JP3195659U - 車両シート用腰当装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車運転者のシートバックへの直接接触状態を変えることなく、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間を狭小にすることで保温性の向上を図り、車運転者の腰への負担を軽減し、腰部押圧構造を簡単にして製造原価を低減する車両シート用腰当装置を提供する。【解決手段】シート座2およびシートバック3に沿ってウレタン材で一体成形されたシート座部12およびシートバック部13から構成されて、車両用のシートとは別体構造の板状の形状を備え、シートバック部13は、シートバック3の中央部以下の下方部をカバーし、20cm以下の座高高さとされ、シート座部12によってシートバック3面に保持される。【選択図】図3

Description

本考案は、車両シート用腰当装置に関する。
保温性の向上を図り、車運転者(着座者)の腰への負担を軽減するためにシートカバーが設けられる。
特許文献1には、シートバック表面を覆うカバー本体と、このカバー本体をシートカバーに取付ける取付け具とを具備し、カバー本体には袋体が設けられ、この袋体内に羽毛が充填され、カバー本体の中央下端部位にウレタン材料等のやや硬めの弾性体からなる腰部押圧部材が設けられた着脱自在の自動車用シートカバーが記載されている。
実開平7−36810号公報
特許文献1には、カバー本体の中央下端部位にウレタン材料等のやや硬めの弾性体からなる腰部押圧部材を設け、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間がこの腰部押圧部材によって埋められ、これにより車運転者の腰部への負担を軽減することがなされている。特許文献1に記載された腰部押圧部材は、シートカバーに着脱自在の自動車用シートカバーの一部として構成されており、中央部には羽毛の充填された袋体が設けられている。したがって、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間は、袋体が存在する分が大きなものになって、隙間を埋める腰部押圧部材はそれだけ厚さが厚いものとすることが求められることになる。このように、特許文献1に記載された自動車用シートカバーは、構造が上下方向に多重化され、分厚いものとされ、製造原価が高いものとなっている。
本考案は、かかる点に鑑み車運転者が着座した時のシートバックへの直接接触状態を保ち、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間を狭小にすることで保温性の向上を図り、車運転者の腰への負担を軽減し、腰部押圧構造を簡単にして製造原価を低減した車両シート用腰当を提供することを目的とする。
本発明は、シート座およびシート座に対して回転動作されるようにして配置され、正面すなわち車運転者側面が車運転者側に湾曲したシートバックからなる車両用のシートに着用設置される別体構造の車両シート用腰当装置において、
ウレタン材で一体成形されたシート座部およびシートバック部から構成されて、シート座およびシートバックに沿って上方に曲がり、車両用のシートとは別体構造の板状の形状を備え、
シートバック部が、
シートバックの中央部以下の下方部をカバーし、20cm以下の座高高さとされ、シート座部によってシートバック面に保持され、かつ
車両用シートに着用設置された時に、シートバックが湾曲形状であること起因して、シートバックとシート座間の連結部を中心として連結部付近で正面方向に形成された空間部に縦方向に配置されて該空間部を狭小にして、車運転者がシートに着座してその背中をシートバックに接触させた時に、車運転者の腰に接触すること
を特徴とする車両シート用腰当装置を提供する。
車両用シートに着用設置された時に、シートバックが湾曲形状であること起因して、シートバックとシート座間の連結部を中心として連結部付近で正面方向に形成された空間部に縦方向に配置されて該空間部を狭小にして、車運転者がシートに着座してその背中をシートバックに接触させた時に、車運転者の腰をシートバックに接触可能とすることが出来、車運転者のシートバックへの直接接触状態を変えることなく保持し、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間を狭小にすることで保温性の向上を図り、車運転者の腰への負担を軽減し、腰部押圧構造を簡単にして製造原価を低減した車両シート用腰当装置を提供することができる。
典型的な車両シートの構造を示す斜視図。 車運転者がシートに着座した時に、シートと車運転者との間に形成される空隙を示す図。 本考案の実施例の使用状態を示す図。 本考案の実施例の正面図。 本考案の実施例の平面図。 本考案の実施例の側面図。
図1は、典型的な車両シートの構造を示す図である。
図1において、車両シート1は、シート座2およびシート座2に対して回転動作されるようにして配置されたシートバック3、およびヘッドレスト4からなる.シートバック3は、その表面が正面すなわち車運転者側面が車運転者側に湾曲する場合が多い。本発明は、このようなシートバック3は、その表面が正面すなわち車運転者側面が車運転者側に湾曲する場合の問題を解決する。
図2は、車運転者5が車両シート1に着座した状態を側方からの中央断面で示す図である。ヘッドレスト4は、図示していない。
車運転者6が車両シート1に着座した時、シート1と車運転者6との間に空隙、すなわち空間部10が形成される。シートバック3が湾曲形状であること起因して、シートバック3とシート座2間の連結部5を中心として連結部付近に空間部10が形成される。空間部10は、保温性を悪化させばかりでなく、車運転者6の腰7への負担を増大させる。
図3は、本考案の実施例の使用状態を側方からの中央断面で示す図である。ヘッドレスト4は、図示していない。図3において、車両シート用腰当100が図示されているが、点線部分は、車運転者の着衣によって隠れている状態を示す。
図3において、車両用シート1(シートいう場合がある。)に着用設置された時に、シートバック3は、その正面外面33が湾曲形状であること起因して、シートと車運転者6との間に空間部10を形成してしまう。すなわちシートバック3とシート座間の連結部を中心として連結部付近で正面方向に空間部10を形成してしまう。車両シート用腰当100は、車運転者6がシート1に着座してその背中8をシートバック3に接触させた時に、車運転者6の腰7が座高の低くされた形態のシートバック部13に接触可能として、形成された空間部に縦方向に配置されて該空間部を狭小にする。シートバック部13の座高を低くするのは、車運転者6の背中8が車両シート用腰当100の設置前と同じにシートバック3に直接接触する感覚を保持するためである。このようにすることで、車両シート用腰当100をシート1に着用設置したことの違和感がなく、空間部10を狭小にすることで、腰の保護が可能になり、腰の保温性をよくすることが出来る。ウレタン材は、保温性があり、空間部10を狭小化することで十分に暖かみを実感できる。
図4は、本考案の実施例の正面図を示し、図5は、本考案の実施例の平面図を示し、 図6は、本考案の実施例の側面図を示す。
これらの図において、車両シート用腰当装置100は、シート座12およびシートバックに沿ってウレタン材で一体成形されたシート座部13およびシートバック部13から構成されて、車両用のシート1とは別体構造の板状の形状を備え、シート1に着用設定される。シート座部13とシートバック部13との間は曲がり部14とされているが直角形状であってもよい。
シートバック部13は、シートバック3の中央部以下の下方部をカバーし、20cm以下の座高高さとされ、シート座部12によってシートバック3の面に保持される。
シートバック3の上下方向座高高さは、通常60cm前後であり、シートバック部13が20cm以下であるということは概略シートバック座高高さの1/3以下ということになる。
シート座部12は、シート座3と同じ大きさのほぼ四角形状をなし、シートバック部13は、上部に円形部を備えた略長方形状をなす。実施例の場合、前方がやや広めになっている。ウレタン材で一体成形されたシート座部13およびシートバック部13は、全体に亘って同じ厚さとされ、典型的には、1.5cmとされ、薄板をなす。全体に亘って同じ厚さとすることなく、場所によって厚さを変えてもよい。ウレタン成型のためシート座12、シートバック座13の形状変更は容易である。また、1.5cmに限定されないが、1.5cm前後の薄板形状とされる。
ウレタンは、ポリウレタンともいわれ、発泡剤、整泡剤、触媒、着色剤が混合され、発泡され、プラスチック発砲体をなす。ウレタンフォームには、独立気泡で硬くて復元性のない「硬質ウレタンフォーム」と中間的な性状の「半硬化性ウレタンフォーム」、気泡が連通し柔らかく復元性のある「軟質性ウレタンフォーム」があり、使用目的にそっていずれの材料も使用することができる。
半硬化性ウレタンフォーム、軟質性ウレタンフォームを使用することで、シートバック3が回転した時にシートバック部13も容易に曲げられる。
硬い感じを好むような時には、硬質性ウレタンフォームを使用すればよい。
本実施例において、車両シート用腰当100は、板状の形状に製作されるが、平面状ばかりでなく、人間のお尻形状、腰形状に合わせて板形状とすることができる。
図3において、板形状とすることで、車両用シート1に着用設置された時に、シートバック3が湾曲形状であること起因して、シートバックとシート座間の連結部を中心として連結部付近で正面方向に形成された空間部10に縦方向に配置されてこの空間部10を狭小にして、車運転者6がシート1に着座してその背中8をシートバック3に接触させた時に、車運転者6の腰7がシートバック部13に接触可能とされる。この時に、車運転者6とシート腰当装置の間に形成される空隙11は、空間部10の大きさに比べて小さくなっていることが理解されよう。シートバック部を曲率にすることでさらに空隙11を小さくすることが出来る。狭小化された空間部10は、通気性をよくする。
このように、本実施例において、車運転者6の背中8が直接シートバック3に接触している状態で、腰7がシートバック部13に接触し、車運転者6は、背中と腰の2箇所においてシートバック3に接触したと同じ状態が形成される。このように、シートバック部13がシートバックの中央部を越えて上方にまで延在していない形状としたことが重要である。シートバックの中央部以下の下方部をカバーし、20cm以下の座高高さとされ、シート座部12によってシートバック面に保持されるようにすることで、車運転者の快適性を保持し、車運転者の腰への負担を軽減し、腰部押圧構造を簡単にして製造原価を低減した車両シート用腰当を提供することができる。20cmは、15cmあるいは10cmであってもよい。5cmであってもよいが、7.5cm以上あることが望ましい。
本考案によれば、車両シート用腰当装置を車両用シートに着用設置すること出来、正面方向に形成された空間部に縦方向に配置されて該空間部を狭小にして、車運転者がシートに着座してその背中をシートバックに接触させた時に、車運転者の腰をシートバックに接触可能とすることが出来る。これによって車運転者のシートバックへの直接接触状態を変えることなく保持し、車運転者とシートとの間に形成されやすい隙間を狭小にすることで保温性の向上を図り、車運転者の腰への負担を軽減し、腰部押圧構造を簡単にして製造原価を低減した提供することができる。
1…車両用シート、2…シート座、3…シートバック部、6…車運転者、7…腰、8…背中、10…空間部、11…空隙部、12…シート座部、13…シートバック部、14…曲がり部、100…車両シート用腰当。

Claims (1)

  1. シート座およびシート座に対して回転動作されるようにして配置され、正面すなわち車運転者側面が車運転者側に湾曲したシートバックからなる車両用のシートに着用設置される別体構造の車両シート用腰当装置において、
    ウレタン材で一体成形されたシート座部およびシートバック部から構成されて、シート座およびシートバックに沿って上方に曲がり、車両用のシートとは別体構造の板状の形状を備え、
    シートバック部が、
    シートバックの中央部以下の下方部をカバーし、20cm以下の座高高さとされ、シート座部によってシートバック面に保持され、かつ
    車両用シートに着用設置された時に、シートバックが湾曲形状であること起因して、シートバックとシート座間の連結部を中心として連結部付近で正面方向に形成された空間部に縦方向に配置されて該空間部を狭小にして、車運転者がシートに着座してその背中をシートバックに接触させた時に、車運転者の腰に接触すること
    を特徴とする車両シート用腰当装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5085409U (ja) * 1973-12-10 1975-07-21
JPH11241A (ja) * 1997-06-10 1999-01-06 T P O Bed Kk 座面付きクッション
JP2001037594A (ja) * 1999-07-29 2001-02-13 Tsuneyuki Osaki 座面クッション

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