JP3194756U - ハッカー - Google Patents

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祐次 山口
祐次 山口
誠一 峰川
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Abstract

【課題】作業員の負担を軽減させ、鉄筋拘束の作業性を向上するハッカーを提供する。【解決手段】鉄筋に結束線を結い付けるハッカー10であって、軸部14と、前記軸部14から略直角に屈曲し結束線を引掛ける鉤部12と、前記軸部14の根本側に位置する取付部16とを有し、前記取付部16は、電動ドリルもしくは電動ドライバ30のチャック34に接続可能としたことを特徴とする。本考案によれば、電動工具30によりハッカー10を回転させるため、作業者はハッカー10を回転させる必要がなく、効率よく、楽に結束線の固定作業を行うことが出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、鉄筋コンクリートの芯となる鉄筋に結束線を結い付けて固定するハッカーに関するものである。
鉄筋コンクリートの芯となる鉄筋同士の固定や鉄筋コンクリートに貫通孔を形成するためのスリーブの固定には結束線を用いることが一般的であり、この結束線を固定する工具としてハッカーが用いられる。
ここで、従来の結束線の拘束方法を説明する。先ず、結束線は輪状部と端末側を有するものを用いる。次に、作業者が片手で結束線の端末側を掴み、結束線を2本の鉄筋の結合部の背面側に襷掛けする。次に、反対側の輪状の部分を、ハッカーの鉤部に引っ掛ける。次に、結束線を鉄筋の結合部の前面側で交差させ、この結束線をハッカーと作業者の手とにより4〜5回捻る。これにより、結束線で鉄筋の結合部を結束して、2本の鉄筋の固定を行う。
しかしながら、上記の結束線による固定作業は全て手作業で行われるため、作業者の負担が大きいという問題点があった。
そこで、ハッカーを握り部の軸線に対して所定の角度に傾け、鉤部の先端部を握り部の軸線側に向けて曲げた下記[特許文献1]に記載のハッカーが考案されている。
実用新案登録第3073555号公報
しかしながら、上記[特許文献1]に記載の技術を用いたとしても、結束線による固定作業、特にスリーブの固定作業は、鉄筋の隙間に手を入れて作業しなければならず、作業者の腰への負担が大きいという問題点がある。また、鉄筋の拘束数は膨大であるため、多大な作業時間を要するという問題点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、作業員の負担を軽減させ、鉄筋拘束の作業性を向上するハッカーを提供することを目的とする。
本考案は以上の目的を達成するため、鉄筋に結束線を結い付けるハッカーであって、軸部と、前記軸部から略直角に屈曲し結束線を引掛ける鉤部と、前記軸部の根本側に位置する取付部とを有し、前記取付部は、電動ドリルもしくは電動ドライバのチャックに接続可能としたことを特徴とするハッカーを提供する。
又、所定の長さを有し前記チャックと前記取付部とを繋ぐ連結棒を備えた延長軸をさらに有することを特徴とするハッカーを提供する。
加えて、所定の長さを有し先端に結束線を摘まんで保持するピンチ部を備えた補助棒をさらに有することを特徴とするハッカーを提供する。
更に、前記補助棒は、延長軸を取り付けた電動ドリルもしくは電動ドライバの長さよりも長いことを特徴とするハッカーを提供する。
本考案によれば、電動工具によりハッカーを回転させるため、作業者はハッカーを回転させる必要がなく、効率よく、楽に結束線の固定作業を行うことが出来る。
また、延長軸及び補助棒を用いることにより、作業者は鉄筋の隙間に手を差し入れることなく、狭い隙間でも正確かつ迅速に固定作業を行う事が出来る、また、作業者が屈むことなく長時間でも楽に作業を行う事が出来る。
本考案に係るハッカーを示す図である。 各部材を接続した状態のハッカーを示す図である。 ハッカーを用いた結束線の結束方法を説明する図である。 ハッカーを用いた結束線の結束方法を説明する図である。
本考案に係るハッカー10の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は本考案に係るハッカー10の各部材を示す図である。先ず、図1(a)に示す本考案に係るハッカー10は、図1(b)に示す電動ドリルもしくは電動ドライバ等の電動工具30のチャック34に接続して使用するものであり、軸部14と、前記軸部14から略直角に屈曲し、後述の結束線70を引掛ける鉤部12と、軸部14の根本側に位置する取付部16とを有している。また、図1(c)に示す、連結棒22を備えた延長軸20を更に有している。加えて、図1(d)に示す、ピンチ部44を備えた補助棒40を更に有している。
ここで先ず、本考案に用いる電動工具30について説明する。図1(b)に示す電動工具30は、使用者が把持するグリップ32と、ハッカー10等の工具を固定して回転駆動するチャック34と、電動工具30に内蔵されチャック34を回転させるモータ36と、このモータ36の電源となる図示しないバッテリと、グリップ32に設置されモータ36を回転させるスイッチ31と、を有する。尚、電動工具30のチャック34は、内部にツメを有しハッカー10や後述の延長軸20を接続することが出来る。尚、電動工具30は、ドリルやドライバ先等の工具を回転駆動させる市販の電動ドリル、電動ドライバ等の電動工具をそのまま利用することが出来る。
次に、本考案に用いるハッカー10についてさらに詳しく説明する。図1に示すハッカー10は、軸部14と、結束線70を引掛ける鉤部12と、電動工具30又は延長軸20に接続する取付部16と、を有する。
また、この取付部16は、軸部14より径の小さい凹部16aを備えている。そして、この凹部16aが電動工具30のチャック34もしくは後述の延長軸20の連結チャック28の内部のツメと噛み合うことで、ハッカー10が電動工具30もしくは延長軸20に固定される。
ハッカー10は、鉤部12が軸部14から略直角に屈曲した略L字型の形状であり、鉤部12の先端に向かうにつれて先が細くなる。尚、鉤部12の内側(屈曲側)は軸部14に対し略直角に形成され、外側は弧を描くように湾曲して形成される。これは、結束線70の輪状部71aに対して鉤部12を引っ掛けやすく、また固定後の結束線70が抜け易くするためである。
次に、本考案に係る延長軸20について説明する。図1(c)に示す延長軸20は、所定の長さを有し電動工具30によって回転する連結棒22と、連結棒22の一端に設けられ電動工具30に接続するための連結取付部26と、連結棒22の他端に設けられハッカー10を固定するための連結チャック28と、を有する。尚、連結棒22の長さには特に限定はないが、20cm〜40cm程度(好ましくは30cm)とすることが好ましい。また、連結取付部26は電動工具30のチャック34に接続する連結棒22より径の小さい連結凹部26aを備えている。また、連結チャック28は、連結棒22の先端側に位置し連結チャック28内部のツメがハッカー10の凹部16aと噛み合うことで、ハッカー10を連結棒22に固定する。
尚、延長軸20は連結棒22を回転可能に嵌入する持手部24を有することが望ましい。この構成によれば、仮に延長軸20が鉄筋や作業者に当たった場合でも、連結棒22の回転が阻害されることはない。また、この接触による事故を防止することができる。
次に、本考案に係る補助棒40について説明する。図1(d)に示す補助棒40は、所定の長さを有する持ち手の棒部42と、先端に結束線を摘まんで保持するピンチ部44と、を有する。尚、補助棒40の長さは、図2に示すようにハッカー10と延長軸20と電動工具30を連結させたハッカーユニット80よりも長く、50cm〜70cm(好ましくは60cm)程度とすることが好ましい。
尚、図2に示すハッカーユニット80は、延長軸20の連結取付部26が電動工具30のチャック34に接続され、延長軸20の連結チャック28にハッカー10の取付部16が接続されて構成されている。尚、ハッカーユニット80の長さが足りない場合は、ハッカー10との間にさらに別の延長軸20を連結させることでハッカーユニット80の長さを調整しても良い。
次に、本考案のハッカーユニット80及び補助棒40を用いた結束線の結束方法を図3、図4を用いて説明する。先ず、あらかじめハッカー10、延長軸20、電動工具30を接続し、ハッカーユニット80を構築する。次に、図3(a)に示すように輪状部71aを有する結束線70の端末71b側を補助棒40のピンチ部44で摘まむ。
次に、補助棒40のピンチ部44で摘まんだ結束線70を鉄筋の結合部の背面側に差し入れる。次に、ハッカーユニット80をもう片方の手で持ち、図3(b)に示すように、結束線70の輪状部71aをハッカー10の鉤部12に引掛けて襷掛けにする。
次に、図3(c)に示すように、補助棒40で摘まんだ結束線70の端末71b側も鉤部12に引掛ける。
次に、電動工具30のスイッチ31をオンにする。これによりモータ36が回転し、図4(a)に示すように、電動工具30に接続したハッカー10が回転動作する。これにより、図4(b)に示すように、鉤部12に引掛けられた結束線70の輪状部71aと端末71bとが一緒に捻り上げられ、鉄筋同士が固定される。これにより、結束線70による結束作業が完了する。
以上のように、本考案に係るハッカー10は、電動工具30によりハッカー10を回転させるため、作業者はハッカー10を回転させる必要がなく、効率よく、楽に結束線の固定作業を行うことが出来る。
また、延長軸20及び補助棒40を用いることにより、作業者は鉄筋の隙間に手を差し入れることなく、狭い隙間でも正確かつ迅速な固定を行う事が出来る、また、作業者が屈むことなく長時間でも楽に作業を行う事が出来る。
尚、本例で示したハッカーユニット80は一例であり、本考案は本考案の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが出来る。
10 ハッカー
12 鉤部
14 軸部
16 取付部
20 延長軸
22 連結棒
30 電動工具
34 チャック
40 補助棒

本考案は以上の目的を達成するため、鉄筋に結束線を結い付けるハッカーであって、軸部と、前記軸部から略直角に屈曲し結束線を引掛ける鉤部と、前記軸部の根本側に位置する取付部とを有し、前記取付部は、電動ドリルもしくは電動ドライバのチャックに接続可能としたことを特徴とするハッカーを提供する。
又、所定の長さを有し前記チャックと前記取付部とを繋ぐ連結棒を備えた延長軸をさらに有することを特徴とするハッカーを提供する。
加えて、所定の長さを有し先端に結束線を摘まんで保持するピンチ部を備え、前記ハッカーの鉤部に引掛けられた結束線の逆端を保持する補助棒をさらに有することを特徴とするハッカーを提供する。
更に、前記補助棒は、延長軸を取り付けた電動ドリルもしくは電動ドライバの長さよりも長いことを特徴とするハッカーを提供する。

Claims (4)

  1. 鉄筋に結束線を結い付けるハッカーであって、
    軸部と、前記軸部から略直角に屈曲し結束線を引掛ける鉤部と、前記軸部の根本側に位置する取付部とを有し、
    前記取付部は、電動ドリルもしくは電動ドライバのチャックに接続可能としたことを特徴とするハッカー。
  2. 所定の長さを有し前記チャックと前記取付部とを繋ぐ連結棒を備えた延長軸をさらに有することを特徴とする請求項1記載のハッカー。
  3. 所定の長さを有し先端に結束線を摘まんで保持するピンチ部を備えた補助棒をさらに有することを特徴とする請求項2記載のハッカー。
  4. 前記補助棒は、延長軸を取り付けた電動ドリルもしくは電動ドライバの長さよりも長いことを特徴とする請求項3記載のハッカー。

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