JP3191017B2 - 洗浄水用可変エジェクター - Google Patents

洗浄水用可変エジェクター

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JP3191017B2
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tube
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直久 古川原
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有限会社マストサービス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗浄水の水流の
変化に応じて混入する気泡粒径を変化させて洗浄力を強
化しうるエジェクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエジェクターは、パイプ
状本体に小孔を穿設すると共に、小孔部分が二重管状に
構成されている。そしてこのエジェクターに水を流す
と、小孔部分は水流によって減圧し、空気を吸い込んで
エジェクター内で混合し無数の気泡を形成し、放水口よ
り泡噴流となって放水され、被洗浄物に噴射水圧と気泡
の崩壊力によって洗浄作用が働き、被洗浄物を洗浄する
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のエジェクターは、噴射水に混合する気泡の大きさは
小孔の大きさで決まり、噴射水圧に関係なく気泡の破壊
力は常に一定したものであった。一般に、気泡は大きく
なるに従って、気泡が崩壊する時の破壊力は強くなり、
その際に超音波を発生すると云われ、これによって洗浄
力はさらに強力なものとなるものである。そこで、この
発明は、従来技術の問題点に鑑み、これを解決すべくな
されたものであって、噴射水量と共にこれに混入する気
泡の大きさを自由に変化調節して洗浄力を高めることの
できるエジェクターを得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】これを達成する手段とし
て、この発明の洗浄水用可変エジェクターは、流通路間
に装着された略円筒状のエジェクター本体の内部に、小
径部を備えた二重壁形成管を挿入し、エジェクター本体
の内周面と二重壁形成管の小径部の外周面との間に可動
管体を挿入し、エジェクター本体と可動管体の間にスプ
リングを嵌挿張設し、流水が無いときの可動管体の後端
の位置と流水量が増大したときの可動管体の後端の位置
にわたって開口する吸気口をエジェクター本体に設け、
小径部の外周面と可動管体の内周面との間に形成された
間隙を吸気口に連通させたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の構成を実施例について説
明する。エジェクター本体1は略円筒状であって、両端
部には段部が設けられて夫々給水ホース17を連結する
流入接続部2と放水ホース18を連結する流出接続部3
が形成され、長孔状の吸気口4が開口されている。吸気
口4を設ける位置は後述する。二重壁形成管12は小径
部14を備えており、エジェクター本体1の内周面5と
二重壁形成管12の小径部14の外周面との間に可動管
体7を挿入する。可動管体7の先端小径部8は流出接続
部3より突出するように摺動自在に嵌合すると共に、エ
ジェクター本体1の流出接続部3の内方段部6と可動管
体7の段部9との間の先端小径部8にコイルスプリング
11を嵌挿張設して、可動管体7を常時吸気口4を閉止
方向に付勢する。エジェクター本体1の内周面5には流
入接続部2より二重壁形成管12を嵌合し、基端段部1
3を当接すると共に、先端側の小径部14を可動管体7
の内周面10に遊嵌して、内周面10と小径部14との
間に間隙15を形成し、エジェクター本体1の内周面5
と小径部14との間に二重壁空聞16を形成する。吸気
口4は、流水が無いときの可動管体7の後端の位置と流
水量が増大したときの可動管体7の後端の位置にわたっ
て開口されており、吸気口4は前記の間隙15に連通し
ている。
【0006】この様に構成されているので、給水栓19
を開くと、水道水は給水ホース17よりエジェクター本
体1の流入接続部2に流入し、二重壁形成管12内を流
れて可動管体7に入り、流出接続部3に接続された放水
ホース18の先端より放水されるが、水道水が二重壁形
成管12から可動管体7内を流れる際、二重壁形成管1
2とエジェクター本体1の内周面5との間の二重壁空間
16は減圧状態となるため、吸気口4より空気が吸い込
まれ、間隙15を通って流水内に多数の気泡状態となっ
て混入する。そして放水ホース18の放水口より泡噴流
となって放水されて被洗浄物に噴射されると共に、気泡
は崩壊するので、その際の破壊力によって強力な洗浄作
用が働いて被洗浄物を洗浄する。この発明は、この気泡
の形成において、水道水の水量を増大すると、二重壁形
成管12から可動管体7に流入する流水圧が高くなり、
コイルスプリング11の張力に抗して可動管体7を流入
接続部3側に移動させるため、可動管体7の後端は吸気
口4の開口度を大きくする。これによって、吸気口4よ
りの空気の吸い込み量は増大し、間隙15を通って流水
内に混入する気泡の粒径は大径の気泡状態として放水ホ
ース18の放水口より噴出される。このため被洗浄物に
噴射されて気泡が崩壊する際の破壊力はさらに強力とな
り、より強力な洗浄作用が働いて頑固な汚れを除去し確
実に洗浄することができる。
【0007】さらに、上記実施例の場合は吸気口4より
空気を吸い込んだものであるが、この吸気口4に図3に
示す如く、駆動部20によって作動するオゾン発生装置
21を連結し、オゾンを吸気口4より吸込んでオゾンの
気泡をエジェクター本体1に供給すれば、オゾンの殺菌
力が作用して床等の被洗浄物は洗浄と共に殺菌すること
ができる。
【0008】また、吸気口4の側縁に目盛30を刻設す
れば可動管体7の後端で可動管体7の移動量を知ること
ができ、それによって気泡粒径を所望の粒径に設定する
ことができる。
【0009】
【発明の効果】この発明は、流水が無いときの可動管体
7の後端の位置と流水量が増大したときの可動管体7の
後端の位置にわたって開口する吸気口4をエジェクター
本体1に設けたので、流水圧によって可動管体7を移動
させることにより吸気口4の開口量を変えることがで
き、放水口から噴射される噴射水の中に含まれている多
数の気泡が被洗浄物に激突して多数の気泡が破壊される
ときに大なる衝撃力が発生し、その衝撃力によって頑固
な汚れも確実に洗浄することができ、また被洗浄物の汚
れの程度に応じて気泡の粒径を所望の粒径に調節するこ
とができる等、使い勝手に優れたエジェクターを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエジェクターの縦断側面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】この発明の他の実施例の概略図。
【符号の説明】
1 エジェクター本体 4 吸気口 5 内周面 7 可動管体 10 内周面 11 スプリング 12 二重壁形成管 14 小径部 15 間隙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流通路間に装着された略円筒状のエジェ
    クター本体(1)の内部に、小径部(14)を備えた二
    重壁形成管(12)を挿入し、エジェクター本体(1)
    の内周面(5)と二重壁形成管(12)の小径部(1
    4)の外周面との間に可動管体(7)を挿入し、エジェ
    クター本体(1)と可動管体(7)の間にスプリング
    (11)を嵌挿張設し、流水が無いときの可動管体
    (7)の後端の位置と流水量が増大したときの可動管体
    (7)の後端の位置にわたって開口する吸気口(4)を
    エジェクター本体(1)に設け、小径部(14)の外周
    面と可動管体(7)の内周面(10)との間に形成され
    た間隙(15)を吸気口(4)に連通させた洗浄水用可
    変エジェクター。
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