JP3192377U - スライドファスナー - Google Patents

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宏樹 福島
宏樹 福島
知子 田口
知子 田口
田中 圭
圭 田中
和田 裕介
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Abstract

【課題】スライダーを操作することなく、外力を加えることにより分離(破壊)することができるスライドファスナーを提供する。【解決手段】一対のファスナーテープ20と、一対のファスナーテープ20の対向するテープ側縁部21にそれぞれ取り付けられる一対のファスナーエレメント列30と、一対のファスナーエレメント列30を噛合・分離させるスライダー40と、を備え、一対のファスナーテープ20の少なくとも一方に脆弱部22が設けられ、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、脆弱部22を起点として、スライドファスナー10が分離される。【選択図】図2

Description

本考案は、スライドファスナーに関する。
従来のスライドファスナーとして、紙製又は不織布製の左右のファスナーテープと、左右のファスナーテープの対向するテープ側縁部にそれぞれ取り付けられるファスナーエレメントと、左右のファスナーエレメントを噛合・分離させるスライダーと、を備え、ファスナーテープのテープ側縁部の表面及び裏面の少なくとも一方に補強帯が設けられ、その補強帯が設けられたテープ側縁部にファスナーエレメントが縫い付けられるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭59−177315号公報
ところで、医療用の使い捨て衣類や、細菌やウィルスの感染を防ぐ化学防護服などでは、緊急時など早急な脱衣が必要となる場合がある。さらに、使用済みの化学防護服は素手で触ることができないため、脱衣時に手袋を着用する必要がある。このため、例えば、上記特許文献1に記載のスライドファスナーが使用された化学防護服の場合、化学防護服を早急に脱衣しなければならない場合であっても、手袋を装着した状態でスライドファスナーのスライダーを操作しなければならず、早急に脱衣することが困難であった。
本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スライダーを操作することなく、外力を加えることにより分離(破壊)することができるスライドファスナーを提供することにある。
本考案の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)一対のファスナーテープと、一対のファスナーテープの対向するテープ側縁部にそれぞれ取り付けられ、複数のファスナーエレメントを有する一対のファスナーエレメント列と、一対のファスナーエレメント列を噛合・分離させるスライダーと、を備えるスライドファスナーであって、一対のファスナーテープの少なくとも一方に脆弱部が設けられ、ファスナーテープに外力が加えられることにより、脆弱部を起点として分離されることを特徴とするスライドファスナー。
(2)脆弱部は、ファスナーテープにその長さ方向に沿って形成される間欠スリットであることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
(3)脆弱部は、ファスナーテープにその長さ方向に沿って形成される溶融部であることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
(4)ファスナーテープが不織布であり、この不織布からなるファスナーテープ自体を脆弱部とすることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
(5)ファスナーテープは、ファスナーエレメント列が取り付けられる第1ファスナーテープと、第1ファスナーテープに接着される第2ファスナーテープと、を備え、接着部を脆弱部とすることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
(6)ファスナーエレメントは、ファスナーテープに形成される孔部に合成樹脂の射出成形により形成され、孔部を脆弱部とすることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー。
本考案によれば、一対のファスナーテープの少なくとも一方に脆弱部が設けられ、ファスナーテープに外力が加えられることにより、脆弱部を起点として分離されるため、スライダーを操作することなく、外力を加えることによりスライドファスナーを分離(破壊)することができる。
本考案に係るスライドファスナーの第1実施形態を説明する表面図である。 図1に示す右側のファスナーテープを左右に分離した状態を説明する表面図である。 本考案に係るスライドファスナーの第2実施形態を説明する断面図である。 図3に示す脆弱部の形成方法を説明する図3のA部拡大断面図である。 本考案に係るスライドファスナーの第3実施形態を説明する断面図である。 図5に示す右側のファスナーテープを右側のファスナーエレメント列から分離した状態を説明する断面図である。 第3実施形態のスライドファスナーの変形例を説明する断面図である。 図7に示す被着体を右側のファスナーテープから分離した状態を説明する断面図である。 本考案に係るスライドファスナーの第4実施形態を説明する断面図である。 図9のB部拡大断面図である。 図10に示す第2ファスナーテープを第1ファスナーテープから分離した状態を説明する断面図である。 本考案に係るスライドファスナーの第5実施形態を説明する表面図である。 図12に示すファスナーエレメントの周辺の拡大断面図である。 図12に示す右側のファスナーテープを左右に分離した状態を説明する表面図である。 第5実施形態のスライドファスナーの変形例を説明し、右側のファスナーテープを右側のファスナーエレメント列から分離した状態を説明する表面図である。
以下、本考案に係るスライドファスナーの各実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以後の説明において、表側とは図1の紙面に対して手前側、裏側とは図1の紙面に対して奥側、上側とは図1の紙面に対して上側、下側とは図1の紙面に対して下側、左側とは図1の紙面に対して左側、右側とは図1の紙面に対して右側とする。より詳細には、スライダーの幅が広い側であってファスナーエレメントが分離して出てくる側を前側、スライダーの幅が狭い側であってファスナーエレメントが噛合して出てくる側を後側とし、スライダーの摺動方向を前後方向、前後方向と直交且つファスナーテープと平行な方向を左右方向(幅方向)、前後方向及び左右方向に直交する方向を上下方向(長さ方向)とする。
(第1実施形態)
まず、図1及び図2を参照して、本考案に係るスライドファスナーの第1実施形態について説明する。
本実施形態のスライドファスナー10は、図1に示すように、織製された左右一対のファスナーテープ20と、左右のファスナーテープ20の対向するテープ側縁部21にそれぞれ縫い付けられ、複数のファスナーエレメント31を有する左右一対のファスナーエレメント列30と、左右のファスナーエレメント列30を噛合・分離させるスライダー40と、左右のファスナーエレメント列30の上端部にそれぞれ設けられる上止部15と、左右のファスナーエレメント列30の下端部に設けられる開き具16と、を備える。なお、ファスナーテープ20とファスナーエレメント列30によりファスナーストリンガー11が構成される。また、開き具16は、下止部であってもよい。
開き具16は、右側のファスナーテープ20のテープ側縁部21の下端部に形成される箱棒16a及び箱体16bと、左側のファスナーテープ20のテープ側縁部21の下端部に形成され、箱体16b内に挿入可能な蝶棒16cと、を備える。
ファスナーエレメント列30は、図1に示すように、合成樹脂製のモノフィラメントを一定方向に巻回すことにより形成されるコイル状のファスナーエレメント列であり、複数のファスナーエレメント31を有する。そして、ファスナーエレメント列30は、二重環縫いされる縫い糸32によってファスナーテープ20のテープ側縁部21の表面に縫い付けられる。また、図1中の符号33は、ファスナーエレメント列30に挿通される芯部である。
そして、本実施形態では、図1に示すように、左右のファスナーテープ20に、その長さ方向に沿って間欠スリット(ミシン目)22が形成されており、この間欠スリット22が本実施形態の脆弱部を構成している。なお、間欠スリット22は、左右のファスナーテープ20の一方のみに形成されていてもよい。
このように構成されたスライドファスナー10では、図2に示すように、右側のファスナーテープ20に幅方向外側向かう外力Fが加えられることにより、間欠スリット22を起点として、右側のファスナーテープ20が左右に分離される。従って、化学防護服などを早急な脱衣しなければならない場合、スライダー40を操作することなく、スライドファスナー10に外力Fを加えるだけでスライドファスナー10を左右に分離(破壊)して、化学防護服などを早急に脱衣することができる。なお、図2では、右側のファスナーテープ20が左右に分離されているが、当然ながら、左側のファスナーテープ20が左右に分離されてもよい。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10によれば、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、間欠スリット22を起点として、一方のファスナーテープ20が左右に分離されるため、スライダー40を操作することなく、外力Fを加えることによりスライドファスナー10を分離(破壊)することができる。また、ファスナーテープ20に間欠スリット22を形成するだけであるため、製造コストを低く抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、図3及び図4を参照して、本考案に係るスライドファスナーの第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のスライドファスナー10Bでは、図3に示すように、左右のファスナーテープ20に、その長さ方向に沿って溶融部24が形成されており、この溶融部24が本実施形態の脆弱部を構成している。また、溶融部24は、1本の直線状でもよいし、上記間欠スリット22のように1本の破線状であってもよい。なお、溶融部24は、左右のファスナーテープ20の一方のみに形成されていてもよい。
また、溶融部24は、図4に示すように、ファスナーテープ20を構成する1つの縦糸23a間の横糸23bを上下の溶融具24DVで挟むことにより溶融されて形成される。なお、溶融具24DVは、超音波方式又はヒーター方式により横糸23bを溶融する。また、溶融部24とは、横糸23bの脆化した部分のことである。
このように構成されたスライドファスナー10Bでは、上記第1実施形態と同様に、一方のファスナーテープ20に幅方向外側に向かう外力Fが加えられることにより、溶融部24を起点として、一方のファスナーテープ20が左右に分離される。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10Bによれば、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、溶融部24を起点として、一方のファスナーテープ20が左右に分離されるため、スライダー40を操作することなく、外力Fを加えることによりスライドファスナー10Bを分離(破壊)することができる。また、ファスナーテープ20に溶融部24を形成するだけであるため、製造コストを低く抑えることができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図5〜図8を参照して、本考案に係るスライドファスナーの第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のスライドファスナー10Cでは、図5に示すように、左右のファスナーテープ20がフェルトなどの不織布であり、この不織布からなるファスナーテープ20自体が脆弱部を構成している。また、本実施形態のファスナーテープ20は、ファスナーエレメント列30をファスナーテープ20に縫い付ける縫い糸32よりも脆い素材で形成されている。なお、左右のファスナーテープ20の一方のみが不織布であってもよい。
このように構成されたスライドファスナー10Cでは、図6に示すように、右側のファスナーテープ20に幅方向外側に向かう外力Fが加えられることにより、ファスナーテープ20の縫い糸32が貫通する位置を起点として、右側のファスナーテープ20が右側のファスナーエレメント列30から分離される。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10Cによれば、左右のファスナーテープ20が不織布からなり、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、一方のファスナーテープ20の縫い糸32が貫通する位置を起点として、一方のファスナーテープ20が一方のファスナーエレメント列30から分離されるため、スライダー40を操作することなく、外力Fを加えることによりスライドファスナー10Cを分離(破壊)することができる。また、ファスナーテープ20を不織布にするだけであるため、製造コストを低く抑えることができる。
また、本実施形態の変形例として、図7に示すように、上記した不織布からなるファスナーテープ20を、スライドファスナー10Cを衣服などの被着体12に縫い付ける縫製糸13、及び被着体12よりも脆い素材で形成してもよい。
そして、本変形例では、図8に示すように、被着体12に幅方向外側向かう外力Fが加えられることにより、ファスナーテープ20の縫製糸13が貫通する位置を起点として、被着体12が右側のファスナーテープ20から分離される。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、図9〜図11を参照して、本考案に係るスライドファスナーの第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のスライドファスナー10Dでは、図9に示すように、左右のファスナーテープ20が、ファスナーエレメント列30が取り付けられる第1ファスナーテープ20Aと、第1ファスナーテープ20Aに接着される第2ファスナーテープ20Bと、を備えており、その接着部25が脆弱部を構成している。また、第1ファスナーテープ20Aを構成する縦糸26a及び横糸26bの内の横糸26bが起毛糸で構成されている。なお、左右のファスナーテープ20の内の少なくとも一方が第1及び第2ファスナーテープ20A,20Bで構成されていればよい。
このように構成されたスライドファスナー10Dでは、図10及び図11に示すように、ファスナーテープ20に幅方向外側に向かう外力Fが加えられることにより、接着部25を起点として、第2ファスナーテープ20Bが第1ファスナーテープ20Aから分離される。また、この時、起毛糸からなる横糸26bが切断され、その切断された横糸26bが第2ファスナーテープ20Bと共に第1ファスナーテープ20Aから分離される。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10Dによれば、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、接着部25を起点として、一方のファスナーテープ20の第2ファスナーテープ20Bが第1ファスナーテープ20Aから分離されるため、スライダー40を操作することなく、外力Fを加えることによりスライドファスナー10Dを分離(破壊)することができる。第1及び第2ファスナーテープ20A,20Bを接着するだけであるため、製造コストを低く抑えることができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態)
次に、図12〜図15を参照して、本考案に係るスライドファスナーの第5実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のスライドファスナー10Eでは、図12に示すように、ファスナーテープ20のテープ側縁部21に、コイル状のファスナーエレメント列30の代わりに、複数の合成樹脂製のファスナーエレメント31Aを有するファスナーエレメント列30Aが設けられている。
そして、ファスナーエレメント31Aは、図13に示すように、ファスナーテープ20に形成される複数の矩形状の孔部27に合成樹脂の射出成形によりそれぞれ形成されており、この孔部27が脆弱部を構成している。また、この孔部27内にファスナーエレメント31Aの一部が配置され、その一部を連通部34とする。また、連通部34は、孔部27が矩形状のため、矩形状に形成される。なお、孔部27は、左右のファスナーテープ20の一方のみに形成されていてもよい。
このように構成されたスライドファスナー10Eでは、図14に示すように、右側のファスナーテープ20に幅方向外側に向かう外力Fが加えられることにより、複数の孔部27を起点として、右側のファスナーテープ20が左右に分離される。
以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー10にEよれば、ファスナーテープ20に外力Fが加えられることにより、複数の孔部27を起点として、一方のファスナーテープ20が左右に分離されるため、スライダー40を操作することなく、外力Fを加えることによりスライドファスナー10Eを分離(破壊)することができる。また、ファスナーテープ20に孔部27を形成するだけであるため、製造コストを低く抑えることができる。
なお、上記した合成樹脂射出成形タイプのファスナーエレメントを有するスライドファスナーの場合、通常、ファスナーテープのエレメント形成位置に孔部が形成されているが、この孔部は本実施形態の孔部27よりもかなり小さいものであるため、その孔部を起点としてファスナーテープを左右に分離することはできない。
また、本実施形態の変形例として、図15に示すように、ファスナーテープ20に、複数の矩形状の孔部27の代わりに、複数の三角形状の孔部28が形成されていてもよい。この孔部28は、二等辺三角形であり、その頂点が相手側のファスナーテープ20側に向くように配置されている。従って、本変形例のファスナーエレメント31Aの連通部34は二等辺三角形に形成される。
そして、本変形例では、図15に示すように、右側のファスナーテープ20に幅方向外側向かう外力Fが加えられることにより、複数の孔部28を起点として、右側のファスナーテープ20が右側のファスナーエレメント列30Aから分離される。また、この時、三角形の連通部34により、テープ側縁部21の孔部28の頂点部分が切断され、孔部28から連通部34が抜け出る。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、本考案は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10,10B,10C,10D,10E スライドファスナー
20 ファスナーテープ(脆弱部)
20A 第1ファスナーテープ
20B 第2ファスナーテープ
21 テープ側縁部
22 間欠スリット(脆弱部)
24 溶融部(脆弱部)
25 接着部(脆弱部)
27 孔部(脆弱部)
28 孔部(脆弱部)
30,30A ファスナーエレメント列
31,31A ファスナーエレメント
40 スライダー

Claims (6)

  1. 一対のファスナーテープ(20)と、
    前記一対のファスナーテープ(20)の対向するテープ側縁部(21)にそれぞれ取り付けられ、複数のファスナーエレメント(31,31A)を有する一対のファスナーエレメント列(30,30A)と、
    前記一対のファスナーエレメント列(30,30A)を噛合・分離させるスライダー(40)と、を備えるスライドファスナー(10,10B,10C,10D,10E)であって、
    前記一対のファスナーテープ(20)の少なくとも一方に脆弱部(20,22,24,25,27,28)が設けられ、
    前記ファスナーテープ(20)に外力が加えられることにより、前記脆弱部(20,22,24,25,27,28)を起点として分離されることを特徴とするスライドファスナー(10,10B,10C,10D,10E)。
  2. 前記脆弱部は、前記ファスナーテープ(20)にその長さ方向に沿って形成される間欠スリット(22)であることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー(10)。
  3. 前記脆弱部は、前記ファスナーテープ(20)にその長さ方向に沿って形成される溶融部(24)であることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー(10B)。
  4. 前記ファスナーテープ(20)が不織布であり、この不織布からなる前記ファスナーテープ(20)自体を前記脆弱部とすることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー(10C)。
  5. 前記ファスナーテープ(20)は、前記ファスナーエレメント列(30)が取り付けられる第1ファスナーテープ(20A)と、前記第1ファスナーテープ(20A)に接着される第2ファスナーテープ(20B)と、を備え、
    前記接着部(25)を前記脆弱部とすることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー(10D)。
  6. 前記ファスナーエレメント(31A)は、前記ファスナーテープ(20)に形成される孔部(27,28)に合成樹脂の射出成形により形成され、
    前記孔部(27,28)を前記脆弱部とすることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー(10E)。
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