JP3194618B2 - 集積ワークの搬送装置 - Google Patents

集積ワークの搬送装置

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JP3194618B2 JP13098392A JP13098392A JP3194618B2 JP 3194618 B2 JP3194618 B2 JP 3194618B2 JP 13098392 A JP13098392 A JP 13098392A JP 13098392 A JP13098392 A JP 13098392A JP 3194618 B2 JP3194618 B2 JP 3194618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、缶胴素材であ
るボディーブランクのような板状のワークを積み重ねて
集積ワークとして搬送するに適した集積ワークの搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に特願平3−343174
号により、例えば、ブリキ板やティンフリースチール板
のような大判の薄板を所定の大きさの缶胴を形成するた
めのボディーブランク(以下「ブランク」という)に切
断するスリッタと該ブランクを筒状の缶胴に形成するボ
ディーメーカとの間において、該ブランクを搬送する搬
送装置を提案した。該装置は、前記スリッタによって形
成されたブランクを所定枚数積層して集積ブランクとし
て投入するブランク投入手段と、該ブランク投入手段に
よって投入された集積ブランクを搭載可能な複数のバケ
ットと、それらのバケットを集積ブランクの搬送方向に
移動させる往路コンベアと、該往路コンベアの終端部で
バケットから集積ブランクを払出し、該集積ブランクを
ボディーメーカに供給するブランク払出手段と、該ブラ
ンク払出手段によって集積ブランクが払出されたバケッ
トを前記往路コンベアの始端部まで移動させる復路コン
ベアとによって構成されている。即ち、前記往路コンベ
アは、ブランク投入手段により投入された集積ブランク
を搭載した複数のバケットを連続してブランクの搬送方
向に沿ってその始端部から終端部に向かって移動させ
る。
【0003】これにより、搬送中の集積ブランクはその
搬送方向に側壁を有するバケットに搭載されているの
で、集積状態が維持されて複数のブランクが互いにずれ
て荷崩れを起こすことが防止され、集積ブランクの高速
搬送が可能となる。
【0004】ところで、この種の搬送装置においては、
一般に、前記スリッタの処理速度は、前記ボディーメー
カの処理速度に比較して高速であり、スリッタの処理速
度とボディーメーカの処理速度との釣り合いをとって両
者の稼働効率を向上させるためには、単一のスリッタか
ら複数のボディーメーカへのブランクの搬送が行うこと
が望ましい。そこで、例えば、前記スリッタからブラン
クの投入手段を介して投入された集積ブランクを搭載し
たバケットを搬送する第1の往路コンベアと、該第1の
往路コンベアの終端部から該往路コンベアの両側に直交
する方向に向かって集積ブランクを搭載した複数のバケ
ットを交互に振り分け移送する移送手段と、該移送手段
の両端部から移送された夫々のバケットを第1のボディ
ーメーカ及び第2のボディーメーカに移動させる第2の
往路コンベア及び第3の往路コンベアとを設けることに
より、単一のスリッタから第1のボディーメーカ及び第
2のボディーメーカへの集積ブランクの搬送を行うこと
が考えられる。
【0005】しかし、このように、前記移送装置により
往路コンベアの両側に前記バケットを振り分けるように
すると、一般には、往路コンベアの両側に互いに離反す
る方向に前記バケットを移送するための各別の移送装置
が必要となり、また、同一の移送装置で前記バケットを
振り分けるようにしても、該移送装置の構成が大型で複
雑なものとなる不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、単一のワークの投入手段から複数のワー
クの払出手段への集積ワークの搬送を容易に行うことが
でき、しかも構造簡単な集積ワークの搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、所定枚数の板状のワークが集積されて
成る集積ワークを搭載する台座部を備えると共に、該台
座部の前後側に対向して起立する前後側壁及び該台座部
の左右側の何れか一方側にのみ起立する他の側壁から成
集積ワーク保持部材を備えバケットと、該集積ワー
ク保持部材の前記他の側壁に対向する開放側から台座部
上に向かって該バケットにワークを投入するワーク投入
手段と、該バケットからワークを払出すワーク払出手段
と、前記ワーク投入手段により投入された集積ワークを
搭載した複数のバケットを支承し、該バケットの前記前
後側壁が対向する方向を進行方向として該バケットを前
記ワーク投入手段から前記ワーク払出手段に向かって
動させるコンベアと、該コンベアの前記ワーク投入手段
と前記ワーク払出手段との間に設けられ、前記バケット
に搭載された前記集積ワークの前記他の側壁に対向する
側を係止して押し送りする荷崩れ防止手段を備えて、該
コンベアの搬送方向に直交する前記バケットの他の側壁
の方向に、該バケットを選択的に移送する移送手段と、
該移送手段により移送されたバケットを受け取り且つ該
バケットを支承して移動させる他のコンベアと、該他の
コンベアの終端部に移動されたバケットから集積ワーク
を払出す他のワーク払出手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の搬送装置によって、所定枚数の板状の
ワークを集積して成る集積ワークを搬送する場合には、
先ず、前記コンベアの始端部に支承されたバケットに、
ワーク投入手段から投入された集積ワークを納める。該
バケットは、前記集積ワーク保持部材によって集積ワー
クを保持し、前記コンベアは該バケットの前記前後側壁
が対向する方向を進行方向として該集積ワークを搬送す
。これにより、バケットがコンベアに沿って移動する
際に集積ワークの荷崩れを起こすことなく高速搬送を可
能とする。
【0009】次いで、集積ワークを搭載した状態のバケ
ットは、コンベアの終端部に移動され、そこでワーク払
出し手段による集積ワークの払出しが行われる。
【0010】一方、前記コンベアにより移動されるバケ
ットのうち何れかのバケットが選択的に前記移送手段に
よって他のコンベアに移送される。該移送手段は、前記
コンベアの途中で該コンベアの搬送方向に直交する前記
バケットの他の側壁の方向にバケットを移送する。この
とき、該移送手段が前記荷崩れ防止手段を備えているの
で、集積ワークの前記他の側壁に対向する側を係止して
押し送りするだけでよく、その構成も、例えば、従来の
振り分ける手段を備えることなく、一方向にのみバケッ
トを移送するように構成すればよい。
【0011】次いで、他のコンベアによりその終端部に
移動された集積ワークを搭載した状態のバケットは、そ
こで他のワーク払出し手段による集積ワークの払出しが
行われる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0013】図1は本発明の実施例の搬送装置を平面視
して模式的に示す概略説明図、図2は本発明の実施例の
搬送装置を側面視して模式的に示す概略説明図、図3は
本実施例において使用されるバケットを示す斜視図、図
4は本発明の他の実施例の搬送装置を平面視して模式的
に示す概略説明図である。
【0014】図1及び図2で、Aはスリッタであって、
ブリキ板やティンフリースチール板のような大判の薄板
を缶胴を形成するに必要な所定の大きさの平らなブラン
クWに切断する装置、B及びCは第1及び第2のボディ
ーメーカであって、ブランクWを筒状の缶胴に形成する
装置、1はスリッタAと第1のボディーメーカBとの間
に延設された第1の往路コンベア、2は該第1の往路コ
ンベア1に平行してその下方に設けられた第1の復路コ
ンベア、3は前記第1の往路コンベア1の側方に平行し
て第2のボディーメーカCに向かって延設された第2の
往路コンベア、4は該第2の往路コンベア3に平行して
その下方に設けられた第2の復路コンベア、5は所定枚
数のブランクWを集積した状態で搭載可能であり前記第
1及び第2の往路コンベア1,3や前記第1及び第2の
復路コンベア2,4上に停止自在且つ着脱自在に支承さ
れるバケットである。
【0015】前記第1の往路コンベア1の大略中央部と
前記第2の往路コンベア3の始端部との間には、該第1
の往路コンベア1から第2の往路コンベア3に前記バケ
ットを移送する後述する往路移送手段6が設けられてお
り、該往路移送手段6に平行してその下方には、前記第
2の復路コンベア4から前記第1の復路コンベア2に前
記バケットを移送する後述する復路移送手段7が設けら
れている。
【0016】更に、前記第1の往路コンベア1の始端部
には、前記スリッタAから排出されたブランクWを所定
枚数集積して該第1の往路コンベア1上の前記バケット
5に投入するブランク投入手段8が設けられ、該第1の
往路コンベア1の終端部には、バケット5に搭載された
ブランクWを払出して前記第1のボディーメーカBに供
給する第1のブランク払出手段9が設けられている。ま
た、前記第2の往路コンベア3の終端部には、バケット
5に搭載されたブランクWを払出して前記第2のボディ
ーメーカCに供給する第2のブランク払出手段10が設
けられている。
【0017】また、前記第1の往路コンベア1の終端部
には、該第1の往路コンベア1から前記第1の復路コン
ベア2の始端部へ前記バケット5を受け渡す第1バケッ
ト受渡し手段11が設けられており、前記第1の復路コ
ンベア2の終端部には、該第1の復路コンベア2から前
記第1の往路コンベア1の始端部へ前記バケット5を受
け渡す第2バケット受渡し手段12が設けられている。
更に、前記第2の往路コンベア3の終端部には、該第2
の往路コンベア3から前記第2の復路コンベア4の始端
部へ前記バケット5を受け渡す第3バケット受渡し手段
13が設けられている。
【0018】更に各部を詳細に説明する。
【0019】前記第1の往路コンベア1は、図1に示す
ように、前記ブランク投入手段8によるブランクWの投
入位置から、前記第1のブランク払出手段9によるブラ
ンクWの払出し位置にかけて延設されている。該第1の
往路コンベア1はその上部に複数のバケット5を整列し
て支承している。
【0020】該バケット5は、図3に示すように、方形
状の台座部14と、該台座部14に設けられたブランク
保持部材15とによって構成され、該ブランク保持部材
15は、該バケット5の進行方向Xに対応する台座部1
4の前後側に起立する一対の前後側壁16,17と、該
バケット5の進行方向Xに直交する台座部14の一方側
に起立する側壁18とによって構成されている。該バケ
ット5は、各側壁16,17,18によって、前記スリ
ッタAから排出されたブランクWを3方から支持するの
で、荷崩れを防止した状態で所定枚数の集積ブランクW
を搭載することができる。
【0021】前記第1の往路コンベア1は、図2に示す
ように、回転自在の複数のローラ(図示しない)をその
上面側に備える無端条体19が前記バケット5の移動方
向に駆動され、該バケット5は、第1の往路コンベア1
上においては、この無端条体19のローラに支承され
て、所謂フリーフローコンベアの状態となる。これによ
り、第1の往路コンベア1を駆動したとき、通常はバケ
ット5が移動するが、該バケット5は、第1の往路コン
ベア1が駆動されていても、適宜停止させることができ
る。
【0022】また、前記第1の復路コンベア2は、図2
に示すように、前記第1の往路コンベア1と同様の構成
により、無端条体20を備え、前記バケット5が該無端
条体20のローラに支承されて、所謂フリーフローコン
ベアの状態となる。
【0023】前記第1バケット受渡し手段11は、前記
第1の往路コンベア1の終端部からバケット5を受け取
って載置する昇降自在の昇降テーブル21が備えられて
おり、該昇降テーブル21に第1の往路コンベア1上の
バケット5を移載する。そして、該昇降テーブル21が
下降したとき該昇降テーブル21上のバケット5を前記
第1の復路コンベア2の始端部に移載する。
【0024】また、前記第1の往路コンベア1の終端部
には、前記第1のブランク払出手段9が設けられてい
る。これにより、前記昇降テーブル21上に載置された
バケット5内のブランクWは、該ブランク払出手段9が
備えるブランク把持手段22によって、バケット5内か
ら取り出される。そして、該第1のブランク払出手段9
によって払出されたブランクWは、前記第1のボディー
メーカBに供給される。
【0025】更に、前記第1の復路コンベア2の終端に
連結して前記第2バケット受渡し手段12が設けられて
いる。該第2バケット受渡し手段12は、前記第1バケ
ット受渡し手段11と同様の構成であって、昇降自在の
昇降テーブル23が備えられており、該昇降テーブル2
3に第1の復路コンベア2上のバケット5を移載する。
そして、該昇降テーブル23が上昇したとき該昇降テー
ブル23上のバケット5を前記第1の往路コンベア1の
始端部に移載する。
【0026】また、前記第2の往路コンベア3は、図1
に示すように、前記第1の往路コンベア1の大略中央位
置から該第1の往路コンベア1に平行して、前記第2の
ブランク払出手段10によるブランクWの払出し位置に
向かって延設されている。該第2の往路コンベア3は、
図2に示すように、回転自在の複数のローラ(図示しな
い)をその上面側に備える無端条体24が前記バケット
5の移動方向に駆動され、該バケット5は、第2の往路
コンベア3上においては、この無端条体24のローラに
支承されて、所謂フリーフローコンベアの状態となる。
【0027】該第2の往路コンベア3の始端部には、前
記第1の往路コンベア1の大略中央位置から一方に直交
する方向に延設された往路移送手段6が連結されてい
る。該往路移送手段6は、前記第1の往路コンベア1に
沿って移動するバケット5を選択的に第2の往路コンベ
ア3に移送するものである。該往路移送手段6によるバ
ケット5の移送方向は、第1の往路コンベア1のバケッ
ト5の移動方向に対して直交する一方側に向かう。これ
により、該往路移送手段6は、第1の往路コンベア1か
ら第2の往路コンベア3にバケット5を移送する際に、
該バケット5に搭載された集積ブランクWの荷崩れの防
止が容易となる。即ち、本実施例においては、前記バケ
ット5は、各側壁16,17,18によって荷崩れを防
止した状態で集積ブランクWが搭載されるが、前記ブラ
ンク投入手段8によってバケット5の側方から集積ブラ
ンクWを投入するために、該バケット5の側壁18に対
向する側が開放されている。このため、第1の往路コン
ベア1上を移動するバケット5は、各側壁16,17に
よってその進行方向に対する荷崩れが防止されるが、第
1の往路コンベア1に直交する方向に前記バケット5を
移動させた場合には、該バケット5に搭載された集積ブ
ランクWが、該バケット5の側壁18に対向する側の開
放されている部分から荷崩れを起こすことが考えられ
る。そこで、該往路移送手段6を第1の往路コンベア1
の一方に直交する方向にのみ延設することによって、例
えば、前記バケット5の開放されている側から露出した
集積ブランクWの一側方を係止する図示しない係止板等
の荷崩れ防止手段を該往路移送手段6に設け、該荷崩れ
防止手段をバケット5の移送方向に移動させるようにし
て、該バケット5を押し送りすればよく、これによって
集積ブランクWの荷崩れが防止される。このように、該
往路移送手段6は、バケット5を一方向にのみ移送させ
るものであるから、該バケット5の開放されている側か
らの集積ブランクWの荷崩れ防止手段の構成が簡単とな
ると共に、従来のように往路コンベアに直交する両側方
向に向かってバケットを交互に振り分ける場合に比較し
て、装置の構造を簡単とすることができる
【0028】また、前記第2の復路コンベア4は、図2
に示すように、前記第2の往路コンベア3と同様の構成
により、無端条体25を備え、前記バケット5が該無端
条体25のローラに支承されて、所謂フリーフローコン
ベアの状態となる。
【0029】前記第3バケット受渡し手段13は、前記
第2の往路コンベア3の終端部からバケット5を受け取
って載置する昇降自在の昇降テーブル26が備えられて
おり、該昇降テーブル26に第2の往路コンベア3上の
バケット5を移載する。そして、該昇降テーブル26が
下降したとき該昇降テーブル26上のバケット5を前記
第2の復路コンベア4の始端部に移載する。
【0030】また、前記第2の往路コンベア3の終端部
には、前記第2のブランク払出手段10が設けられてい
る。これにより、前記昇降テーブル26上に載置された
バケット5内のブランクWは、該ブランク払出手段10
が備えるブランク把持手段27によって、バケット5内
から取り出される。そして、該第2のブランク払出手段
10によって払出されたブランクWは、前記第2のボデ
ィーメーカCに供給される。
【0031】更に、前記第2の復路コンベア4の終端部
には、該第2の復路コンベア4から前記第1の復路コン
ベア2の大略中央位置にバケット5を移送する復路移送
手段7が連結されている。該復路移送手段7によって前
記第1の復路コンベア2に移送されたバケット5は、第
1の復路コンベア2を移動する他のバケット5と合流し
て、該第1の復路コンベア2の終端部へと移動される。
【0032】本発明の搬送装置は、以上のように構成す
ることにより、第1の往路コンベア1及び第2の往路コ
ンベア3により、単一のスリッタAから複数のボディー
メーカB,Cへの集積ブランクWの搬送を容易に行うこ
とができ、しかも、第2の往路コンベア3と第1の往路
コンベア1との間においては、前記往路移送手段6によ
って、バケット5は、第1の往路コンベア1のバケット
5の移動方向に対して直交する一方側に向かうように移
動されるので、該往路移送手段6の構造を簡単とするこ
とが可能となる。
【0033】また、本発明の搬送装置によれば、例え
ば、図4に示すように、前記第2の往路コンベア3及び
第2の復路コンベア4と同様に構成される第3の往路コ
ンベア28及び第3の復路コンベア(図示しない)を増
設することが可能である。そして第3の往路コンベア2
8の終端部に、前記第2ブランク払出手段10と同様の
構成からなる第3ブランク払出手段29を介して第3の
ボディーメーカDを設けることができる。このとき、前
記往路移送手段6は、第1の往路コンベア1上のバケッ
ト5を、その移動方向に対して直交する一方側に向かう
ように移送すればよいので、図4に示すように、該往路
移送手段6による移送距離を延長し、第2の往路コンベ
ア3への移載手段30を設けるだけで、容易に第2の往
路コンベア3と第3の往路コンベア28との夫々に前記
バケット5を移送することができる。尚、復路移送手段
7についても、前記往路移送手段6と同様にバケット5
の移送距離を延長するだけでよい。
【0034】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
は、所定枚数の板状のワークを集積して成る集積ワーク
を、集積ワーク保持部材を備えるバケットに納め、該バ
ケットを駆動状態のコンベアに支承して搬送すると共
に、前記移送手段により該バケットをコンベアの搬送方
向に直交する前記バケットの他の側壁の方向に移送する
ので、単一のワークの投入手段から複数のワークの払出
手段への集積ワークの搬送を容易に行うことができるだ
けでなく、バケットが移動する際にワークの荷崩れを防
止してワークの高速搬送を行うことができる。
【0035】
【0036】更に、本発明は、前記移送手段によるバケ
ットの移送方向が一方向であるので、例えば、コンベア
の両側に直交する方向に向かってバケットを交互に振り
分け移送することなく、他のコンベアにバケットを移送
することができるので、前記移送手段の構成を簡単とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の搬送装置を平面視して模式的
に示す概略説明図。
【図2】本発明の実施例の搬送装置を側面視して模式的
に示す概略説明図。
【図3】本実施例のバケットを示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施例の搬送装置を平面視して模
式的に示す概略説明図。
【符号の説明】
W…集積ワーク、1…第1の往路コンベア(コンベ
ア)、3…第2の往路コンベア(他のコンベア)、5…
バケット、6…往路移送手段(移送手段)、8…ブラン
ク投入手段(ワーク投入手段)、9…第1のブランク払
出手段(ワーク払出手段)、10…第2のブランク払出
手段(他のワーク払出手段)、15…集積ワーク保持部
材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定枚数の板状のワークが集積されて成る
    集積ワークを搭載する台座部を備えると共に、該台座部
    の前後側に対向して起立する前後側壁及び該台座部の左
    右側の何れか一方側にのみ起立する他の側壁から成る
    積ワーク保持部材を備えバケットと、該集積ワーク保持部材の前記他の側壁に対向する開放側
    から台座部上に向かって 該バケットにワークを投入する
    ワーク投入手段と、 該バケットからワークを払出すワーク払出手段と、前記ワーク投入手段により投入された集積ワークを搭載
    した複数のバケットを支承し、該バケットの前記前後側
    壁が対向する方向を進行方向として該バケットを前記ワ
    ーク投入手段から前記ワーク払出手段に向かって 移動さ
    せるコンベアと、該コンベアの前記ワーク投入手段と前記ワーク払出手段
    との間に設けられ、前記バケットに搭載された前記集積
    ワークの前記他の側壁に対向する側を係止して押し送り
    する荷崩れ防止手段を備えて、該コンベアの搬送方向に
    直交する前記バケットの他の側壁の方向に、該バケット
    を選択的に 移送する移送手段と、 該移送手段により移送されたバケットを受け取り且つ該
    バケットを支承して移動させる他のコンベアと、 該他のコンベアの終端部に移動されたバケットから集積
    ワークを払出す他のワーク払出手段とを備えることを特
    徴とする集積ワークの搬送装置。
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