JP3195837U - 6本針8本糸のミシン縫い目構造 - Google Patents

6本針8本糸のミシン縫い目構造 Download PDF

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Abstract

【課題】接合強度及び引っ張り強度の高い6本針8本糸のミシン縫い目構造を提供する。【解決手段】2枚の布地11,12の左右の接続部位13に6列の針糸21〜26がミシン縫いされる。各列の針糸21〜26は、左右に間隔をあけて設置される。6列の針糸21〜26は、布地11,12の接続部位13の上面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく上糸3を締め付ける上、布地11,12の接続部位13の下面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく下糸を締め付ける。6列の針糸21〜26は、布地11,12の上下面に間隔をあけて交差する複数の上ループ27及び下ループを形成する。上糸3は、各列の針糸21〜26の上ループ27を貫通し、締め付けられて布地11,12上面に固定される。下糸は、各列の針糸21〜26の下ループを貫通し、締め付けられて布地11,12下面に固定される。【選択図】図5

Description

本考案は、6本針8本糸のミシン縫い目構造に関し、特に、布地の突き合わせ縫い及び重ね縫いに適合する6本針8本糸のミシン縫い目構造に関する。
人々の生活水準が高まるにつれ、人々の物品に対する要求も益々高くなっており、衣類においても、デザイン、材質及び裁断上の美観性が重視される以外に、布地の突き合わせ縫い及び重ね縫いの接合強度も益々重視されるようになっている。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すような従来の4本針6本糸の重ね縫いの構造において、2枚の布地91,92の左右の接続部位には、4列の針糸93が間隔をあけてミシン縫いされる。4列の針糸93は、それぞれ、複数の上ループ96によって布地91,92の上面にジグザグに巻きつく上糸94を締め付け、複数の下ループ97によって布地91,92の下面にジグザグに巻きつく下糸95を締め付ける上、下糸95が各下ループ97に巻きつかれて固定される。以上の構造によって重ね縫い構造が形成される。しかし、4本針6本糸で布地91,92を重ね縫いする場合、接合強度が弱いため、各種衣類の特殊な需要を満たすことができない。
また、4本針6本糸のミシン縫い目は、突き合わせ縫いに適用されない。その理由として、2枚の布地91,92の左右を突き合わせ縫いする場合(図3参照)、2枚の布地91,92上の各縫い目は、それぞれ2列の針糸93を有し、それぞれ2列の針糸93が上糸94及び下糸(図示せず)を締め付けるのみであるため、接合強度が明らかに不足する。このため、上述の問題を解決することが業界において求められていた。
特開2014−57758号公報
本考案の目的は、2枚の布地に突き合わせ縫い又は重ね縫いを確実に形成し、布地をミシン縫いする接合強度及び引っ張り強度を高め、衣類の品質及び耐久性を高めることができる6本針8本糸のミシン縫い目構造を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案は、6本針8本糸のミシン縫い目構造を提供するものである。本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造は、2枚の布地の左右の接続部位に6列の針糸がミシン縫いされる。各列の針糸は、左右に間隔をあけて設置される。6列の針糸は、布地の接続部位の上面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく上糸を締め付ける上、布地の接続部位の下面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく下糸を締め付ける。6列の針糸は、布地の上下面に間隔をあけて交差する複数の上ループ及び下ループを形成する。上糸は、各列の針糸の上ループを貫通し、締め付けられて布地上面に固定される。下糸は、各列の針糸の下ループを貫通し、締め付けられて布地下面に固定される。
本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造において、2枚の布地の接続部位辺縁が互いに突き合わされ、2枚の布地の接続部位にそれぞれ3列の針糸を有することにより、2枚の布地に突き合わせ縫い構造が形成される。
本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造において、2枚の布地の接続部位辺縁が互いに重ねられ、2枚の布地の接続部位の上下に重ねられた部分に4列の針糸を有することにより、2枚の布地に重ね縫い構造が形成される。
本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造において、上糸は、ジグザグに巻きついて複数の順番に交差して配列される左ループ及び右ループを形成する。各左ループは、2つの側部をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列される。各右ループは、2つの側部をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列される。3列の針糸の各上ループは、2つの左ループが突き合わされる位置の2つの側部を締め付け、突き合わされる位置の2つの3列の針糸の各上ループは、2つの右ループが突き合わされる位置の2つの側部を締め付ける。
上糸の各左ループの側部と、隣り合う右ループの側部と、の間には、傾斜部が接続される。また、上糸及び下糸の線径は、各針糸の線径より太い。
本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造において、6列の針糸は、布地の上下面に間隔をあけて交差する複数の上ループ及び下ループを形成する。上糸は、各列の針糸の上ループを貫通し、締め付けられて布地上面に固定される。下糸は、各列の針糸の下ループを貫通し、締め付けられて布地下面に固定される。これにより、2枚の布地の接続部位は、それぞれ3列の針糸を有するため、2枚の布地に突き合わせ縫い構造を確実に形成することができる上、布地のミシン縫いの接合強度及び引っ張り強度を高めることができる。
従来の4本針6本糸の重ね縫い構造を示す平面図である。 図1の線2−2に沿った断面図である。 従来の4本針6本糸の突き合わせ縫い構造を示す平面図である。 本考案の第1実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造の突き合わせ縫い構造を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造の突き合わせ縫い構造を示す平面図である。 図5の線6−6に沿った断面図である。 本考案の第2実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造の突き合わせ縫い構造を示す平面図である。 図7の線8−8に沿った断面図である。 本考案の第3実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造の突き合わせ縫い構造を示す平面図である。 図9の線10−10に沿った断面図である。
本考案の目的、特徴及び効果を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
(第1実施形態)
図4〜図6を参照する。図4〜図6に示すように、本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造は、2枚の布地11,12に突き合わせ縫いを形成するのに適用される。また、図9及び図10に示すように、本考案の6本針8本線縫い目構造は、2枚の布地11,12に重ね縫いを形成するのにも適用される。
図4〜図6に示すように、本考案の6本針8本糸のミシン縫い目構造においては、2枚の布地11,12の接続部位13,14辺縁が互いに突き合わされる。2枚の布地11,12の左右の接続部位13,14の縫い目は、6列の針糸21,22,23,24,25,26を有する。各針糸21,22,23,24,25,26は、順番に左右に間隔をあけて設置される。また、各針糸21,22,23,24,25,26は、布地11,12の接続部位13,14の上面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく上糸3を締め付け、布地11,12の接続部位13,14の下面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく下糸4を締め付ける。
6本針8本糸のミシン縫い目を製作する過程において、6列の針糸21,22,23,24,25,26は、布地11,12の上下面に間隔をあけて交差する複数の上ループ27及び下ループ28を形成する。上糸3は、各列の針糸21,22,23,24,25,26の上ループ27を貫通し、締め付けられて布地11,12上面に固定される。下糸4は、各列の針糸21,22,23,24,25,26の下ループ28を貫通し、締め付けられて布地11,12下面に固定される。これにより、2枚の布地11,12の接続部位13,14は、それぞれ3列の針糸21,22,23,24,25,26を有するため、2枚の布地11,12に突き合わせ縫い構造を確実に形成することができ、布地11,12のミシン縫いの接合強度及び引っ張り強度を高めることができる。
図4〜〜図6に示す6本針8本糸のミシン縫い目構造において、上糸3及び下糸4の線径は、各針糸21,22,23,24,25,26の線径より太い。また、上糸3は、ジグザグに巻きついて複数の順番に交差して配列される左ループ31及び右ループ32を形成する。各左ループ31は、2つの側部33をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列される。各右ループ32は、2つの側部34をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列される。3列の針糸21、22、23の各上ループ27は、2つの左ループ32が突き合わされる位置の2つの側部33を締め付け、残りの3列の針糸24、25、26の各上ループ27は、2つの右ループ32が突き合わされる位置の2つの側部34を締め付ける。また、上糸3の各左ループ31の2つの側部33と、隣り合う右ループ32の側部34と、の間には、傾斜部35が接続される。
(第2実施形態)
図7及び図8を参照する。図7及び図8に示すように、本考案の第2実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造においても第1実施形態と同様に、2枚の布地11,12に、6列の針糸21,22,23,24,25,26、上糸3’及び下糸4’がミシン縫いされる。上糸3’がジグザグに巻きついて左ループ31’、右ループ32’、側部33’、側部34’及び傾斜部35’が形成される。第1実施形態との違いは、上糸3’及び下糸4’の線径と、針糸21,22,23,24,25,26の線径と、が同一である点である。
(第3実施形態)
図9及び図10を参照する。図9及び図10に示すように、本考案の第3実施形態による6本針8本糸のミシン縫い目構造においては、2枚の布地11,12の接続部位13,14が上下に重なっている。2枚の布地11,12には、6列の針糸21,22,23,24,25,26、上糸3及び下糸4がミシン縫いされる。2枚の布地11,12の接続部位13,14の上下に重なる部位は、4列の針糸22、23、24、25を有する。これにより、2枚の布地11,12に重ね縫い構造を確実に形成することができ、布地11,12をミシン縫いする接合強度及び引っ張り強度を高めることができる。
なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
(従来技術)
91 布地
92 布地
93 針糸
94 上糸
95 下糸
96 上ループ
97 下ループ
(本考案)
11 布地
12 布地
13 接続部位
14 接続部位
21 針糸
22 針糸
23 針糸
24 針糸
25 針糸
26 針糸
27 上ループ
28 下ループ
3 上糸
31 左ループ
32 右ループ
33 側部
34 側部
35 傾斜部
3’ 上糸
31’ 左ループ
32’ 右ループ
33’ 側部
34’ 側部
35’ 傾斜部
4 下糸
4’ 下糸

Claims (6)

  1. 2枚の布地の左右の接続部位に6列の針糸がミシン縫いされ、前記各列の針糸は、左右に間隔をあけて設置され、前記6列の針糸は、前記布地の接続部位の上面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく上糸を締め付ける上、前記布地の接続部位の下面に長手方向に沿ってジグザグに巻きつく下糸を締め付け、前記6列の針糸は、前記布地の上下面に間隔をあけて交差する複数の上ループ及び下ループを形成し、前記上糸は、前記各列の針糸の前記上ループを貫通し、締め付けられて前記布地上面に固定され、前記下糸は、前記各列の針糸の前記下ループを貫通し、締め付けられて前記布地下面に固定されることを特徴とする6本針8本糸のミシン縫い目構造。
  2. 前記2枚の布地の接続部位辺縁は、互いに突き合わされ、前記2枚の布地の接続部位にそれぞれ3列の針糸を有することにより、前記2枚の布地に突き合わせ縫い構造が形成されることを特徴とする請求項1に記載の6本針8本糸のミシン縫い目構造。
  3. 前記2枚の布地の接続部位辺縁は、互いに重ねられ、前記2枚の布地の接続部位の上下に重ねられた部分に4列の針糸を有することにより、前記2枚の布地に重ね縫い構造が形成されることを特徴とする請求項1に記載の6本針8本糸のミシン縫い目構造。
  4. 前記上糸は、ジグザグに巻きついて複数の順番に交差して配列される左ループ及び右ループを形成し、前記各左ループは、2つの側部をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列され、前記各右ループは、2つの側部をそれぞれ有し、順番に突き合わされて配列され、3列の針糸の各上ループは、前記2つの左ループが突き合わされる位置の前記2つの側部を締め付け、突き合わされる位置の2つの3列の針糸の各上ループは、前記2つの右ループが突き合わされる位置の前記2つの側部を締め付けることを特徴とする請求項1に記載の6本針8本糸のミシン縫い目構造。
  5. 前記上糸の前記各左ループの側部と、隣り合う前記各右ループの側部と、の間には、傾斜部が接続されることを特徴とする請求項4に記載の6本針8本糸のミシン縫い目構造。
  6. 前記上糸及び前記下糸の線径は、前記各針糸の線径より太いことを特徴とする請求項4に記載の6本針8本糸のミシン縫い目構造。
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