JP3192241U - ホックボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】高い外観品質を有して装飾性に富み、耐久性があり、係止部の大きさの微調整が可能なホックボタンを提供する。【解決手段】1対のボタン本体11a,11bと、ボタン本体とは別体に形成されボタン本体に夫々固定された係止部12とを有する。係止部はボタン本体の中央部の厚さ方向に貫通して配設される突起部14と、突起部を裏面部側で固定する固定部とを有し、突起部には係合段部が形成されている。また係止部は、ボタン本体の中央部に開設された貫通孔部と、貫通孔部内に裏面部側から挿入配置される係合部と、係合部を面部側でボタン本体に固定する固定部とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、ホックボタンの改良に関するものである。
従来より、金属により一体成型されたホックボタン又は合成樹脂製等のホックボタンが存在する。しかしながら、上記の金属の型成型により一体成型されたホックボタンは、成型時に基盤部の中心を円心とする様々な径からなる円状の皺が同心円状に複数生じるため外観品質が良好ではなく、装飾性が低いという問題があった。
このような観点から、従来、全体プラスチックで形成され、装飾部を雄部材に係合可能に設けて、装飾部の取り付けを容易にし、装飾部の仕様変更が容易なプラスチック製ホックボタンが提案されている(特許文献1)。
特許文献1記載の技術にあっては、上記雄部材は、基盤部と、基盤部と直交する突軸を基盤部の両面に1個ずつ有しており、一方の突軸が雌部材との係合手段となると共に、上記突軸の他方は雄部材の装飾部と係合可能に構成されている。(特許文献1)。
しかしながら、雄部材及び雌部材は共に全体がプラスチック製であるため、長期間の使用によりプラスチック素材が経年劣化したり、一定以上の力が上記プラスチック製ホックボタンに作用した場合には、突軸や軸状のバネ部が破損し、耐久性に欠けるという不具合があった。
また、上記プラスチック製ホックボタンの雄部材はプラスチックによる一体成型となっているため、突軸の形状や大きさの微妙な調整が困難であるという不具合もあった。
特開2013−111395
本考案は、以上のような従来の問題点に鑑みなされたものであって、その課題は、良好な外観品質を有して装飾性に富み、耐久性に優れ、係止部の形状及び大きさの微調整も可能なホックボタンを提供することにある。
上記課題解決のため請求項1に係るホックボタンにあっては、 一対のボタン本体と、上記一対のボタン本体とは別体に形成され上記ボタン本体に夫々固定された係止部とを有することを特徴とする。
従って、請求項1記載のホックボタンは、例えば、雄部材を構成するボタン本体に固定された係止部と、雌部材を構成するボタン本体に固定された係止部を互いに嵌合させることによりホックボタンとして使用することができる。
請求項2記載のホックボタンにあっては、上記係止部は上記ボタン本体の表面部上に突出する突起部として形成され、上記ボタン本体の中央部の厚さ方向に貫通して配設される突起部本体と、上記突起部本体を裏面部側において固定する固定部とを有することを特徴とする。
従って、請求項2記載のホックボタンは、突起部本体は、上記固定部によってボタン本体に取付けられている。また、上記突起部本体が上記ボタン本体に固定されたホックボタンは、上記ホックボタンにおける雄部材として使用される。
請求項3記載のホックボタンにあっては、上記突起部本体には係合段部が形成されていることを特徴とする。従って、請求項3記載の考案にあっては、上記突起部本体に形成されている係合段部は、雌部材を構成するボタン本体に固定されている係止部との係合に使用される。
請求項4記載のホックボタンにあっては、上記係止部は上記ボタン本体の中央部において厚さ方向に沿って設けられた係合孔部として形成され、上記ボタンの中央部に開設された貫通孔部と、上記貫通孔部内に裏面部側から挿入配置され、ボタン本体に固定される係合部本体と、上記係合部本体を上記ボタン本体の裏面部側において上記ボタン本体に固定する固定部とを有し、上記貫通孔部は、上記係合部本体を上記固定部を介して収納固定しうる係合部本体収納凹部と、上記係合部本体収納凹部に厚さ方向に沿って表面部側に連設されると共に、上記係合部本体収納凹部の径寸法よりも小径に形成された孔部本体とからなることを特徴とする。
従って、請求項4記載のホックボタンにおいては、金属製の係合部本体は、上記固定部によってボタン本体に取り付けられている。また、上記ボタン本体に固定されている係合部本体は、他方のボタン本体に固定されている突起部本体と互いに嵌合させることによって使用される。係合部本体が上記ボタン本体に固定されたホックボタンは、上記ホックボタンにおける雌部材として使用される。
請求項5記載のホックボタンにあっては、上記係合部本体は、中央に孔部が形成され、立ち上がり周縁部を有する円盤部と、上記円盤部内に配設され上記孔部の径方向両端部において孔部内に突出して端部が配置されるバネ部材とを有することを特徴とする。
上記円盤部内に配設され上記孔部の径方向両端部において孔部内に突出して端部が配置されるバネ部材は、他方のボタン本体に固定されている突起部本体に形成されている係合段部と嵌合する。
請求項6記載のホックボタンにあっては、上記ボタン本体及び上記固定部は合成樹脂製であることを特徴とする。
請求項1乃至6に記載の考案にあっては、一対のボタン本体は夫々に設けられた係止部とは別体に形成されていることから、ボタン本体と係止部とを別体に形成することができる。
その結果、複雑な型構造を有する型による成形を行う必要がなく、係止部を切削加工や、複数部品の構成により作成することができるため、係止部の形状及び構造を微妙かつ精緻にすることができると共に、耐久性を向上させることができ、かつ、外観品質を向上させることが可能となる。
請求項4乃至5記載の考案に係るホックボタンにあっては、係合部本体は、貫通孔部内にボタン本体の裏面部側から挿入配置され、孔部本体は係合部本体収納凹部の径寸法よりも小径に形成されていることから、ボタン本体の表面部側からは、係合部本体の孔部の径方向両端部において孔部内に突出しているバネ部材の端部のみが、孔部本体に見える状態となっており、ボタン本体の表面部側に係合部本体が露出することがないので、特に、ホックボタンを構成する雌部材の外観品質を向上させることができ、ホックボタン全体としての装飾性を高めることができる。
上記ボタン本体及び上記固定部は合成樹脂製であることから、請求項4及び5記載の考案の効果に加えて、全体として軽量なホックボタンを提供することができる。
本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雄部材と雌部材とを示す分解斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雄部材を表面部側から示す斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雄部材を裏面部側から示す斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雄部材の図3におけるIV−IV線断面図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雌部材を表面部側から示す斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、雌部材を裏面部側から示す斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、係合部本体の固定部への収納状態を示す分解斜視図である。 本考案に係るホックボタンの一実施の形態を示し、係合部本体及び固定部のボタン本体への装着状態を示す図6のVIII―VIII線断面図である。 本考案に係るホックボタンの他の実施の形態を示し、係合部本体及び固定部のボタン本体への装着状態を示す図6のVIII―VIII線相当断面図である。 本考案に係るホックボタンの他の実施の形態を示し、係合部本体及び固定部のボタン本体への装着状態を示すVIII―VIII線相当断面図である。
以下、本考案に係るホックボタンを添付図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るホックボタン10は、雄部材26及び雌部材27により構成され、夫々、一対の合成樹脂製のボタン本体11a、11bと、上記ボタン本体に、夫々固定された係止部12、12とを有している。
雄部材26を構成するボタン本体11a、及び上記雌部材27を構成するボタン本体11bはいずれも円盤状に形成され、周縁部に等間隔を置いて、服への糸による縫い付け用の4つの小孔28を有している。
まず、雄部材26について説明する。図2乃至4に示すように、雄部材26において、上記係止部12は上記ボタン本体11aの表面部40上に突出する突起部として形成され、上記ボタン本体11aの中央部に形成された孔部41に厚さ方向に貫通して配設される突起部本体14と、上記突起部本体14を裏面部側において固定する固定部15aとを有している。上記突起部本体14には係合段部16が形成されている。
上記突起部本体14は、全体略円柱状に形成され、突起部本体14は突起部本体係合部29と突起部本体軸部30とにより形成されている。突起部本体係合部29は、上記突起部本体14の軸方向上部に形成され、突起部本体軸部30は、上記突起部本体14の軸方向下部に形成されている。
図4に示すように、突起部本体係合部29は、上記ボタン本体11aの表面部40上に突出し、突起部本体軸部30は、突起部本体軸部30の略全体が、上記ボタン本体11aの内部に埋設され、突起部本体軸部30の下端部は、上記ボタン本体11aの厚さ方向に貫通して配置されている。
突起部本体係合部29の径寸法は、突起部本体軸部30の径寸法よりも大きく形成されている。突起部本体係合部29は、上端部に形成された上方に膨出する略球状部29aと、上記略球状部29aの下方に連設され、上記略球状部29aより小径に形成された係合段部16と、上記係合段部16の下方に連設され、上記係合段部16よりも径大に形成された基部29bとからなる。
突起部本体軸部30は上端部は基部29bよりも小径に形成されると共に、下端部に到るに従って径が次第に大きくなるテーパ状に形成されており、上記突起部本体軸部30がボタン本体11aを厚さ方向に貫通し、突起部本体軸部30の下端部において固定部15aにより、ボタン本体11aの裏面部32側において固定されている。
上記固定部15aはワッシャにより形成され、ボタン本体11aへの固定時には、突起部本体軸部30をボタン本体11aの表面側40から圧入すると共に、裏面部32側において固定部15aを更に圧入することにより、突起部本体14をボタン本体11aに固定するものである。
ボタン本体11aは、図4に示すように、表面部40側においては、周縁部近傍に形成された肉厚部33を有し、上記肉厚部33から孔部41に向かって次第に肉薄となる内方傾斜部34を有し、上記肉厚部33から周縁部35へは次第に肉薄となるように形成されている。
以下、雌部材について説明する。図5乃至8に示すように、本実施の形態にあっては、雌部材27は、合成樹脂製のボタン本体11bと、上記ボタン本体11bの中央部に厚さ方向に沿って開設された平面円形状の貫通孔部18内に裏面部47側から挿入配置され、ボタン本体内11bに埋設される金属製の係合部本体19と、上記係合部本体19を上記ボタン本体11の裏面部側において上記ボタン本体11に固定する合成樹脂製の固定部15bとを有している。
上記係止部12は上記ボタン本体11bの中央部において厚さ方向に沿って設けられた貫通孔部18として形成されている。
ボタン本体11bは、例えば、熱硬化性ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の硬度の大きい合成樹脂、又は自然素材である木もしくは水牛の角等からなる。
図8に示すように、上記貫通孔部18は上記係合部本体19を上記固定部15bを介して収納固定しうる係合部本体収納凹部20と、上記係合部本体収納凹部20に厚さ方向に沿って表面部48側に連設されると共に、上記係合部本体収納凹部20の径寸法よりも小径に形成された孔部本体21とからなる。
係合部本体収納部20は、下記の係合部本体19の固定部15bの外径寸法と略同一に形成されていると共に、孔部本体21の径寸法は雄部材26の突起部本体14の径寸法よりも大きく形成されている。
図7に示すように、上記係合部本体19は、金属製の円盤部24と、円盤部24内に配設されている一対の金属製のバネ部材25、25とからなる。円盤部24は中央に円筒部42が形成され、内部には孔部22が形成されており、孔部22の内径寸法は孔部本体21の径寸法と略同一に形成されている。また、外縁部には周縁部23が形成されている。
図7に示すように、バネ部材25、25は、夫々、平面略U字状に形成され、互いに径方向において互いに対向するように円筒部42の径方向両端部側に配設され、上記円筒部42の孔部22内に、係止片部25c、25cが互いに平行に突出して配置されている。
即ち、バネ部材25は、一端部25aが、周縁部23の内側部に当接していると共に、他端部25bは、円筒部42の径方向に対向して下端部に形成されたスリット部43、43内に挿通されている。
従って、雄部材26の突起部本体係合部29が孔部本体21を介して貫通孔部18内に進入した場合には、上記バネ部材25、25の一対の対向する係止片部25c、25cが係合段部16に係合して雄部材26を雌部材27に固定する。
図7に示すように、固定部15bは、係合部本体19を収納しうるように円盤部24の外形寸法と略同一の内径寸法であって、中央に係合部本体19の円筒部42が挿通されるように円筒部42の径寸法よりもやや大径の孔部44を有する短円筒状の皿状部材として形成されている。
図8に示すように、固定部15bの周壁端縁部には外方へ突設された係合爪部45が全周に亘って形成されている。また、固定部15bの厚さ寸法は、係合部本体19を構成する円盤部24の厚さ寸法と略同一に形成されている。その結果、本実施の形態にあっては、円筒部42を孔部44内に挿通させた状態で、係合部本体19を固定部15bに収納することができる。
係合部本体収納凹部20は、固定部15bの外径寸法と同一の径寸法に形成されると共に、厚さ方向における表面部48側の内方端部には固定部15bの係合爪部45が係合しうる溝部46が全周に亙って形成されている。また、係合部本体収納凹部20の深さ寸法は固定部15bの厚さ寸法と略同一に形成されている。
従って、図8に示すように、係合部本体19を収納した状態の固定部15bをボタン本体11bの裏面部47側から係合部本体収納凹部20内に、固定部15bの係合爪部51を溝部46に嵌合させた状態で収納固定することができる。
従って、係合部本体19を固定部15bを介してボタン本体11bの係合部本体収納凹部20内に、裏面部47側から挿入した場合には、係合部本体19が収納された固定部15bの係合爪部45がボタン本体11bの溝部46に嵌合して固定される。
その結果、固定部15bの孔部44、係合部本体19の孔部22及びボタン本体11bの孔部本体21が連通した状態となり、これらの孔部により雌部材27の貫通孔部18が形成され、雄部材26の雌部材27への固定時には、貫通孔部18に雄部材26の突起部本体14が挿入されることとなる。
突起部本体14が貫通孔部18内に挿入された場合には、上記のように、突起部本体係合部29は、係合部本体19の孔部22内において係合段部16に係合部本体19内のバネ部材25を構成する一対の係止片部25c、25cが付勢力により拡開、収縮して係合することから容易に固定することができる。
また、雄部材26を雌部材27から取り外す場合にも同様に容易に係合を解除することができる。
従って、本実施の形態に係るホックボタン10にあっては、ボタン本体11bの裏面部47側から係合部本体19が固定部15bを介して固定され、図5に示すように、ボタン本体11bの表面部48側からは係合部本体19は全く視認されないことから、雌部材27を各種の服に小孔28を利用して縫い付けた場合には、外観品質に優れたホックボタン10を構成することができる。
本実施の形態にあっては、ボタン本体11は合成樹脂製であって、係止部12とは別体に形成されていることから、製造工程において型成形で適宜成形することができ、ホックボタン10としての装飾性を高めることができる。一方で、係止部12は金属製であることから、ホックボタン10としての耐久性を高めることができる。従って、装飾性及び耐久性を兼ね備えたホックボタン10を提供することができる。
また、係止部12は金属製であることから、例えば、係止部12の突起部本体14を切削加工により作製することができる。従って、突起部本体14の係合段部16の大きさや形状の微妙な調整が可能となる。また、突起部本体14への鍍金等の加工を容易にすることができる。
図9は、本考案に係るホックボタンの他の実施の形態を示す。上記実施の形態とは構成が異なる部分のみを記載する。
本実施の形態に係るホックボタン50にあっては、雄部材26の形態及び構成は全く同一であるが、雌部材51の固定部15cは金属製であると共に、ボタン本体11cにおいては、係合部本体収納凹部54には上記実施の形態における、係合部本体収納凹部20のボタン本体11c厚さ方向における表面部48側の内方端部に形成された溝部46は設けられていない。その他の構成は前記実施の形態と同一である。
ボタン本体11Cは弾性を有する合成樹脂、ABS、ナイロン(ポリアド樹脂)等からなる。
本実施の形態にあっては、係合部本体19を固定部15cを介してボタン本体11bの係合部本体収納凹部20内に、裏面部47側から挿入した場合には、係合部本体19が収納された固定部15cの金属製の係合爪部55が、合成樹脂製のボタン本体11bの係合部本体収納凹部20の内側面部56に嵌合し、係合部本体19を収納した固定部15cはボタン本体11cに固定される。
従って、本実施の形態にあっては、前記実施の形態におけるボタン本体11bとは異なり、係合部本体収納凹部20内にアンダーカットとなる溝部46を設ける必要がないことから、ボタン本体11cの型成型が容易なホックボタンを提供することができる。
さらに、図10はさらに他の実施の形態を示す。本実施の形態においても上記実施の形態と異なる部分のみを記す。本実施の形態に係るホックボタン60を構成する雌部材61にあっては、ボタン本体11dは金属製であって、係合部本体19は、上記実施の形態とは異なり、固定部を介することなくボタン本体11dに固定される。
即ち、ボタン本体11dには、中央部に短円筒状の円周状立ち上がり部62が形成されており、この円周状立ち上がり部62内に係合部本体19を配置した状態で、円周状立ち上がり部62の先端部を内方へ折曲することにより係合部本体19をカシメ固定するものである。その他の構成は上記実施の形態と同様である。
従って、本実施の形態に係る雌部材60においては、上記各実施の形態におけるような固定部が不要となることから、製造コストをより低減することができる。
本考案は、広くホックボタンに提供することができるため、産業上の利用可能性を有している。
10 ホックボタン
11 ボタン本体
11a ボタン本体(雄部材)
11b ボタン本体(雌部材)
11c ボタン本体(雌部材)
11d ボタン本体(雌部材)
12 係止部
14 突起部本体
15a 固定部(雄部材)
15b 固定部(雌部材)
15c 固定部(雌部材)
16 係合段部
18 貫通孔部
19 係合部本体
20 係合部本体収納凹部
21 孔部本体
22 孔部
23 立ち上がり周縁部
24 円盤部
25 バネ部材
25a 一端部
25b 他端部
25c 係止片部
26 雄部材
27 雌部材
28 小孔
29 突起部本体係合部
29a 略球状部
29b 基部
30 突起部本体軸部
31 空孔
32 裏面部
33 肉厚部
34 内方傾斜部
35 周縁部
40 表面部
41 孔部
42 円筒部
43 スリット部
44 孔部
45 係合爪部
46 溝部
47 裏面部
48 表面部
50 ホックボタン
51 雌部材
54 係合部本体収納凹部
55 係合爪部
56 内側面部
60 ホックボタン
61 雌部材
62 円周状立ち上がり部

Claims (6)

  1. 一対のボタン本体と、上記一対のボタン本体とは別体に形成され上記ボタン本体に夫々固定された係止部とを有することを特徴とするホックボタン。
  2. 上記係止部は上記ボタン本体の表面部上に突出する突起部として形成され、上記ボタン本体の中央部の厚さ方向に貫通して配設される突起部本体と、上記突起部本体を裏面部側において固定する固定部とを有することを特徴とする請求項1記載のホックボタン。
  3. 上記突起部本体には係合段部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のホックボタン。
  4. 上記係止部は上記ボタン本体の中央部において厚さ方向に沿って設けられた係合孔部として形成され、上記ボタン本体の中央部に開設された貫通孔部と、上記貫通孔部内に裏面部側から挿入配置され、ボタン本体に固定される係合部本体と、上記係合部本体を上記ボタン本体の裏面部側において上記ボタン本体に固定する固定部とを有し、
    上記貫通孔部は、上記係合部本体を上記固定部を介して収納固定しうる係合部本体収納凹部と、上記係合部本体収納凹部に厚さ方向に沿って表面部側に連設されると共に、上記係合部本体収納凹部の径寸法よりも小径に形成された孔部本体とからなることを特徴とする請求項1記載のホックボタン。
  5. 上記係合部本体は、中央に孔部が形成され、立ち上がり周縁部を有する円盤部と、上記円盤部内に配設され上記孔部の径方向両端部において孔部内に突出して端部が配置されるバネ部材とを有することを特徴とする請求項4記載のホックボタン。
  6. 上記ボタン本体及び上記固定部は合成樹脂製であることを特徴とする請求項1記載のホックボタン。
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