JP3195163U - 容器シール開封具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 食品容器等の開口部に封止されているシールを、少ない力で容易に、且つ確実に開封することができる容器シール開封具を提供すること。【解決手段】本考案の容器シール開封具1は、把持部10と挟持部20、および前記把持部10と挟持部20の間に具備された付勢バネ2を備え、前記挟持部20にシール押圧具4を装着した。前記シール押圧具4は半円筒状に形成され、挟持部幅より幅広状に形成されている。また、前記挟持部20にシール挟持部30を備えた。【選択図】図1
Description
本考案は、食品容器等の開口部に封止されているシールを、容易に、且つ確実に開封することができる容器シール開封具に関する。
一般的に、コーヒーミルクやガムシロップ等を収容したポーションタイプの小分け容器や、ゼリーやヨーグルトを収容したプラスチック容器には、開口部にシール状の蓋が封止されている。
容器に封止されているシール状の蓋を開封するには、突出したシールの先端を指で摘み、開封方向に引き上げる必要がある。しかしながら、指でシール先端を引き上げ開封するには強い力を要する。そのため、力の弱い子供や女性、また高齢者には非常に困難な作業となった。
そのため、上記問題を解決する先行技術として、食品用簡易容器の開口部を封緘するために接着される蓋材を容易に開封でき、また、食品用簡易容器を包装する包装材を容易に破り取れるようにする食品用簡易容器の開封補助シールがある(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1の食品用簡易容器の開封補助シールは、一方の面に粘着面を有するシール基材からなり、食品用簡易容器の開口を封緘する蓋材または前記食品用簡易容器を包装する包装材に貼着される貼着部と、貼着部により延設される摘み部とを有することを特徴とする。
上掲特許文献1の食品用簡易容器の開封補助シールは、一方の面に粘着面を有するシール基材からなり、食品用簡易容器の開口を封緘する蓋材または前記食品用簡易容器を包装する包装材に貼着される貼着部と、貼着部により延設される摘み部とを有することを特徴とする。
しかしながら、特許文献1の食品用簡易容器の開封補助シールは、貼着部を容器のシールに貼り付けて剥がすものである。そのため、一度使用したら廃棄する使い捨てタイプであり非経済的であった。また、摘み部を引っぱりながらシールを剥がすため、力の弱い子供や女性には問題が残った。
そこで本考案は上記の点に鑑み、食品容器等の開口部に封止されているシールを、少ない力で容易に、且つ確実に開封することができる容器シール開封具を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案の容器シール開封具は、把持部と挟持部、および把持部と挟持部の間に具備された付勢バネを備える容器シール開封具であって、前記把持部にシール押圧具を装着したことを特徴とする。
また、前記シール押圧具は半円筒状に形成されている。
また、前記シール押圧具は挟持部幅より幅広状に形成されている。
また、前記挟持部にシール挟持部を備えた。
また前記シール挟持部は、挟持部に形成された凹部と、凹部内に配設させた弾性部材を備える。
さらに前記凹部の後部に、挟持部よりも嵩高の保持部を備える。
本考案の容器シール開封具は、挟持部に半円筒状のシール押圧具を装着したことにより、食品容器等の開口部に封止されているシールを、少ない力で容易に、且つ確実に開封することができる。
また、シール押圧具を挟持部幅より幅広状に形成したことで、さまざまな大きさの容器に貼着されているシールを確実に開封することができる。
さらに、挟持部にシール挟持部を備えたことにより、シールの保持力を向上させることができて確実に開封することができる。
本考案の容器シール開封具は、食品容器等の開口部に封止されているシールを、少ない力で容易に、且つ確実に開封することを特徴とするものである。
以下、本考案の容器シール開封具における実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下、本考案の容器シール開封具における実施の形態を図面に基づいて説明する。
図示する容器シール開封具1は、把持部10と挟持部20、および把持部10と挟持部20の間に具備された付勢バネ2を備えるものであり、前記挟持部20にシール押圧具4を装着したことを特徴とする。
把持部10は、図1乃至図4に示すように、上部把持部10aと下部把持部10bとからなり、上部把持部10a,下部把持部10bとの間であって、把持部10と挟持部20の間には、付勢バネ2が装着されている。
前記付勢バネ2の一端2aは上部把持部10aの凹溝3aに、他端2bは下部把持部10bの凹溝3bに夫々嵌入されている。そのことにより、上部把持部10aと下部把持部10bを保持できるとともに、付勢バネ2の付勢力により挟持部20を挟持させることができる。
前記把持部10の先端に連接されている挟持部20は、容器40のシール41の先端部分を挟持するもので、上部挟持部20aと下部挟持部20bとからなる。また、上部挟持部20aの上部先端にはシール押圧具4が具備されている。
前記シール押圧具4は湾曲の半円筒状に形成されている。そのため、図7乃至図9に示すように、挟持部20にて容器40のシール41先端を挟持し、把持部10を開封方向に回動させることで、シール41を湾曲部5に沿って剥離することができる。
前記シール押圧具4は、図1に示すように、挟持部20の幅より幅広状に形成されている。また湾曲部5は、カップ容器40の周囲との接点にかかわるため、中央に向かい接点が広がるとともに湾曲部5の接点も広がる。そのことにより、小径のコーヒーミルクやガムシロップ等を収容したポーションタイプの容器や、ゼリーやヨーグルトを収容した中径の容器、さらにはカップ麺等の大径容器のシール開封にも自在に対応できる。なお、前記シール押圧具4は、半円筒状に形成されるに限らず、半円柱状に形成してもよい。
シール挟持具30は、挟持部20に備えられているものであり、図5及び図6に示すように、容器40のシール41を挟む上部挟持部20aと下部挟持部20bと、下部挟持部20bの後方に形成された凹部31と、凹部31内に配設された弾性部材32とからなる。
前記弾性部材32は合成ゴム等の弾性を有する素材で形成されており、下部は凹部31内に固定されている。また、前記弾性部材32の上部はやや湾曲状に形成されている。弾性部材32の上部を湾曲状に形成することで、図6に示すように、上部挟持部20aと下部挟持部20bとの噛合が容易になるとともに、シール41を挟んだ際、弾性部材32の上部が自在に変形し、シール41を確実に保持することができる
また、前記弾性部材32を合成ゴム等の弾性を有する素材で形成することにより、滑り止め特性も得られ、シール41を剥がす際、シール挟持具30からシール41が滑り抜けることを防ぐことができる。
また、凹部31の後方には保持部33が形成されている。保持部33は弾性部材32を保持固定するもので、下部挟持部20bよりやや嵩高に形成されている。凹部21の後方に保持部33を形成することで、図6に示すように、容器40のシール41を挟んだ際、弾性部材32の上部及び保持部33の上部と、上部挟持部20aの底面にてシール41を保持することができる。
次に、本考案の容器シール開封具1の使用方法の詳細を図7乃至図9に基づいて説明する。
図7は、上部挟持部20aと下部挟持部20bとで容器40のシール41を挟んだ状態を示す。この際、シール41は、弾性部材32の上部及び保持部33の上部と、上部挟持部20aの底面との間に配設される。
この状態で、図8に示すように、把持部10を矢印方向に回動させる。この際シール41は、シール挟持具30にて強固に挟持されているので、抜け落ちる可能性は少ない。
図9は、把持部10をさらに先方に回動させた状態を示す。把持部10をさらに回動させると、シール押圧具4の湾曲部5を支点としたスムーズな移動により、シール41が剥がされて、容器40に開口部42が形成される。容器40に開口部42が形成された後、容器内の収容物を注ぎ出す。
本考案の容器シール開封具1は、上述の構成とすることで、挟持部20に半円柱状のシール押圧具4を装着したことにより、食品容器等の開口部42に封止されているシール41を、少ない力で容易に、且つ確実に開封することができる。また小さい容器から大きい容器まで、サイズの異なるさまざまな容器に対応できる。
また、シール押圧具4を挟持部20幅より幅広状に形成したことで、さまざまな大きさの容器に貼着されているシールを確実に開封することができる。
さらに、挟持部20にシール挟持部30を備えることにより、シールの保持力を向上させることができ、シール挟持部30からシール41が抜け落ちることを軽減できる。
1 容器シール開封具
2 付勢バネ
3a 凹溝
3b 凹溝
4 シール押圧具
5 湾曲部
10 把持部
10a 上部把持部
10b 下部把持部
20 挟持部
20a 上部挟持部
20b 上部挟持部
30 シール挟持具
31 凹部
32 弾性部材
33 保持部
40 容器
41 シール
42 開口部
2 付勢バネ
3a 凹溝
3b 凹溝
4 シール押圧具
5 湾曲部
10 把持部
10a 上部把持部
10b 下部把持部
20 挟持部
20a 上部挟持部
20b 上部挟持部
30 シール挟持具
31 凹部
32 弾性部材
33 保持部
40 容器
41 シール
42 開口部
Claims (6)
- 把持部と挟持部、および把持部と挟持部の間に具備された付勢バネを備える容器シール開封具であって、前記把持部にシール押圧具を装着したことを特徴とする容器シール開封具。
- 前記シール押圧具は半円筒状に形成されている請求項1記載の容器シール開封具。
- 前記シール押圧具は、挟持部幅より幅広状に形成されている請求項1または2に記載の容器シール開封具。
- 前記挟持部にシール挟持部を備えた請求項1乃至3の何れか1項に記載の容器シール開封具。
- 前記シール挟持部は、挟持部に形成された凹部と、凹部内に配設させた弾性部材を備える請求項4記載の容器シール開封具。
- 前記凹部の後部に、挟持部よりも嵩高の保持部を備える請求項4又は5記載の容器シール開封具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005749U JP3195163U (ja) | 2014-10-09 | 2014-10-09 | 容器シール開封具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005749U JP3195163U (ja) | 2014-10-09 | 2014-10-09 | 容器シール開封具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3195163U true JP3195163U (ja) | 2015-01-08 |
Family
ID=52339673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005749U Expired - Fee Related JP3195163U (ja) | 2014-10-09 | 2014-10-09 | 容器シール開封具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195163U (ja) |
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2014
- 2014-10-09 JP JP2014005749U patent/JP3195163U/ja not_active Expired - Fee Related
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