JP3192072U - ロアブラケット及びエアスプリング取付け構造 - Google Patents
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- 241000982634 Tragelaphus eurycerus Species 0.000 description 1
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Abstract
【課題】エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けるロアブラケット及びエアスプリング取付け構造を提供する。
【解決手段】ロアブラケット50は、エアスプリング40を下方から固定するためのボルト45を挿通するためのボルト挿通穴51aが形成され、エアスプリング40が載せられる平板状の受け台51と、受け台51と一体に形成され、リーフスプリング60上に取り付けられたラバー固定部材72の上方に受け台51が配置されるように、受け台51を支持する支持部材52,53と、を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】ロアブラケット50は、エアスプリング40を下方から固定するためのボルト45を挿通するためのボルト挿通穴51aが形成され、エアスプリング40が載せられる平板状の受け台51と、受け台51と一体に形成され、リーフスプリング60上に取り付けられたラバー固定部材72の上方に受け台51が配置されるように、受け台51を支持する支持部材52,53と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本考案は、ロアブラケット及びエアスプリング取付け構造に関する。
従来、エアスプリングの上部のみを固定して、その下部を非固定とした取付け構造が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の背景技術には、ダイヤフラム型のエアスプリングの上部をサイドフレームに固定するとともに、エアスプリングの下部を半球状の台座に着座させる取付け構造が記載されている。
上記技術においては、ピストンの役割を果たす下方に開口がある凹部をダイヤフラムの下方に配設するとともに、これに対応する形状の突起を台座に設けることによって、ボルト固定することなく正確に取付け位置を設定することが可能となっている。
しかし、特許文献1に記載されたような取付け構造では、台座に設けられた突起の高さ分だけダイヤフラム内の空気室の高さが狭められることになる。そのため、例えば同一径の円筒形状のダイヤフラムで比較すると、エアスプリングの内部のエア容量が減少し、乗り心地を向上させにくいという課題がある。
本考案は、このような実情を鑑みて提案されたものであり、エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けることができるロアブラケット及びエアスプリング取付け構造を提供することを目的とする。
本考案に係るロアブラケットは、エアスプリングを下方から固定するためのボルトを挿通するためのボルト挿通穴が形成され、前記エアスプリングが載せられる平板状の受け台と、前記受け台と一体に形成され、リーフスプリング上に取り付けられたラバー固定部材の上方に前記受け台が配置されるように、前記受け台を支持する支持部材と、を備えている。
本考案に係るエアスプリング取付け構造は、車体フレームの下側に固定されるエアスプリングと、前記エアスプリングが載せられる前記ロアブラケットと、前記受け台の下方から前記ボルト挿通穴を挿通させて前記エアスプリングを前記ロアブラケットに固定するためのボルトと、リーフスプリング上に取り付けられたラバー固定部材の上方に前記受け台が配置されるように、前記支持部材を前記リーフスプリングに固定する固定部材と、を備えている。
本考案は、エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けることが可能になる。
以下、本考案の一実施形態について詳細に説明する。本実施形態では、車両左側の構造について説明する。但し、車両右側の構造も同様に構成されているので、その詳細な説明は省略する。
図1は、本考案の一実施形態である車両のエアスプリング取付け構造1の分解斜視図である。図2は、リーフスプリング上の純正品の取付け構造を示す要部分解図である。
図2に示すように、車両の純正品であるバンプストラップラバー100は、平面状に形成された平面部と、平面部上に設けられると共に円錐の頂点部分が切欠き形成された凸部と、が一体形成された弾性部材である。
バンプストラップラバー100は、U字ボルト71、ラバー固定部材72、ボルト73によって、リーフスプリング60上に固定されている。ラバー固定部材72には、バンプストラップラバー100の凸部を通すための穴部72aと、ボルトを挿通するためのボルト挿通穴72bと、が形成されている。
バンプストラップラバー100は、その凸部がラバー固定部材72の穴部72aに通され外部に露出した状態で、リーフスプリング60とラバー固定部材72によって挟み込まれる。そして、U字ボルト71がラバー固定部材72のボルト挿通穴72bに通され、ナット73によってU字ボルト71が締結されると、バンプストラップラバー100がリーフスプリング60上に固定される。
このような状態で車両に縦方向の振動が発生した場合、バンプストラップラバー100の凸部が、車体フレームに接触したり、離れたりする。これにより、車両に生じる縦方向の振動が、バンプストラップラバー100によって吸収されている。
これに対して、図1に示すように、本考案の実施形態であるエアスプリング取付け構造1は、純正品のバンプストラップラバー100に代えて、新たに、アッパーブラケット30、エアスプリング40、アンダーブラケット50等を備えたものである。つまり、図2において、バンプストラップラバー100が取り外されてから、U字ボルト71は、ラバー固定部材72のラバー固定部材72に通され、ナット73によって締結される。
エアスプリング40は、上部平面部41、エアスプリング本体42、エアフォース継手43、下部平面部44で構成されている。
エアスプリング40の上部平面部41は、アッパーブラケット30を挟んで、ボルト21等によって車体フレーム10に固定される。また、上部平面部41には、エアフォース継手43が設けられている。
エアスプリング40の上部平面部41は、アッパーブラケット30を挟んで、ボルト21等によって車体フレーム10に固定される。また、上部平面部41には、エアフォース継手43が設けられている。
エアフォース継手43は、アッパーブラケット30を貫通して、外部に露出される。エアフォース継手43には、エアスプリング本体42の内部に空気を入れるための不図示のエアフォースが取り付けられる。
エアスプリング本体42の下部には下部平面部(クッションプレート)44が設けられている。下部平面部44は、ロアブラケット50の上面に配置された状態で、ロアブラケット50の下面から複数のボルト45で固定される。
ロアブラケット50は、リーフスプリング60上に固定されていると共に、エアスプリング40がリーフスプリング60上のラバー固定部材72に接触しないように、エアスプリング40を下方から保持するものである。
図3は、ロアブラケット50の構成を示す(a)正面図及び(b)側面図である。ロアブラケット50は、エアスプリング40が載せられる平板状の受け台51と、受け台51と一体に形成されていると共に、受け台51を両端側からそれぞれ支持する支持部材52,53と、で構成されている。
受け台51は、エアスプリング40の下部平面部43が載せられるように平板状になっている。受け台50には、エアスプリング40を下方から固定するためのボルト45を挿通するためのボルト挿通穴51aが形成されている。受け台51の両端には、支持部材52,53がそれぞれ一体になって形成されている。
支持部材52,53は、受け台51がリーフスプリング60上のラバー固定部材72の上方に配置されるように、受け台51を支持する。支持部材52,53には、それぞれU字ボルト61を通すためのボルト挿通穴52a,53aが形成されている。
U字ボルト61は、ロアブラケット50をリーフスプリング60の上面に固定するものである。具体的には、ロアブラケット50がリーフスプリング60の上面に配置されると、U字ボルト61は、ボルト挿通穴52a,53a、リーフスプリング60の下面側に配置された固定用部材62のボルト挿通穴62aを通り、ナット63によって締結される。これにより、ロアブラケット50がリーフスプリング60に固定される。
以上のように、本考案の実施形態に係るエアクッション取付け構造1は、エアスプリング40の内部に入れられる空気の容量を減らすことなく、車体フレーム10とリーフスプリング60との間に、エアスプリング40を取り付けることが可能になる。
なお、上述したエアクッション取付け構造1は、例えばマツダ株式会社のボンゴ(登録商標)トラック、日産自動車株式会社のバネット(登録商標)トラックなどの車両に適用可能であるが、その他の車両に適用することもできる。
1 エアクッション取付け構造
10 車体フレーム
30 アッパーブラケット
40 エアスプリング
50 ロアブラケット
60 リーフスプリング
61 U字ボルト
62 固定用部材
63 ナット
10 車体フレーム
30 アッパーブラケット
40 エアスプリング
50 ロアブラケット
60 リーフスプリング
61 U字ボルト
62 固定用部材
63 ナット
Claims (2)
- エアスプリングを下方から固定するためのボルトを挿通するためのボルト挿通穴が形成され、前記エアスプリングが載せられる平板状の受け台と、
前記受け台と一体に形成され、リーフスプリング上に取り付けられたラバー固定部材の上方に前記受け台が配置されるように、前記受け台を支持する支持部材と、
を備えたロアブラケット。 - 車体フレームの下側に固定されるエアスプリングと、
前記エアスプリングが載せられる請求項1に記載のロアブラケットと、
前記受け台の下方から前記ボルト挿通穴を挿通させて前記エアスプリングを前記ロアブラケットに固定するためのボルトと、
リーフスプリング上に取り付けられたラバー固定部材の上方に前記受け台が配置されるように、前記支持部材を前記リーフスプリングに固定する固定部材と、
を備えたエアスプリングの取付け構造。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192072U true JP3192072U (ja) | 2014-07-24 |
Family
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