JP3191504U - 削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置を提供する。
【解決手段】基台1、駆動構造2、及びブラケット3を備える。駆動構造2は支持座4が設置される基台1に設けられ、支持座4には駆動構造2に連動される回転棒21が螺設され、回転棒21は支持座4に対し上下移動する。支持座4の一側には位置決め空間が凹設され、位置決め空間の内壁の少なくとも一側には第一結合部が設けられ、ブラケット3には対応して装設される第二結合部を有し、ブラケット3は位置決め空間に装設される。ブラケット3には下に向けて貯氷空間321が凹設され、ブラケット3の底部には切削刃及び出口部が設置されると共に氷塊が納置され、削氷する際に薄氷片が噴出するのを防ぐ。
【選択図】図1
【解決手段】基台1、駆動構造2、及びブラケット3を備える。駆動構造2は支持座4が設置される基台1に設けられ、支持座4には駆動構造2に連動される回転棒21が螺設され、回転棒21は支持座4に対し上下移動する。支持座4の一側には位置決め空間が凹設され、位置決め空間の内壁の少なくとも一側には第一結合部が設けられ、ブラケット3には対応して装設される第二結合部を有し、ブラケット3は位置決め空間に装設される。ブラケット3には下に向けて貯氷空間321が凹設され、ブラケット3の底部には切削刃及び出口部が設置されると共に氷塊が納置され、削氷する際に薄氷片が噴出するのを防ぐ。
【選択図】図1
Description
本考案は、削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置に関する。
従来の削氷機は氷塊が切削刃座に載置され、回転機構により氷塊が回転され、氷塊と切削刃とが対向して回転することで氷塊が削られて薄氷片が形成され、かき氷が製造されて食用される。
しかしながら、前述した従来の削氷機では、氷塊は外に剥き出しの状態で切削刃座に置かれるため、周囲の環境の影響を受けやすく、周囲が高温である場合氷塊がすぐに溶け、コストが増加した。また、外に剥き出した状態の氷塊には埃が着きやすく、衛生上問題があった。このほか、削氷機は氷塊を回転させて切削刃との間で摩擦させ薄氷片を製造するが、前述の過程では薄氷片が回転の遠心力により外に噴出されるため利便性が悪く、また周囲を汚してしまう等の問題の改善が望まれた。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的かつ効果的に課題を改善する本考案の提案に到った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置を提供することを主目的とする。つまり、桶状構造を有し氷塊を入れ、氷塊を位置決めさせると共に薄氷片が噴出するのを防ぎ、同時に保温効果も得られる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係る削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置は、基台、駆動構造、及びブラケットを備え、前記駆動構造は支持座が設置される前記基台に設けられ、前記支持座には回転棒が螺設され、前記回転棒は前記駆動構造に連動して装設され、前記回転棒は前記駆動構造により駆動されて回転し、前記回転棒は前記支持座に対し上下移動し、前記支持座の一側には位置決め空間が凹設され、前記位置決め空間の少なくとも一側には第一結合部が設けられ、前記ブラケットには前記第一結合部に対応して装設される第二結合部を有し、前記ブラケットは前記位置決め空間に装設されると共に下に向け貯氷空間が凹設され、前記ブラケットの底部には切削刃及び出口部が設けられ、前記切削刃は前記貯氷空間に進入し、前記出口部により前記貯氷空間は外界に連通されることを特徴とする。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態を図1〜3に基づいて説明する。図1は本考案の第1実施形態に係る削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置を示す。基台1、駆動構造2、及びブラケット3を備える。前記駆動構造2は支持座4が設けられる前記基台1に設置され、前記支持座4には回転棒21が螺設され、前記回転棒21は前記駆動構造2に連動して装設される。前記回転棒21は前記駆動構造2により駆動されて回転し、前記回転棒21は前記支持座4に対し上下移動する。この好ましい実施形態では、前記駆動構造2はモーター(図示せず)及びローター22を備え、前記モーターは前記基台1上の柱体11に立設され、前記ローター22は前記モーターの端部に設置されると共に駆動されて回転する。前記支持座4には位置決め用軸管41が設置され、前記位置決め用軸管41の端部には回転盤23が枢設され、前記回転棒21は前記回転盤23を貫通し更に下に向け前記支持座4に螺設される。ベルト24が記ローター22及び前記回転盤23の外に巻かれ、前記ローター22はベルト24により前記回転盤23を連動させて回転させ、前記回転棒21を更に回転させ、前記回転棒21を前記支持座4に対し上下移動させる。なお、前記回転棒21の底端には氷塊を固定させるための釘皿25(図2参照)が設けられ、前記回転棒21の回転により氷塊が連動されて回転される。
以下、第1実施形態を図1〜3に基づいて説明する。図1は本考案の第1実施形態に係る削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置を示す。基台1、駆動構造2、及びブラケット3を備える。前記駆動構造2は支持座4が設けられる前記基台1に設置され、前記支持座4には回転棒21が螺設され、前記回転棒21は前記駆動構造2に連動して装設される。前記回転棒21は前記駆動構造2により駆動されて回転し、前記回転棒21は前記支持座4に対し上下移動する。この好ましい実施形態では、前記駆動構造2はモーター(図示せず)及びローター22を備え、前記モーターは前記基台1上の柱体11に立設され、前記ローター22は前記モーターの端部に設置されると共に駆動されて回転する。前記支持座4には位置決め用軸管41が設置され、前記位置決め用軸管41の端部には回転盤23が枢設され、前記回転棒21は前記回転盤23を貫通し更に下に向け前記支持座4に螺設される。ベルト24が記ローター22及び前記回転盤23の外に巻かれ、前記ローター22はベルト24により前記回転盤23を連動させて回転させ、前記回転棒21を更に回転させ、前記回転棒21を前記支持座4に対し上下移動させる。なお、前記回転棒21の底端には氷塊を固定させるための釘皿25(図2参照)が設けられ、前記回転棒21の回転により氷塊が連動されて回転される。
前記支持座4の一側には位置決め空間42が凹設され、前記位置決め空間42の内壁の少なくとも一側には第一結合部が設けられる。この好ましい実施形態では、図1及び図2に示すように、前記支持座4は支持板43及び2つの位置決め部44で構成され、前記2つの位置決め部44は前記支持板43の両側にそれぞれ装設され、前記支持座4は前記柱体11に固設される。前記支持板43及び前記2つの位置決め部44により包囲される空間は前記位置決め空間42であり、前記2つの位置決め部44の前記位置決め空間42内の対向する一側には第一結合部がそれぞれ設けられる。前記第一結合部は溝部441であり、前記ブラケット3は前記位置決め空間42に滑動するよう設置される。前記ブラケット3は前記溝部441に対応して滑動するよう設置される第二結合部を有し、本実施形態では凸部311であり、前記ブラケット3は前記位置決め空間42に装設され、前記ブラケット3には下に向け貯氷空間321が凹設され、氷塊が貯氷される。さらに、この実施形態では、前記ブラケット3は板部31及びバケット32を有し、前記バケット32は前記板部31から凹状に下に延出されて形成され、前記バケット32内には前記貯氷空間321が形成される。前記板部31の両側には2つの凸部311が形成され、前記ブラケット3は前記2つの凸部311が前記支持座4の両側の位置決め部44の溝部441に対応して滑動するよう設置され、前記ブラケット3には前記支持座4に装入されると共に前記支持座4から分離される滑動構造が形成される。このほか、前記バケット32の底面には切削刃33及び出口部34が設けられ、前記切削刃33は前記貯氷空間321に進入し、前記出口部34により前記貯氷空間321は外界に連通される。
このほか、前記駆動構造2の上方にはケース12が覆設され、前記ケース12には電源スイッチ13及び転向制御スイッチ14が設置され、二者は前記駆動構造2にそれぞれ電気的に接続され、前記駆動構造2をそれぞれ起動させ、前記駆動構造2により駆動される前記回転棒21の回転方向を制御させる。
上述の部材構成により本考案の使用時は図3のように、氷塊5が前記ブラケット3のバケット32の貯氷空間321内に納置され、前記支持座4に装入された後、前記回転棒21が前記貯氷空間321に対応し、釘皿25には下に向け氷塊5が釘着され、氷塊5は前記回転棒21に固定されて同調して回転される。続いて前記ケース12の電源スイッチを入れ転向制御スイッチを操作し、前記回転棒21に氷塊5を連動させて回転させると共に前記支持座4に対し下に向け移動させ、氷塊5は桶底部の切削刃33により切削されて薄氷片が形成される。この際形成された薄氷片は前記貯氷空間321に収集され、桶底部の出口部34を経由し吐出され、氷塊5の回転中に遠心力の作用により薄氷片が噴出するのを回避させる。また、氷塊5は前記ブラケット3のバケット32に載置されても保温作用があるため、氷塊の溶融速度は減速され、材料コストが減少する。このほか、氷塊5は桶に載置されて桶壁により保護されるため、周囲の空気中の埃により汚染されず、かき氷は衛生的に保護される。
<第2実施形態>
図4は本考案の第2実施形態を示す。本実施形態の上述の第一実施形態との差異は、前記支持座と前記ブラケットとの結合形態である。この好ましい実施形態では、前記支持座4の第一結合部には対向して延出されるレール442が形成され、前記ブラケット3の板部31の両側には2つの陥没する溝部312が形成される。これにより、前記ブラケットの溝部と前記支持座のレールとが結合される。
図4は本考案の第2実施形態を示す。本実施形態の上述の第一実施形態との差異は、前記支持座と前記ブラケットとの結合形態である。この好ましい実施形態では、前記支持座4の第一結合部には対向して延出されるレール442が形成され、前記ブラケット3の板部31の両側には2つの陥没する溝部312が形成される。これにより、前記ブラケットの溝部と前記支持座のレールとが結合される。
このほか、前記バケット32内の貯氷空間321には大きな氷塊が貯氷可能な以外、複数の小さな氷塊も貯氷可能であり、本考案により薄氷片を製造可能である。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 基台
11 柱体
12 ケース
13 電源スイッチ
14 転向制御スイッチ
2 駆動構造
21 回転棒
22 ローター
23 回転盤
24 ベルト
25 釘皿
3 ブラケット
31 板部
311 凸部
312 溝部
32 バケット
321 貯氷空間
33 切削刃
34 出口部
4 支持座
41 位置決め用軸管
42 位置決め空間
43 支持板
44 位置決め部
441 溝部
442 レール
5 氷塊
11 柱体
12 ケース
13 電源スイッチ
14 転向制御スイッチ
2 駆動構造
21 回転棒
22 ローター
23 回転盤
24 ベルト
25 釘皿
3 ブラケット
31 板部
311 凸部
312 溝部
32 バケット
321 貯氷空間
33 切削刃
34 出口部
4 支持座
41 位置決め用軸管
42 位置決め空間
43 支持板
44 位置決め部
441 溝部
442 レール
5 氷塊
Claims (1)
- 基台、駆動構造、及びブラケットを備え、前記駆動構造は支持座が設置される前記基台に設けられ、前記支持座には回転棒が螺設され、前記回転棒は前記駆動構造に連動して装設され、前記回転棒は前記駆動構造により駆動されて回転し、前記回転棒は前記支持座に対し上下移動し、前記支持座の一側には位置決め空間が凹設され、前記位置決め空間の少なくとも一側には第一結合部が設けられ、前記ブラケットには前記第一結合部に対応して装設される第二結合部を有し、前記ブラケットは前記位置決め空間に装設されると共に下に向け貯氷空間が凹設され、前記ブラケットの底部には切削刃及び出口部が設けられ、前記切削刃は前記貯氷空間に進入し、前記出口部により前記貯氷空間は外界に連通されることを特徴とする削氷機の氷塊の位置決め及びその保護装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW102216939 | 2013-09-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191504U true JP3191504U (ja) | 2014-06-26 |
Family
ID=
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