JP3195602B2 - ポータブルデータ媒体とデータ交換装置との間のコミュニケーションを管理するためのカップラ及びデータ交換装置 - Google Patents
ポータブルデータ媒体とデータ交換装置との間のコミュニケーションを管理するためのカップラ及びデータ交換装置Info
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Description
の間のコミュニケーションを管理するためのカップラに
関するものであり、このコミュニケーションでは、デー
タ交換装置の側では、所定の第一及び第二の二つの入力
シーケンスの一方に従い、データ交換装置によって送ら
れる少なくとも二つの制御信号と一つのデータ伝送信号
を利用し、データ媒体側では、少なくとも一つのデータ
媒体給電信号と、一つのデータ媒体初期化信号と、一つ
のデータ伝送信号を利用する。
クへのアクセスを、許可されている人々に限定するため
に利用することができる。このような人々は、このため
に、アクセスがコントロールされているゾーンを規定す
るマイクロワイヤで接続された論理回路またはマイクロ
プロセッサを内蔵しているチップカードのようなポータ
ブルデータ媒体を所有しており、該媒体は、暗号キーの
ような(たとえば米国特許4211919に記載されているポ
ータブルオブジェクト参照)秘密の情報を格納すること
ができる。
O 7816−3によってコード化されており、この規格
は、チップカードに適用される信号生成シーケンス、つ
まり、給電信号VCC、メモリ給電信号VPP、初期化信号RS
T、クロック信号CLK、データ交換信号I/Oを定義してい
る。この規格はまた、非常に厳密に、どんな順番でこれ
らの信号が現われ、そして消えなければならないかを定
めている。
法で、ポータブルデータ媒体とのインターフェースを制
御し、中央処理装置を構成するデータ交換装置によって
制御されるマイクロプロセッサを備えることができる。
このようなマイクロプロセッサは、非同期データ交換装
置とポータブルデータ媒体との間の交換手続きを遅らせ
てしまう。
め、データ交換装置のシリアルポートによって、典型的
には規格RS232によるポートによって与えられる信号の
いくつか、つまり「送信クリア」信号CTS(CClear to
send)、送信要求信号RST(Request to send)、
「データ媒体検知」信号DCD(Data carrier detec
t)、「データ端末装置準備完了」信号DTR(Data term
inal ready)、データ伝送信号TX、データ受信信号RX
を使用してポータブルデータ媒体に印加される信号を生
成することがすでに提案されている。
ている。チップカードに与えられた信号のシーケンス化
は、データ交換装置のみによって規定され、カップラ
は、チップカード側の動作状況を考慮すべく、このシー
ケンスに関与することはできない。
ミュニケーションの間に、チップカードを引き抜いた後
再び挿入する際には、上記の規格は必ずしも守られな
い。なぜなら、データ交換装置に、規格化されたシーケ
ンス動作に応じて再通電を要求すべく反応するのに必要
な時間を与えることなく、チップカードが、ただちに再
通電されてしまうからである。
ストの実行形態を与えるためにデータ交換装置によって
与えられる信号のシーケンス動作に関与することが望ま
しいと考えられる。
そのために、本明細書の冒頭に記載したカップラを対象
とする。このカップラは、以下のことを特徴とする。
なくとも二つの制御信号によって起動され、出力におい
ては、入力シーケンスに応じて変化する、所定の第一及
び第二の二つの出力シーケンスの一方によって少なくと
も給電信号とデータ媒体の初期化信号を与える双安定制
御手段を備えている。
タブルデータ媒体とのコミュニケーションに入ることを
可能にする給電信号とデータ媒体初期化信号とを含む第
一の出力シーケンスを生成することができる。
って与えられた信号のシーケンス動作に関与することが
できる。これにより、添付図面にわかりやすく示されて
いるように、これらの信号から、またこれらの信号に応
じて、チップカードに向かう信号を生成するかまたは生
成しない。双安定制御手段は、データ交換装置の瞬時の
動作に応じて、かつそれと同時にチップカードの動作に
応じてチップカードを制御することができる。
ーションを管理するように構成され、そのためにデータ
交換手段と上記に規定したカップラを備えるデータ交換
装置に関するものである。これらのカップリング手段は
さらに、ポータブルデータ媒体が、制御信号の最初の受
信とともにカップリング手段と協働する際にデータ交換
装置に対して媒体の存在信号を与えるように構成されて
いる、ポータブルデータ媒体の存在を検知する手段を備
えており、さらに、データ交換手段は、ポータブルデー
タ媒体とのコミュニケーションが確立する前に、ポータ
ブルデータ媒体の存在信号を受け取るまで、入力第二シ
ーケンスを周期的にカップリング手段に送るように構成
されている。
て、例として示す以下の説明から明らかになるであろ
う。
す図である。
交換プロトコルを表わす図である。
シーケンス動作を示す図である。
る。
号の生成に関するカップラの部分図である。
図である。
プのシリアルポートのコネクタが、ケーブル3によって
カップラ5のシリアルポートのコネクタ4に接続されて
いるパーソナルコンピュータ1の典型的な構成を示して
いる。カップラ5は、またチップカード7を受容するこ
とができるチップカードのコネクタ6を備えている。イ
ンターフェース装置5は、チップカード7とパソコン1
との間のデータの交換を管理する機能を有する。許可さ
れている人間はチップ型の識別カードを有しているの
で、このカップラ5は特に、安全機能のために、たとえ
ばコンピュータまたは情報処理ネットワークへのアクセ
スをコントロールするために利用することができる。
ピュータ1のシリアルリンクの信号RTS、DTR、CTS、T
X、RX、DCDを受け取るカップラ5の概略図である。この
チップカードコネクタ6は、チップカードの信号VCC、R
ST、CLK、I/Oに接続されているとともに、チップカード
がコネクタ6中に挿入されるとそのチップカードによっ
て閉じられるカード存在検出用スイッチ31に接続されて
いるプラグを備えている。
通して、信号RTSとともに、給電回路12とブロック回路2
3を制御する双安定回路25に送られる。双安定回路25の
役割は、一方ではカップラの回路、特に回路29、32、41
とチップカード7用の給電電圧VCCの給電を許可し、そ
の一方で、ブロック回路23を通して信号RSTの伝送を許
可することにある。この許可は、信号DTR、RTSがDTR、R
TSの順番に起動された場合にのみ与えられる。
クタ4にチップカードの存在情報を戻すために信号CTS
に接続される。
29と、信号CLKを生成するクロックジェネレータ32と、
信号I/Oを生成するインターフェース回路41に送られ、
その結果、信号RST、CLK、I/Oが信号VCCより低い電圧を
有することを保証する。なぜなら、それらの信号の電圧
は、ISO規格7816−3にしたがって、信号VCCの電圧から
分圧されるからである。
は、一方では、調節された信号VCCを与える給電回路12
を、もう一方では、電源11のレベル、この場合、調節さ
れた信号VCCによって構成される基準とを比較する比較
回路14を駆動する。
え、それをインターフェース回路41を通して信号DCDに
伝達する。
タから直接チップカードに伝送される。
格7816によってコード化されている。この規格の7816−
3が、チップカードに印加されるさまざまな信号、つま
り、第3図のタイミング図に示されている、基準電位信
号GND、給電信号VCC、メモリ給電信号VPP、クロック信
号CLK、初期化信号RST、データ交換信号I/Oのシーケン
ス動作に関するものである。
順番で与えられなければならないことがわかる。このと
き、信号VPPは一般に使用されないので、信号VCCと接続
されることによって短絡させる。交換が終了すると、前
記信号は逆の順番で消えなければならない。
アルリンクからの信号のタイミング図である。以下の三
つの状況に応じて異なる3タイプの動作が区別される。
することなく、コンピュータによってチップカードの存
在が読取られる(すなわちテスト)。
しながらチップカードに通常のアクセスを行う。
ドの位置を定義しており、チップカードがカップラと電
気的に接触できるようにするだけでなく、カードの存在
検出スイッチ31を閉鎖させることができるようにチップ
カードがカップラ中に挿入される場合に対応する、高い
状態と、チップカードが存在しない場合に対応する低い
状態を有している。次のラインDTRとRST(双安定回路25
の制御)、CTS(チップカードの存在状態)、VCC(カー
ドの給電)、RST(カードの初期化)もまた、高い状態
と低い状態の二つの状態を有している。第一の状態は有
効信号に対応している。最後のラインDCD(電池の低電
圧状態)は、暗いゾーンと明るいゾーンを交互に有して
いるが、明るいゾーンには、電池の状態をテストするこ
とが可能であるかどうかを示す「有効」の文字が記され
ている。
は信号DTRの前に信号RTSを送信することがわかる。この
シーケンスは、カードが検知されるまで周期的に発生
し、この検知によって、信号DTRが、カードの存在状態
を与える信号CTSにもたらされるが、信号VCCは活動化さ
れない。なぜなら、DTR次にRTSといったシーケンスは、
ここでは守られないと仮定するからである。したがっ
て、信号RSTも信号DCDも活動化されない。三つの信号RT
S、DTR、CTSが活動化されている間に、チップカードを
部分的に引抜くと、信号CTSのみが非活動化される。新
しいシーケンスDTR、RTSを生じさせるために、コンピュ
ータは、まずこの二つの信号を逆の順番で低い状態にす
る。
つの信号RTSとDTRを隔てる時間の間隔TDR(信号DTRが有
効になる前に信号RTSが確立する際の)は、少なくとも
論理ゲートの遅延に等しくなる、すなわちおよそ数マイ
クロ秒である。信号RTSの非活動化とDTRの非活動化を隔
てる時間間隔TRD1もまた、およそ同じぐらいの時間であ
る。
電圧がかけられる前に、カップラ中へのチップカードの
挿入を検知するために周期的にトリガされる。さらに、
すでに確立されているコミュニケーションの間に、一定
の間隔で、チップカードの存在をチェックすることが望
ましい場合には(特に、カップラのユーザが、正規の資
格を有しており、チップカードが不正なチップカードに
代えられていないことを確認するために)、この第一の
タイプの動作は、必要な回数だけ繰り返される。
O規格7816−3の規定に従う信号RTSの前に信号DTRを送
信する。第一のタイプと異なり、チップカードは全体が
挿入されているので、信号DTRの活動化が、チップカー
ドがコンピュータに応答する信号CTSの活動化だけでな
く、信号VCCの活動化も引き起こし、そして、信号RTSの
活動化は、チップカードの有効な動作を開始させるチッ
プカードの初期化信号RSTの活動化を引き起こす。さら
に、信号VCCの活動化は、信号RSTの活動化の前に、第4
図には示されていないが、信号CLKの活動化を引き起こ
す点に注意する必要がある。
ョンが終了すると、コンピュータは、まず、信号RTSを
低い状態に戻し、その結果、信号RSTの非活動化が引き
起こされ、次にコンピュータは信号DTRを低い状態に戻
し、その結果第4図には示されていないが信号CLKの非
活動化、さらに信号VCCの電圧降下が引き起こされる。
すでに第2図について説明したように、これは、信号RS
TとCLKの電圧が、シーケンスを保証する信号VCCの電圧
から得られるということによる。
に関連する、コンピュータによって定められる信号DT
R、RTSのシーケンス動作によって、チップカードへの給
電開始においても、またチップカードの給電遮断におい
ても第3図に示されているようなISO規格7816−3の要
求を満たすことが可能になる。同じように、この規格に
適合するために、時間間隔TRD3は、DTRによる通電後のR
TSによるRTSの活動化に要する最短の時間に対応し、時
間間隔TBVは、電池の状態を読取る前の、カップラの通
電後の待機時間に対応する。
がる場合には、「ローバッテリー」状態は信号DCDにも
たらされる。コンピュータは以下のように動作する。
合には(DTR有効)、信号DCDは高いレベル(ライン上で
は−12V)にある。
有効であり、信号DCDは、信号VCCに関するタイムアウト
TBVに従い低い値(ライン上の+12V)をとる。
了するまで行うことができる。
有効検知の後に第一のタイプの動作に続いて行うことも
可能であり、直接開始することも可能であることに留意
されたい。
によってコンピュータとチップカードとの対話が開始さ
れるのに対し、チップカードの引抜きが行われ、その結
果信号RSTと第4図には示されていない信号CLKの非活動
化が引き起こされ、第二のタイプの動作と比べて、この
非活動化がより短い時間しか行われない場合でも次に信
号VCCの電圧降下が起きる。ローバッテリー状態の信号D
CDも、同様にチップカードが引抜かれた時に非活動化さ
れる。
のみを再活動化することであり信号VCC、CLK、RSTの再
活動化を許容しない。これにより、給電信号VCC、従っ
て信号CLKとRSTをランダムに再活動化する恐れのある、
チップカードの存在検出スイッチ31のリバウンド効果に
よって生じる不都合を解消することができる。
と同様に、TRD1と同じ時間的なずれTRD2を伴い、コンピ
ュータは信号DTR、続いてRTSの非活動化を引き起こす。
信号DTRの非活動化は、まだ高い状態にある信号CTSの非
活動化を引き起こす。
り、カップラの給電に関するものである。このカップラ
は、第2図を参照すると、たとえば、二つの電池の集合
体、太陽電池あるいは非常に大容量のコンデンサのよう
な電気ジェネレータを備えた電圧源によって構成され、
一体の電源11を有している。この電圧源11の電圧VBB
は、そのプラス端子に得ることができ、公知の給電回路
12上に送られ、規格化された5V電圧VCCを与える。この
電圧は、カップラ5で使用され、チップカード7にも供
給される。給電回路12は、13に供給された信号によって
制御される。
られるが、この回路は主に第2図の比較回路14からな
り、この比較回路は、電圧VCCから得られた基準値と電
圧VBBとを比較し、出力15上に「ローバッテリー」アラ
ーム信号を与える。
ラス端子に、続いて調節回路12に接続されている調節回
路17によって調節される外部給電を設けることもでき
る。
容量のバッテリまたはコンデンサ)に電圧源11を再充電
するために使用することができる。
このチップカードの存在の検知に関する本発明によるカ
ップラの他の部分図である。
一の入力を駆動する。この第一の入力は、別のインバー
タ33を介して第2図のブロック回路を構成する別のNAND
ゲート23の第一の入力に接続されている。信号DTRは、
2つのインバータ24を介して、ゲート21の第二の入力
と、第2図の双安定回路に対応しており、二つのNANDゲ
ートで構成されているSタイプの双安定フリップフロッ
プ25の第一の入力とを駆動する。フリップフロップ25の
第二の入力はゲート21の出力信号を受け取る。フリップ
フロップ25の第一の出力は、13において、給電回路12の
端子13に対応する給電制御信号を与える。
の入力上に送られ、このゲートの出力は、インバータ27
を介して、給電電圧VCCとアースとの間に接続されたト
ランジスタNPN28を制御する。そのコレクタは、第2図
のインターフェース回路を構成するインバータ29を介し
て、信号RSTを与える。トランジスタ28の上流に位置す
るこの図面の回路のあらゆるゲートは、常に待機状態に
あり、給電信号VCCが存在しなくても信号を生成するこ
とができるように電圧源11の電圧VBBによって給電され
る。
クは、チップカード7がコネクタ6中に置かれていると
閉じる、カード存在検出スイッチ31を介して、信号CTS
を受けとる同じコネクタの別のジャックに接続されてい
る。
電信号VCCによって起動される水晶発振器32は、論理ゲ
ートの遅延に対応する遅延を伴うクロック信号CLKを与
える。
ス動作を実現する。実際に、通常のアクセスの時には、
信号DTRが最初に現われ、この信号は、パソコン内にイ
ンストールされているソフトによって制御されるという
点から、フリップフロップ25はまず、調節回路12を起動
させる給電制御信号13を与える。この時、調節回路12は
信号VCCを与える。次に、信号RTSが現われると、フリッ
プフロップ25は状態を変え、信号RSTの生成を制御す
る。この信号は、信号VCCが確立された時にだけ出現す
ることができる。
ので、クロック信号CLKは、給電信号VCCが確立された後
にのみ生成可能である。
照)、信号DTRとRTSは、逆の順番で与えられ、フリップ
フロップは信号VCC、CLK、RSTの生成を制御する。特
に、電圧源11は、待機状態のままである。チップカード
の存在は、カードの存在検出スイッチ31を閉じ、その結
果信号CTSによってカードの存在情報をコンピュータに
向けて送る。このカードの存在の検知動作は、給電回路
12が起動していないので、電圧源に接続されることなく
行われる。
は、リアルタイムでパソコンによってチップカードの存
在を管理することを可能にする。これにより、特に、セ
ッションの終了(タスクの終了)を行うために、データ
の交換中にチップカードの引抜きの検知を行うことが可
能になる。
信号の伝達を行うことを主な機能とするカップラの別の
部分図である。第2図のインターフェース回路41は、受
け取るあるいは発生する信号TX、RX、DCDの変換を行
う。一つのトランジスタ42が備えられており、そのコレ
クタは、2つの直列抵抗器45、46を介して、電圧VCCに
接続されており、そのエミッタはアースに接続されてい
る。トランジスタ42のベースは、インターフェース回路
41から生じた信号TXによって駆動され、そのコレクタは
チップカードのコネクタのI/O端子に接続されている。
このコレクタは、出力において信号RXを発生するインタ
ーフェース回路41のインバータに接続されている。
リー」アラーム信号DCDを発生させるインターフェース
回路41のインバータに接続されているインバータ44を駆
動する。
によって給電される。
バイアスされているMOSFET電界効果トランジスタ43を制
御する。このトランジスタは、接点の切り離し時には0.
4V未満の電圧を有する必要性を規定しているISO規格781
6−3に従うことができるように、カードの接点のスラ
イド時間より短い5Vから0.4Vへの電圧降下時間を得るた
めに、非通電時の給電信号VCC、従って信号CLK、RST、I
/Oの降下を加速させることが可能になる。
及び信号I/Oの間のマルチプレクシングとデマルチプレ
クシングを行う。「ローバッテリー」信号DCDは、より
一般的には、接点の短絡を生じさせる欠陥チップカード
のような他の異常を検知することができる警告信号を構
成する点に留意されたい。
コンからの給電に頼ることなく、安全にチップカードに
供給される信号を得ることが可能になる。この点はポー
タブルコンピュータの場合には重要なことである。
で、コストが低く、場所もとらない。従って、チップカ
ードぐらいのサイズのインターフェース装置をつくり出
すことができる。
ータ交換装置の直列リンクからのいくつかの制御信号RT
S、DTR、CTS、DCDを選択し、その各々に、ポータブルデ
ータ媒体の動作に特有の機能を割当てた。しかし本発明
は当然のことながら、この選択に限定されるものでな
い。より一般的には、接続のコミュニケーションプロト
コルに応じて、データ交換装置から出される直列リンク
からのどの信号も、信号RTS、DTRまたはDCDのいずれか
一つの役割を果たすことができるであろう。同様に、直
列リンクからのどの信号も、このリンクのコミュニケー
ションプロトコルによって、データ交換装置に戻り、CT
S信号の役割を果たすことができるであろう(たとえ
ば、RS232リンクについては、データ準備完了信号DS
R)。
行うように構成されている場合には、当然のことながら
本発明は同様に、パラレルデータ信号の伝送に適用さ
れ、この場合、データ交換装置とポータブルデータ媒体
は適切なデータインターフェース手段を有する。
びポータブルデータ媒体とは区別される装置として説明
したが、カップラは必然的にこれら二つの装置のいずれ
かに内蔵させることもできる。このような場合には、第
1図との関連で説明されているコネクタまたはケーブル
のような、装置とカップラとの間の接続手段は場合によ
っては削除することができるであろう。
ては、あまり望ましくない実施形態ではあるが、信号CT
Sを使用しない場合もある。実際に、第二のタイプの動
作におけるチップカードの給電開始及び第三のタイプの
動作におけるチップカードの給電遮断では、ISO規格781
6−3に従うためにこの信号の管理を必要としないから
である。
Claims (8)
- 【請求項1】ポータブルデータ媒体(7)とデータ交換
装置(1)との間のコミュニケーションを管理するため
のカップラであって、コミュニケーションは、データ交
換装置の側では、所定の第一及び第二の二つの入力シー
ケンスのいずれか一方により、データ交換装置によって
出力される少なくとも二つの制御信号と一つのデータ伝
送信号とを使用し、ポータブルデータ媒体側では、少な
くとも1つのデータ媒体給電信号と一つのデータ媒体初
期化信号と一つのデータ伝送信号とを使用し、 データ交換装置によって与えられた少なくとも前記二つ
の制御信号によって入力が活動化され、前記入力シーケ
ンスに従う所定の第一及び第二の二つの出力シーケンス
のいずれか一方によって、少なくとも前記データ媒体給
電信号と前記データ媒体初期化信号とを出力するように
構成された双安定制御手段(25)を備えており、 前記第一の入力シーケンスのみが、前記データ媒体給電
信号とデータ媒体初期化信号とを順次含む第一の出力シ
ーケンスを生成することが可能であり、該第一の出力シ
ーケンスは、前記データ交換装置が前記ポータブルデー
タ媒体との通信を開始することを許容することを特徴と
するカップラ。 - 【請求項2】前記制御信号を受け取った時にポータブル
データ媒体がカップラと協働する際に、データ交換装置
に媒体の存在信号を出力するように構成されたポータブ
ルデータ媒体の存在を検知する手段(31)を備えてお
り、データ交換装置による前記第二の入力シーケンスの
送信が、ポータブルデータ媒体に給電することなく、そ
の存在を検知することを可能にすることを特徴とする請
求の範囲第1項に記載のカップラ。 - 【請求項3】所定の電気レベルを有する前記給電信号を
受け取り、 該給電信号の所定電気レベルより低い電気レベルを有す
ることができるように、前記給電信号から、ポータブル
データ媒体へ、前記初期化信号とクロック信号とを送る
ように構成された信号(29、32)を生成するための手段
を備えた請求の範囲第1項に記載のカップラ。 - 【請求項4】前記信号生成手段(29、32、41)が、前記
給電信号の所定の電気レベルより低い電気レベルを有す
ることができるように、データ交換装置によって出力さ
れた前記データ伝送信号を受け取り、前記給電信号から
ポータブルデータ媒体へ前記データ伝送信号を送るよう
に構成されている請求の範囲第3項に記載のカップラ。 - 【請求項5】ポータブルデータ媒体が、それぞれスライ
ド接触手段(6)によってカップラと協働し、 前記双安定制御手段(25)が、各スライド接触手段が互
いに協働するのを停止する前に、コミュニケーション中
に、給電信号の電気レベルを所定の基準値まで減衰させ
るように構成された給電信号の減衰手段(43)を備えて
いる ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のカップラ。 - 【請求項6】電源(11、12、23、29)が設けられ、双方
向制御手段(25)によって受け取られる活動化信号を受
け取った時に、前記データ媒体給電信号と前記データ媒
体初期化信号とを出力するように構成され、 前記双方向安定手段が、前記第一の入力シーケンスを受
け取った時に、前記活動化信号を前記電源に送るように
構成されている請求の範囲第1項に記載のカップラ。 - 【請求項7】ポータブルデータ媒体(7)とのコミュニ
ケーションを管理するように構成され、そのために、デ
ータ交換手段(1)とカップリング手段(5)とを有す
るデータ交換装置であって、コミュニケーションは、デ
ータ交換装置側では、所定の第一及び第二の二つの入力
シーケンスのいずれか一方により、データ交換手段
(1)によって出力される少なくとも二つの制御信号と
一つのデータ伝送信号とを使用し、データ媒体側では、
少なくとも一つのデータ媒体給電信号と一つのデータ媒
体初期化信号と一つのデータ伝送信号とを使用し、カッ
プリング手段(5)が、 データ交換手段(1)によって与えられた少なくとも前
記二つの制御信号によって入力が活動化され、前記入力
シーケンスに従う所定の第一及び第二の二つの出力シー
ケンスのいずれか一方によって、少なくとも前記データ
媒体給電信号と前記データ媒体初期化信号とを出力する
ように構成された双安定制御手段(25)を備えており、 前記第一の入力シーケンスのみが、前記データ媒体給電
信号とデータ媒体初期化信号とを順次含む第一の出力シ
ーケンスを生成することが可能であり、該第一のシーケ
ンスは、前記データ交換装置が前記ポータブルデータ媒
体との通信を開始することを許容し、 該カップリング手段は更に 前記制御信号を受け取った時にポータブルデータ媒体が
該カップリング手段(5)と協働する際に、データ交換
手段(1)に媒体の存在信号を出力するように構成され
たポータブルデータ媒体の存在を検知する手段(31)を
備えており、データ交換手段(1)による前記第二の入
力シーケンスの送信が、ポータブルデータ媒体に給電す
ることなく、その存在を検知することを可能にする手段
を備えており、 データ交換手段(1)は、ポータブルデータ媒体とのコ
ミュニケーションの前に、ポータブルデータ媒体の存在
信号を受け取るまで、カップリング手段(5)に、前記
第二の入力シーケンスを繰り返し送るように構成されて
いることを特徴とするデータ交換装置。 - 【請求項8】データ交換手段(1)は、ポータブルデー
タ媒体の存在がいったん検知されると、前記第一の入力
シーケンスを送るように構成されている請求の範囲第7
項に記載のデータ交換装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9600308A FR2743647B1 (fr) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | Coupleur pour gerer une communication entre un support de donnees portable et un dispositif d'echange de donnees, et dispositif d'echange de donnees associe |
FR96/00308 | 1996-01-12 | ||
PCT/FR1997/000010 WO1997025685A1 (fr) | 1996-01-12 | 1997-01-03 | Coupleur pour gerer une communication entre un support de donnees portable et un dispositif d'echange de donnees, et dispositif d'echange de donnees associe |
Publications (2)
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