JP3195684U - 木材チップ乾燥設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】原料である木材チップの流れを促進し、木材チップに着火することがない木材チップ乾燥設備を提供する。【解決手段】キルン本体12の内周には、スクリューコンベア57から投入されたチップ原料を、キルン本体12の入口側から出口側に搬送する螺旋羽根105を備えると共に、キルン本体12の入口側は下り勾配の傾斜角を有する円錐台筒12aとなって、更に、入側シールド部材15の内側上部には、その内側を冷却する水を流す第1の散水手段が設けられ、入側シールド部材15の内側下部には、落下する水を外部に排水する排水手段が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば発電燃料として使用する木材チップの乾燥設備に関する。
近年、バイオマス発電が資源の有効利用の観点から勧められている。バイオマス発電は、山林に放置されている残材、間伐材、木質系廃材等の未利用木材を燃料として活用している。しかしながら、特許文献1に記載のように、資源となる木材は、多量に水分を含むので、乾燥することが要求されている。
また、特許文献2においては、ロータリキルンを用いて、木材チップを加熱して炭化し、炭化チップに霧状スプレー水をかけるチップ状木炭の製造装置が提案されている。
特開2012−145293号公報 特開2002−88373号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術においては、廃棄物ガス化溶融炉からの排ガスを燃焼室で燃焼させ、ボイラーにより熱回収を行うと共に、ボイラーで発生した蒸気を蒸気復水器によって覆水させ、この蒸気復水器で発生する熱を利用して木材チップの乾燥を行っているので、蒸気復水器等、特別な設備も合わせて必要であり、加熱温度も高温ではないので、処理効率も低いという問題がある。
また、特許文献2の技術では、最終的に炭化したチップ原料(木材チップ)にロータリキルンの出口側でスプレー水をかけているので、水分量が多くなり熱リサイクル率が下がるという問題がある。更に、特許文献2の技術では、ロータリキルンが完全円筒で水平であるので、原料の流れが悪いという問題があった。
更に、ロータリキルンを用いてチップ原料の乾燥を行うに際し、キルン本体の入口から熱風とチップ原料を供給すると、チップ原料が入側シールド部材内に溜まり、熱風によって加熱され、チップ原料が着火することがあるという問題があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、原料である木材チップのキルン本体内での流れを促進し、木材チップに着火することがない木材チップ乾燥設備を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る木材チップ乾燥設備は、
(1)ベース架台と、
(2)前記ベース架台の前後に設けられそれぞれ左右対となる横ローラを介して回転可能に水平配置され、かつ前記ベース架台に設けられた竪ローラによって軸方向位置が規制されたキルン本体と、
(3)前記キルン本体の外周に設けられた大径スプロケットと、前記ベース架台に取付けられた減速モータの出力軸に設けられた小径スプロケットと、前記大径スプロケットと前記小径スプロケットを連結するチェーンとを有するキルン回転駆動手段と、
(4)前記キルン本体の入口側に該キルン本体と独立して配置され、熱風取り込み口と、チップ原料の取り入れ口とを備えた入側シールド部材と、
(5)前記キルン本体の出口側に該キルン本体と独立して配置され、上部には排気口が下部には乾燥した前記チップ原料を排出する排出口がそれぞれ設けられた出側シールド部材と、
(6)前記チップ原料の取り入れ口に取付けられ、前記チップ原料を一時貯留するホッパと、該ホッパから前記チップ原料を切り出すロータリバルブと、該ロータリバルブによって切り出された前記チップ原料を定量供給するスクリューコンベアとを備えた原料供給手段とを有し、
前記キルン本体の内周には、前記スクリューコンベアから投入された前記チップ原料を、該キルン本体の回転に伴い、前記キルン本体の入口側から出口側に搬送する螺旋羽根を備えると共に、前記キルン本体の入口側は下り勾配の傾斜角を有する円錐台筒となって、
更に、前記入側シールド部材の内側上部には、該入側シールド部材の内側を冷却する水を流す第1の散水手段が設けられ、前記入側シールド部材の内側下部には、落下する水を外部に排水する排水手段が設けられている。
本考案に係る木材チップ乾燥設備において、前記入側シールド部材の内側下部には、該入側シールド部材の内側を冷却する水を流す第2の散水手段が設けられているのが好ましい。
また、本考案に係る木材チップ乾燥設備において、前記円錐台筒の傾斜角は0.5〜3度の範囲となっているのが好ましい。ここで、傾斜角が0.5度未満の場合にはチップ原料の流れが悪く、傾斜角が3度を超えると、チップ原料の移動が速すぎる。
本考案に係る木材チップ乾燥設備において、前記キルン本体には前記横ローラに支持される前後2つのタイヤがあって、前記竪ローラは3つの竪ローラA〜Cを備え、一方の前記タイヤを前後から支持する前記竪ローラA、Bと、他方の前記タイヤを片側から弾性部材を介して支持する前記竪ローラCを有するのが好ましい。
本考案に係る木材チップ乾燥設備において、前記キルン本体の外側には隙間を有して断熱材が固定状態で設けられているのが好ましい。この場合、キルン本体の外側に少しの隙間を設けて、ケーシングを形成し、このケーシングに断熱材を固定するのが好ましい。
本考案に係る木材チップ乾燥設備は、キルン本体の入口側が下り勾配の傾斜角を有する円錐台筒となっているので、キルン本体の入側でのチップ原料の流れが促進させる。
また、入側シールド部材の内側上部には、入側シールド部材の内側を冷却する水を流す第1の散水手段が設けられ、入側シールド部材の内側下部には、落下する水を外部に排出する排水手段が設けられているので、仮に入側シールド部材内に木材チップの粉塵が溜まっても、着火することはない。
特に、本考案に係る木材チップ乾燥設備において、キルン本体に横ローラに支持される前後2つのタイヤがあって、竪ローラは3つの竪ローラA〜Cを備え、一方のタイヤを前後から支持する竪ローラA、Bと、他方のタイヤを片側から弾性部材を介して支持する竪ローラCを有している場合、キルン本体の温度変化に竪ローラCが対応でき、無理な荷重がキルン本体に発生することがない。
そして、本考案に係る木材チップ乾燥設備において、キルン本体の外側に隙間を有して断熱材を固定状態で設けた場合、断熱材は回転しないので、施工工事が比較的簡単であり、長期の寿命を有する。
本考案の一実施の形態に係る木材チップ乾燥設備の正面図である。 同木材チップ乾燥設備に使用するベース架台の平面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同木材チップ乾燥設備に使用する横ローラの説明図である。 (A)は同木材チップ乾燥設備に使用する竪ローラ機構の平面図、(B)は同木材チップ乾燥設備に使用する竪ローラ機構の側面図、(C)は同木材チップ乾燥設備に使用する竪ローラ機構の正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同木材チップ乾燥設備の一部省略正面図及び一部省略側面図である。 同木材チップ乾燥設備の側面図である。 同木材チップ乾燥設備の一部省略正面図である。 同木材チップ乾燥設備の側面図である。 同木材チップ乾燥設備の動作状態説明図である。
続いて、添付した図面を参照しながら、本考案を具体化した実施の形態について説明する。
図1〜図8に示すように、本考案の一実施の形態に係る木材チップ乾燥設備10は、ベース架台11と、その上に水平配置されるキルン本体12と、このキルン本体12を回転駆動するキルン回転駆動手段13と、キルン本体12の前後(入口側及び出口側)に設けられている入側シールド部材15及び出側シールド部材16とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
ベース架台11は周知の形鋼(アングル、チャンネル、鉄板など)を組み合わせて形成され、約3.4mの高さ、4.6mの幅、23.5mの長さを有する直方体状となっている。このベース架台11の上にはキルン本体12が横ローラ18〜21を介して搭載され、キルン本体12の前後に配置されている入側シールド部材15及び出側シールド部材16もベース架台11に搭載されている。
キルン本体12は前後に環状のタイヤ23、24を有している。このタイヤ23、24はキルン本体12に、軸方向両側から交互に挿入される複数の楔(交換式楔ライナー)25によって固定されて、キルン本体12の熱変動した場合の高さ調整を可能とし、タイヤ23、24が摩耗した場合の、タイヤ23、24の交換が容易にできるようになっている。
ベース架台11の前側に左右対となって設けられた横ローラ18、19の上に上流側のタイヤ23が、ベース架台11の後ろ側に左右対となって設けられた横ローラ20、21の上に下流側のタイヤ24が載っている。
また、タイヤ23、24の側面に当接して、キルン本体12の軸方向位置を規制する竪ローラ27〜29がベース架台11に設けられている。竪ローラ(A)27はタイヤ24を下流側から、竪ローラ(B)28はタイヤ24を上流側から支持している。竪ローラ(C)29はタイヤ23を下流側から押圧支持している。竪ローラ29は、図4(A)〜(C)の竪ローラ機構32に示すように、途中にスプリング31(弾性部材の一例)が設けられて、弾性的にタイヤ23を下流側から支持している。これによって、タイヤ24は下流側から竪ローラ27によって、上流側からタイヤ28によって略固定状態で支持されている。なお、キルン本体12が熱によって伸びる場合は、下流側のタイヤ24を基準にして上流側に伸びるので、竪ローラ29がタイヤ23を弾性的に押圧している。図4において、33は竪軸を、34は取付け部材、35は水平ガイド軸を示す。
キルン本体12の中央部外側には、大径スプロケット37が設けられ、ベース架台11に取付けられている減速モータ38の出力軸に設けられている小径スプロケット39とチェーン40によって連結され、減速モータ38の回転により、一定方向に例えば、3〜7rpmで回転駆動できる構造となっている。これらが、キルン回転駆動手段12を構成する。
キルン本体12の平均内径は2.4m、長さは約18mであるが、上流側は徐々に縮径し、約1度(0.5〜3度程度は可能)の下り勾配の傾斜角を有する円錐台筒12aを有する。これによって、チップ原料は円錐台筒12a内を上流側から下流側に容易に移動する。また、このようにキルン本体12を形成することによって、キルン本体12の軸心を水平配置することができ、キルン本体12の軸方向にスラスト荷重を発生しにくく、横ローラ18〜21及び竪ローラ27〜29の寿命が伸びるという利点がある。
図5(A)、(B)、図6に示すように、キルン本体12の入口側には、キルン本体12と独立して配置された、即ちキルン本体12とは僅少の隙間Sを有して配置された入側シールド部材15を有する。入側シールド部材15は支持部材41a、41bで両側をベース架台11上に支持され、入側シールド部材15は、断面矩形の熱風取り込み口42に接続された断面矩形のフード43と、チップ原料の取り入れ口44を有する。入側シールド部材15は補助架台45を有し、ベース架台11の所定位置に固定配置される。
入側シールド部材15の内側で天井部46には、スプレーノズル(第1の散水手段の一例)47、48が設けられ、入側シールド部材15の内側で底部50には、複数の上向き散水孔(第2の散水手段の一例)を有するパイプ52が配置され、スプレーノズル47、48及び散水孔から常時水を吹き出している。これによって、入側シールド部材15の内部温度を下げて、チップ原料の取り入れ口44から搬入されたチップ原料が入側シールド部材15の内部に蔓延しても、チップ原料に着火しないようにしている。入側シールド部材15の内側下部には、上側に拡幅する集水ホッパ42aと、集水ホッパ42aの下部に設けられた放水口42bとからなる排水手段が設けられて、落下する水を外部に排水している。
熱風取り込み口42に接続されたフード43の上流側にはフランジ54が設けられ、図示しない熱風ダクトが接続され、別置きされた熱風発生炉から空気より酸素含有量の小さい400〜950℃の熱風を導入できる構造となっている。なお、フード43の底には、支柱43aが設けられ、全体を支持している。
キルン本体12の入側に設けられているチップ原料の取り入れ口44には、図6、図7に示すように、原料供給手段55が設けられている。この原料供給手段55は、チップ原料の取り入れ口44に取付けられているフランジ56を介して固定され、チップ原料を定量供給するスクリューコンベア57を有している。スクリューコンベア57の上流側下部には支柱58が設けられて全体の重量を支えている。
スクリューコンベア57は、筒状ケーシング59と、内部に配置されたスクリュー軸60と、スクリュー軸60の駆動軸61に設けられた第1のスプロケット62と、第2のスプロケット63が出力軸に取付けられた減速モータ64と、第1、第2のスプロケット62、63を繋ぐチェーン65とを有し、投入口66から送られるチップ原料をスクリュー軸60が下流側に搬送し、排出口67からキルン本体12内に投入する。
スクリューコンベア57の投入口66の上には、短管68を介して、ロータリバルブ69とホッパ70が設けられている。ロータリバルブ69はスプロケット71、72及びチェーン73を介して連結された減速モータ75によって回転駆動されている。ロータリバルブ69の駆動軸76は、一端側(上流側)から他端側(下流側)に伸びて、他端側に小スプロケット78が設けられている。これによって、ホッパ70でチップ原料を一時貯留し、ロータリバルブ69でホッパ70からチップ原料を徐々に切り出す。
上方に拡大したホッパ70の下部には掻き羽根79が設けられ、その端部には、チェーン80によって小スプロケット78に連結される小スプロケット81が設けられ、ロータリバルブ69の回転と共に、掻き羽根79が回転し、ホッパ70の下部に溜まったチップ原料を掻き混ぜて、円滑に下方のロータリバルブ69内にチップ原料を送るようにしている。
原料供給手段55は、以上に説明したスクリューコンベア57、ロータリバルブ69、及びホッパ70を備えて構成されている。なお、図6において、83は原料投入用コンベアである。
図1、図8を参照しながら、出側シールド部材16について説明する。出側シールド部材16は、キルン本体12の出側端部85に僅少の隙間を有する開口部86を有してキルン本体12とは独立して配置され、左右対となる4本の支持部材87、88によってベース架台11に固定配置される。キルン本体12の出側端部85の上部に、大きな空間部89を形成する断面円弧状の天井部90を有し、出側端部85の下部には、下方に縮幅するホッパ91と、このホッパ91の下部に接続されるロータリバルブ92(チップ原料の排出手段となる)とを有している。このロータリバルブ92は減速モータ92aによって回転駆動され、所定量の乾燥したチップ原料を徐々に下方に排出できる構造となっている。このロータリバルブ92の底部に乾燥したチップ原料の排出口92bを有している。
天井部90の上部には短管93を介して排気口を構成する曲がり管94がフランジ接合されている。曲がり管94は、垂直管部95と水平管部96が交わり、垂直管部95の上部には錘付きの蓋97が配置されている。水平管部96は図示しないダクトを介して集塵機及び排気ファンに接続されて、これによってキルン本体12内を負圧にしている。
図8において、100は蓋付き点検口、101は点検孔、102は給水口、103は温度センサー設置孔である。
図1、図9に示すように、キルン本体12の内壁には、複数条の螺旋羽根105が設けられている。スクリューコンベア57から投入されたチップ原料は、キルン本体12の回転に伴い、螺旋羽根105によって掬い上げられ、上部位置で落下して、熱風に曝され乾燥しながら、キルン本体12の入口側から出口側に搬送される。
チップ原料の種類は、間伐材、建築廃材、残材等があるが、予め50mm以下に粉砕されているのが好ましい。チップ原料の移動速度は1〜2m/分程度であるが、チップ原料の水分が多い場合はチップ原料の移動速度を遅くするのが好ましい。
この木材チップ乾燥設備10においては、キルン本体12内に熱風取り込み口42から熱風を取り入れた状態で、原料供給手段55から湿ったチップ原料を徐々に入れると、チップ原料は、キルン本体12内部の螺旋羽根105によって掻き上げられ、キルン本体12の下流側に搬送されて、乾燥し、出側シール部材16の下部に設けられているホッパ91に溜まり、ロータリバルブ92によって下方に排出される。
なお、入側シールド部材15の内側上部及び内側下部には、入側シールド部材15の内側を冷却する水を流す第1、第2の散水手段が設けられ、入側シールド部材15の内側下部には、供給された水を外部に排水する排水手段が設けられているので、この部分で、チップ原料に着火することはない。
キルン本体12の外側には隙間を有して図示しない断熱材(グラスウール)が設けられている。この断熱材はキルン本体12を囲む略円筒状の外枠に固定されている。また、この断熱材はキルン本体12とは分離され、キルン本体12の回転によっては回転しない。
本考案は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。
10:木材チップ乾燥設備、11:ベース架台、12:キルン本体、12a:円錐台筒、13:キルン回転駆動手段、15:入側シールド部材、16:出側シールド部材、18〜21:横ローラ、23、24:タイヤ、25:楔、27〜29:竪ローラ、31:スプリング、32:竪ローラ機構、33:竪軸、34:取付け部材、35:水平ガイド部材、37:大径スプロケット、38:減速モータ、39:小径スプロケット、40:チェーン、41a、41b:支持部材、42:熱風取り込み口、42a:集水ホッパ、42b:放水口、43:フード、43a:支柱、44:チップ原料の取り入れ口、45:補助架台、46:天井部、47、48:スプレーノズル、50:底部、52:パイプ、54:フランジ、55:原料供給手段、56:フランジ、57:スクリューコンベア、58:支柱、59:筒状ケーシング、60:スクリュー軸、61:駆動軸、62:第1のスプロケット、63:第2のスプロケット、64:減速モータ、65:チェーン、66:投入口、67:排出口、68:短管、69:ロータリバルブ、70:ホッパ、71、72:スプロケット、73:チェーン、75:減速モータ、76:駆動軸、78:小スプロケット、79:掻き羽根、80:チェーン、81:小スプロケット、83:原料投入用コンベア、85:出側端部、86:開口部、87、88:支持部材、89:空間部、90:天井部、91:ホッパ、92:ロータリバルブ、92a:減速モータ、92b:排出口、93:短管、94:曲がり管、95:垂直管部、96:水平管部、97:錘付きの蓋、100:蓋付き点検口、101:点検孔、102:給水口、103:温度センサー設置孔、105:螺旋羽根

Claims (5)

  1. (1)ベース架台と、
    (2)前記ベース架台の前後に設けられそれぞれ左右対となる横ローラを介して回転可能に水平配置され、かつ前記ベース架台に設けられた竪ローラによって軸方向位置が規制されたキルン本体と、
    (3)前記キルン本体の外周に設けられた大径スプロケットと、前記ベース架台に取付けられた減速モータの出力軸に設けられた小径スプロケットと、前記大径スプロケットと前記小径スプロケットを連結するチェーンとを有するキルン回転駆動手段と、
    (4)前記キルン本体の入口側に該キルン本体と独立して配置され、熱風取り込み口と、チップ原料の取り入れ口とを備えた入側シールド部材と、
    (5)前記キルン本体の出口側に該キルン本体と独立して配置され、上部には排気口が下部には乾燥した前記チップ原料を排出する排出口がそれぞれ設けられた出側シールド部材と、
    (6)前記チップ原料の取り入れ口に取付けられ、前記チップ原料を一時貯留するホッパと、該ホッパから前記チップ原料を切り出すロータリバルブと、該ロータリバルブによって切り出された前記チップ原料を定量供給するスクリューコンベアとを備えた原料供給手段とを有し、
    前記キルン本体の内周には、前記スクリューコンベアから投入された前記チップ原料を、該キルン本体の回転に伴い、前記キルン本体の入口側から出口側に搬送する螺旋羽根を備えると共に、前記キルン本体の入口側は下り勾配の傾斜角を有する円錐台筒となって、
    更に、前記入側シールド部材の内側上部には、該入側シールド部材の内側を冷却する水を流す第1の散水手段が設けられ、前記入側シールド部材の内側下部には、落下する水を外部に排水する排水手段が設けられていることを特徴とする木材チップ乾燥設備。
  2. 請求項1記載の木材チップ乾燥設備において、前記入側シールド部材の内側下部には、該入側シールド部材の内側を冷却する水を流す第2の散水手段が設けられていることを特徴とする木材チップ乾燥設備。
  3. 請求項1又は2記載の木材チップ乾燥設備において、前記円錐台筒の傾斜角は0.5〜3度の範囲となっていることを特徴とする木材チップ乾燥設備。
  4. 請求項1〜3のいずれか1記載の木材チップ乾燥設備において、前記キルン本体には前記横ローラに支持される前後2つのタイヤがあって、前記竪ローラは3つの竪ローラA〜Cを備え、一方の前記タイヤを前後から支持する前記竪ローラA、Bと、他方の前記タイヤを片側から弾性部材を介して支持する前記竪ローラCを有することを特徴とする木材チップ乾燥設備。
  5. 請求項1〜4のいずれか1記載の木材チップ乾燥設備において、前記キルン本体の外側には隙間を有して断熱材が固定状態で設けられていることを特徴とする木材チップ乾燥設備。
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