JP3191893U - シート体係止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞄に固定可能なシート体係止具であって、考案の実装の形態によって、シート体を物品運搬の補助具として使用するために鞄以外の物に固定可能なシート体係止具を提供する。【解決手段】シート体係止具1は、面状部2、帯状物4(4a及び4b)を備えており、帯状物4には面ファスナ5(5a及び5b)が設けられている。帯状物4a及び4bと面ファスナ5a及び5bが全体として固定具となる。面状部2には、シート体貫入具が備えられている。シート体貫入具は、(A)に示すようにリング3aであってもよく、(B)に示すようにスリット6によって構成された帯状体3bであってもよい。リング3aは硬性であればいかなる材質のものでもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、鞄、ベルト等の被固定物に風呂敷、スカーフ等のシート体を固定して係止するシート体係止具に関する。
鞄は、ファッションの一要素であり、衣服と合わせてコーディネートする等、外観をTPOに合わせて選択することが望まれる。出願人は、特許文献1において、持ち手部分に風呂敷等のシート体を係止し、鞄を被覆して、ファッショナブルな外観を形成することのできる鞄を開示した。
特許文献1に開示された鞄の効用が認知されると、シート体を係止する機構を持たない鞄についても、同様にシート体によって被覆したいという願望が増えると予想される。しかし、その願望に応えるための器具は開示されていなかった。
風呂敷等のシート体の用途を検討するに、鞄を被覆せずともシート体自身が物品運搬の補助具として機能する。このためには、シート体の四隅を結ぶことが通常である。
一方、シート体は、その四隅を結ばずとも、例えば四隅をベルト等に係止してウエストポーチのように使用する等、物品運搬の補助具となり得る。しかし、かかる使用方法を実現する器具は知られていなかった。
実用新案登録第3180445号公報
本考案は、鞄に固定可能なシート体係止具を提供することを課題とする。合わせて、考案の実装の形態によって、シート体を物品運搬の補助具として使用するために鞄以外の物に固定可能なシート体係止具を提供することを課題とする。
本考案のシート体係止具は、
シート体の端部を挿入して係止するシート体係止具であって、
平行に設けられた2以上のシート体貫入具と、
前記シート体係止具を他物体に固定するための固定具を備えることを特徴とする。
ここで「シート体」とは、自身の受ける重力又はそれよりも小さな力で湾曲し、折曲するシート状の物体を言う。風呂敷、スカーフ等の布製のもののほか、紙製、ビニール製のものも「シート体」となり得る。
「シート体貫入具」はシート体を折り曲げて貫入させることのできる部材である。リングや紐が「シート体貫入具」となる。また、面を有する物の表面に2以上の切れ目を設けた場合に、その切れ目の間の部分が「シート体貫入具」となる。
シート体を折り曲げて、並設された2のシート体貫入具の両方の内側に貫入させ、一方のシート体貫入具の外側を通過させ、他方のシート体貫入具の両方の内側に貫入させる。これにより、シート体が固定される。
シート体貫入具によって、特許文献1に開示された鞄と同様にシート体を把持して使用することができる。固定具によって、シート体係止具が鞄(またはその他の物)に係止される。
本考案のシート体係止具は、
前記シート体貫入具のうち少なくとも1つは、形状維持性を有するリングであることを特徴とする。
リングによってシート体貫入具を構成する。この際、リングが、自身の受ける重力によって変形しない程度の剛性(形状維持性)を有することが好ましい。形状維持性を有しないもの、例えば輪ゴムや紐糸は、外観が必ずしも好ましくないからである。
本考案のシート体係止具は、
前記リングは、硬性であることを特徴とする。
金属製、プラスチック製、その他の硬性のリングを用いる。
本考案のシート体係止具は、
面状部を有し、
前記シート体貫入具のうち少なくとも1つは、前記面状部に設けられた帯状体であることを特徴とする。
帯状体をシート体貫入具として活用する。
本考案のシート体係止具は、
前記帯状体は、前記面状部に平行に設けられた2のスリットに挟まれた前記面状部の一部であることを特徴とする。
2のスリットを構成し、これらに挟まれた部分を帯状体とすることができる。
本考案のシート体係止具は、
平行に設けられた3のスリットにより、2の前記帯状体が構成されることを特徴とする。
係止具は、2のシート体貫入具を用いる。3のスリットにより2の帯状体(シート体貫入具)を構成し、簡素な構造で係止具を実現する。
本考案のシート体係止具は、
前記2以上のシート体貫入具は、同一のシート体貫入方向にシートを貫入させるものであることを特徴とする。
同一の方向にシートを貫入させることで、シート体を確実に把持する。
本考案のシート体係止具は、
前記固定具は、棒状又は帯状の被固定物を周回して前記シート体係止具を固定するものであり、前記シート体貫入方向が前記被固定物の軸方向と一致することを特徴とする。
例えば鞄の持ち手にシート体係止具を固定し、鞄を被覆するシート体を係止することができる。
本考案のシート体係止具は、
前記固定具は、棒状又は帯状の被固定物を周回して前記シート体係止具を固定するものであり、前記シート体貫入方向が前記被固定物の軸方向と略直交することを特徴とする。
例えばベルトにシート体係止具を固定し、その下方にシート体を係止してウエストポーチのように使用することができる。
本考案のシート体係止具は、
前記固定具は、両端が相互に着脱可能な帯状物であることを特徴とする。
面ファスナやボタン等によって着脱可能な帯状物を用いる。固定することも、固定を解除することも容易になる。
本考案のシート体係止具は、
前記着脱が面ファスナによって行われることを特徴とする。
面ファスナは、被固定物に合わせて帯の長さを調整することが容易である。
本考案のシート体係止具によれば、鞄に固定可能なシート体係止具を提供することができる。合わせて、考案の実装の形態によって、シート体を物品運搬の補助具として使用するために鞄以外の物に固定可能なシート体係止具を提供することもできる。
図1は、シート体係止具を示す図である。 図2は、シート体係止具の使用状態を示す図である。 図3は、シート体係止具を鞄に固定する例を示す図である。 図4は、シート体係止具をベルトに固定する例を示す図である。 図5は、シート体の係止手順を示す図である。 図6は、使用例を示す図である。
以下、本考案の実施例について図1〜6を用いて説明する。
図1は、シート体係止具を示す図である。シート体係止具1は、面状部2、帯状物4(4a及び4b)を備えており、帯状物4には面ファスナ5(5a及び5b)が設けられている。帯状物4a及び4bと面ファスナ5a及び5bが全体として固定具となる。
面状部2には、シート体貫入具3が備えられている。シート体貫入具3は、(A)に示すようにリング3aであってもよく、(B)に示すようにスリット6によって構成された帯状体3bであってもよい。リング3aは硬性であればいかなる材質のものでもよい。本実施例では金属製とする。
シート体係止具1の材質は任意であるが、皮製やゴム製とすると固定時の変形が容易である。なお、外観の点で皮製が好ましい。(B)の場合、皮製やゴム製であれば、スリット6は、面状部2に設けられた切込みでよく、帯状体3bが形成される。
図2は、シート体係止具の使用状態を示す図である。被固定物7は、鞄の持ち手やベルトが想定されるが、図では円筒形に示す。厳密に円筒形でなくても支障はない。また、図は、図1(A)に示したようにシート体貫入具3がリング3aであるが、図1(B)に示したようにシート体貫入具3が帯状体3bであっても同様である。
シート体係止具1は、被固定物7に巻きつけられ、面ファスナ5aと5bとが接合されて、シート体係止具1と被固定物7との摩擦によって固定される。リング3aが、被固定物7の外周に配される。
図3は、シート体係止具を鞄に固定する例を示す図である。鞄8は2との持ち手を備えている。2つの持ち手の両端の計4箇所にシート体係止具1を固定する。これによる、鞄8に8つ(4箇所に2つずつ)のリング3が備えられていた場合と同様になる。なお、リング3は、図に示すように、持ち手に沿ってシート体を貫入する(シート体貫入方向が被固定物である持ち手の軸方向である)ようになる。特許文献1に示したように、風呂敷等のシート体を係止し、鞄を被覆して、ファッショナブルな外観を形成することができる。形成される外観の例を図6に示す。
図4は、シート体係止具をベルトに固定する例を示す図である。固定方法は、図3に示した鞄に固定する場合と同様である。リング3の向きが異なり、シート体貫入方向がベルトの軸方向(長手方向)に直行する方向となる。図のように2つのシート体係止具1をベルトに固定し、各々のシート体係止具1に風呂敷の四隅のうちの2つを係止すると、風呂敷をウエストポーチのように使用することができる。
図5は、シート体の係止手順を示す図である。以下、リング3aにシート体10を係止するものとして説明するが、帯状体3bにシート体10を係止する場合についても同様である。
(A)に示すように、面状部2に2つのリング3x及び3yが付されている。
(B)に示すように、2つのリング3x及び3yにシート体10を貫入する。その後、(C)に示すようにリング3yの外側にシート体10を回し、(D)に示すようにリング3xにシート体10を貫入する。以上の手順によってシート体10が係止される。
図6は、使用例を示す図である。いずれもシート体係止具1を鞄に固定し(図3参照)、シート体として風呂敷を用いたものである。(A)は、シンプルに風呂敷を鞄に係止したものである。(B)は、風呂敷の四隅を花状に結んだものである。(C)は、風呂敷の端で、持ち手までを風呂敷で覆ったものである。
かかる使用形態のデザインのバリエーションと、風呂敷のデザインのバリエーションとによって、多彩なデザインを活用して楽しむことができる。
鞄に固定可能なシート体係止具であり、風呂敷等のシート体を用いて鞄を被覆して、ファッショナブルな外観を形成することができる。合わせて、シート体を物品運搬の補助具として使用するためにベルト等に固定することができる。多くの個人、特に女性による利用が考えられる。
1…シート体係止具
2…面状部
3…シート体貫入具(3a:リング、3b:帯状体)
4…帯状物
5…面ファスナ
6…スリット
7…被固定物
8…鞄
9…ベルト
10…シート体

Claims (11)

  1. シート体の端部を挿入して係止するシート体係止具であって、
    平行に設けられた2以上のシート体貫入具と、
    前記シート体係止具を他物体に固定するための固定具を備えることを特徴とする、シート体係止具。
  2. 前記シート体貫入具のうち少なくとも1つは、形状維持性を有するリングであることを特徴とする、請求項1に記載のシート体係止具。
  3. 前記リングは、硬性であることを特徴とする、請求項2に記載のシート体係止具。
  4. 面状部を有し、
    前記シート体貫入具のうち少なくとも1つは、前記面状部に設けられた帯状体であることを特徴とする、請求項1に記載のシート体係止具。
  5. 前記帯状体は、前記面状部に平行に設けられた2のスリットに挟まれた前記面状部の一部であることを特徴とする、請求項4に記載のシート体係止具。
  6. 平行に設けられた3のスリットにより、2の前記帯状体が構成されることを特徴とする、請求項5に記載のシート体係止具。
  7. 前記2以上のシート体貫入具は、同一のシート体貫入方向にシートを貫入させるものであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート体係止具。
  8. 前記固定具は、棒状又は帯状の被固定物を周回して前記シート体係止具を固定するものであり、前記シート体貫入方向が前記被固定物の軸方向と一致することを特徴とする、請求項7に記載のシート体係止具。
  9. 前記固定具は、棒状又は帯状の被固定物を周回して前記シート体係止具を固定するものであり、前記シート体貫入方向が前記被固定物の軸方向と略直交することを特徴とする、請求項7に記載のシート体係止具。
  10. 前記固定具は、両端が相互に着脱可能な帯状物であることを特徴とする、請求項8又は9に記載のシート体係止具。
  11. 前記着脱が面ファスナによって行われることを特徴とする、請求項10に記載のシート体係止具。
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