JP3192085U - 包装装置 - Google Patents

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淳 花方
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公成 奥野
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Abstract

【課題】作業スペースを最小限に抑えることができ、熱収縮包装作業を効率よく行うことができる包装装置を提供する。【解決手段】熱収縮性フィルム14により被包装物を包むフィルムシール装置18を備える。被包装物を包んだ熱収縮性フィルム14を加熱して熱収縮させる加熱室24を備えた加熱装置本体16を有する。加熱装置本体16は直方体状に形成され、その天面にフィルムシール装置18を載置して成る。フィルムシール装置18は、熱収縮性フィルム14を溶断溶着する溶断刃がL型に配置されたL型シーラ22を備える。【選択図】図1

Description

この考案は、商品等の被包装物を熱収縮性フィルムで収縮包装する包装装置に関する。
従来、商品等の被包装物を熱収縮性フィルムで包み、加熱することによって熱収縮性フィルムを収縮させ、被包装物の周面に密着させる収縮包装が行われている。この種の収縮包装を行う包装装置として、例えば特許文献1に開示されているように、被包装物供給手段、フィルム供給手段、及びフィルム被覆手段を用いて被包装物を熱収縮性フィルムで包み、1室式のトンネル炉の加熱収縮室内で被包装物を加熱する熱収縮包装装置がある。この熱収縮包装装置は、複数のベルトコンベアを用いて被包装物を水平方向に一方向に搬送しながら被包装物を熱収縮性フィルムで包んで収縮包装しているものである。
特許文献1に開示された一般的な熱収縮包装装置は、比較的広いスペースの工場等で大量の包装を行う場合適しているが、小売店舗等の狭い作業スペースで多種少量の包装を行うには適していないものであった。そこで、特許文献2に開示されているように、熱収縮性フィルムを収縮させる加熱室を上下に配置するとともに、熱収縮性フィルムで包んだ商品を加熱室に対して往復駆動して出入りさせ、上下の加熱室を交互に使用することにより、作業効率と作業スペースの両方を向上させた包装装置も提案されている。
この他、より小型の熱収縮装置として、特許文献3に開示されているように、装置本体と、装置本体内の加熱室内に配された水平軸を中心として回転する回転体と、回転体に支持されて水平状態を保ちながら回転体の回転に伴い加熱室内を回動するテーブルと、外部から空いたテーブル上に熱収縮性フィルムで包まれた被包装物を導入するための開口と、加熱室内で加熱された後の被包装物をテーブルから取り出すための開口とを備えた熱収縮包装装置も提案されている。この熱収縮包装装置は、コンベア等の搬送装置や被包装物を熱収縮性フィルムで包むための装置を備えず、装置外形を小型化したものである。
特開2008−50041号公報 特開2011−201556号公報 特開2002−46716号公報
しかしながら、特許文献1に開示された熱収縮包装装置は、複数のベルトコンベアが水平方向に並べて設けられ装置全長が長くなるので、広い設置スペースが必要となる。従って、上述の通り工場に設置される自動包装ラインなどに用途が限定され、小売り店舗などの狭いスペースに設置され、多品種少量の包装作業を行う用途には利用できないものであった。
また、特許文献2に開示された包装装置も、商品を熱収縮性フィルムで包む箇所と、熱収縮性フィルムを収縮させる加熱室が水平方向に併設され、チェーンコンベアにより商品を加熱室に搬送するものであり、作業スペースをある程度必要とするものであった。
さらに、特許文献3に開示された熱収縮包装装置は、比較的狭いスペースに設置され半自動又は手動で収縮包装を行うものであるが、加熱室の内部は、テーブルが回動できるように一定の広い空間を確保しなければならないため、装置自体の外形が大きくなり、省スペース化に限界があった。しかも、被包装物の出入り口が各々別々にあり、広い加熱室内を高温にして加熱性能を維持させる必要があるので、装置稼働中に消費するエネルギー量が比較的大きいという問題があった。
この考案は、上記背景技術に鑑みて成されたもので、作業スペースを最小限に抑えることができ、熱収縮包装作業を効率よく行うことができる包装装置を提供することを目的とする。
この考案は、熱収縮性フィルムに包まれた被包装物を加熱し、前記熱収縮性フィルムを前記被包装物の周面に密着させる包装装置であって、前記熱収縮性フィルムにより前記被包装物を包むフィルムシール装置と、前記被包装物を包んだ前記熱収縮性フィルムを加熱して熱収縮させる加熱室を備えた加熱装置本体とを備え、前記加熱装置本体の上部に前記フィルムシール装置を配置した包装装置である。
前記加熱装置本体は直方体状に形成され、その天面に前記フィルムシール装置が載置されて成るものである。特に、前記フィルムシール装置は、前記熱収縮性フィルムを溶断溶着する溶断刃がL型に配置されたL型シーラを備えたものであると良い。さらに、前記フィルムシール装置は、その上方に前記熱収縮性フィルムのフィルムロールを配置して成ることが好ましい。
この考案の包装装置は、装置本体の包装箇所と加熱室を上下方向に配置した構造のため、装置全体の床面積を最小限に小さくすることができ、一般的な小売り店舗などの比較的狭いスペースにも容易に設置することができる。しかも、加熱室は包装箇所の下方に設けられているので、加熱室の放熱も最小限に抑えられ、熱効率がよく、コストも抑えることができる。
この考案の一実施形態の包装装置の外観を示す正面図である。 この実施形態の包装装置の外観を示す左側面図である。 この実施形態の包装装置により包装した商品を示す斜視図である。
以下、この考案の一実施形態の包装装置について、図面に基づいて説明する。この実施形態の包装装置10は、図3に示すように、雑誌等の複数の商品からなる被包装物12を二つ折りの熱収縮性フィルム14で包み、3方がシールされた状態で包装し、包まれた被包装物12全体を加熱することによって熱収縮性フィルム14を収縮させ、被包装物12の周面に熱収縮性フィルム14を密着させて収縮包装を行うものである。
包装装置10は、図1、図2に示すように、略矩形で縦長の加熱装置本体16と、加熱装置本体16の天面16aに載置されたフィルムシール装置18から成る。フィルムシール装置18は、ロール状に巻かれた二つ折りの熱収縮性フィルム14のフィルムロール14aが取り付けられるロール支持部20と、フィルムロール14aから引き出された熱収縮性フィルム14aの開口部をヒートシールするL型シーラ22を備えている。
ロール支持部20は、フィルムシール装置18の上方に位置し、二つ折りの熱収縮性フィルム14のフィルムロール14aを回転自在に2本のローラ20aで保持し、熱収縮性フィルム14を繰り出し可能に支持している。
ロール支持部20の下方にはL型シーラ22が位置し、L型シーラ22には被包装物12を載置して熱収縮性フィルム14に包んだ状態でシールするシール台23が設けられている。L型シーラ22は、シール台23に対して揺動自在に設けられ、熱収縮性フィルム14の開口部を溶断溶着して封止する。L型シーラ22の構造は、例えば上述の特許文献2に開示された公知のL型シーラ及びシール受け台の構成と同様であり、互いに直角に連結された第1シーラ22aと第2シーラ22bがL型に固定され、各シーラ22a,22bには先端が下向きに取り付けられた溶断刃19とフィルム押さえ21、及び溶断刃等を加熱する図示しないヒートブロック及び冷却パイプなどを備えている。L型シーラ22の下端部は、シール台23の表面と対向し、シール台23は、揺動して圧接する溶断刃19及びフィルム押さえ21がシール台23の当接位置に均等に接するように取り付けられている。なお、溶断溶着する熱源は、L型シーラ22の下方のシール台23に設けられていても良く、L型シーラ22とシール台23が上下逆でもよい。
加熱装置本体16の内部には、加熱室24とローラコンベア26、及びその駆動装置であるモータ28とその他図示しない駆動機構が収容されている。さらに、加熱室24の情報には加熱用のヒータ25が設けられ、ローラコンベア26の下側には、送風ファン27aとモータ27bから成る送風装置27が取り付けられている。加熱装置本体16の下面にはキャスタ29が取り付けられ、移動自在に設けられている。
加熱装置本体16の一方の側面には、図1、図2に示すように、加熱室24の入口24aが設けられ、入口24aは、開閉蓋30により開閉可能に設けられている。開閉蓋30の内側面には、ローラ34が設けられ、被包装物12を加熱室24内に容易に搬入可能に形成されている。加熱室24の入口24aと反対側の側面には出口24bが設けられ、出口24bにも開閉蓋32が開閉自在に取り付けられている。開閉蓋30,32の外側上部には、取手30a,32aが各々取り付けられ、開閉動作を容易にしている。出口24bの開閉蓋32の下方には、包装した商品12を一時的に収容する収納バケット36が設けられている。収納バケット36は、加熱装置本体16の側面から開閉される保持台で、使用しないときには、加熱装置本体16の側面に閉じておくことができる。
次に、この包装装置10の使用方法について説明する。まず、二つ折りにされた熱収縮性フィルム14をロール支持部20から引き出し、二つ折りされた熱収縮性フィルム14の先端部をL型シーラ22により溶着する。これにより、熱収縮性フィルム14の先端が閉じられる。この状態で、被包装物12を二つ折りの側方開口部分から熱収縮性フィルム14中に挿入し、L型シーラ22で、開口した側方縁部及びフィルムロール14a側を溶断溶着して切り離す。これにより、被包装物12は、熱収縮性フィルム14で包まれ、開口縁部もシールされた状態になる。ここで、L型シーラ22による熱収縮性フィルム14のシール操作は、L型シーラ22の持ち手22cを保持してL型シーラ22を揺動して下降させ、溶断刃とシール受け台の間で二つ折りにされた収縮性フィルム14の開口縁部を挟み、その部分を溶着によりシールするとともに、溶断刃に挟まれた部分を溶断する。これにより、被包装物12は、熱収縮性フィルム14により四方が包まれた状態で包装される。
フィルムシール装置18によるシール動作が終わると、被包装物12を加熱室24の入り口24aから加熱室24内に挿入する。加熱室24内では、ヒータ25による熱風によって加熱され、被包装物12を包む熱収縮性フィルム14が熱収縮し、被包装物12の周面に密着する。加熱室24内では、ローラコンベア26により入口24aから出口24bに被包装物12が運ばれ、被包装物12が収縮包装された状態で外に出てくる。そして、作業者によってその被包装物12が取り出され、加熱装置本体16の下方に設けられた収納バケット36を開いて、収納バケット36内に一時的に収容する。上記の動作を繰り返すことによって、複数の被包装物12を連続的に収縮包装する作業が行われる。
以上説明したように、この実施形態の包装装置10は、加熱室24が設けられた加熱装置本体16の天面16aにL型シーラ22を備えたフィルムシール装置18が載置された構造であり、熱収縮包装を行うための装置が上下に設けられ、最小限の作業スペースで包装作業を行うことができる。これにより、書店等の小売店舗内でも包装作業を行うことができ、きめ細かな要求に対応可能な熱収縮包装を行うことができる。さらに、加熱装置本体16の上方にフィルムシール装置18が設けられ、加熱室24から熱が逃げにくい構造であり、エネルギー効率も良く、作業効率やコストを抑えることも可能である。
させることが可能になる。
なお、この考案の包装装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、フィルムシール装置は、L型シーラ以外の溶断溶着刃が1本のシール装置でもよく、適宜のシール装置を用いることができる。
てもよい。
10 包装装置
12 被包装物
14 熱収縮性フィルム
16 加熱装置本体
18 フィルムシール装置
20 ロール支持部
22 L型シーラ
23 シール台
24 加熱室
26 ローラコンベア
30,32 開閉蓋

Claims (4)

  1. 熱収縮性フィルムに包まれた被包装物を加熱し、前記熱収縮性フィルムを前記被包装物の周面に密着させる包装装置において、
    前記熱収縮性フィルムにより前記被包装物を包むフィルムシール装置と、前記被包装物を包んだ前記熱収縮性フィルムを加熱して熱収縮させる加熱室を備えた加熱装置本体とを備え、
    前記加熱装置本体の上部に前記フィルムシール装置を配置したことを特徴とする包装装置。
  2. 前記加熱装置本体は直方体状に形成され、その天面に前記フィルムシール装置が載置されて成る請求項1記載の包装装置。
  3. 前記フィルムシール装置は、前記熱収縮性フィルムを溶断溶着する溶断刃がL型に配置されたL型シーラを備えたものである請求項1又は2記載の包装装置。
  4. 前記フィルムシール装置は、その上方に前記熱収縮性フィルムのフィルムロールを配置して成る請求項3記載の包装装置。
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