が強化される。
一態様において、本考案は、導電端子本体と、この導電端子本体に接続できる導電端子頭部とを具備し、導電端子頭部は曲げられると共に、挿入方向に沿って延びる第1部分と、この第1部分と傾斜角をなす第2部分とを具備し、導電端子本体に接続された導電端子頭部の接続領域は、第2部分に配置される分割型導電端子構造を提供する。
好適には、導電端子頭部の第2部分は、第1部分に対して90°の傾斜角をなす。
本考案に係る好適な一実施形態において、導電端子頭部の接続領域は、導電端子本体に重なると共に、溶接により導電端子本体に接続され、溶接は融接(fusion welding)又は加圧溶接であってもよい。
本考案に係る好適な一実施形態において、凸状溶接点は、接続領域における導電端子本体に対面する導電端子頭部の表面上に配置される。
本考案に係る好適な一実施形態において、複数の導電端子本体及び複数の導電端子頭部を具備する。複数の導電端子頭部は、同じ挿入方向を有してもよいし、また、異なる挿入方向を有してもよい。
本考案に係る好適な一実施形態において、1個の導電端子頭部は、導電端子本体の両端の各々に配置される。導電端子本体に両端に配置された2個の導電端子頭部は、同じ挿入方向、又は互いに逆の挿入方向のいずれかを有してもよい。
本考案に係る好適な一実施形態において、導電端子頭部は加圧ピンである。
本考案に係る好適な一実施形態において、導電端子本体及び導電端子頭部は、それぞれ金型により打抜き加工される。
別の態様において、本考案は、コネクタハウジング及びこのコネクタハウジングに接続された導電端子を具備し、導電端子は上述した分割型導電端子構造を具備するコネクタをさらに提供する。
本考案に係る好適な一実施形態において、コネクタハウジング及び導電端子頭部は、一体的にオーバモールドされた部材である。
本考案に係る好適な一実施形態において、導電端子頭部の第1部分及びコネクタハウジングは、一体的にオーバモールドされた部材である。
本考案に係る好適な一実施形態において、第1部分の一部及び第2部分の一部は、コネクタハウジングと一体的にオーバモールドされる。
本考案に係る技術的解決手段によれば、導電端子の構造を変更することにより、溶接された分割型導電端子の位置度を効率的に完全なものにでき、信頼性が改善される。
以下、本考案により提供される分割型導電端子構造を、添付図面と組み合わせて詳細に説明する。当業者であれば、以下に説明された実施形態は、本考案を限定するものではなく、単に本考案の例示に過ぎないことを理解すべきである。全ての添付図面において、同一又は類似の参照番号は同一又は類似の部品を表す。
図1は、2グループの導電端子構造1,2を具備する分割型導電端子の全体構造(リードフレーム)を概略的に示す。2グループの導電端子構造1,2は、図1に示されるように共に使用することができ、また、別々に使用することもできる。導電端子構造1,2は複数の導電端子を具備し、各導電端子は、導電端子本体(又はリードを称することがある)10と、導電端子本体10に接続された導電端子頭部20とを具備する分割型導電端子である。図1に示されるように、導電端子頭部20は加圧ピンであるが、これは単に例示に過ぎず、加圧孔であってもよい。さらに、図1に示されるように、異なる導電端子上の導電端子頭部20の挿入方向は、同じであってもよいし、逆向きであってもよい。また、異なる導電端子上の導電端子頭部20も、別の角度(図示せず)を形成してもよいことを理解されるである。
さらに、分割型導電端子頭部20が各導電端子本体10の一端にのみ配置され、その他端が一体構造であるように図1には示されているが、これは例示に過ぎず、分割型導電端子頭部20は他端に同様に配置されてもよい。以下、図2及び図3を参照することにより、導電端子本体10及び導電端子頭部20の接続構造を具体的に説明する。
導電端子頭部20は挿入奉方向に延びる直線構造であり、導電端子本体10は導電端子頭部20と同じ方向に延びる部分11を具備することが、図2及び図3に明瞭に示される。導電端子頭部20は、挿入端201とは反対側の他端202付近で導電端子本体10の部分11に(例えば、溶接、リベット留め等で)固定接続され、互いに接続される。本考案の一例において、凸状溶接点が、導電端子本体10の部分11に対面する導電端子頭部20の表面に配置され、双方の面を共に溶接する。導電端子頭部20及び導電端子本体10はまた、他の固定方法で接続されてもよい。
上述した接続構造において、凸状溶接点は溶接(特に融接)の後に融合するが、導電端子頭部20及び導電端子本体10の部分11間に依然として所定の間隙がある。
図4は、図1ないし図3に示された分割型導電端子を採用したコネクタの部分概略図である。コネクタは、コネクタハウジング30と、コネクタハウジング30内に配置された上述の分割型導電端子とを具備する。コネクタハウジング30は射出成形される。
特定実施形態によれば、導電端子本体10及び導電端子頭部20は、コネクタハウジング30内に配置される前に溶接(前溶接とも称される)されてもよいし、コネクタハウジング30内に配置された後に溶接(後溶接とも称される)されてもよいことが付随して指定される。
コネクタの組立工程において、導電端子頭部20は挿入動作を経て、導電端子頭部及び対の端子が工程中に溶接位置で反応し、挿入方向に直交する他の外力が溶接接続部に不利な影響を与える。換言すると、この分割型構造において、導電端子頭部20の位置度は、保証することが困難である。接続部にクラックが発生し接続部が一旦分離してしまう(特に、左右方向に)と、コネクタ全体が機能しなくなる。
このような不具合を克服するために、本考案に係る好適な一実施形態は、改良された分割型導電端子構造を提供する。その分割型導電端子構造は、基本的に図1ないし図3を参照して上述した接続構造と同様であるが、以下に差異について説明する。
図5に示されるように、改良された分割型導電端子構造において、導電端子頭部20は、直線構造ではなく曲げられ、挿入方向に沿って延びる第1部分21と、第1部分21と所定の傾斜角をなす第2部分22とを具備し、導電端子本体10に接続された導電端子頭部20の接続領域23は、第2部分22内に配置される。導電端子頭部20の第2部分22及び第1部分21は、好適には90°の傾斜角をなす。
ここで、導電端子頭部20の接続領域23は導電端子本体10と重なり合い、凸状溶接点24は接続領域23内で導電端子本体10に対面する導電端子頭部20の表面に配置でき、導電端子頭部20は溶接により導電端子本体10に接続される。この溶接は好適には融接であるが、加圧溶接であってもよい。
分割型導電端子本体10及び導電端子頭部20は、それぞれ金型により打抜き加工してもよいことが付随して指定される。
導電端子頭部20の構造を変更することにより、導電端子頭部20及び導電端子本体10の接続位置が、挿入方向に沿った部分から、挿入方向と直交する部分に移行し、図2に示された左右の溶接の協働が図5に示されるように上下の溶接に協働に変更されることが、特に図2に比べて、図5から理解できる。この改良の利点は、図6に示されたコネクタからより容易に理解される。
図6に示されたコネクタにおいて、導電端子頭部20及びコネクタハウジング30は、一体的にオーバモールドされた部材である。例えば、導電端子頭部20上の第1部分21及びコネクタハウジング30は、一体的にオーバモールドされる。好適には、第1部分21の一部及び第2部分22の一部は、コネクタハウジング30と一体的にオーバモールドされた部材である。
改良された接続構造を採用することにより、導電端子頭部20の第1部分21及び第2部分22はより安定してコネクタハウジング30に保持することができ、溶接位置は第1部分21上の作用力により殆ど影響を受けない。このため、信頼性が飛躍的に改善される。
本考案の明細書において、特に説明していなければ、方向性を示す用語「上」、「下」、「左」及び「右」は、図面で示された位置における方向性を示すことを意図している。
本考案を典型的な好適実施形態と組み合わせて詳細に上述したが、当業者であれば、本考案の内容の教示から様々な変形をすることが可能であり、これらの変形の全ては、請求の範囲で定義された本考案の範囲から逸脱してしない。
10 導電端子本体
20 導電端子頭部
21 第1部分
22 第2部分
23 接続領域
24 凸状溶接点
20 導電端子頭部
21 第1部分
22 第2部分
23 接続領域
24 凸状溶接点
Claims (17)
- 導電端子本体と、該導電端子本体に接続できる導電端子頭部とを具備し、
前記導電端子頭部は曲げられると共に、挿入方向に沿って延びる第1部分と、該第1部分と傾斜角をなす第2部分とを具備し、
前記導電端子本体に接続された前記導電端子頭部の接続領域が、前記第2部分に配置されることを特徴とする分割型導電端子構造。 - 前記導電端子頭部の前記第2部分は、前記第1部分に対して90°の角度をなすことを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子頭部の前記接続領域は、前記導電端子本体に重なると共に、溶接により前記導電端子本体に接続されることを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- 前記溶接は融接又は加圧溶接であることを特徴とする請求項3記載の分割型導電端子構造。
- 前記接続領域における前記導電端子本体に対面する前記導電端子頭部の表面上に、凸状溶接点が配置されることを特徴とする請求項4記載の分割型導電端子構造。
- 複数の前記導電端子本体及び複数の前記導電端子頭部を具備することを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- 前記複数の導電端子頭部は同じ挿入方向を有することを特徴とする請求項6記載の分割型導電端子構造。
- 前記複数の導電端子頭部は異なる挿入方向を有することを特徴とする請求項6記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子本体の両端の各々に、1個の前記導電端子頭部が配置されることを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子本体に両端に配置された2個の前記導電端子頭部は、同じ挿入方向を有することを特徴とする請求項9記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子本体に両端に配置された2個の前記導電端子頭部は、逆向きの挿入方向を有することを特徴とする請求項9記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子頭部は加圧ピンであることを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- 前記導電端子本体及び前記導電端子頭部は、それぞれ金型により打抜き加工されることを特徴とする請求項1記載の分割型導電端子構造。
- コネクタハウジングと、該コネクタハウジングに接続された導電端子とを具備し、
前記導電端子は、請求項1ないし13のうちいずれか1項の分割型導電端子構造を具備することを特徴とするコネクタ。 - 前記コネクタハウジング及び前記導電端子頭部は、一体的にオーバモールドされた部材であることを特徴とする請求項14記載のコネクタ。
- 前記導電端子頭部の前記第1部分及び前記コネクタハウジングは、一体的にオーバモールドされた部材であることを特徴とする請求項15記載のコネクタ。
- 前記第1部分の一部及び前記第2部分の一部は、前記コネクタハウジングと一体的にオーバモールドされることを特徴とする請求項15記載のコネクタ。
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