JP3192905U - 美容用具セット - Google Patents

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Abstract

【課題】生体への浸透で美容、美髪効果が高い、高濃度の重炭酸イオン水とアンチエージング/抗酸化機能を発揮し、カルキを除去できる水素イオン水が迅速簡易に得られ、溶解後ただちに洗顔や洗髪しながらきれいになったお肌に随時フェイスパックができ、フェイシャルケアの後、髪の洗浄も行える、一連の美容法に適用できる美容用具セットを提供する。
【解決手段】少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤2と、少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体3と、フェイスパックマスクシート4の少なくとも3構成物質から成り、この3構成要素を1セットとし同梱包装したことを特徴とする
【選択図】図1

Description

本考案は美容用具セット及び美容システムに関し、詳しくは洗顔およびフェイシャルスキントリートメントからフェイスパック最後に洗髪までの一連の美容用法に用いることができる美容用具セット、及び一連の美容具用法の美容システムに関する。
従来、炭酸ガスがお肌の美容に良いことが知られており、炭酸ガスボンベを用いた炭酸ミストと美容成分を顔に吹きかけたり、重曹と有機酸からなる炭酸ガス発生温水をフェイスパックマスクに含浸させてパックする(特許文献1参照)ことや、重曹とクエン酸などの有機酸を混合した錠剤を湯水に溶解させて炭酸ガスを発生させ、この炭酸ガスを中性pHとすることで重炭酸イオンに変化させフェイスパックマスクシートに含浸させて顔にパックする(特許文献2参照)ことなどが知られている。
特許文献1及び2に記載の技術は、フェイスパックマスクに含浸させてフェイスケアに供する炭酸水や重炭酸イオン水を肌に浸透させることに着目して成されているものであり、フェイスマスクと重曹や有機酸紛体からなる一体型フェイスパック美容具や、フェイスマスクと重曹と有機酸からなる錠剤を組み合わせ美容具セットとして提案されてきた。本考案者らはこれらの方法では重曹と有機酸が紛体・粒体の場合には湯水に溶解する時点で湯水の表面で紛体がすべて発泡してしまい炭酸ガスのほとんどは空気中に揮散してしまう欠点があり、重曹と有機酸が錠剤の形をしていても錠剤が溶解した湯水のpHが酸性の場合は発生した炭酸ガスが激しく反応し、径が大きな泡のため直ちに空気中に飛散してしまったり、錠剤の溶解に時間がかかり簡易な美容システムにはならない欠点がある。また錠剤が中性で重炭酸イオンを主体とする場合は特に溶解が遅く、底が浅い洗面器等では、炭酸ガスのほとんどは空気中に逃げてしまい、フェイスマスクに浸漬しても有効成分の重炭酸イオンや水素イオンは殆ど存在せず、高い美容、美髪効果を発揮するのは難しいという欠点があることが分かった、またたとえ錠剤硬度が十分高く内部は酸性として発泡し、外部の湯水は理想的な中性pHにできたとしても、錠剤の溶解に時間がかかりすぎてしまい、美容システムとしては簡易、即時性がなく使用方法としてストレスが高いものになってしまという欠点があり、商品としては十分ではないということが判明した。そういう意味から実際の商品としては価格が高く、手軽ではないが、効果が高い炭酸ガスボンベを使った炭酸ガスと美容液を組み合わせ顔に吹き付ける炭酸ミスト方式が主流となっており、価格や簡易性で問題があった。
特開2013−053147号公報 特開2013−129654号公報
そこで本考案の課題は、生体への浸透で美容、美髪効果が高い、高濃度の重炭酸イオン水とアンチエージング/抗酸化機能を発揮し カルキを除去できる水素イオン水が迅速簡易に得られ、溶解後ただちに洗顔や洗髪しながらきれいになったお肌に随時フェイスパックができ、フェイシャルケアの後、髪の洗浄も行える、一連の美容法に適用できる美容用具セット及び美容システムを提供することにある。
上記課題を解決する本考案は、下記構成を有する。
1.少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤と、
少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体と、
フェイスパックマスクシートの少なくとも3構成物質から成ることを特徴とする美容用具セット。
2.前記錠剤が、直径及び厚みが各々7mm以上であり、
前記粉粒体が、直径及び厚みが各々3mm未満であること、
を特徴とする上記1に記載に美容用具セット。
3.前記錠剤が、重炭酸塩とポリエチレングリコールを含有する造粒物に、有機酸を加え錠剤とした固形物であり、錠剤硬度が15kgf以上であり、
前記粉粒体が、重炭酸塩と有機酸の紛・粒体混合物であること、
を特徴とする上記1又は2に記載の美容用具セット。
4.有機酸が少なくともコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを含むことを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の美容用具セット。
5.少なくとも重炭酸塩、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤を湯水に溶解させ一定時間炭酸ガスを発泡する間に、この湯水に少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体を溶解させ、この湯水を洗顔、洗髪に使用し、合わせてフェイスパックマスクシートに湯水を浸漬しフェイスパックトリートメントが可能な構成から成ることを特徴とする美容システム。
6.前記錠剤が、直径及び厚みが各々7mm以上であり、
前記粉粒体が、直径及び厚みが各々3mm未満であること、
を特徴とする上記5に記載に美容システム。
7.前記錠剤が、重炭酸塩とポリエチレングリコールを含有する造粒物に、有機酸を添加して造粒物とした錠剤であり、錠剤硬度が15kgf以上であり、
前記粉粒体が、重炭酸塩及び有機酸を添加して造粒物とした混合粉粒体であることを特徴とする上記5又は6に記載の美容システム。
8.有機酸が少なくともコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを含むことを特徴とする上記5〜7のいずれかに記載の美容システム。
請求項1から4に示す考案によれば、生体に浸透し古い角質を溶解し,髪のケラチンの汚れを取る美容効果の高い、炭酸ガスから生成する重炭酸イオンを迅速に高濃度に得られ、用具の保管、準備から、洗顔、フェイスパックや髪の洗浄までが極めて簡易に迅速に且つ低価格で可能となる一連の美容用法に適用できる美容用具セット又は美容システムを提供することができる。
特に、用意した洗面器の湯水に美容セットの袋を開けるだけで、錠剤と粉粒体およびフェイスパックマスクシートが同時に水に浸漬し、まず紛体が直ちに溶解し湯水のpHを中性にコントルールし、続いて錠剤の溶解が始まり炭酸ガスの発泡がゆっくり継続的に行われ、発生した炭酸ガスは効率よく重炭酸イオンと水素イオンに変化し、有効成分として高濃度に湯水に溶解し蓄積してゆく、この湯水は操作後直ちに洗顔を始められ、お肌がきれいになったら、水に浮かんで自動的に湿潤し広がったフェイスパックマスクシートを開いて顔に載せ、フェイシャルケアをおこなうことができ、一定時間顔に載せフェイスケアをしたら、そのフェイスパックマスクシートで髪を拭きヘアケアを行うこともでき、洗面器の残り湯で洗髪したのち、フェイスパックマスクシートで髪を拭きケアすることもできる。、本考案の美容具セットは一度溶解した湯水で効果的に洗顔、洗髪ができお肌や髪を洗浄しながら必要に応じ、フェイスパックマスクシートでお肌も髪をパックケアすることができる利便性に優れたものであり、お肌や髪のケラチン組織へ美容効果の高いトリートメントを簡易に一度で行うことができる。
本考案によれば、錠剤、粉粒体、フェイスパックマスクシートの3構成物質が一体で収納され、取扱性が容易で、簡単溶解し、迅速に、洗顔、洗髪又はパックトリートメントができる点にあるが、もし従来技術のように溶解後中性となる一剤からなる錠剤だけで目的を達成しようとすると、中性pHでは激しく炭酸ガスを発泡させることができず、準備してすぐ洗顔したりパックしたりすることができず、発泡が完全に終わるまで10分程度の長時間待たなければならず、湯水の温度が下がってしまい、気持ち良い美容操作ができなくなってしまう。
また、迅速性を求めて、溶解性の良い粉粒体からなるセットの場合には、洗面器の湯水の表面で炭酸ガスは発泡して溶解してしまい、炭酸ガスがすべて空気中に飛んでしまう欠点がある。この場合は単なる重炭酸ナトリウム(重曹)水となってしまい、何らの美容効果も診られない。そのため本考案では、投入後直ちに湯水に溶解し中性pHを維持する重炭酸と有機酸塩粉粒体とがゆっくり溶解しながら炭酸ガスを発泡する、炭酸ガス発泡錠剤および小さくたたんだフェイスマスクを一体包装し、同時に湯水に投入し、溶解させることで目的を達成できる。すなわち、大切な有効成分は発生した炭酸ガスが中性pHによって自動的にフリーの重炭酸イオンと水素イオンに解離することであり(HO・CO→−HCO+H)優れた洗浄力とパックによるお肌や髪への浸透で優れた抗酸化能、アンチエージングトリートメント効果をも発揮する点にある。
この際に湯水に最初に溶解させる粉粒体は溶解後湯水のpHを6から8の範囲の中性領域にする必要があり、同時に投入される錠剤は、効率よく一定径以下のミクロサイズの炭酸ガス泡を発生させ続けられる一定硬度以上の高い硬度の錠剤である必要がある。
本考案において、「湯水」とは、いわゆる水、若しくは加温乃至は加熱してある湯又はこの両者の混合物をいう。なお、本考案において、「量」は特に断りのない限り「質量」を表し、「%」は特に断りのない限り「質量%」を表し、「部」は特に断りのない限り「質量部」を表す。
本考案に係る美容用具セットの一実施例を示す概略構成図
以下、本考案に係る美容用具セット及び美容システムについて詳細に説明する。
本考案の美容用具セットは、少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤と、少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体と、フェイスパックマスクとの3構成物質の組合せから成る。
具体的なセット構成例としては、3構成物質を一体で密封包装されたものであり、例えば、図1に示すように、錠剤2、粉粒体3、フェイスパックマスクシート4から成る構成を1セットとし、これを同梱包装された美容用具セット1を挙げることができる。
本考案の美容システムは、上記した構成の美容用具セットの1セットを用い、先ず、前記構成の包装体を開封し、同時に湯水に投入できるようになしてある。
まず粉粒体が溶解し、続いて錠剤の溶解が始まり炭酸ガスが発生し速やかに重炭酸イオンと水素イオンに変換され洗顔、洗髪又はトリートメント効果を発揮する、次に、この湯水が含浸し膨潤したフェイスパックマスクシートを用いてフェイスパックやヘアパックを行うことができる構成のシステム化された美容システムである。
本考案の美容用具セットは、上記した錠剤と粉粒体とフェイスパックマスクシートとの組合せを1体セット構成とするが、販売に際しては1セット乃至は複数セットが別に包装され使用時同時投入できるような状態で販売されることも好ましい。
尚、本考案の美容システムは、上記した構成の美容用具セットを用いることが好ましいが、錠剤、粉粒体、フェイスパックマスクシートが各々別個にパッケージ化されたものから個別に取り出し、同時投入でなく好みで順番に溶解して使用する構成の場合も、本考案の美容システムと同様の構成により用いることができるため本考案に包含される。
尚また、錠剤、粉粒体、フェイスパックマスクシートは、1セット毎にパッケージ化されたものに限定されず、錠剤のみ1錠乃至は複数錠が個別パッケージ化されたものと、粉粒体のみ1回分乃至は複数回分が個別パッケージ化されたものと、フェイスパックマスクシートのみ1枚乃至は複数枚が個別パッケージ化されたものというように別個にパッケージ化された構成であっても、使用者が本考案の目的に応じ使用できるよう工夫されていれば、各個別パッケージから1回分の美容用法に用いる錠剤と粉粒体とフェイスパックマスクシートを取り出して、前記した本考案の美容システムと同様の構成により用いることができれば、いずれでも本考案に包含される。
次に本考案の美容用具セット、美容システムに用いられる錠剤、粉粒体、フェイスパックマスクについて詳説する。
本考案に用いられる錠剤は、本考案では最初に溶解する重曹と有機酸の紛体もしくは粒体が湯水のpHを中性として調整し、その後硬度の高い錠剤から錠剤中で中和反応して発生する炭酸ガスを効率よく重炭酸イオンに変化させ有効成分とするものである。
錠剤は酸性なほど反応を効率よく、最大に発泡させ継続的に一定時間内に、水中に溶解する炭酸ガス濃度を高められ、溶解した炭酸成分を高濃度の重炭酸イオンと水素イオンにすることができる。
本考案では、粉粒体が溶けた湯水に、硬度の高い錠剤が投入され、錠剤内部でミクロサイズの炭酸ガスが適度な速度で発生することにより、水中での炭酸ガスの重炭酸への変化と溶解、蓄積が容易に起こり、錠剤中では弱酸性でありながら溶解した大量の湯水は粉粒体によって中性に保たれ、炭酸ガス成分はすべて重炭酸イオンとして溶解し有効な成分として使われる。
本考案のこの効果は、重炭酸塩に対する、ポリエチレングリコールの量及び有機酸の量を規定し、それぞれを一定比率内の条件で混合し、圧縮成型をして錠剤を作る際、錠剤硬度を15kgf以上の高い硬度に作成することで、本考案の効果が最大に発揮される。望ましくは錠剤硬度は15kgf以上であり、より好ましくは28kgf以上である。
さらに本考案では、粉粒体も錠剤も製造においては共通の組成、素材を用いて重炭酸塩の混合物と有機酸の混合比率を変えるだけで、粉粒体や錠剤のpHをコントロールして一方を紛体のまま、一方を高圧打錠することで2成分を作り分けることができる。
粉粒体と錠剤の基本成分である重炭酸塩造粒物および有機酸造粒物は、粉粒体として利用するか、打錠成形して錠剤として利用するかは両造粒物の混合比を変え自由に作り分けることができる。いずれの成分も、使用する前にポリエチレングリコールで、コーテイングして作成された造粒物であることにより、その効果が大きく発揮され、また粉粒体でも錠剤であってもミクロサイズの泡を発生させ、効率よく重炭酸イオンに変換するために、効率的である。
また錠剤として利用する場合には、錠剤の直径と厚みがそれぞれ7mm以上であることにより本考案の効果が大きく発揮される。粉粒体として利用する場合にはそのサイズは3mm未満でなければ本考案の効果を発揮することができない。
また有機酸としてはコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを用いることが他の有機酸を用いた場合より、その中和反応がより効果的に起きるため、本考案の効果をより顕著に発揮することができ、特にクエン酸を用いた場合に最高の美容美髪効果を発揮する事が確認されており、使用するクエン酸の量と、無水炭酸ナトリウムなどの無水物の量を規定して錠剤を一定サイズの大きさで且つ一定硬度以上にすることで、錠剤のpHがたとえ中性であっても効率よく炭酸ガス発泡反応を起こさせることができ好ましいことである。
そして重炭酸塩を流動層で造粒し造粒物を得る場合、実質的に空気を攪拌作用として使用しない機械式流動層造粒機を用いた場合において、錠剤の硬度を著しく高められる。機械式撹拌方式の流動層としては、撹拌に空気を用いた流動を行わず、プロペラなどの機械式羽などを用いて粉体を流動させるため、造粒中に湿気のある空気から持ち込まれる水分を吸湿することもなく、造粒中に減圧ポンプで真空にすることも可能となり、ポリエチレングリコールの量を下げて造粒できるため、中和反応をより活発にしながら、発泡する泡の径を小さくできる効果が発揮でき、錠剤を高い硬度にするため好ましく使われる。
実質的に空気を攪拌作用として使用しない機械式流動層造粒機とは、横型ドラムの中にすき状ショベルを配し、遠心拡散及び渦流作用を起こさせ、三次元流動させる混合機のことで、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)として市場で販売されている。
本造粒機には、減圧するための真空ポンプが付いていることがより好ましい。即ち、冷却時に減圧し、少しでも水分が飛ぶように操作して、本考案の効果を向上させる上で好ましい。更に、造粒した顆粒が冷却時に粗大粒子になるのを防止するためのチョッパーが付いていることが好ましい。即ち、チョッパーを冷却時に作動させて、整粒することにより、本考案の炭酸ガス泡の径をミクロサイズにより小さくする効果が発揮されより好ましい造粒方法となる。
本考案ではもっとも好ましい製造方法は、重炭酸ナトリウムをポリエチレングリコールと機械式撹拌方式を用いた流動層造粒機によって造粒し、この造粒物に一定比率の量のクエン酸を加え必要に応じポリエチレングリコールを加え、混合後、粉粒体を得るか、硬度15kgf以上になるように高圧で圧縮成型し打錠して錠剤を得るかして使い分けることができる
もちろんクエン酸を主とする混合物もポリエチレングリコールで造粒することが好ましいが、コストの点からは、どちらか一方を造粒し、片方は混合するだけで製造することが望ましい。
本考案で使用するPEGは、平均分子量が4000〜8000のものが本考案の効果を奏する点で好ましい。ロータリー式打錠機の如き圧縮成形打錠機による成形安定性、杵付着耐性、キャッピング、錠剤成型速度の向上の点より、平均分子量6000程度のPEGが、造粒結果を好ましいものとして、錠剤を水中に溶解した場合、炭酸ガス成分を重炭酸イオンに最大に溶解させることができ、厚みも直径も大きくなるほど、本考案の効果を顕著にできる。
本考案には、粉粒体および錠剤には、その他の成分(添加物)を必要に応じて混合することができる。重炭酸造粒物には、重炭酸塩として炭酸水素ナトリウムもしくは炭酸水素カリウムが主成分として使われ、その他の添加物として、香料、色素、界面活性剤等および必要に応じ炭酸ナトリウムなどの無水物が挙げられる。
有機酸の造粒物にはクエン酸や、炭酸ナトリウムなどの無水物や、香料、色素、界面活性剤等およびポリエチレングリコールなどが望ましい添加物として挙げられる。
錠剤を作製する圧縮成形には、公知の圧縮成形機を特別の制限なく使用でき、例えば、油圧プレス機、単発式打錠機、ロータリー式打錠機、ブリケッティングマシンなどを用いることができる。この打錠機などに用いる杵の大きさは、杵が円形である場合は直径が7mm以上、特に好ましくは10mm以上であることが好ましく、杵が三角形や四角形の場合、円形杵に換算して直径が7mmから10mm以上となるものが好ましい。そして杵の厚みについても同様である。円形の打錠品を得る場合、錠剤の直径は7mm以上特に好ましくは10mm以上とされ、厚みも同じような7mm以上特に好ましくは10mm以上とされる、三角形や四角形等の錠剤とされる場合、円形錠剤に換算して、直径及び厚みの各々が7mm以上とされることが好ましい。
上記のように、錠剤は必ずしも平面を持つ円形でなくてもよく、7mm以上の固形物で、硬度が15kgf以上、望ましくは28kgf以上であれば、楕円形でもタブレットでも球体でも、形は何ら制限されない。
堅い固体中でミクロサイズの発泡をゆっくり起こし、液中への炭酸ガスの溶解がより効率的に行われれば、どのような形状でもよく、硬度は高いほど錠剤中での炭酸ガスの発生により浴中への炭酸ガスが溶解しやすくなり、泡の径などが細かくなっていることが推定され、好ましい結果を生じる。
本考案における硬度については一般に市販されている錠剤硬度計で測定した値である。一般的な破壊硬度や、マイクロビッカース硬さ試験機(公序良俗違反につき、不掲載)を用いて、測定した値でもよい。
錠剤の破壊強度を測定することは、直径方向の硬度測定方法として岡田精工社製デジタル錠剤硬度計ニュー・スピードチェッカーTS75NLを用いて錠剤の硬度[kgf]を測定した。この場合は硬度に再現性がありビッカース硬さ及び直径方向の破壊強度を表す硬度の両方で測定した。
本考案の化合物以外の化合物はできるだけ添加しないことが望ましいが、別の酸性成分やアルカリ成分を添加することができる。
上記したように、本考案の必要成分を本考案の量比で添加した上で、本考案の効果が充分なようにペーハー調整剤を添加することは望ましい実施態様である。
以下、本考案をさらに説明するが、本考案の態様はこれらに限定されるものではない。
粉粒体もしくは錠剤を作成するもとになる、紛体造粒は、松坂技研社製レディゲミキサーを使って以下のようにおこなったが、これに限定するものではない。
23℃50%RHに空調された造粒室に松坂技研社製レディゲミキサーVT1200改良型を設置し、炭酸水素ナトリウムを規定量投入し、回転数115rpmで攪拌しながら、ジャケットに規定温度の温水を循環させ粉体温度を上げてから規定温度に到達したところで、PEG#6000を投規定量投入する、粉体温度が規定温度に達し一定時間経過したら造粒を終了し、ジャケットの水の温度を下げ温水を置き換え、加えて10トールの減圧下で冷却する。粉体温度が約35℃に到達したら、底部排出口より、粉体を排出し、密閉容器に保管し、造粒物を得る方法によった。
そして 具体的には下記の手順で造粒物AとBを作成しこれを混合して粉粒体、もしくは圧縮成形して錠剤を作成し、それぞれをフェイスマスクと組み合わせ美容効果を確認した。
粉粒体A1の作成
松坂技研社製レディゲミキサーVT1200改良型に炭酸水素ナトリウム460kg、炭酸ナトリウム12kg、ポリエチレングリコール#6000の32kgを加え62℃にて造粒し、終了後、冷却水で間接的に粉体を冷却し、造粒物A1を得る。
粉粒体B1の作成
同じく松坂技研社製レディゲミキサーVT1200改良型にクエン酸60kgとPEG#6000の10kgを添加し、62℃にて造粒し、終了後冷却して造粒物B1を得た。
この造粒物A1とB1を使って、各々の紛体の混合比率を変え、粉粒体および成形後の錠剤のpHを変化した。さらに臼杵のサイズを変えることで、直径や厚みを変化し、打錠圧力を変えることで、錠剤硬度を変化していろいろな性能の錠剤を作成した。
試作した粉粒体の平均粒径は0.4mm程度であったが、それぞれの粉粒体を用いて 別の造粒 機で粒径を変化し。元の0.4mmに1mm、3mm、7mmのものを作成し、評価した。
粉粒体10gが1L(リットル)に溶解した場合の湯水のpHはおおよそ5.0、6.0、7.0、8.0、9.0となるよう、粉粒体のA1とB1の比率を変化して調整した。
圧縮成型機で打錠し、試作した錠剤の直径は、5mm、7mm、10mm、20mm、30mmで打錠し、これらのサイズで圧力を変化し、硬度は5kgf、10kgf、15kgf、30kgf、50kgfと変化して作成することができた。
これら試作した本考案の錠剤を湯水に溶解させることにより、洗顔、洗髪又はフェイストリートメントやヘアケアに用いる実験をかさね、湯水に本考案の粉粒体・錠剤およびフェイスパックマスクシートを一度に投入することが簡易で迅速に且つ洗浄効果と美容、美髪効果を最大にできるシステムであることを見出したものである。
本考案の美容用具セットと美容システムは、一度に湯水に投入することで、まず粉粒体が直ちに湯水に溶解し、直後、錠剤から発生する炭酸ガスの泡を楽しみながら手で洗顔を何度か行い、お肌の汚れを洗浄する。泡を顔の当てながら顔の洗浄が十分終わったら、この時には液中には錠剤から発生した炭酸ガスが変化した重炭酸イオンと水素イオンが高濃度に溶解しているはずであるから、この液をフェイスパックマスクシートに十分含浸させフェイシャルケアを5分から10分程度おこなう。その後パックを外し、残り湯で髪の毛と頭皮を十分洗浄し、ケアを終了する。
本考案の粉粒体の瞬間的な溶解と、その後の錠剤の継続的な溶解発泡で炭酸ガスが継続的に発生、重炭酸イオンと水素イオンの溶解が設計通り行われ、フェイスパックマスクシートに有効成分が十分含浸することができ、美容効果を発揮する、この一連の操作で、お肌も髪の毛も、洗浄だけでなく、パック効果も発揮され、イキイキ・すべすべ、つやつやとなって生き返るような美容効果となって現れるのである。
きれいに洗浄された後のお肌へのフェイスパックケア効果は重炭酸イオンと新鮮な水素イオン及びカルキ除去効果によるもので、さわやかなすばらしい爽快感を与えるものである。
また有機酸としてフマル酸やコハク酸、リンゴ酸、クエン酸によるお肌膨潤効果、特にクエン酸と合わせて、重炭酸イオンや水素イオンが使われるとき最大の相乗効果を与えることが実感できる
この効果は重曹とクエン酸を粉粒体単独で使って溶解し、同じように洗浄後フェイスパックした場合、全く感じられない。解析の結果、炭酸ガスが湯水の液表面でサッと発泡し 空気中にすべて逃げてしまい、美容効果が全く発揮されないためであり、原因は重炭酸イオンや水素イオンが炭酸ガスの解離によって生成しないからであることが判り、この場合は美容効果はほとんど感じられず、後で水で流せば、スベスベもツルツル等何も残らないお肌効果しか感じられず、髪の毛の生き生き感も全く生まれなかった。
一方、錠剤を単独で湯水に溶かした場合には、10分から15分程度の時間をかけてゆっくり錠剤が溶けた後に使用すれば重炭酸イオンも水素イオンも十分な濃度となるが、それでは湯水の温度が冷めてしまったり、泡が出終わってしまい、顔にあたる泡を楽しむことが出来ず、迅速簡易な手軽な美容システムにはならない。
粉粒体と錠剤およびフェイスパックマスクシートを一緒に投入し、中性pHで継続的に炭酸ガスを発生させ、重炭酸イオンと水素イオンに解離変化させ、有機酸との相乗効果でお肌や髪への美容効果を発揮させることが本考案のもっとも大切な効果となることが判る。
本考案に用いられる錠剤は、直径及び厚みが各々7mm以上である構成により且つ硬度が15kgf以上 望ましくは28kgf以上であることが、マイクロバブル状の細かい炭酸ガス気泡を効率よく発生させ、中和反応で大量の重炭酸イオンと水素イオンを継続的に溶解させる効果が発揮される。錠剤の直径や厚みが小さいと泡のサイズは大きくなりほとんどが空気中に逃げてしまい、本考案の効果は発揮されずらくなる。重炭酸塩をポリエチレングリコール(「PEG」)で被覆し、有機酸はPEGで被覆せず、PEGで被覆された重炭酸塩造粒物に、有機酸とPEGとを加え錠剤とする構成を採用することにより、PEG被覆された重炭酸塩よりもPEG被覆されていない有機酸の方が先に湯水に溶解し、本来の錠剤組成は中性であるにもかかわらず、錠剤中が酸リッチの状態となり弱酸性となるため、非常に微細な炭酸ガス泡を激しく発泡し続け、有効成分の湯水に対する溶解量を飛躍的に増大させることができる。
炭酸ガスが解離し高濃度に溶解した重炭酸イオンと水素イオンは、洗顔でもフェイスパックでも、中性pHの血管に、そのまま吸収され、毛細管を拡げ、表皮の血流を著しく高めて顔面や頭皮の血行と代謝を促進し、皮膚のタンオーバーを高め、クエン酸などの有機酸が肌を膨潤させ、毛穴の洗浄を促し お肌の黒ずみを取り、お肌を生き生きと、ハリを持たせ、高い美肌、美髪効果を発揮する。
硬度が、例えば15kgf未満の錠剤や直径及び厚みが7mm未満である錠剤では、炭酸ガス発泡の泡径が大き過ぎ、湯水に炭酸ガスが溶解する前に空中に飛散してしまうこととなるだけでなく、泡同士が衝突合併し益々大径の泡となり、空中飛散を増やしてしまい効果を減じてしまう。
また粉粒体の径が3mm以上の場合、粉粒体と錠剤を同時に投入した場合、湯水が直ちに中性にならず 湯水が酸性のままとなり炭酸ガスが空気中に飛散してしまい、美容効果を発揮することは出来なくなる。特に朝の忙しい中で、錠剤が溶け切り充分な濃度の重炭酸イオンや水素イオンが発生するのを待つのは難しい。一般に、準備したら、すぐ洗顔、フェイスパックができなければ、迅速容易な美容パックとは言えない。
ところが、本考案においては、溶解直後に粉粒体がまず瞬間溶解し、湯水のpHは中性となり錠剤から発生した炭酸ガスは効率よく、重炭酸イオンと水素イオンに変化でき、直ちに洗顔でも洗髪でも始めることができ、また発泡する泡を顔に当て楽しみながらの洗顔ができ、実際の美容効果も最初から発揮することができ、随時フェイスパックマスクシートを拡げれば、随時顔でも髪でもパックケアができる点が優れている。
錠剤だけで同じようなことをしても溶解後10分たたなければ同じような美容美髪効果は得られず その間何もしないで待つことは大変難しかった。
本考案のごとく、3mm未満の粉粒体と7mm以上の錠剤およびフェイスパックマスクシート、この3点が同時に湯水に投入できる美容用具セットが、迅速簡易で且つ高い美肌美髪効果を発揮するキーとなることが判る。
尚、本考案に用いられるフェイスパックマスクシートは、粉粒体と錠剤と一緒に包装され、同時に-湯水に投入されるよう小さくコンパクトにたたまれており、、湯水に投入され、膨潤しながら広がるものが良く、投入後は随時顔でも髪でもケアできる状態になることが望ましい。
粉粒体がまず溶解し、錠剤の発泡が始まると同時にフェイスパックマスクシートも、少しずつ開きながら膨潤し、洗顔後や洗顔途中でも必要な時いつでもフェイスパックできるよう準備される。発泡の途中でも湯水から取り出され、フェイスパックとして顔のケアや髪のケアに利用しても効果が発揮される。
本考案の錠剤及び粉粒体に用いられる有機酸、PEG及び無水物としては、公知公用のものを特別の制限なく利用することができる。その用法及び用量についても同様である。
本考案に用いられるフェイスパックマスクシートは、小さく20から30mm程度に乾燥圧縮包装され、粉粒体や錠剤と同梱され、湯水に投入と同時に湯水を保持し広がることができる公知公用の市販のいずれのものも特別の制限なく使用することができる。
本考案に用いられるフェイスパックマスクは、レーヨン等の合成樹脂製不織布や水不溶性基材に水溶性フィルムを積層した構成(例えば、特表2009−541301号参照)等のいずれの構成であってもよい。
また、紙、コットン、布製など、形状は、目、鼻孔(鼻)、口の部分に開口部乃至は切込部を有し、顔面形状に合わせたものが好ましい。また、フェイスパックマスクシートは、顔面形状全体に合わせた1枚のシート状(又はフィルム状)であってもよいし、例えば、目より上の額部シート(又は額部フィルム)と目より下の顔面下半部シート(又は顔面下半部フィルム)との組合せのように複数パーツに分割されたものを組み合わせて用いられる構成のものであってもよい。
本考案の美容用具セットは粉粒体・錠剤、フェイスパックマスクシートが一体で包装されていることが好ましいが、複数パーツに分割されたものとしては、2分割、3分割等の多分割の他、デコルテ用(例えば、特開2002−336046号、特開2009−240788号参照)、鼻部用(例えば、特表2003−518009号参照)又は口唇用(例えば、実用新案登録3110419号参照)等を付加又は付属したもの等、公知公用のいずれの構成をも使用することができるが、本考案の趣旨は3抗生物質が同時に投入して使用する場合に大きな効果を発揮することは前期までの述べたとおりである。
1 美容用具セット
2 錠剤
3 粉粒体
4 フェイスパックマスクシート
本考案は美容用具セットに関し、詳しくは洗顔及びフェイシャルスキントリートメントからフェイスパック最後に洗髪までの一連の美容用法に用いることができる美容用具セットに関する。
1.少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤と、
少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体と、
フェイスパックマスクシートの少なくとも3構成物質から成り、
この3構成要素を1セットとし同梱包装したことを特徴とする美容用具セット。
5.少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤と、
少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体と、
フェイスパックマスクシートの少なくとも3構成物質から成り、
この3構成要素を1セットとし同梱包装した構成であり、
前記少なくとも重炭酸塩、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤は、湯水に溶解させ一定時間炭酸ガスを発泡させるのに用いられるものであり
前記少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体は、前記湯水に溶解させるのに用いられるものであり
この湯水は、洗顔、洗髪に使用できるものであり
合わせて前記フェイスパックマスクシートは、この湯水浸漬しフェイスパックトリートメントをするのに用いられるものであることを特徴とする美容用具セット
6.前記錠剤が、直径及び厚みが各々7mm以上であり、
前記粉・粒体が、直径及び厚みが各々3mm未満であること、
を特徴とする上記5に記載に美容用具セット
7.前記錠剤が、重炭酸塩とポリエチレングリコールを含有する造粒物に、有機酸を添加して造粒物とした錠剤であり、錠剤硬度が15kgf以上であり、
前記粉粒体が、重炭酸塩及び有機酸を添加して造粒物とした混合粉粒体であることを特徴とする上記5又は6に記載の美容用具セット
8.有機酸が少なくともコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを含むことを特徴とする上記5〜7のいずれかに記載の美容用具セット
実質的に空気を攪拌作用として使用しない機械式流動層造粒機とは、横型ドラムの中にすき状ショベルを配し、遠心拡散及び渦流作用を起こさせ、三次元流動させる混合機のことである
本考案における硬度については一般に市販されている錠剤硬度計で測定した値である。一般的な破壊硬度や、マイクロビッカース硬さ試験機を用いて、測定した値でもよい。

Claims (8)

  1. 少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤と、
    少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体と、
    フェイスパックマスクシートの少なくとも3構成物質から成ることを特徴とする美容用具セット。
  2. 前記錠剤が、直径及び厚みが各々7mm以上であり、
    前記粉粒体が、直径及び厚みが各々3mm未満であること、
    を特徴とする請求項1に記載に美容用具セット。
  3. 前記錠剤が、重炭酸塩とポリエチレングリコールを含有する造粒物に、有機酸を加え錠剤とした固形物であり、錠剤硬度が15kgf以上であり、
    前記粉粒体が、重炭酸塩と有機酸の紛・粒体混合物であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の美容用具セット。
  4. 有機酸が少なくともコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の美容用具セット。
  5. 少なくとも重炭酸塩、ポリエチレングリコール及び有機酸を含有する錠剤を湯水に溶解させ一定時間炭酸ガスを発泡する間に、この湯水に少なくとも重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウム)及び有機酸を含有する粉粒体を溶解させ、この湯水を洗顔、洗髪に使用し、合わせてフェイスパックマスクシートに湯水を浸漬しフェイスパックトリートメントが可能な構成から成ることを特徴とする美容システム。
  6. 前記錠剤が、直径及び厚みが各々7mm以上であり、
    前記粉・粒体が、直径及び厚みが各々3mm未満であること、
    を特徴とする請求項5に記載に美容システム。
  7. 前記錠剤が、重炭酸塩とポリエチレングリコールを含有する造粒物に、有機酸を添加して造粒物とした錠剤であり、錠剤硬度が15kgf以上であり、
    前記粉粒体が、重炭酸塩及び有機酸を添加して造粒物とした混合粉粒体であることを特徴とする請求項5又は6に記載の美容システム。
  8. 有機酸が少なくともコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸のいずれか一つを含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の美容システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016124805A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社バスクリン シート状パックキット

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