JP3196517U - ロアブラケット及びエアスプリング取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けることができるロアブラケット及びエアスプリング取付け構造を提供する。【解決手段】ロアブラケット50は、エアスプリング40を下方から支持するための平板状の受け台51と、断面がシャフト60の外周部に沿って円弧状に形成され、シャフト60の外周部上部に固定される湾曲部材53と、受け台51と湾曲部材53にそれぞれ接合され、前記受け台51の平面部が路面に沿う方向になるように、受け台51を湾曲部材53の上方側で支持するための支持部材52と、を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、ロアブラケット及びエアスプリング取付け構造に関する。
従来、エアスプリングの上部のみを固定して、その下部を非固定とした取付け構造が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の背景技術には、ダイヤフラム型のエアスプリングの上部をサイドフレームに固定するとともに、エアスプリングの下部を半球状の台座に着座させる取付け構造が記載されている。
上記技術においては、ピストンの役割を果たす下方に開口がある凹部をダイヤフラムの下方に配設するとともに、これに対応する形状の突起を台座に設けることによって、ボルト固定することなく正確に取付け位置を設定することが可能となっている。
しかし、特許文献1に記載されたような取付け構造では、台座に設けられた突起の高さ分だけダイヤフラム内の空気室の高さが狭められることになる。そのため、例えば同一径の円筒形状のダイヤフラムで比較すると、エアスプリングの内部のエア容量が減少し、乗り心地を向上させにくいという課題がある。
本考案は、このような実情を鑑みて提案されたものであり、エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けることができるロアブラケット及びエアスプリング取付け構造を提供することを目的とする。
本考案に係るロアブラケットは、エアスプリングを下方から支持するための平板状の受け台と、断面がシャフトの外周部に沿って円弧状に湾曲され、前記シャフトの外周部上部に固定される湾曲部材と、前記受け台と前記固定部材にそれぞれ固着され、前記受け台の平面部が路面に沿う方向になるように、前記受け台を前記固定部材の上方側で支持するための支持部材と、を備えている。
本考案に係るエアスプリング取付け構造は、車体フレームに取り付けられた治具プレートと、アッパーブラケットを挟んで、前記治具プレートに固定されるエアスプリングと、前記エアスプリングの下部が載せられる請求項1に記載のロアブラケットと、前記ロアブラケットを前記シャフトの上面に固定するためのU字ボルトと、を備えている。
本考案は、エアスプリングの内部のエア容量を減少させることなく、エアスプリングを容易に取り付けることが可能になる。
以下、本考案の一実施形態について詳細に説明する。本実施形態では、車両左側の構造について説明する。但し、車両右側の構造も同様に構成されているので、その詳細な説明は省略する。
図1は、車両のエアスプリング取付け構造1の分解斜視図である。エアスプリング取付け構造1は、車両の純正品のバンプストラップラバーゴムに代えて、新たに、アッパーブラケット30、エアスプリング40、ロアブラケット50等を備えたものである。よって、ロアブラケット50を固定するためのU字ボルト71、ワッシャー72、ナット73、留め板74は、車両の純正品である。
本考案の実施形態であるエアスプリング取付け構造1は、車体フレーム10に取り付けられる治具プレート20と、当該治具プレート20の下部に配置されると共にエアスプリング40の上部の間に挿入されるアッパーブラケット30と、タイヤから車体への衝撃を吸収するエアスプリング40と、エアスプリング40の下部を固定するロアブラケット50と、を備えている。
車体フレーム10は、車体を支持するものであって、断面が矩形状に形成された中空状のモノコックフレームである。このため、車体フレーム10は、鉄板が薄いため、図1及び後述する図2に示すように、幅方向に配置された補強パイプ12によって補強されている。車体フレーム10の一側面及び底面には、治具プレート20が取り付けられる。
治具プレート20は、アッパーブラケット30を挟んで、エアスプリング40の上部平面部41を固定するものである。治具プレート20は、断面がL字形状に形成された短いフレームである。治具プレート20の長手方向の長さは、エアスプリング40の直径ほどである。
図2は、車体フレーム10に治具プレート20が固定された状態における車体フレーム10及び治具プレート20の断面図である。治具プレート20は、貫通ボルト15、ワッシャー16及びナット17によって、車体フレーム10の一側面及び下面に取り付けられる。
なお、車体フレーム10は薄い鉄板のため、車体フレーム10の幅方向に補強パイプ12が通され、その補強パイプ12内に貫通ボルト15が通される。補強パイプ12は、治具プレート20の取付前に、次のように車体フレーム10内に配置される。
車体フレーム10の幅方向の一方の側面には直径13mmのボルト穴が形成され、他方の側面には直径10mmのボルト穴が形成される。補強パイプ12の外径は、直径13mmのボルト穴をちょうど通過可能な大きさである。そして、補強パイプ12は、図2に示すように、車体フレーム10の直径13mmのボルト穴に通され、車体フレーム10の直径10mmのボルト穴の前に接触した状態で配置される。この状態で、貫通ボルト15が、治具プレート20のボルト穴、車体フレーム10のボルト穴、補強パイプ12の内部を通り、ワッシャー16を介して、ナット17によって締結される。これにより、治具プレート20が車体フレーム10に取り付けられる。
また、車体フレーム10の車幅方向の断面形状は、完全な矩形ではない。このため、車体フレーム10と治具プレート20とを合わせると、これらの間に隙間が生じる場合がある。そこで、治具プレート20には、この隙間に相当する位置に、隙間占有部材20aが設けられている。これにより、車体フレーム10と治具プレート20の接触部分が広がる。この結果、治具プレート20が車体フレーム10に確実に固定される。
図1に示すように、治具プレート20の下面には、アッパーブラケット30を挟んで、ボルト21等によって、エアスプリング40の上部平面部41が固定される。上部平面部41の下部には、エアスプリング本体42が設けられている。
上部平面部41には、エアフォース継手43が設けられている。また、図1に示すように、エアフォース継手43は、アッパーブラケット30を貫通して、治具プレート20の横から外部に露出される。エアフォース継手43には、エアスプリング本体42の内部に空気を入れるための不図示のエアフォースが取り付けられる。
受け皿部材48は、エアスプリング本体42の下部を載せられる大きさの凹部を有し、円形平皿形状に形成されている。受け皿部材48の下面は、溶接によりロアブラケット50の受け台51に接着されている。
ロアブラケット50は、シャフト60上に固定され、エアスプリング40を下方から支持するものである。ロアブラケット50は、図1に示すように、エアスプリング40を下方から支持するための平板状の受け台51と、シャフト60の外周部上部に固定される湾曲部材53と、受け台51と湾曲部材53との間にそれぞれ接合された支持部材52、を備えている。
受け台51は、受け皿部材48が容易に接着できるように円板形状に形成されている。受け台51の下面(エアスプリング40が載せられない面)には、支持部材52が接合されている。
支持部材52は、受け台51と湾曲部材53の間に介在し、受け台51と湾曲部材53にそれぞれ接合されている。そして、支持部材52は、湾曲部材53に対して受け台51を上方に配置すると共に、当該受け台51の平面が路面に沿うように支持する。
湾曲部材53は、ロアブラケット50をシャフト60の上方に固定させるものであり、板状部材をシャフト60の外周部に沿って湾曲させた部材である。また、湾曲部材53には、複数の小片形状の部材であるボルト位置規制部材54が設けられている。
ボルト位置規制部材54は、U字ボルト71が湾曲部材53に架けられたときの当該U字ボルト71の車幅方向(シャフト60の軸方向)の位置を規制するものである。各々のボルト位置規制部材54は、湾曲部材53の湾曲面の外側であって、当該湾曲部材53の幅方向(シャフト60の軸方向)の端部に設けられている。
上記のように構成されたロアブラケット50は、次のようにしてシャフト60に取り付けられる。
最初に、ロアブラケット50の湾曲部材53が、車幅方向に沿って設けられたシャフト60の上方から当該シャフト60に載せられる。次に、一対のU字ボルト71が湾曲部材53の外周面に載せられる。これにより、一対のU字ボルト71は、湾曲部材53を介してシャフト60に架けられる。
最初に、ロアブラケット50の湾曲部材53が、車幅方向に沿って設けられたシャフト60の上方から当該シャフト60に載せられる。次に、一対のU字ボルト71が湾曲部材53の外周面に載せられる。これにより、一対のU字ボルト71は、湾曲部材53を介してシャフト60に架けられる。
そして、一対のU字ボルト71の各先端部が、留め板74のそれぞれの穴に通される。最後に、一対のU字ボルト71の各先端部には、ワッシャー72が通された後、ナット73が締結される。よって、ロアブラケット50は、車幅方向に沿って設けられたシャフト60の上方に固定される。
ロアブラケット50の受け台51に溶接された受け皿部材48には、エアスプリング本体42の下部が載せられる。この結果、車体フレーム10とシャフト60との間に、エアスプリング40が確実に取り付けられる。これより、エアスプリング40は、車体フレーム10を支持することができると共に、シャフト60(路面)からの衝撃を吸収することができる。
以上のように、本考案の実施形態に係るエアスプリング取付け構造1は、エアスプリング40の内部に入れられる空気の容量を減らすことなく、車体フレーム10とシャフト60との間に、エアスプリング40を取り付けることが可能になる。
なお、上述したエアスプリング取付け構造1は、例えばハイエース(登録商標)などの車両に適用可能であるが、ハイエース(登録商標)と同様の車体構造を有する車両にも適用することができる。
1 エアスプリング取付け構造
10 車体フレーム
12 補強パイプ
20 治具プレート
30 アッパーブラケット
40 エアスプリング
48 受け皿部材
50 ロアブラケット
51 受け台
52 支持部材
53 湾曲部材
60 シャフト
71 U字ボルト
72 ワッシャー
73 ナット
74 留め板
10 車体フレーム
12 補強パイプ
20 治具プレート
30 アッパーブラケット
40 エアスプリング
48 受け皿部材
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52 支持部材
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60 シャフト
71 U字ボルト
72 ワッシャー
73 ナット
74 留め板
Claims (2)
- エアスプリングを下方から支持するための平板状の受け台と、
断面がシャフトの外周部に沿って円弧状に湾曲され、前記シャフトの外周部上部に固定される湾曲部材と、
前記受け台と前記固定部材にそれぞれ固着され、前記受け台の平面部が路面に沿う方向になるように、前記受け台を前記固定部材の上方側で支持するための支持部材と、
を備えたロアブラケット。 - 車体フレームに取り付けられた治具プレートと、
アッパーブラケットを挟んで、前記治具プレートに固定されるエアスプリングと、
前記エアスプリングの下部が載せられる請求項1に記載のロアブラケットと、
前記ロアブラケットを前記シャフトの上面に固定するためのU字ボルトと、
を備えたエアスプリングの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014006449U JP3196517U (ja) | 2014-12-04 | 2014-12-04 | ロアブラケット及びエアスプリング取付け構造 |
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Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20230234657A1 (en) * | 2017-09-22 | 2023-07-27 | Link Mfg., Ltd. | Mounting brackets for auxiliary suspension systems |
US11820188B2 (en) | 2021-07-08 | 2023-11-21 | Link Mfg., Ltd. | Driven lift axles and associated systems and methods |
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2014
- 2014-12-04 JP JP2014006449U patent/JP3196517U/ja not_active Expired - Fee Related
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US11904963B2 (en) * | 2017-09-22 | 2024-02-20 | Link Mfg., Ltd. | Mounting brackets for auxiliary suspension systems |
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