JP3194175U - 食器 - Google Patents

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みゆき 秋山
みゆき 秋山
直哉 秋山
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アキヤマエヌシーテープセンター株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service

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  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

【課題】手先が不自由な要介護者が食べ物を最後まで容易に掬い上げることができるよう工夫された食器を提供する。【解決手段】プラスチック等の剛性素材で形成された外側容器部3に、シリコーンゴム等の弾性素材で形成された内側容器部19を入れ子状に設置する。スプーンSで押しながら当てると、内側容器部が弾性変形してスプーンの形状に追従して、隙間が埋められるので、スープF等の流状の食べ物を効率良く掬い出すことができる。特に、内側容器部と外側容器部との間に逃げ隙間33を形成すると、角隅部13側に残ったスープもスプーンで掬い上げ易くなる。【選択図】図5

Description

本考案は食器に係り、特に、要介護者が自立的に食事をするのに適した食器に関するものである。
スープ等の流状の食べ物を摂取する場合には、ある程度の深さの有る食器に食べ物を入れておき、スプーン等の掬い具を手で使いこなして掬い上げることになるので、比較的繊細な手作業が必要となる。
そのため、高齢化が進み、要介護者になると、最後まで上手く掬い上げることができずに介助が必要となるので、結果的に自立が妨げられることになる場合が往々にしてある。
特開2002−282112号公報 特開2009−131571号公報
そのため、掬い上げ易くするよう、食器の形状に種々の工夫を凝らしたものが提案されている。
例えば、特許文献1には、食べ物を入れる器部と、この器部を保持するベース部とを備えている。器部は内面の曲率半径が異なるように形成されており、食べ物が少なくなったら、器部の傾きを変えて食べ物を深さ方向が深くなる位置にもってくることで、スプーン等で掬い上げ易くなると紹介されている。
また、引用文献2には、食器の一部に湾曲部を設け、食べ物が少なくなったら、その湾曲部に寄せることで、スプーン等で掬い上げ易くなると紹介されている。
しかしながら、いずれも、スプーン等と食器の内面には隙間ができてしまうので、両手が有る程度は自由に使えないと最後まで器用に掬い上げるのは難しい。
本考案は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、食べ物を最後まで容易に掬い上げることができるよう工夫された食器を提供することを、その目的とする。
本考案は上記課題を解決するために為されたものであり、請求項1の考案は、剛性素材で形成され、底部と前記底部の縁から立ち上がった側部とで構成され外側容器部と、弾性素材で前記外側容器部の入れ子状に形成され、前記容器本体の内面側に配置される内側容器部とを備え、スプーン等の掬い具を押しながら当てると、前記内側容器部が弾性変形して前記掬い具の形状に追従することで、前記掬い部と前記内側容器部との間の隙間が埋められることを特徴とする食器である。
請求項2の考案は、請求項1に記載した食器において、外側容器部の側部の内面が角隅部に向かって拡がっており、側部の内面が略垂直に延びた内側容器部との間に逃げ隙間が形成されていることを特徴とする食器である。
請求項3の考案は、請求項1または2に記載した食器において、内側容器部が外側容器部に対して着脱自在になっていることを特徴とする食器である。
請求項4の考案は、請求項3に記載した食器において、内側容器部の開口縁には外方に張り出したフランジ部が設けられ、外側容器部には溝部が設けられており、前記フランジ部の前記溝部への嵌め込みにより一体化されていることを特徴とする食器である。
請求項5の考案は、請求項3または4に記載した食器において、内側容器部の底部に対して上側から押える押えプレートを備えることを特徴とする食器である。
本考案の食器を用いれば、手先の不自由な高齢者でも、食べ物を残さずに掬い上げることが容易になる。
本考案の実施の形態に係る食器の全体斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の断面図である。 図3の内容容器部の弾性変形状態を示す説明図である。 図1における食べ物を掬い上げるときの様子を示す説明図である。
本考案の実施の形態に係る食器1を、図面にしたがって説明する。
図1に示すように、食器1は上方に全面的に開口した皿タイプのものであり、既存の皿に擬した外側容器部3を備えている。皿は、家庭では陶器やガラス等で形成されたものを使用する場合が多いが、この食器1は要介護者に利用してもらうことを想定しているので、外側容器部3は剛性のプラスチック(PP)で形成されている。
図2に示すように、外側容器部3は円板状の底部5と底部5の縁から垂直に立ち上がった環壁状の側部9とで構成されており、底部5の内面7と、側部9の内面11とで囲まれた部分が食べ物の収容側となっている。
図3に示すように、側部9の内面11は傾斜しており、底部5側にいくほど薄肉になっている。底部5の内面7との境界にある角隅部13は丸みが付けられて僅かに窪んでいる。
また、側部9の上端が開口縁15になっており、この開口縁15も丸みが付けられている。開口縁15の近傍には内面11から外面側に向かって延びる溝17(図2)が形成されている。この溝17は内面11の周方向に連続しており、全体として環状溝となっている。
上記した構成の外側容器部3の内面7、11側には内側容器部19が配置されている。
内側容器部19は弾性のゴム(シリコーンゴム)で形成されている。
図2、図3に示すように、円板状の底部21と底部21の縁から垂直に立ち上がった環壁状の側部25とで構成されており、底部21の内面23と、側部25の内面27とで囲まれた部分が食べ物の収容側となっている。どの部位も略同じ肉厚になっているが、その肉厚は外側容器部3の肉厚と比べると格段に薄く、弾性が有ることからシート材のような感触となっている。但し、容器としての保形性は維持しており、外力が加えられなければ、側部25が崩れたり変形したりすることはない。
側部25の上端にある開口縁には外方に延びるフランジ部29が形成されており、上方から見ると、環状になっている。
内側容器部19は外側容器部3より小さく、その内側形状が外側容器部3の外側形状を転写した形状になっている。
符号31は押えプレートを示し、この押えプレート31は円板状になっている。押えプレート31の板面は上記した内側容器部19の底部21の板面より僅かに小さい。押えプレート31もPPで形成されている。
食器1は、上記した外側容器部3と内側容器部19と押えプレート31とで構成されている。
図1に示すように、外側容器部3に内側容器部19が入れ子状に入れられて設置されている。図2に示すように、外側容器部3の底部5の内面7に内側容器部19の底部21の外面が重ね合わされ、外側容器部3の溝17にフランジ部29が嵌め込まれて固定されている。
外側容器部3の側部9の内面11は傾斜しているので、内側容器部19の側部25の外面とは上側では弾接しているが、それより下側では離れており、その間に逃げ隙間33ができている。
内側容器部19は弾性なので、弾性変形させることで外側容器部3内に入れ子状に設置することができると共に、容易に取り外すこともできる。
内側容器部19の底部21の内面23上には、押えプレート31が置かれており、内側容器部19の浮き上がりが防止されている。
この押えプレート31は自重だけで内側容器部19を押えて固定しており、その縁部と内側容器部19の側部25の内面27との間には僅かなクリアランスが残されているので、全体を傾ければ押えプレート31は内部容器部19の側部25側に倒れるので、容易に取り外しができる。
このように、外側容器部3、内側容器部19、押えプレート31は分けることができるので、それぞれ別個に洗浄して衛生的に保管できる。
図4に示すように、この食器1に、スプーンSを差し入れ、内側容器部19の側部25を内面27側から押すと、側部25がスプーンSの形状に追従して逃げ隙間33側に向かって弾性変形していくので、スプーンSと側部25との間には隙間が埋まられて当接した状態となる。
従って、図5(1)に示すように、食器1に入ったスープFの量が少なくなってきたときに、スプーンSで側部25の内面27に寄せて、さらに、スプーンSで内面27を押さえ付けながら移動させると、内側容器部19が弾性変形しながらスプーンSの皿部分S1に追従するので、スプーンSの皿部分S1の縁が内面27に対して摺接して、スープFがスプーンSと内面27との間に逃げ込む隙間を作らない。しかも、逃げ隙間33を利用して側部25は大きく弾性変形できるので、スプーンSの皿部分に載るスープFの量を多くでき、掬い上げの効率が高められている。さらに、残り僅かになるとスープFは角隅部13側に残ることになるが、そこは丸く凹んでいるので、図5(2)に示すように、角隅部13に対してスプーンSの皿部分S1を内側から押さえると、内側容器部19が角隅部13に追従した形状に弾性変形し、角隅部13に少量残ったスープFも無駄なく掬い上げることができる。
以上、本考案の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても考案に含まれる。
例えば、容器部3、19は側部が略垂直に立ち上がっているが、傾斜していてもよい。
1…食器
3…外側容器部 5…底部 7…内面 9…側部
11…内面 13…角隅部 15…開口縁 17…溝
19…内側容器部 21…底部 23…内面 25…側部
27…内面 29…フランジ部
31…押えプレート
33…逃げ隙間
S…スプーン S1…皿部分 F…スープ

Claims (5)

  1. 剛性素材で形成され、底部と前記底部の縁から立ち上がった側部とで構成され外側容器部と、弾性素材で前記外側容器部の入れ子状に形成され、前記容器本体の内面側に配置される内側容器部とを備え、
    スプーン等の掬い具を押しながら当てると、前記内側容器部が弾性変形して前記掬い具の形状に追従することで、前記掬い部と前記内側容器部との間の隙間が埋められることを特徴とする食器。
  2. 請求項1に記載した食器において、
    外側容器部の側部の内面が角隅部に向かって拡がっており、側部の内面が略垂直に延びた内側容器部との間に逃げ隙間が形成されていることを特徴とする食器。
  3. 請求項1または2に記載した食器において、
    内側容器部が外側容器部に対して着脱自在になっていることを特徴とする食器。
  4. 請求項3に記載した食器において、
    内側容器部の開口縁には外方に張り出したフランジ部が設けられ、外側容器部には溝部が設けられており、前記フランジ部の前記溝部への嵌め込みにより一体化されていることを特徴とする食器。
  5. 請求項3または4に記載した食器において、
    内側容器部の底部に対して上側から押える押えプレートを備えることを特徴とする食器。
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