JP3164898U - 杖固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】非磁性体である取付部に固定することができると共に杖を着脱しやすく、製造コストを低減することができる杖固定具を提供する。【解決手段】別部材の固定手段により被固定部に固定される固定板部11と、該固定板部に固定された杖係止部12とを備え、上記杖係止部は可撓性を有するエラストマーにより一体成型され、固定板部へ固定される基部14と、該基部の両端部から突出形成され、先端部が所定間隔を置いて対向して配置される円弧状の一対の係止片部16とを有し、杖を、上記一対の係止片部の間を介して、基部及び一対の係止片部により形成される空隙内へ挿入して固定する。【選択図】図1

Description

本考案は杖固定具の改良に関する。
従来より、老人等が使用する杖の固定具が販売されていた。このような杖固定具は、取付部への固定板部と、この固定板に対して約90度の範囲で回動可能に取り付けられた、全体略短円筒のクリップ状に形成された杖係止部とにより構成され、上記固定板部を水平段部又は垂直平面部に適宜手段により固定し、固定板部に対して90度の角度で配置される杖係止部に対して杖を挿入係止させることにより、杖を固定するように構成されている(特許文献1)。
しかしながら、このような従来の杖固定具にあっては、杖係止部は固定板部に対して回動可能に取り付けられていることから、杖を杖係止部に挿入する場合や、杖係止部から取り出す際に、杖係止部も杖の動きに追随して回動してしまい、杖を挿入固定しにくい場合があると共に取り出しにくい場合がある、という不具合があった。
また、上記杖固定具にあっては、杖係止部は弾性を有する素材からは形成されていないことから、杖は杖係止部の上方から杖係止部の空隙部内に杖を挿通固定せざるをえず、杖の挿入方向が固定されてしまうことから、使いにくい場合がある、という不具合もあった。
また、従来、本件出願人は、磁石が内装された固定板部を有すると共に、弾性変形可能な素材により構成された、同様の形状を有する杖係止部を備えた杖固定具を提案している(特許文献2)。
この杖固定具にあっては、杖を杖係止部の側面方向から、上記空隙部を介して杖係止部の空隙部内に、杖係止部の側方から挿入固定することができる。
しかしながら、このような杖固定具にあっては、磁石により被取付部に固定するように構成されていることから、非磁性体からなる被取付部には固定することができない、という不具合が存していた。
さらに、この従来の固定具にあっては、杖係止部を構成する一対の係止片部はスプリング部材により互いに接近する方向へ常時付勢されており、杖係止部を構成する部品点数が多く、製造コストが嵩む、という問題もあった。
実用新案登録第3132718号 実用新案登録第3008457号
本考案はこのような従来からの要請に応えるものであって、その課題は、非磁性体である取付部であっても固定することができると共に杖を着脱しやすく、製造コストを低減することができる杖固定具を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の考案にあっては、別部材の固定手段により被固定部に固定される固定板部と、上記固定板部に固定された杖係止部とを備え、上記杖係止部は可撓性を有するエラストマーにより一体成型され、固定板部へ固定される基部と、上記基部の両端部から突出形成され、先端部が所定間隔を置いて対向して配置される円弧状の一対の係止片部とを有し、杖を、上記一対の係止片部の間を介して、基部及び一対の係止片部により形成される空隙内へ挿入して固定することを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、固定板部は別部材の固定手段を用いて被固定部に固定される。
また、杖を固定する場合には、基部及び上記一対の係止片部により内部に形成された空隙内へ挿入固定する。杖を挿入固定する場合、杖係止部は可撓性を有するエラストマーにより一体形成されていることから、杖挿入時には一対の係止片部は弾性変形して杖を上記空隙内に固定する。また、取り出し時にも弾性変形して拡開する。
請求項2記載の考案にあっては、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されていることを特徴とする。従って、請求項2記載の考案にあっては、杖は固定板部の平面方向に沿って固定される。
請求項3記載の考案にあっては、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に沿って配設されていることを特徴とする。従って、請求項3記載の考案にあっては、杖は固定板部の平面方向に直交した状態で固定される。
請求項4記載の考案にあっては、上記一対の係止片部の先端部には、夫々、上記基部及び一対の係止片部により形成される空隙内へ突出し、杖挿入時に上記空隙方向へ杖の挿入をガイドするガイド部が膨出形成されたことを特徴とする。従って、一対の係止片部の間を介して杖を空隙内に挿入する場合には、上記ガイド部により杖の挿入がガイドされる。
請求項5記載の考案にあっては、上記一対のガイド部には、杖挿入方向に沿って突条部が形成されたことを特徴とする。従って、請求項5記載の考案にあっては、一対の係止片部の間を介して杖を空隙内に挿入する場合には、上記ガイド部に形成された突条部によりガイドされて挿入される。
請求項6記載の考案にあっては、上記杖係止部の基部には固定板部との接合固定部が形成されていると共に上記固定板部には上記接合固定部に接合される接合部が形成され、上記接合固定部及び上記接合部には、夫々、貫通して形成され、接合時には互いに整合されると共に軸状の固定部材が貫通配置される孔部が開設され、上記接合固定部の孔部内には小突部が形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の考案にあっては、上記接合固定部の孔部は長孔に形成されると共に、上記小突部は、上記孔部の長さ方向中央部に所定寸法を有し、軸方向に沿う突条として形成され、上記突条は、中間部が最も高く形成されると共に上記中間部から両端部にかけて次第に低く形成されていることを特徴とする。
従って、請求項7記載の考案にあっては、杖係止部と固定板部を接合する場合に、上記夫々の孔部を整合させて軸状固定部材を上記接合固定部の孔部内に挿入した場合、上記突条に至る部位まではスムーズに挿入でき、その後、上記突条に次第に係合することにより孔部内に固定される。
請求項1記載の考案にあっては、杖係止部は可撓性を有するエラストマーにより型による一体形成されていることから、従来のように係止片部を付勢するスプリング部材は不要となり、構成部品点数を削減することができ、製造コストを低減することができる。
また、従来のように、磁力により被固定部に固定されるものではなく、固定板部は別部材の固定手段を用いて被固定部に固定されることから、磁力が作用しない被固定部であっても固定することができる。
さらに、杖挿入時には一対の係止片部は弾性変形して杖を上記空隙内に固定するように構成されることから杖を容易に固定し、また、取り出し時にも拡開することから固定を解除し取り出して使用することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されており、杖は固定板部の平面方向に沿って固定されることから、請求項2記載の考案にあっては、例えば、壁面部等に本考案に係る杖固定具を固定して杖を壁面部と略平行に固定することができる。
請求項3記載の考案にあっては、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に沿って配設されており、杖は固定板部の平面方向に直交した状態で固定されることから、請求項3記載の考案にあっては、例えば、棚、机等の平面部の端部に本考案に係る杖固定具を固定して、杖を固定することができる。
請求項4記載の考案にあっては、上記一対の係止片部の先端部には、夫々、上記杖挿入部方向へ突出し、杖挿入時に上記杖挿入部方向へ杖の挿入をガイドするガイド部が膨出形成され、一対の係止片部の間を介して杖を空隙内に挿入する場合には、上記ガイド部により杖の挿入がガイドされるように構成されていることから、杖を上記一対の係止片部の長さ方向に沿って容易に係止片部内に挿入し固定することができる、
請求項5記載の考案にあっては、上記一対のガイド部には、杖挿入方向に沿って突条部が形成され、一対の係止片部の間を介して杖を空隙内に挿入する場合には、上記ガイド部に形成された突条部によりさらにガイドされて挿入されるように構成されていることから、請求項4記載の考案の効果に加えて、杖をスムーズに挿入及び取り出しでき、さらに挿入又は取り出しやすい杖固定具を提供することができる。
請求項6及び7記載の考案にあっては、上記のように、杖係止部と固定板部を接合する場合に接合固定部を接合部の間に挿入配置し、上記、夫々の孔部を整合させて軸状固定部材を接合固定部の孔部内に挿入した場合、上記突条に至る部位まではスムーズに挿入でき、その後、上記突条に次第に係合することにより孔部内に固定される。
杖係止部はエラストマーによる一体成型で形成されていることから、金型内において高温条件下で成型した場合には型成型品は膨張し、その後、冷却して型から取り出した場合には型成型品は収縮する。さらに、その後の環境温度条件によっても型成型品は膨張する可能性もあり、その結果、基準となる公差を維持できず製造誤差が生じる場合もある。
従って、このように基準値よりも大きな製造誤差を以って形成された場合には、上記のように杖係止部の接合固定部を固定板部の接合部に接合し軸状固定部材を挿通した場合に、軸状固定部材が孔部内に挿通された場合であっても孔部内周面との間に空隙を有し、その結果嵌合できず、杖係止部を固定板部に強固に固定することができない場合も考えられる。
しかしながら、このような場合であっても、本考案にあっては、軸状固定部材を挿入した場合、軸状固定部材は上記接合固定部の孔部の長さ方向中央部に至るまではスムーズに挿入され、その後、軸方向に沿って形成され、中間部が最も高く形成されると共に両端部に至るに従って次第に低くなるように形成された突条に係合することから、軸状固定部材は上記突条により確実に孔部内に係合固定することができる。
また、使用者にとっては、軸状固定部材の挿入時に上記の突条部と係合することから摩擦による適度な抵抗感を以って挿入できるため、使用者は、杖係止部と固定板部との接合の際に、容易かつ良好な組み立て作業を行うことができる。
本考案に係る杖固定具の第一の実施の形態を示し、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されている場合を示す斜視図である。 本考案に係る杖固定具の第一の実施の形態を示し、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に沿って配設されている場合を示す分解斜視図である。 本考案に係る杖固定具の第一の実施の形態を示し、図2のA−A線断面図である。 本考案に係る杖固定具の第一の実施の形態を示し、図2のB−B線断面図である。 本考案に係る杖固定具の第二の実施の形態を示し、壁面部に固定して使用している場合を示す図である。 本考案に係る杖固定具の第二の実施の形態を示し、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されている場合を示す斜視図である。 本考案に係る杖固定具の第二の実施の形態を示し、上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されている場合を示す分解斜視図である。 本考案に係る杖固定具の第一の実施の形態を示し、机の上面端部に固定して使用している場合を示す図である。
図1及び図2に示すように、第一の実施の形態に係る杖固定具10は、別部材であるスクリュー等の固定手段(図示せず)により、壁面部、机、棚等の被固定部に固定される固定板部11と、上記固定板部11に接合可能に固定された杖係止部12とを備えている。
上記杖係止部12は可撓性を有し弾性変形しうるエラストマーにより一体成型され、固定板部11へ固定される基部14と、上記基部14の両端部から突出形成され、先端部15、15が所定間隔を置いて対向して配置される円弧状の一対の係止片部16、16とを有し、杖を、上記一対の係止片部16、16の間を介して、基部14及び一対の係止片部16、16により形成される空隙17内へ挿入して固定するように構成されている。
図2に示すように、上記固定板部11は、全体平面略長方形状に形成され、基端部の幅方向両端部には杖係止部12との接合部18、18が所定間隔を置いて一対に形成され、上記接合部18、18を貫通して接合孔部19、19が開口されている。上記接合部18、18は、後端部に長さ方向に沿って形成された側方端面部18a、18aと、同様に後端部において上方に向かって形成された上方面部18b、18bを有している。
また、固定板部11の長さ方向中央部には2個の固定孔部20、20が開設され、別部材としての、例えば、スクリュー等の固定具(図示せず)により、壁面等の被固定部に固定するように構成されている。
上記杖係止部12は、第一の実施の形態及び第二の実施の形態において同一の形状、構造に形成されている。
即ち、図1及び図2に示すように、上記基部14の上面端部には、上記接合部18、18の間に固定できる幅寸法に形成された接合固定部21が突出形成されている。
接合固定部21は、基部14の上面方向に立ちあがって延設された側面長方形状の固定片部21a、21aと、この固定片部21a、21aの間に配設され、背面部側において基部14の後方へ突出形成された直方体状の挿入部21bとにより構成されており、上記挿入部21bには、長さ方向に沿って、上記接合孔部19、19と整合しうる孔部22が貫通して設けられている。
また、上記係止片部16、16は、杖を空隙17内に挿入固定した場合に杖が係止されるように設定された所定の幅寸法を有していると共に、上記係止片部16、16の先端部15、15の間は、一般的な杖の径寸法よりも小さく形成され、係止片部16、16の間の空隙17内に杖を挿入した場合に、係止片部16、16が撓んで開き、その後、元の形状に復帰することにより杖を内部の空隙17内に固定するように形成されている。
上記一対の係止片部16、16の先端部には、夫々、上記空隙24方向へ突出し、杖挿入時に上記杖挿入部方向へ杖の挿入をガイドするガイド部27、27が膨出形成されている。このガイド部27、27は、夫々、係止片部16、16の内部に形成される空隙17方向へ伸びる、互いに対向するガイド面部28、28を有している。
本実施の形態にあっては、上記ガイド面部28、28には、ガイド面部28、28に沿って、夫々、所定間隔を置いて配設された2本の突条部31、31が杖の挿入方向に沿って形成されている。
また、図3(a)及び(b)に示すように、上記挿入部21bに開設された孔部22内は長孔に形成されると共に、上記孔部22の軸方向中央部には軸方向に沿う3つの突条32、32、32が、孔部22の周面方向に沿って内壁面部33に等間隔に形成されている。
上記突条32、32、32は、図3(b)に示すように、中間部32aが最も高く形成されると共に上記中間部32aから両端部32b、32bにかけて次第に低く形成されている。
本実施の形態に係る杖固定具10を使用する場合には、図2に示すように、上記杖係止部12の挿入部21bを上記固定板部11の接合部18、18の間に挿入すると共に、上記固定片部21a、21aを上記接合部18、18の側方端面部18a、18aに当接させ、この状態で、上記接合孔部19、19及び孔部20を合わせ、上記接合孔部19、19及び孔部20の内径と略同一の径寸法であって、上記接合孔部19、19及び孔部20の長さ寸法と略同一の長さ寸法に形成された合成樹脂製の軸状固定部材13を、上記接合孔部19、19及び孔部20に挿通して、杖係止部12を固定片部11に固定する。
この場合、上記接合孔部19、19及び孔部20を整合させて軸状固定部材13を上記接合孔部19を介して孔部20内に挿入した場合、軸状固定部材13は、上記突条32、32、32に至るまではスムーズに挿入でき、その後、上記突条32、32、32に次第に係合することにより孔部20内に固定される。
ところで、杖係止部12はエラストマーによる一体成型で形成されているが、一般に、金型内において高温条件下で型成型した場合には型成型品は膨張し、その後、冷却して型から取り出した場合には型製品は収縮する。さらに、その後の環境温度条件によっても型成型品は膨張の可能性があり、その結果、基準となる公差を維持できず製造誤差が生じる場合もある。
従って、このように基準値よりも製造誤差により大きく形成された場合には、上記のように杖係止部12の接合固定部21を固定板部11の接合部18、18に接合して軸状固定部材13が孔部20内に挿通された場合であっても孔部20の内壁面33と嵌合できず、杖係止部12を固定板部11に強固に固定することができない場合も起こりうる。
しかしながら、本実施の形態にあっては、軸状固定部材13を挿入した場合、軸状固定部材13は上記孔部20の長さ方向中央部に至るまではスムーズに挿入され、その後、軸方向に沿って形成され、中間部32aが最も高く形成されると共に両端部32b、32bに至るに従って次第に低くなるように形成された3つの突条32、32、32に係合することから、軸状固定部材13は上記突条32、32、32により確実に孔部22内に係合固定することができる。
また、使用者にとっては、軸状固定部材13の挿入時に上記の突条32、32、32と係合することから摩擦による適度な抵抗感を以って挿入できる。その結果、使用者は、杖係止部12と固定板部11との接合の際に、容易かつ良好な組み立て作業を行うことができる。
その後、本実施の形態に係る杖固定具10を使用する場合には、図4に示すように、例えば、固定板部11をスクリュー等の固定具により壁面部25に固定し、上記固定板部11の平面部に沿って配設された杖係止部12の係止片部16、16の前方から、壁面部25に沿うようにして杖26を挿入固定する。
本実施の形態にあっては、杖係止部12の係止片部16、16のガイド面部28、28に2本の突条部31、31が形成されていることから、杖26を係止片部へ挿入する際には、全体として4本の突条部31によりガイドされて挿入されることにより、よりスムーズに挿入又は排出される。
本実施の形態に係る杖固定具10を使用した場合には、壁面部25等に対して並行に杖26を固定することができる。
図5及び図6は、本考案に係る杖固定具の第二の実施の形態を示す。本実施の形態に係る杖固定具30は、基本的構成は前記実施の形態と同様であるが、杖係止部12の固定片部11への取付方向のみが異なる。
即ち、本実施の形態にあっては、前記実施の形態とは異なり、杖係止部12の固定片部21aは固定板部11の接合部18の上方面部18bに当接した状態で、挿入部21bが接合部18、18の間に挿入固定されている。
その結果、図6に示すように、上記杖係止部12の基部14及び係止片部16、16は、上記固定板部11の平面方向に対して直交して配設されている。
本実施の形態に係る杖固定具30を使用する場合には、図7に示すように、例えば、机、棚等29の上面部が形成されている被固定部へ上記固定片部11をスクリュー等で固定し、被固定部外方へ突出配置された杖係止部12へ杖26を挿入固定する。
従って、本実施の形態に係る杖固定具30にあっては、机、棚等29、上面部が形成された被固定部を利用して杖26を固定することができる。
10 杖固定具
11 固定板部
12 杖係止部
13 軸状固定部材
14 基部
15 先端部
16 係止片部
17 空隙
18 接合部
18a 上方面部
18b 側方端面部
19 接合孔部
20 固定孔部
21 接合固定部
21a 固定片部
21b 挿入部
22 孔部
25 壁面部
26 杖
27 ガイド部
28 ガイド面部
29 机、棚等
30 杖固定具
31 突条部
32 小突起
32a 中間部
32b 両端部
33 内壁面部

Claims (7)

  1. 別部材の固定手段により被固定部に固定される固定板部と、上記固定板部に固定された杖係止部とを備え、上記杖係止部は可撓性を有するエラストマーにより一体成型され、固定板部へ固定される基部と、上記基部の両端部から突出形成され、先端部が所定間隔を置いて対向して配置される円弧状の一対の係止片部とを有し、杖を、上記一対の係止片部の間を介して、基部及び一対の係止片部により形成される空隙内へ挿入して固定することを特徴とする杖固定具。
  2. 上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に直交して配設されていることを特徴とする請求項1記載の杖固定具。
  3. 上記基部及び係止片部は、上記固定板部の平面方向に沿って配設されていることを特徴とする請求項1記載の杖固定具。
  4. 上記一対の係止片部の先端部には、夫々、上記基部及び一対の係止片部により形成される空隙内へ突出し、杖挿入時に上記空隙方向へ杖の挿入をガイドするガイド部が膨出形成されたことを特徴とする請求項2又は3のいずれか1項に記載の杖固定具。
  5. 上記一対のガイド部には、杖挿入方向に沿って突条部が形成されたことを特徴とする請求項4記載の杖固定具。
  6. 上記杖係止部の基部には固定板部との接合固定部が形成されていると共に上記固定板部には上記接合固定部に接合される接合部が形成され、上記接合固定部及び上記接合部には、夫々、貫通して形成され、接合時には互いに整合されると共に軸状の固定部材が貫通配置される孔部が開設され、上記接合固定部の孔部内には小突部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の杖固定具。
  7. 上記接合固定部の孔部は長孔に形成されると共に、上記小突部は、上記孔部の長さ方向中央部に、所定寸法を有し軸方向に沿う突条として形成され、上記突条は、中間部が最も高く形成されると共に上記中間部から両端部にかけて次第に低く形成されていることを特徴とする請求項6記載の杖固定具。
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