JP3186879U - 炭酸パック - Google Patents

炭酸パック Download PDF

Info

Publication number
JP3186879U
JP3186879U JP2013004455U JP2013004455U JP3186879U JP 3186879 U JP3186879 U JP 3186879U JP 2013004455 U JP2013004455 U JP 2013004455U JP 2013004455 U JP2013004455 U JP 2013004455U JP 3186879 U JP3186879 U JP 3186879U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pack
carbonated
raw material
citric acid
carbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013004455U
Other languages
English (en)
Inventor
知靖 野村
Original Assignee
株式会社アートクライム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アートクライム filed Critical 株式会社アートクライム
Priority to JP2013004455U priority Critical patent/JP3186879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3186879U publication Critical patent/JP3186879U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】本考案は、全ての成分がオールインワンであり、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮する炭酸パックを提供する。
【解決手段】本考案に係る炭酸パック1は、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料2を袋状の収容材3に収容した構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、炭酸パックに関し、詳しくは、全ての成分がオールインワンであり、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮する炭酸パックに関するものである。
従来知られている洗顔等に使用される炭酸パックは、例えば、1剤、2剤と2つに分包されており、1剤が炭酸水素ナトリウム(有機塩)を含有したジェル状のもの、2剤がクエン酸、コハク酸、リンゴ酸等などの酸性の粉末状のものになっており、これらをカップに入れ混合して発泡させ、洗願等の用途に使用するものである。
しかし、このような従来の2つに分包された炭酸パックの場合、1剤、2剤が分包されているので実際の使用時に両者を混ぜることが必要で煩雑であること、また、2つに分包された炭酸パックは持ち運び、保管に不便であること等の問題を包含していた。
特許文献1には、本考案の関連技術として、炭酸水素ナトリウムを含む第1剤と、前記炭酸水素ナトリウムと水の存在下で混合したときに気泡を発生するクエン酸、酒石酸、乳酸及びアスコルビン酸のうちの1又は2以上の成分を含む第2剤と、を有し、発泡剤によりマッサージ効果を得る発泡性粉末化粧料が提案されている。
しかし、特許文献1の発泡性粉末化粧料の場合も、上述した場合と同様、第1剤と第22剤とを必須とすることから、実際の使用時の煩雑さ、持ち運び、保管の不便さを伴うものであった。
特開平5−229933号
本考案が解決しようとする問題点は、全ての成分がオールインワンであり、持ち運びや保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮するような炭酸パック原料を収容した炭酸パックが存在しない点である。
本考案に係る炭酸パックは、発泡基剤である炭酸塩、水溶性酸を主成分とし、造粒用製剤、及び無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、炭酸塩、水溶性酸の双方又は一方が造粒用製剤又は無水増粘剤によりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とするものである。
請求項1記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸塩、水溶性酸を主成分とし、造粒用製剤、及び無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、炭酸塩、水溶性酸の双方又は一方が造粒用製剤又は無水増粘剤によりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸塩、水溶性酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、クエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及びデキストリン、キサンタンガム、トレハロース、無水ケイ水(シリカ)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、加工澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、コラーゲン、ゼラチンのうちから選択される無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、クエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得られるとともに、粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる炭酸パックであって、前記各成分の配合割合が、炭酸水素ナトリウム:15.50〜18.00%、炭酸ナトリウム:4.60〜6.50%、クエン酸:5.20〜9.20%、乳糖:1.30から2.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:62.40〜63.00%とした構成の基に、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるPVP、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加えて混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項7記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるPVP、着香料である香料、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加えて混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、かつ、前記各成分の配合割合を、炭酸水素ナトリウム:18.00%、炭酸ナトリウム:6.50%、クエン酸:5,20%、乳糖:1.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、PVP:0.10%、香料:0.02%、シリカ:0.02%、デキストリン:62.86%とした構成の基に、請求項4記載の考案と同様、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、更には香料の付加により香り成分を発散させることで、使用者に快適感を与えることもでき、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項8記載の考案によれば、請求項4乃至7のいずれかに記載の炭酸パックにおいて、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖によりコーティングされている構成としているので、全ての成分のオールインワンを容易に実現することができる炭酸パックを実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1の炭酸パックを示す図である。 図2は本実施例1の変形例の炭酸パックを示す図である。 図3は本実施例1及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の成分割合を示す図である。 図4は本考案の実施例2及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の一例を示す図である。 図5は本考案の実施例2及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の他例を示す図である。 図6は本考案の実施例3の炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の一例を示す図である。
本考案は、全ての成分がオールインワンであり、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮する炭酸パック原料を収容した炭酸パックを提供するという目的を、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る炭酸パックについて、図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
本考案の実施例1に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1乃至図3を参照して説明する。
本実施例1に係る炭酸パック1は、詳細は後述する粉末状の炭酸パック原料2を例えば透明又は任意の色を付けた合成樹脂製で袋状の収容材3に収容した構成としている。
前記収容材2の一辺には、この収容材3内の炭酸パック原料2を封止するとともに随時外部に放出可能とするための封止・開口部4を設けている。
次に、前記炭酸パック原料2について詳述する。
前記炭酸パック原料2は、図3に示す配合割合で、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム及び発泡基剤であって水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖を含み、更に、無水増粘剤としてデキストリン、キサンタンガム、トレハロース、無水ケイ水(シリカ)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、加工澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、コラーゲン、ゼラチン等から選択される成分を含んでいる。
前記水溶性酸としては、クエン酸の他、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸等を用いることもできる。
次に、前記炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合し、乳糖によりクエン酸をコーティングして混合物Bとする。
更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。そして、混合物Cに前記無水増粘剤を加え、炭酸パック原料2とする。
これにより、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
この場合、乳糖によりクエン酸をコーティングすることに替えて、無水増粘剤であるポリエチレングリコールにより、水溶性酸(クエン酸)、炭酸塩(炭酸水素ナトリウム)をコーティングするようにしても良い。
すなわち、水溶性酸(クエン酸)、炭酸塩(炭酸水素ナトリウム)をポリエチレングリコールでコーティングする方法としては、クエン酸100重量部と炭酸水素ナトリウム300乃至1200重量部を約2〜5時間乾燥して混合しながら同時にエタノールに溶けた粉末状態のポリエチレングリコールを例えば60回に分けて20秒毎に微量ずつ加えてポリエチレングリコールによりコーティングする例を挙げることができる。
この場合、ポリエチレングリコールは、乾燥した前記クエン酸及び乾燥した前記炭酸水素ナトリウムの混合物100重量部に対して2〜5重量部配合するものである。
このようにしても前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
これらの各工程における攪拌混合方法は、手動撹拌、撹拌機を用いた機械的撹拌等任意であり、特に限定するものではない。
また、上述した炭酸パック原料2の具体的製造法において、各成分構成は、全量(炭酸塩、水溶性酸、無水増粘剤)100%に対して、炭酸塩10〜30%、水溶性酸5〜15%、乳糖1.3〜2.3%、無水増粘剤52.7〜83.7%とすることが好適である。
更に、各工程における攪拌混合工程は、通常常温下で行うものである。
前記トレハースは、保湿作用を発揮させるものであり、キサンタンガムは炭酸パック原料2の粘性を確保するものであり、デキストリンは、有効成分(本実施例1においては炭酸水素ナトリウム、クエン酸)の粒子を一定の大きさにするために加える成分である。
このようにして製造した炭酸パック原料2を、例えば100gまとめて、収容材3に収容し、封止・開口部4により収容材3の一辺を封止することで、図1に示すような炭酸パック1を得るものである。この場合には、洗顔、パックの用途に好適に使用することができる。
また、図2に示すように炭酸パック原料2を、例えば10gずつ小容量の収容材3Aに収容して小容量の炭酸パック1Aとし、例えばこの炭酸パック1Aを10個まとめて、これらを外箱5に入れた全体で100gからなる炭酸パック原料2を収容した大容量炭酸パック1Bとする変形例も可能である。この場合には、特に洗顔、洗願パック、化粧水等に好適に使用することができる。
次に、本実施例1に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの具体的使用方法について、例えば小容量の炭酸パック1Aを洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合を例にとって説明する。
洗顔を行う際に、前記収容材3Aを1包(10g)取り出し、開口して10gの粉末状(無水の状態)の炭酸パック原料2を20mlの水に溶かしジェル状とする。この場合好みの粘度を得るためには、水分量を適宜調節する。
なお、炭酸パック原料2に水を加えた際のpHは、6〜9となることが判明した。このpH値は二酸化炭素と重炭酸イオンとが最もバランスよく発生し、かつ、肌にとって安全性のある領域となるものである。
前記炭酸パック原料2を水と混ぜた瞬間に炭酸が発生し、時間の経過とともに粘性が高まる。
この状態で、含水した炭酸パック原料2を顔に塗り付け、含水した炭酸パック原料2が乾燥してきたところで、水又はぬるま湯等で洗い流し、その後に化粧水・乳液などにより通常のスキンケアを行う。
前記炭酸パック1を基に洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合も、上述した場合と同様である。
以上説明した本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの炭酸パック原料2は、全て無水状態で粉末混合されて製造されており、水のみを加えることによりジェル化することから、洗顔(又は洗顔パック)用として好適に使用できる。
また、炭酸パック原料2をジェル状として使用するために、皮膚の上に長時間付着した状態にできるので、洗顔や洗顔パックをする際は、錠剤を水に溶かしたものを使用するよりも効果がある。錠剤のものは多量の水(1リットル以上)に溶け込ませて使用する場合が多い。
本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aにおいては、全ての成分がオールインワンであり、持ち運びの利便性もあり、水を足すだけで使用でき、使用者の手の中で容易に混合でき、水ではなくお湯を使用すれば冷感が生じることもない。
更に、本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aにおける炭酸パック原料2は、主成分は重炭酸ナトリウムとクエン酸で、水に溶かすと炭酸ガスと重炭酸イオンを発生し、かつ、通常の炭酸水とは違い、水質を中性〜弱アルカリに保つことができるので、肌の角質ケア、酸化物(皮脂汚れ)除去、消臭等の点でも優れた効果を発揮する。
重炭酸イオンによる効果としては、皮脂汚れは通常プラスに帯電していることから、重炭酸イオン(HCO )を大量に発生させる事により、そのマイナスイオンで皮脂汚れと皮膚表面の双方がマイナスに帯電し、電気の同極反発を起こし汚れ物質が皮膚より分離するという効果を挙げることができる。
クエン酸による効果としては、皮膚表面で弱アルカリ性の植物石鹸の役割を果たし表皮(クチクラ層)を柔らかく溶かし、HCO を通り易くして、一段と毛細血管に吸入され易くなり細胞活性化を図ることができるという効果を挙げることができる。
また、弱アルカリ性による効果としては、皮脂汚れは酸化物質であり酸性物質であるが、酸性物質である皮脂汚れがアルカリ成分により加水分解し、脂成分中の一部である遊離脂肪酸とアルカリ成分が反応しケン化を起こすことで汚れを除去する。すなわち、皮膚表面上で植物性石鹸の役割を果たすという効果を挙げることができる。
更に、炭酸ガス による効果としては、血管を拡張する。血管壁の弾力性を増し、血流を促進する効果等を挙げることができる。
これらの効果により、通常皮膚をこすって汚れを落とすものと違い、毛穴の中まで入りこんだ皮脂汚れを取り除くことができる。
また、体臭や加齢臭が気になる場合等においても、皮膚内に入り込んでいるこれら皮脂汚れが原因となっていることから、弱アルカリによる効果は顕著である。
更に、弱アルカリ性による効果により、角質を滑らか、かつ、柔らかくする軽いピーリング効果も期待でき、肌がすべすべになる利点もある。
(実施例2)
本考案の実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1、図2及び図4、図5を参照して説明する。
本実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの全体構成は、実施例1の場合と略同様である。
次に、本実施例2に係る炭酸パック原料2について詳述する。
前記炭酸パック原料2は、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して製造するものである。
前記炭酸パック原料2の各成分の配合割合例としては、炭酸パック原料2全体を100%としたとき、図4に示すように、炭酸水素ナトリウム:18.00%、炭酸ナトリウム:6.50%、クエン酸:5,20%、乳糖:1.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:63.00%とする例を挙げることができる。
また、前記炭酸パック原料2の各成分の配合割合例としては、炭酸パック原料2全体を100%としたとき、図5に示すように、炭酸水素ナトリウム:15.50%、炭酸ナトリウム:4,60%、クエン酸:9.20%、乳糖:2.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:62.40%とする例を挙げることができる。
すなわち、本実施例2に係る炭酸パック原料2は、各成分の配合割合例を図4、図5に示す範囲とするものである。
本実施例2に係る炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合して混合物Bとする。更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。
そして、混合物Cに、トレハース(保湿剤)、キサンタンガム(増粘剤)、デキストリン(賦形剤)を加え攪拌混合して粉末状の炭酸パック原料2とする。
この場合、クエン酸と乳糖を攪拌混合することにより、実施例1の場合と同様、乳糖によりクエン酸をコーティングした混合物Bとすることができ、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
これらの各工程における攪拌混合方法は、手動撹拌、撹拌機を用いた機械的撹拌等任意であり、特に限定するものではない。
また、各工程における攪拌混合工程は、通常常温下で行うものである。
このようにして製造した炭酸パック原料2を、例えば100gまとめて、収容材3に収容し、封止・開口部4により収容材3の一辺を封止することで、実施例1の場合と同様、図1に示すような炭酸パック1を得るものである。この場合には、特に洗顔、パックの用途に好適に使用することができる
また、図2に示すように炭酸パック原料2を、例えば10gずつ小容量の収容材3Aに収容して小容量の炭酸パック1Aとし、例えばこの炭酸パック1Aを10個まとめて、これらを外箱5に入れた全体で100gからなる炭酸パック原料2を収容した大容量炭酸パック1Bとする実施例1の場合と同様な変形例も可能である。この場合には、特に洗顔、洗願パック、化粧水等に好適に使用することができる。
本実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの具体的使用方法は、既述した実施例1の場合と同様である。
以上説明した本実施例2の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによっても、実施例1の場合と同様の作用、効果を発揮させることができる。
(実施例3)
次に、本考案の実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1、図2及び図6を参照して説明する。
本実施例3に係る炭酸パック1、又は小容量の炭酸パック1Aにおける炭酸パック原料2は、成分構成は実施例2の場合と略同様であるが、実施例2の場合の各成分に加えてPVP(ポリビニルピロリドン:Polyvinylpyrrolidone)(溶解補助剤)、香料(着香料)、シリカ(滑沢剤)を付加したことが特徴である。
実施例3の炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合して混合物Bとする。更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。
そして、混合物Cに、トレハース(保湿剤)、キサンタンガム(増粘剤)、PVP(溶解補助剤)、香料(着香料)、シリカ(滑沢剤)、デキストリン(賦形剤)を加え攪拌混合して粉末状の炭酸パック原料2とする。
この場合、クエン酸と乳糖を攪拌混合することにより、実施例1の場合と同様、乳糖によりクエン酸をコーティングした混合物Bとすることができ、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
ここで、香料(着香料)は、炭酸パック原料2から香り成分を発散し、使用者に快適感を与えるためのものである。
また、シリカ(滑沢剤)は、粉末粒子の表面を滑らかにして艶を与えるためのものである。
本実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによれば、既述した実施例1、実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの場合と同様な各種の優れた効果を奏する。
加えて、本実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aを洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合においては、炭酸パック原料2から香り成分を発散させ、使用者に快適感を与えることができる効果、シリカ(滑沢剤)の付加により、炭酸パック原料2の粉末粒子の表面を滑らかにすることから、使用者は洗顔(又は洗顔パック)等を行う場合において滑らかな使用感を得ることができるという効果をも発揮させることができる。
本考案の炭酸パックは、上述した場合の他、全身入浴、足浴、ヘッドスパ、エステ、化粧水、動物等の洗浄等々の用途に広範に適用可能である。
1 炭酸パック
1A 炭酸パック
1B 大容量炭酸パック
2 炭酸パック原料
3 収容材
3A 収容材
4 封止・開口部
本考案は、炭酸パックに関し、詳しくは、全ての成分がオールインワンであり、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮する炭酸パックに関するものである。
従来知られている洗顔等に使用される炭酸パックは、例えば、1剤、2剤と2つに分包されており、1剤が炭酸水素ナトリウム(有機塩)を含有したジェル状のもの、2剤がクエン酸、コハク酸、リンゴ酸等などの酸性の粉末状のものになっており、これらをカップに入れ混合して発泡させ、洗願等の用途に使用するものである。
しかし、このような従来の2つに分包された炭酸パックの場合、1剤、2剤が分包されているので実際の使用時に両者を混ぜることが必要で煩雑であること、また、2つに分包された炭酸パックは持ち運び、保管に不便であること等の問題を包含していた。
特許文献1には、本考案の関連技術として、炭酸水素ナトリウムを含む第1剤と、前記炭酸水素ナトリウムと水の存在下で混合したときに気泡を発生するクエン酸、酒石酸、乳酸及びアスコルビン酸のうちの1又は2以上の成分を含む第2剤と、を有し、発泡剤によりマッサージ効果を得る発泡性粉末化粧料が提案されている。
しかし、特許文献1の発泡性粉末化粧料の場合も、上述した場合と同様、第1剤と第22剤とを必須とすることから、実際の使用時の煩雑さ、持ち運び、保管の不便さを伴うものであった。
特開平5−229933号
本考案が解決しようとする問題点は、全ての成分がオールインワンであり、持ち運びや保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮するような炭酸パック原料を収容した炭酸パックが存在しない点である。
本考案に係る炭酸パックは、発泡基剤である炭酸塩、水溶性酸を主成分とし、造粒用製剤、及び無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、炭酸塩、水溶性酸の双方又は一方が造粒用製剤又は無水増粘剤によりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とするものである。
請求項1記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸塩、水溶性酸を主成分とし、造粒用製剤、及び無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、炭酸塩、水溶性酸の双方又は一方が造粒用製剤又は無水増粘剤によりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸塩、水溶性酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、クエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及びデキストリン、キサンタンガム、トレハロース、無水ケイ水(シリカ)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、加工澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、コラーゲン、ゼラチンのうちから選択される無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、クエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハロース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハロース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得られるとともに、粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる炭酸パックであって、前記各成分の配合割合が、炭酸水素ナトリウム:15.50〜18.00%、炭酸ナトリウム:4.60〜6.50%、クエン酸:5.20〜9.20%、乳糖:1.30から2.30%、トレハロース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:62.40〜63.00%とした構成の基に、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハロース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるポリビニルピロリドン、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加えて混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項7記載の考案によれば、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハロース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるポリビニルピロリドン、着香料である香料、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加えて混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成で、かつ、前記各成分の配合割合を、炭酸水素ナトリウム:18.00%、炭酸ナトリウム:6.50%、クエン酸:5.20%、乳糖:1.30%、トレハロース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、ポリビニルピロリドン:0.10%、香料:0.02%、シリカ:0.02%、デキストリン:62.86%とした構成の基に、請求項4記載の考案と同様、全ての成分をオールインワンとし、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけの簡略容易な操作で炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸による各効果を発揮させることができ、更には香料の付加により香り成分を発散させることで、使用者に快適感を与えることもでき、洗顔、パックに用いて極めて有効な炭酸パック原料を収容した炭酸パックを実現し提供することができる。
請求項8記載の考案によれば、請求項4乃至7のいずれかに記載の炭酸パックにおいて、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖によりコーティングされている構成としているので、全ての成分のオールインワンを容易に実現することができる炭酸パックを実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1の炭酸パックを示す図である。 図2は本実施例1の変形例の炭酸パックを示す図である。 図3は本実施例1及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の成分割合を示す図である。 図4は本考案の実施例2及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の一例を示す図である。 図5は本考案の実施例2及び変形例に係る炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の他例を示す図である。 図6は本考案の実施例3の炭酸パックにおける炭酸パック原料の原料配合割合の一例を示す図である。
本考案は、全ての成分がオールインワンであり、持ち運び、保管の利便性もあり、水を足すだけで簡略容易に実際の使用に供することができ、洗顔、パックに用いて優れた効果を発揮する炭酸パック原料を収容した炭酸パックを提供するという目的を、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る炭酸パックについて、図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
本考案の実施例1に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1乃至図3を参照して説明する。
本実施例1に係る炭酸パック1は、詳細は後述する粉末状の炭酸パック原料2を例えば透明又は任意の色を付けた合成樹脂製で袋状の収容材3に収容した構成としている。
前記収容材2の一辺には、この収容材3内の炭酸パック原料2を封止するとともに随時外部に放出可能とするための封止・開口部4を設けている。
次に、前記炭酸パック原料2について詳述する。
前記炭酸パック原料2は、図3に示す配合割合で、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム及び発泡基剤であって水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖を含み、更に、無水増粘剤としてデキストリン、キサンタンガム、トレハロース、無水ケイ水(シリカ)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、加工澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、コラーゲン、ゼラチン等から選択される成分を含んでいる。
前記水溶性酸としては、クエン酸の他、フマル酸、コハク酸、リンゴ酸、乳酸等を用いることもできる。
次に、前記炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合し、乳糖によりクエン酸をコーティングして混合物Bとする。
更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。そして、混合物Cに前記無水増粘剤を加え、炭酸パック原料2とする。
これにより、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
この場合、乳糖によりクエン酸をコーティングすることに替えて、無水増粘剤であるポリエチレングリコールにより、水溶性酸(クエン酸)、炭酸塩(炭酸水素ナトリウム)をコーティングするようにしても良い。
すなわち、水溶性酸(クエン酸)、炭酸塩(炭酸水素ナトリウム)をポリエチレングリコールでコーティングする方法としては、クエン酸100重量部と炭酸水素ナトリウム300乃至1200重量部を約2〜5時間乾燥して混合しながら同時にエタノールに溶けた粉末状態のポリエチレングリコールを例えば60回に分けて20秒毎に微量ずつ加えてポリエチレングリコールによりコーティングする例を挙げることができる。
この場合、ポリエチレングリコールは、乾燥した前記クエン酸及び乾燥した前記炭酸水素ナトリウムの混合物100重量部に対して2〜5重量部配合するものである。
このようにしても前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
これらの各工程における攪拌混合方法は、手動撹拌、撹拌機を用いた機械的撹拌等任意であり、特に限定するものではない。
また、上述した炭酸パック原料2の具体的製造法において、各成分構成は、全量(炭酸塩、水溶性酸、無水増粘剤)100%に対して、炭酸塩10〜30%、水溶性酸5〜15%、乳糖1.3〜2.3%、無水増粘剤52.7〜83.7%とすることが好適である。
更に、各工程における攪拌混合工程は、通常常温下で行うものである。
前記トレハロースは、保湿作用を発揮させるものであり、キサンタンガムは炭酸パック原料2の粘性を確保するものであり、デキストリンは、有効成分(本実施例1においては炭酸水素ナトリウム、クエン酸)の粒子を一定の大きさにするために加える成分である。
このようにして製造した炭酸パック原料2を、例えば100gまとめて、収容材3に収容し、封止・開口部4により収容材3の一辺を封止することで、図1に示すような炭酸パック1を得るものである。この場合には、洗顔、パックの用途に好適に使用することができる。
また、図2に示すように炭酸パック原料2を、例えば10gずつ小容量の収容材3Aに収容して小容量の炭酸パック1Aとし、例えばこの炭酸パック1Aを10個まとめて、これらを外箱5に入れた全体で100gからなる炭酸パック原料2を収容した大容量炭酸パック1Bとする変形例も可能である。この場合には、特に洗顔、洗願パック、化粧水等に好適に使用することができる。
次に、本実施例1に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの具体的使用方法について、例えば小容量の炭酸パック1Aを洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合を例にとって説明する。
洗顔を行う際に、前記収容材3Aを1包(10g)取り出し、開口して10gの粉末状(無水の状態)の炭酸パック原料2を20mlの水に溶かしジェル状とする。この場合好みの粘度を得るためには、水分量を適宜調節する。
なお、炭酸パック原料2に水を加えた際のpHは、6〜9となることが判明した。このpH値は二酸化炭素と重炭酸イオンとが最もバランスよく発生し、かつ、肌にとって安全性のある領域となるものである。
前記炭酸パック原料2を水と混ぜた瞬間に炭酸が発生し、時間の経過とともに粘性が高まる。
この状態で、含水した炭酸パック原料2を顔に塗り付け、含水した炭酸パック原料2が乾燥してきたところで、水又はぬるま湯等で洗い流し、その後に化粧水・乳液などにより通常のスキンケアを行う。
前記炭酸パック1を基に洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合も、上述した場合と同様である。
以上説明した本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの炭酸パック原料2は、全て無水状態で粉末混合されて製造されており、水のみを加えることによりジェル化することから、洗顔(又は洗顔パック)用として好適に使用できる。
また、炭酸パック原料2をジェル状として使用するために、皮膚の上に長時間付着した状態にできるので、洗顔や洗顔パックをする際は、錠剤を水に溶かしたものを使用するよりも効果がある。錠剤のものは多量の水(1リットル以上)に溶け込ませて使用する場合が多い。
本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aにおいては、全ての成分がオールインワンであり、持ち運びの利便性もあり、水を足すだけで使用でき、使用者の手の中で容易に混合でき、水ではなくお湯を使用すれば冷感が生じることもない。
更に、本実施例1の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aにおける炭酸パック原料2は、主成分は重炭酸ナトリウムとクエン酸で、水に溶かすと炭酸ガスと重炭酸イオンを発生し、かつ、通常の炭酸水とは違い、水質を中性〜弱アルカリに保つことができるので、肌の角質ケア、酸化物(皮脂汚れ)除去、消臭等の点でも優れた効果を発揮する。
重炭酸イオンによる効果としては、皮脂汚れは通常プラスに帯電していることから、重炭酸イオン(HCO )を大量に発生させる事により、そのマイナスイオンで皮脂汚れと皮膚表面の双方がマイナスに帯電し、電気の同極反発を起こし汚れ物質が皮膚より分離するという効果を挙げることができる。
クエン酸による効果としては、皮膚表面で弱アルカリ性の植物石鹸の役割を果たし表皮(クチクラ層)を柔らかく溶かし、HCO を通り易くして、一段と毛細血管に吸入され易くなり細胞活性化を図ることができるという効果を挙げることができる。
また、弱アルカリ性による効果としては、皮脂汚れは酸化物質であり酸性物質であるが、酸性物質である皮脂汚れがアルカリ成分により加水分解し、脂成分中の一部である遊離脂肪酸とアルカリ成分が反応しケン化を起こすことで汚れを除去する。すなわち、皮膚表面上で植物性石鹸の役割を果たすという効果を挙げることができる。
更に、炭酸ガス
による効果としては、血管を拡張する。血管壁の弾力性を増し、血流を促進する効果等を挙げることができる。
これらの効果により、通常皮膚をこすって汚れを落とすものと違い、毛穴の中まで入りこんだ皮脂汚れを取り除くことができる。
また、体臭や加齢臭が気になる場合等においても、皮膚内に入り込んでいるこれら皮脂汚れが原因となっていることから、弱アルカリによる効果は顕著である。
更に、弱アルカリ性による効果により、角質を滑らか、かつ、柔らかくする軽いピーリング効果も期待でき、肌がすべすべになる利点もある。
(実施例2)
本考案の実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1、図2及び図4、図5を参照して説明する。
本実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの全体構成は、実施例1の場合と略同様である。
次に、本実施例2に係る炭酸パック原料2について詳述する。
前記炭酸パック原料2は、発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハロース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して製造するものである。
前記炭酸パック原料2の各成分の配合割合例としては、炭酸パック原料2全体を100%としたとき、図4に示すように、炭酸水素ナトリウム:18.00%、炭酸ナトリウム:6.50%、クエン酸:5.20%、乳糖:1.30%、トレハロース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:63.00%とする例を挙げることができる。
また、前記炭酸パック原料2の各成分の配合割合例としては、炭酸パック原料2全体を100%としたとき、図5に示すように、炭酸水素ナトリウム:15.50%、炭酸ナトリウム:4.60%、クエン酸:9.20%、乳糖:2.30%、トレハロース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:62.40%とする例を挙げることができる。
すなわち、本実施例2に係る炭酸パック原料2は、各成分の配合割合例を図4、図5に示す範囲とするものである。
本実施例2に係る炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合して混合物Bとする。更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。
そして、混合物Cに、トレハロース(保湿剤)、キサンタンガム(増粘剤)、デキストリン(賦形剤)を加え攪拌混合して粉末状の炭酸パック原料2とする。
この場合、クエン酸と乳糖を攪拌混合することにより、実施例1の場合と同様、乳糖によりクエン酸をコーティングした混合物Bとすることができ、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
これらの各工程における攪拌混合方法は、手動撹拌、撹拌機を用いた機械的撹拌等任意であり、特に限定するものではない。
また、各工程における攪拌混合工程は、通常常温下で行うものである。
このようにして製造した炭酸パック原料2を、例えば100gまとめて、収容材3に収容し、封止・開口部4により収容材3の一辺を封止することで、実施例1の場合と同様、図1に示すような炭酸パック1を得るものである。この場合には、特に洗顔、パックの用途に好適に使用することができる
また、図2に示すように炭酸パック原料2を、例えば10gずつ小容量の収容材3Aに収容して小容量の炭酸パック1Aとし、例えばこの炭酸パック1Aを10個まとめて、これらを外箱5に入れた全体で100gからなる炭酸パック原料2を収容した大容量炭酸パック1Bとする実施例1の場合と同様な変形例も可能である。この場合には、特に洗顔、洗願パック、化粧水等に好適に使用することができる。
本実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの具体的使用方法は、既述した実施例1の場合と同様である。
以上説明した本実施例2の炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによっても、実施例1の場合と同様の作用、効果を発揮させることができる。
(実施例3)
次に、本考案の実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1A及びその製造方法について、図1、図2及び図6を参照して説明する。
本実施例3に係る炭酸パック1、又は小容量の炭酸パック1Aにおける炭酸パック原料2は、成分構成は実施例2の場合と略同様であるが、実施例2の場合の各成分に加えてPVP(ポリビニルピロリドン:Polyvinylpyrrolidone)(溶解補助剤)、香料(着香料)、シリカ(滑沢剤)を付加したことが特徴である。
実施例3の炭酸パック原料2の具体的製造法について説明する。
まず、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを攪拌混合し混合物Aとする。次にクエン酸と乳糖を攪拌混合して混合物Bとする。更に、混合物Aと混合物Bを攪拌混合して混合物Cとする。
そして、混合物Cに、トレハロース(保湿剤)、キサンタンガム(増粘剤)、ポリビニルピロリドン(溶解補助剤)、香料(着香料)、シリカ(滑沢剤)、デキストリン(賦形剤)を加え攪拌混合して粉末状の炭酸パック原料2とする。
この場合、クエン酸と乳糖を攪拌混合することにより、実施例1の場合と同様、乳糖によりクエン酸をコーティングした混合物Bとすることができ、炭酸塩と水溶性酸とが反応し難くなり、前記各成分をオールインワンとした炭酸パック原料2を製造することができる。
ここで、香料(着香料)は、炭酸パック原料2から香り成分を発散し、使用者に快適感を与えるためのものである。
また、シリカ(滑沢剤)は、粉末粒子の表面を滑らかにして艶を与えるためのものである。
本実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aによれば、既述した実施例1、実施例2に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aの場合と同様な各種の優れた効果を奏する。
加えて、本実施例3に係る炭酸パック1又は小容量の炭酸パック1Aを洗顔(又は洗顔パック)に使用する場合においては、炭酸パック原料2から香り成分を発散させ、使用者に快適感を与えることができる効果、シリカ(滑沢剤)の付加により、炭酸パック原料2の粉末粒子の表面を滑らかにすることから、使用者は洗顔(又は洗顔パック)等を行う場合において滑らかな使用感を得ることができるという効果をも発揮させることができる。
本考案の炭酸パックは、上述した場合の他、全身入浴、足浴、ヘッドスパ、エステ、化粧水、動物等の洗浄等々の用途に広範に適用可能である。
1 炭酸パック
1A 炭酸パック
1B 大容量炭酸パック
2 炭酸パック原料
3 収容材
3A 収容材
4 封止・開口部

Claims (8)

  1. 発泡基剤である炭酸塩、水溶性酸を主成分とし、造粒用製剤、及び無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、炭酸塩、水溶性酸の双方又は一方が造粒用製剤又は無水増粘剤によりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とする炭酸パック。
  2. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及び無水増粘剤であるポリエチレングリコールを含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とする炭酸パック。
  3. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、水溶性酸であるクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、及びデキストリン、キサンタンガム、トレハロース、無水ケイ水(シリカ)、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸、加工澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、コラーゲン、ゼラチンのうちから選択される無水増粘剤を含み、これらを混合して得られるとともに、前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が乳糖又はポリエチレングリコールによりコーティングされた炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とする炭酸パック。
  4. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とする炭酸パック。
  5. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得られるとともに、粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる炭酸パックであって、
    前記各成分の配合割合が、炭酸水素ナトリウム:15.50〜18.00%、炭酸ナトリウム:4.60〜6.50%、クエン酸:5.20〜9.20%、乳糖:1.30から2.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、デキストリン:62.40〜63.00%であることを特徴とする炭酸パック。
  6. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるPVP、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなることを特徴とする炭酸パック。
  7. 発泡基剤である炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム及びクエン酸を主成分とし、造粒用製剤である乳糖、保湿剤であるトレハース、増粘剤であるキサンタンガム、溶解補助剤であるPVP、着香料である香料、滑沢剤であるシリカ、増粘剤であるキサンタンガム、賦形剤であるデキストリンを加え混合して得た粉末状の炭酸パック原料を、袋状の収容材に収容してなる炭酸パックであって、
    前記各成分の配合割合が、炭酸水素ナトリウム:18.00%、炭酸ナトリウム:6.50%、クエン酸:5,20%、乳糖:1.30%、トレハース:1.00%、キサンタンガム:5.00%、PVP:0.10%、香料:0.02%、シリカ:0.02%、デキストリン:62.86%であることを特徴とする炭酸パック。
  8. 前記炭酸水素ナトリウム、クエン酸の双方又は一方が、乳糖によりコーティングされていることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の炭酸パック。
JP2013004455U 2013-08-02 2013-08-02 炭酸パック Expired - Fee Related JP3186879U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004455U JP3186879U (ja) 2013-08-02 2013-08-02 炭酸パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013004455U JP3186879U (ja) 2013-08-02 2013-08-02 炭酸パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3186879U true JP3186879U (ja) 2013-10-31

Family

ID=50430497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013004455U Expired - Fee Related JP3186879U (ja) 2013-08-02 2013-08-02 炭酸パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3186879U (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067545A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
JP2015113320A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2015113321A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP5760280B1 (ja) * 2014-05-12 2015-08-05 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
KR101575665B1 (ko) * 2014-06-02 2015-12-21 장지영 탄산 세안제 조성물 및 그 제조방법
JP2016056172A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 忠洋 嶋田 発泡性の化粧料
WO2017022862A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 忠洋 嶋田 発泡性の化粧料

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015067545A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
JP2015113320A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP2015113321A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 花王株式会社 浴用剤組成物
JP5760280B1 (ja) * 2014-05-12 2015-08-05 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
JP2015231983A (ja) * 2014-05-12 2015-12-24 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
JP2016014060A (ja) * 2014-05-12 2016-01-28 株式会社東洋新薬 発泡性皮膚外用剤
KR101575665B1 (ko) * 2014-06-02 2015-12-21 장지영 탄산 세안제 조성물 및 그 제조방법
JP2016056172A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 忠洋 嶋田 発泡性の化粧料
WO2017022862A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 忠洋 嶋田 発泡性の化粧料
JP2017036220A (ja) * 2015-08-06 2017-02-16 忠洋 嶋田 発泡性の化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3186879U (ja) 炭酸パック
WO2008041045A1 (en) A multi chamber container for the production and dispensing of carbon dioxide foam, process for production and use of said foam
CN110191699A (zh) 氢供给材料与其制造方法、及氢供给方法
BR102012010395A2 (pt) aparelho e método para uso de tabletes efervescentes para cuidado cosmético
US8697621B2 (en) Surfactant product comprising two distinct effervescent compositions
US20160067155A1 (en) Foamable cosmetic product
KR20140116775A (ko) 발포성 화장료
JPS609009B2 (ja) 発泡性浴用剤
JPWO2013129414A1 (ja) 二酸化炭素を発生する美容シート製品
JPH04217609A (ja) 発泡性化粧料及びその使用方法
JPH0925223A (ja) 化粧料組成物
JP2017081906A (ja) 発色及び使用感が改善された持続型パウダーエッセンス組成物及びその製造方法
JP2013129654A (ja) クエン酸・重曹を含む錠剤及びその製造方法、並びに、高濃度の重炭酸イオンを含んだ美容用材及び該美容用材を使用した美容方法
KR101268069B1 (ko) 자가로 발포된 거품이 잘 배출되고, 피부자극이 최소화된 티백 타입의 클렌징 패드
JP2015030696A (ja) 炭酸パック
JP2023105266A (ja) 発泡性皮膚外用剤
EP1319396B1 (en) Cosmetic bath composition based on herbs and a foaming agent, and packaging containing the said composition
JP2013227270A (ja) 発泡性皮膚外用剤
CN108289854A (zh) 含有丙酸氯倍他索的自发泡清洁组合物,以及它们在治疗牛皮癣中的用途
JP6462018B2 (ja) 美容用具セット
KR20140115074A (ko) 탄산수가 포접된 폴리머 매트릭스를 유효성분으로 함유하는 클렌저 화장료 조성물
JP2016124805A (ja) シート状パックキット
JP6840331B2 (ja) 発泡性の化粧料
JP2016503814A (ja) 酸素を生成するボトル
JPS6216409A (ja) 塩化ナトリウム入り美容剤

Legal Events

Date Code Title Description
A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20130802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees