JP3194785U - コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構 - Google Patents

コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構 Download PDF

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Abstract

【課題】加工効率を高めることができるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を提供する。【解決手段】機台50上に主軸アセンブリ60、双軸主軸刃物台70、双軸くし刃式刃物台80を設置して構成する。主軸アセンブリ60は主軸台61を備え、しかも主軸台61上には、被加工物件を選択的に挟持して固定できる主軸チューブクリップを設置する。各双軸主軸刃物台70は主軸台61上にそれぞれ設置し、しかも各双軸主軸刃物台70は、被加工物件軸心に対するバイト100をそれぞれ備え、各双軸主軸刃物台70は、バイト100を作動させ、被加工物件に相対してY軸及びZ軸の移動を生じ、被加工物件の外径に加工する。双軸くし刃式刃物台80は主軸アセンブリ60前方に設置し、双軸くし刃式刃物台80はバイト100を作動させ、被加工物件に相対してZ軸及びX軸の移動を生じる。【選択図】図3

Description

本考案は、コンピューター旋盤に関し、多数のバイトを同時に操作し加工を行うことができ、これによりさまざまな大きさの外径加工を同時に行え、しかも主軸方向の内径加工を行うことができ、こうしてその実用性を向上させられるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構に関する。
近年、CNC(コンピューター旋盤)産業は迅速に発展している。
コンピューター旋盤は、コンピューターを利用しコントロールするため、サーボモーター及びそれに関連したアクセサリーが必要である。
さらに、サーボモーターは、一定の体積を擁するが、現在の技術ではそれを変えることはできない。
図1に示すくし刃式刃物台15を備えるCNCコンピューター旋盤10では、加工の際に、くし刃式刃物台15上に多数のバイトを設置することができる。
しかし、加工時には、くし刃式刃物台15上の異なるバイトに、同時に加工を行わせることはできず、各バイトは操作を待たなければならない。
図2に示す従来のカム式旋盤20において、カム式旋盤20の主軸21上方には、3個の刃物台25を備える。
各刃物台25は、それぞれ1個のカムアセンブリ26により駆動される。
しかも、各刃物台25は、それぞれ1個のバイトを備える。
各刃物台25は、上下移動しか行えず、しかも各刃物台は相互に待機する必要がある。
この他、カム式旋盤20の主軸21前方には、1個のくし刃式刃物台を別に設置する(図示なし)。
くし刃式刃物台は、2個のバイトを備え、しかもくし刃式刃物台は、前進、後退の中刳り作業しか行うことができない。
なぜなら、カム式旋盤20のすべての作動は、カム機構が連動するため、カム式旋盤20は、バイト調整時に、熟練工に頼らなければならない。
さもなくば、後続加工の効率と精度に直接的な影響を及ぼす。
上記した既存のコンピューター旋盤10では、設計に制限があるため、カム式旋盤20に比べて、加工速度は遅い。
しかし、従来のカム式旋盤20は、カム機構26により各刃物台25を連動するため、加工時には、熟練工による操作が必要である。
しかも、カム式旋盤20は、成形バイトを使用する必要があり、コンピューター旋盤10のように市販の使い捨て式ブレードを用いて、簡単に操作を行うことはできない。
さらに、カム式旋盤20は加工精度が不安定でありながら、バイトの磨耗補正を精確に行うことができないという矛盾点も抱えている。
すなわち、既存のコンピューター旋盤10及びカム式旋盤20の設計は共に完璧でなく、それぞれに同時に1種のバイトしか使用できず、加工精度が劣り、補正が難しく、ブレード調整が容易でない等の問題が存在する。
これにより、加工全体の精度と効率に悪影響を及ぼし、その実用性を低下させている。
上述した考案は使用上に欠点があり、改善する必要がある。その原因は下記の通りである。
既存のコンピューター旋盤は、カム式旋盤に比べて、加工速度は遅いが、既存のカム式旋盤は、カム機構により各刃物台を連動するため、加工時には熟練工による操作が必要で、また成形バイトを使用する必要があり、コンピューター旋盤のように市販の使い捨て式ブレードを用いて簡単に操作を行うことはできない。
さらに、既存のカム式旋盤は加工精度が不安定でありながら、バイトの磨耗補正を精確に行うことができないという矛盾点も抱えている。
すなわち、既存のコンピューター旋盤及びカム式旋盤の設計は共に完璧でなく、それぞれに同時に1種のバイトしか使用できず、加工精度が劣り、補正が難しく、ブレード調整が容易でない等の問題が存在し、加工全体の精度と効率に悪影響を及ぼし、その実用性を低下させている。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その第一の目的は、多数のバイトが異なるサイズの外径加工を同時に行え、しかも主軸方向の内径加工を同時に行え、その加工効率を高めることができる複数のバイトがシンクロ加工できないことで起きている不便と困難を解決することができるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を提供することにある。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その第二の目的は、同一時間点に少なくとも2個のバイトを使用でき、バイトの数を増やすことで加工時間を短縮できるばかりか、バイトの交換時間を節減できると同時にバイト磨損の補正を行え、加工精度を高め、その実用性を向上させられるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を提供することにある。
本考案によるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構は、機台、主軸アセンブリ、少なくとも1個の双軸主軸刃物台、少なくとも1個の双軸くし刃式刃物台を備える。
主軸アセンブリは、機台上に固定する主軸台を備え、しかも主軸アセンブリは、主軸モーターにより高速回転させられる主軸軸心を備える。
主軸軸心前端には、クリップチューブアセンブリを備え、しかも主軸軸心反対端には、主軸油圧シリンダーを備え、主軸油圧シリンダーを利用し、クリップチューブアセンブリを駆動して、被加工物件を選択的に挟持して固定する。
少なくとも1個の双軸主軸刃物台は、主軸台に固定するZ軸ベースをそれぞれ備え、Z軸ベース上には、Z軸スライド台をスライド状に設置する。
しかも、Z軸ベース上には、Z軸スライド台を連動するZ軸ボルトを設置し、さらにZ軸ボルトは、Z軸サーボモーターにより駆動される。
Z軸スライド台の反対端には、Y軸ベースを備え、Y軸ベース内には、Y軸ボルトを設置し、しかもY軸ベース前側面には、Y軸ボルトに連動されるY軸スライド台をスライド状に設置する。
Y軸ボルトは、Y軸サーボモーターにより駆動され、しかも各双軸主軸刃物台のY軸スライド台前側面には、刃物固定台を設置する。
各刃物固定台には、それぞれ1個のバイトを選択的に固定し、主軸アセンブリの被加工物件にそれぞれ、或いはシンクロして相対し、Y軸及びZ軸の移動を生じる。
少なくとも1個の双軸くし刃式刃物台は、機台の主軸アセンブリ前方に設置する。
双軸くし刃式刃物台は、機台にスライド状に設置するZ軸スライド台を備え、Z軸スライド台は、Z軸ボルトを備えるZ軸サーボモーターを利用し駆動され、しかもZ軸スライド台一端には、X軸ベースを備える。
X軸ベース内部には、X軸ボルトを設置し、しかもX軸ベース頂面には、X軸ボルトにより連動されるX軸スライド台をスライド状に設置する。
X軸ボルトは、X軸サーボモーターにより駆動され、さらにX軸スライド台頂面には、くし刃式刃物固定台を設置する。
くし刃式刃物固定台には、少なくとも1個のバイトを選択的に設置し、これにより各バイトは、主軸アセンブリの被加工物件に対して、X軸とZ軸の移動をそれぞれ生じる。
本考案のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構において、各双軸主軸刃物台は、相互に不干渉であるため、主軸アセンブリの被加工物件に対して加工すると同時に、双軸くし刃式刃物台も外径、内径のターニング及び中刳り加工を行うことができる。
こうして、同一時間点に少なくとも2個のバイトを使用でき、バイトの数を増やすことができるばかりか、加工時間とバイト交換の時間を大きく節減することができる。
これにより、加工効率を効果的に高め、その実用性と付加価値を向上させられ、その経済的利益を高めることができる。
従来のコンピューター旋盤の外観模式図である。 従来のカム式旋盤の前視平面模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構の外観模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を側視した内部構造の模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を前視した内部構造の模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構中の主軸アセンブリの分解模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構中の双軸主軸刃物台の分解模式図である。 本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構中の双軸くし刃式刃物台の分解模式図である。
(一実施形態)
本考案の一実施形態によるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を図面に基づいて説明する。
図示する本考案の具体的実施形態及びその構成部材において、前と後、左と右、頂部と底部、上部と下部、水平と垂直はすべて参考として記述の便に用いるだけであり、本考案を制限するものではなく、構成部材を何らかの位置或いは空間方向に限定するものではない。
図面と説明書で指定するサイズは、本考案の実用新案登録請求の範囲を離れない前提の下、本考案の具体的な実施形態の設計と必要に応じて、変化させることができる。
本考案コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構は、図3〜5に示すように、機台50上に、主軸アセンブリ60、少なくとも1個の双軸主軸刃物台70、少なくとも1個の双軸くし刃式刃物台80を設置して構成する。
本考案は、3組の双軸主軸刃物台70を主要な実施形態とする。
各双軸主軸刃物台70は、主軸アセンブリ60上にそれぞれ設置する。
各双軸主軸刃物台70は、主軸アセンブリ60に相対し、Y軸及びZ軸の移動を生じる。
双軸くし刃式刃物台80は、主軸アセンブリ60前方に設置し、しかも双軸くし刃式刃物台80は、主軸アセンブリ60被加工物件に相対し、Z軸及びX軸の移動を生じる。
図4〜6に示すように、主軸アセンブリ60は、主軸台61を備え、しかも主軸アセンブリ60は、固定板620を利用し、機台50上に主軸モーター62を設置する。
主軸モーター62の出力軸は、モータープーリー621を備える。
主軸台61上には、アウタースリーブ631及びインナースリーブ632を利用し、主軸軸心63を可動状に設置する。
しかも、主軸軸心63は、前方双軸くし刃式刃物台80の一端に対応し、クリップチューブアセンブリ64を設置する。
クリップチューブアセンブリ64は、チューブクリップ固定軸心641、チューブクリップ固定カバー642、スリーブ643、主軸チューブクリップ645を備え、被加工物件90を選択的に挟んで固定し、しかも主軸軸心63により高速駆動される。
さらに、主軸軸心63の反対端には、軸心プーリー65を設置し、ベルト651を、モータープーリー621に対応させて環状に設置する。
これにより、主軸モーター62は、主軸軸心63の高速回転をシンクロ駆動することができる。
主軸軸心63上にはさらに、エンコーダー652及び定位ギア653を設置し、主軸軸心63の回転速度を計算する。
主軸台61は、サポート板66を利用し、主軸軸心63後端に、主軸油圧シリンダー67を設置する。
しかも、主軸油圧シリンダー67上には、チャックディテクター681を備える回油キャップ68を嵌めて設置する。
主軸油圧シリンダー67は、主軸軸心63反対端のクリップチューブアセンブリ64を作動させ、これによりクリップチューブアセンブリ64は、被加工物件90を選択的に挟持して固定し、或いはリリースする。
図4、5、7に示すように、本考案は、3組の双軸主軸刃物台70を主要な実施形態とする。
各双軸主軸刃物台70は、主軸台61の異なる平面に固定するZ軸ベース71をそれぞれ備え、しかもそれは相互に干渉しない。
また、Z軸ベース71後端には、Z軸ボルト固定台72を設置し、しかもZ軸ベース71上には、Z軸ボルト固定台72に対応するZ軸スライド台73をスライド状に設置する。
さらに、Z軸スライド台73とZ軸ボルト固定台72との間には、Z軸ボルト731を設置する。
しかも、Z軸ボルト731は、Z軸ボルト固定台72の一端を貫通し、ボルトプーリー732を設置する。
Z軸ボルト固定台72上には、固定板741を利用し、Z軸サーボモーター74を設置する。
Z軸サーボモーター74には、ボルトプーリー732に対応するモータープーリー742を備え、ベルト743を利用して対応し環状に設置する。
これにより、Z軸サーボモーター74は、Z軸ボルト731の回転をシンクロ駆動し、Z軸スライド台73を連動しZ軸ベース71に相対してZ軸方向の移動を生じさせる。
さらに、Z軸スライド台73は、Z軸ボルト固定台72とは異なる一端に、Y軸ベース75を備える。
Y軸ベース75内部には、Y軸ボルト固定台751をスライド状に設置する。
Y軸ベース75とY軸ボルト固定台751との間には、Y軸ボルト76を設置する。
しかも、Y軸ベース75前側面には、Y軸ボルト固定台751上に固定するY軸スライド台77をスライド状に設置する。
また、Y軸ボルト76は、Y軸ベース75の一端を貫通し、ボルトプーリー761を設置する。
Y軸ベース75上には、固定板781を利用し、Y軸サーボモーター78を設置する。
Y軸サーボモーター78は、ボルトプーリー761に対応するモータープーリー782を備え、ベルト783を利用して対応し環状に設置する。
これにより、Y軸サーボモーター78は、Y軸ボルト76の回転をシンクロ駆動することができる。
Y軸ボルト固定台751を通して、Y軸スライド台77を連動し、Y軸ベース75に相対してY軸方向の移動を生じさせる。
しかも、Y軸スライド台77前側面底端には、刃物固定台79を設置する。
各双軸主軸刃物台70の刃物固定台79には、それぞれ1個のバイト100を選択的に固定する。
各双軸主軸刃物台70のバイト100は、主軸アセンブリ60の被加工物件90にシンクロして相対し、Y軸及びZ軸の移動を生じる。
こうして、被加工物件90の異なるサイズ外径を同時に加工することができる。
図4、5、8に示すように、双軸くし刃式刃物台80は、機台50上に、Z軸スライド台81をスライド状に設置する。
Z軸スライド台81は、Z軸ボルト811を備えるZ軸サーボモーター810を利用し(図4参照)、しかも機台50上には、Z軸サーボモーター810とZ軸ボルト811とを覆うことができる伸縮保護カバー82を設置する。
これにより、Z軸サーボモーター810は、
Z軸ボルトを通して、Z軸スライド台81を連動し、機台50に相対して、Z軸方向の移動を生じさせる。
さらに、Z軸スライド台81の伸縮保護カバー82とは異なる一端には、X軸ベース83を備える。
X軸ベース83内部には。X軸ボルト固定台831をスライド状に設置する。
X軸ベース83とX軸ボルト固定台831との間には、X軸ボルト84を設置する。
しかも、X軸ベース83頂面には、X軸ボルト固定台831上に固定するX軸スライド台85をスライド状に設置する。
X軸ボルト84は、X軸ベース83の一端を貫通し、X軸サーボモーター86を設置する。
X軸サーボモーター86は、カップリング861を利用し、X軸ボルト84と連結する。
これにより、X軸サーボモーター86は、X軸ボルト84の回転をシンクロ駆動し、X軸ボルト固定台831を通してX軸スライド台85を連動し、X軸ベース83に相対して、X軸方向の移動を生じさせる。
しかも、X軸スライド台85頂面中央には、くし刃式刃物固定台88を設置する。
双軸くし刃式刃物台80のくし刃式刃物固定台88には、少なくとも1個のバイト150をそれぞれ選択的に設置する。
こうして、双軸くし刃式刃物台80の各バイト150は、それぞれ主軸アセンブリ60の被加工物件90に対して、X軸とZ軸の移動を生じ、外径、内径のターニング及び中刳り加工を行うことができる。
これにより、各双軸主軸刃物台70のバイト100は、主軸アセンブリ60の被加工物件90に同期に相対し、Y軸及びZ軸の外径加工を行い、双軸くし刃式刃物台80の各バイト150は、被加工物件90に対して、それぞれX軸とZ軸の外径、内径ターニング及び中刳り等加工を行う。
こうして、加工効率を高め、しかも優れた実用性を備えるコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構を構成する。
本考案のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構は、実際の応用時には、図3〜5に示すように、操作において、主軸アセンブリ60の主軸油圧シリンダー67を利用し、主軸軸心63のクリップチューブアセンブリ64を作動させ、加工しようとする被加工物件90を挟持する。
しかも、主軸モーター62を通して、主軸軸心63を駆動し、クリップチューブアセンブリ64と被加工物件90の高速回転を連動する。
続いて、コンピュータープログラムを通して、各双軸主軸刃物台70をそれぞれ駆動、或いはシンクロ駆動する。
これにより、各双軸主軸刃物台70は、Z軸サーボモーター74或いはY軸サーボモーター78を利用し、Z軸スライド台73或いはY軸スライド台77をそれぞれ駆動する。
こうして、Y軸スライド台77の刃物固定台79上のバイト100は作動され、被加工物件90に相対し、Y軸方向或いはZ軸方向の移動を生じる。
これにより、各双軸主軸刃物台70のバイト100は、それぞれ或いはシンクロして被加工物件90に相対し、Y軸及びZ軸の外径加工を行う。
さらに、双軸くし刃式刃物台80はまた、各双軸主軸刃物台70とそれぞれ或いは同時に作用する。
これにより、双軸くし刃式刃物台80は、Z軸サーボモーター810或いはX軸サーボモーター86を利用し、Z軸スライド台81或いはX軸スライド台85をそれぞれ駆動する。
こうして、X軸スライド台85のくし刃式刃物固定台88上の各バイト150は作動し、被加工物件90にそれぞれ相対し、Z軸方向或いはX軸方向の移動を生じる。
これにより、双軸くし刃式刃物台80のバイト150は、被加工物件90にそれぞれ相対し、Z軸及びX軸の外径、内径のターニング或いは中刳り等加工を行うことができる。
前述の構造設計及び動作説明に示すように、本考案のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構は、各双軸主軸刃物台70のは、相互に不干渉であるの特性を利用し、しかも各双軸主軸刃物台70のバイト100は、主軸アセンブリ60上の被加工物件90に相対し、同一時間点で、Z軸方向とY軸方向の外径加工を行うことができる。
しかも、同一時間に、双軸くし刃式刃物台80のバイト150を利用し、主軸アセンブリ60上の被加工物件90に相対して、それぞれ或いは同一時間点で、Z軸方向とX軸方向の加工を行い、外径、内径ターニング及び中刳り等加工を行うことができる。
これにより、本考案のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構は、同一時間点で、少なくとも2個のバイト100、150を使用することができ、バイトの数を増やすことができるばかりか、加工時間とバイト交換の時間を大きく節減することができる。
これにより、加工効率を効果的に高め、その実用性を拡大し、付加価値を強化して、経済的利益を高めることができる。
上述の実施形態の説明を総合すると、本考案の操作、使用、及び本考案が生じる効果を充分理解することができる。しかし、以上に述べた実施形態は単に本考案の好ましい実施形態であり、これによって本考案の実用新案登録請求の範囲を限定することではない。即ち本考案の実用新案登録請求の範囲及び説明書の内容に基づいて、同等効果を有する簡単な変化及び修飾は、全て、本考案の範囲内に属するものとする。
10 コンピューター旋盤、
15 くし刃式刃物台、
20 カム式旋盤、
21 主軸、
25 刃物台、
26 カム機構、
50 機台、
60 主軸アセンブリ、
61 主軸台、
62 主軸モーター、
620 固定板、
621 モータープーリー、
63 主軸軸心、
631 アウタースリーブ、
632 インナースリーブ、
64 クリップチューブアセンブリ、
641 チューブクリップ固定軸心、
642 チューブクリップ固定カバー、
643 スリーブ、
645 主軸チューブクリップ、
65 軸心プーリー、
651 ベルト、
652 エンコーダー、
653 定位ギア、
66 サポート板、
67 主軸油圧シリンダー、
68 回油キャップ、
681 チャックディテクター、
70 双軸主軸刃物台、
71 Z軸ベース、
72 Z軸ボルト固定台、
73 Z軸スライド台、
731 Z軸ボルト、
732 ボルトプーリー、
74 Z軸サーボモーター、
741 固定板、
742 モータープーリー、
743 ベルト、
75 Y軸ベース、
751 Y軸ボルト固定台、
76 Y軸ボルト、
761 ボルトプーリー、
77 Y軸スライド台、
78 Y軸サーボモーター、
781 固定板、
782 モータープーリー、
783 ベルト、
79 刃物固定台、
80 双軸くし刃式刃物台、
81 Z軸スライド台、
810 Z軸サーボモーター、
811 Z軸ボルト、
82 伸縮保護カバー、
83 X軸ベース、
831 X軸ボルト固定台、
84 X軸ボルト、
85 X軸スライド台、
86 X軸サーボモーター、
861 カップリング、
88 くし刃式刃物固定台、
90 被加工物件、
100 バイト、
150 バイト。

Claims (5)

  1. コンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構であって、機台、
    主軸アセンブリ、少なくとも1個の双軸主軸刃物台、少なくとも1個の双軸くし刃式刃物台を備え、
    前記主軸アセンブリは、前記機台上に固定する主軸台を備え、しかも前記主軸アセンブリは、主軸モーターにより高速回転させられる主軸軸心を備え、前記主軸軸心前端には、クリップチューブアセンブリを備え、しかも前記主軸軸心反対端には、主軸油圧シリンダーを備え、前記主軸油圧シリンダーを利用し、前記クリップチューブアセンブリを駆動して、被加工物件を選択的に挟持して固定し、
    前記少なくとも1個の双軸主軸刃物台は、前記主軸台に固定するZ軸ベースをそれぞれ備え、前記Z軸ベース上には、Z軸スライド台をスライド状に設置し、しかも前記Z軸ベース上には、Z軸スライド台を連動するZ軸ボルトを設置し、さらに前記Z軸ボルトは、Z軸サーボモーターにより駆動され、前記Z軸スライド台の反対端には、Y軸ベースを備え、前記Y軸ベース内には、Y軸ボルトを設置し、しかも前記Y軸ベース前側面には、前記Y軸ボルトに連動されるY軸スライド台をスライド状に設置し、前記Y軸ボルトは、Y軸サーボモーターにより駆動され、しかも前記各双軸主軸刃物台のY軸スライド台前側面には、刃物固定台を設置し、前記各刃物固定台には、それぞれ1個のバイトを選択的に固定し、前記主軸アセンブリの被加工物件にそれぞれ、或いはシンクロして相対し、Y軸及びZ軸の移動を生じ、
    前記少なくとも1個の双軸くし刃式刃物台は、前記機台の主軸アセンブリ前方に設置し、前記双軸くし刃式刃物台は、前記機台にスライド状に設置するZ軸スライド台を備え、前記Z軸スライド台は、Z軸ボルトを備えるZ軸サーボモーターを利用し駆動され、しかも前記Z軸スライド台一端には、X軸ベースを備え、前記X軸ベース内部には、X軸ボルトを設置し、しかも前記X軸ベース頂面には、X軸ボルトにより連動されるX軸スライド台をスライド状に設置し、前記X軸ボルトは、X軸サーボモーターにより駆動され、さらに前記X軸スライド台頂面には、くし刃式刃物固定台を設置し、前記くし刃式刃物固定台には、少なくとも1個のバイトを選択的に設置し、これにより前記各バイトは、前記主軸アセンブリの被加工物件に対して、X軸とZ軸の移動をそれぞれ生じることを特徴とするコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構。
  2. 前記主軸アセンブリの主軸モーターは、前記固定板を利用して、前記機台上に設置され、しかも前記主軸モーターの出力軸は、モータープーリーを備え、前記主軸軸心には、対応する軸心プーリーを設置し、ベルトを利用して相対して環状に設置し、これにより、前記主軸モーターは、前記主軸軸心の高速回転をシンクロ駆動することができ、
    前記主軸軸心上にはさらに、エンコーダー及び定位ギアを設置し、前記主軸軸心の回転速度を計算し、
    主軸油圧シリンダー上には、チャックディテクターを備える回油キャップを嵌めて設置し、これによりクリップチューブアセンブリは、被加工物件を選択的に挟持して固定し、或いはリリースすることを特徴とする請求項1に記載のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構。
  3. 前記主軸アセンブリの主軸台上には、3組の双軸主軸刃物台を設置し、しかも前記各双軸主軸刃物台のバイトは、相互に不干渉であることを特徴とする請求項1に記載のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構。
  4. 前記双軸主軸刃物台のZ軸ベース後端には、Z軸ボルト固定台を設置し、
    前記Z軸ボルトは、前記Z軸ボルト固定台の一端を貫通し、ボルトプーリーを設置し、
    前記Z軸ボルト固定台上には、固定板を利用し、Z軸サーボモーターを設置し、しかも前記Z軸サーボモーターは、ボルトプーリーに対応するモータープーリーを備え、ベルトを利用して対応し環状に設置し、これにより前記Z軸サーボモーターは、前記Z軸ボルトの回転をシンクロ駆動し、
    さらに、前記Y軸ベースは、前記Z軸スライド台の、Z軸ボルト固定台と異なる一端に位置し、前記Y軸ベース内部には、Y軸ボルト固定台をスライド状に設置し、
    前記Y軸ボルトは、前記Y軸ベースと前記Y軸ボルト固定台との間に設置し、しかも前記Y軸スライド台は、前記Y軸ボルト固定台上に設置し、前記Y軸ボルトは、前記Y軸ベースの一端を貫通し、ボルトプーリーを設置し、前記Y軸サーボモーターは、固定板を利用し、前記Y軸ベース上に設置し、前記Y軸サーボモーターは、ボルトプーリーに対応するモータープーリーを備え、ベルトを利用して対応し環状に設置し、これにより前記Y軸サーボモーターは、前記Y軸ボルトを通して、前記Y軸ボルト固定台を駆動し、前記Y軸スライド台を連動して、Y軸ベースに相対しY軸方向の移動を生じることを特徴とする請求項1或いは3に記載のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構。
  5. 前記双軸くし刃式刃物台は、前記機台上に、Z軸サーボモーターとZ軸ボルトとを覆うことができる伸縮保護カバーを設置し、前記X軸ベース内部には、X軸ボルト固定台をスライド状に設置し、
    前記X軸ボルトは、X軸ベースとX軸ボルト固定台との間に設置し、しかも前記X軸スライド台は、前記X軸ボルト固定台上に設置し、前記X軸サーボモーターは、カップリングを利用し、前記X軸ボルトと連結することを特徴とする請求項1に記載のコンピューター旋盤のマルチバイトシンクロ機構。
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