JP3195148U - 納棺用畳 - Google Patents

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藤 雅 俊 佐
藤 雅 俊 佐
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株式会社ジャパン唐和木業
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Abstract

【課題】見た目に十分な厚みを有しながら軽量高強度であり、ご遺体を載せたまま納棺することを可能にした納棺用畳の提供。【解決手段】2枚の薄板材の中間に挟み材を挟み込んでなる畳床2と、該畳床の表面を覆って設けられる畳表と、該畳表の縁部分に設けられた畳縁6とによって本体部1が形成され、本体部1の全体を持ち上げて本体部1を納棺するための運搬部材7が、畳床2の裏面に取り付けられ、運搬部材7は、畳床2の長手方向と交差する方向に沿って畳床2の裏面に取り付けられた支持部8と、該支持部の両端部から延設された取手部9とを備え、運搬部材7は、少なくとも取手部9が畳縁6と同系の柄の布製である。【選択図】図2

Description

本考案は、納棺用の畳の改良に係り、より詳しくは、ご遺体を畳に乗せたまま納棺することを可能にした納棺用畳に関する。
従来から、葬儀に際しては棺の大きさに合う畳を棺内に敷いて亡くなった人を安置することが行われてきている。これまで、納棺用の畳は、燃焼し易くするため、薄くかつ軽量で燃焼しやすい設計がなされてきた(特許文献1、2参照)。しかしながら、薄い板に畳表を張っただけの薄い畳では、どうしても荘厳さに欠けるため、遺族にとっては満足の得られるものではなかった。
一方、納棺に際しては、ご遺体を抱きかかえるようにして数人で納棺しているが、納棺に際して不自然な姿勢を取らざるを得ないために納棺者の腰痛の恐れがあり、上記納棺用の畳に乗せて納棺することが要望されていた。
しかしながら、上記従来公知の納棺用の畳は、全体的に畳の厚みが薄いため、納棺の際に必要な強度がなく、また、強度のある畳を用いたとしても、棺のサイズに畳のサイズを合わせてあるため、納棺の際に、畳を持つ手が棺の間に挟まれて、納棺し難いという問題があった。
実登3074630号公報 実登3081669号公報
本考案は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、本考案の目的は、見た目に十分な厚みを有しながら軽量高強度であり、ご遺体を畳に乗せたまま納棺することを容易にした納棺用畳を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本考案の一態様による納棺用畳は、2枚の薄板材の中間に挟み材を挟み込んでなる畳床と、該畳床の表面を覆って設けられる畳表と、該畳表の縁部分に設けられた畳縁とによって本体部が形成され、前記本体部の全体を持ち上げて本体部を納棺するための運搬部材が、前記畳床の裏面に取り付けられ、前記運搬部材は、前記畳床の長手方向と交差する方向に沿って畳床の裏面に取り付けられた支持部と、該支持部の両端部から延設された取手部とを備え、前記運搬部材は、少なくとも前記取手部が畳縁と同系の柄の布製であることを特徴とする。
前記運搬部材は、前記本体部の長手方向に間隔を有して少なくとも2個所に取り付けられていることが好ましい。
前記運搬部材の全体は、帯状となっていることが好ましい。
前記運搬部材の取手部は、着脱可能な持手部材が装着可能に形成されていることが好ましい。
前記本体部は、長尺方向に2枚の畳を連結したものであることが好ましい。
本考案の納棺用畳によれば、ご遺体を持ち手の付いた畳に載せたまま納棺できるので、ご遺体の着衣の乱れもなく、納棺者の不自然な姿勢による腰痛の恐れもなく安全に納棺することができる。
本考案の一実施形態に係る納棺用畳の表側の概略平面図である。 本考案の一実施形態に係る納棺用畳の裏側の概略平面図である。 図1に示したA−A’の断面図である。
本考案の実施の形態を、図を参照して以下に詳述するが、本考案はこれに限定されるものではない。
図1及び図2は、本考案の一実施形態に係る納棺用畳の概略平面図であり、図1は表側から見たものであり、図2は裏側から見たものである。また、図3は、図1に示すA−A’の断面図である。
図1〜3に示すように、本実施形態に係る納棺用畳は、2枚の薄板材3の中間に挟み材4を挟み込んでなる畳床2と、畳床2の表面を覆って設けられる畳表5と、畳表の縁部分に設けられた畳縁6からなる本体部1と、畳床2の長手方向と交差する方向に沿って畳床2の裏面に取り付けられた支持部8と、支持部8の両端部から延設された取手部9とを備えた運搬部材7とからなる。
畳床2に用いられる薄板材3及び挟み材4は、インシュレーションボード、木製、紙製、不織布等を使用することができ、これらの材料を適宜組み合わせてもよい。
2枚の薄板材3の中間に挟み込まれる挟み材4の配置の形状は、格子状、ハニカム構造状等の軽量性と強度を併せ持つ形状とすることが好ましい。
また、2枚の薄板材3は、強度を大きく損なわない程度に部分的に穿孔し、畳重量の軽減化を行ってもよい。
本体部1に設けられる畳表5及び畳縁6は、通常の畳と同様に、畳表5にはイ草を麻糸で織ったものや合成樹脂等の材料を用いることができ、畳縁6には布や合成樹脂等を用いることができ、これらは、畳床4に燃焼性のよい紙製のテープや両面接着テープ等で固定することができる。
また、畳表5の材料として合成樹脂を用いる場合には、イ草の香りの香料を畳表5に含ませることが好ましい。
本考案の納棺用畳は、ご遺体を畳の上に乗せて納棺するための運搬部材7を有する。
運搬部材7は、図1、2に示すように、畳床2の長手方向と交差する方向に沿って畳床2の裏面に取り付けられた支持部8と、支持部8の両端部から延設された取手部9とから構成されている。
運搬部材7は、安定した状態で納棺するために、本体部1の長手方向の2個所に、間隔をあけて取り付けられていることが好ましい。
また、運搬部材7の全体形状は帯状であることが好ましい。本考案の納棺用畳は、畳床に軽量材料を用いるため、畳床の裏面を通す形状が紐状の場合には、納棺の際に畳床を破損してしまう恐れがあり、畳床の側面に運搬部材を取り付けた場合にも、納棺の際に運搬部材の脱落の恐れがある。
運搬部材7に用いる素材は、軽量で強度に優れ燃焼性の良いものであれば特に種類を問わないが、納棺時の雰囲気を乱さぬよう、また、納棺後に畳の縁に置いて目立たぬようにするため、少なくとも取手部9は、畳縁4と同系の柄の布製とすることが好ましい。
また、運搬部材7が前述の畳縁4と同系の柄の布製でない場合などには、納棺後に運搬部材7を本体部1と棺との間に折り込んでおくために、運搬部材7の素材は、薄く柔軟性を有する材料であることが好ましい。
運搬部材の支持部8は、畳床2の裏面に取り付けられるが、畳床2との接着は、接着剤や両面接着テープ等の燃焼性の良い接着材料を用いることができる。
運搬部材の取手部9は、支持部8の両端部から延設され、納棺時に納棺用畳を持ち上げる取手となる部分である。取手部9の形状は、例えば、紐状円環形状でよく、支持部8の両端部をそれぞれ紐が通せるように縫い合わせそこに紐を通した形状であってもよい。
本実施形態に係る運搬部材7の取手部9は、支持部8の両端部をそれぞれ紐、棒等が通せるように空隙を設けて縫い合わせたものであってよく、そこに着脱可能な持ち手部材10を通したものであってよい。
持ち手部材10は、納棺後に取り外す部材なので、取手部9に着脱可能な形状であれば、金属等の不燃材料で形成されていてもよく、例えば、円環状、コの字型等が挙げられる。
本考案の納棺用畳は、棺のサイズに合わせて任意の大きさとすることができ、通常の半分のサイズにして子供用としてもよい。
また、通常の半分のサイズの畳を2枚連結させて用いてもよい。連結して用いる場合には、隣り合う畳と連結する方法として、畳床2の裏面同士を楔状に連結する方法や、隣り合う畳と接する畳床2の面に穿孔を設けそこに棒状や筒状の連結材を通す方法などで連結することができる。
半分のサイズの畳の連結使用を可能にすることで、使用前の納棺用畳の保管スペースを小さくできる利点がある。
以上、本願明細書では、本考案の内容を表現するために、図面を参照しながら本考案の実施形態の説明を行った。ただし、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
1 ・・・本体部
2 ・・・畳床
3 ・・・薄板材
4 ・・・挟み材
5 ・・・畳表
6 ・・・畳縁
7 ・・・運搬部材
8 ・・・支持部
9 ・・・取手部
10 ・・・持ち手部材

Claims (5)

  1. 2枚の薄板材の中間に挟み材を挟み込んでなる畳床と、該畳床の表面を覆って設けられる畳表と、該畳表の縁部分に設けられた畳縁とによって本体部が形成され、
    前記本体部の全体を持ち上げて本体部を納棺するための運搬部材が、前記畳床の裏面に取り付けられ、
    前記運搬部材は、前記畳床の長手方向と交差する方向に沿って畳床の裏面に取り付けられた支持部と、該支持部の両端部から延設された取手部とを備え、
    前記運搬部材は、少なくとも前記取手部が畳縁と同系の柄の布製であることを特徴とする納棺用畳。
  2. 前記運搬部材は、前記本体部の長手方向に間隔を有して少なくとも2個所に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の納棺用畳。
  3. 前記運搬部材の全体は、帯状となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の納棺用畳。
  4. 前記運搬部材の取手部は、着脱可能な持手部材が装着可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の納棺用畳。
  5. 前記本体部は、長尺方向に2枚の畳を連結したものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の納棺用畳。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017038663A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 有限会社平和カスケット 葬祭用畳

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