JP3190893U - 魚釣りルアー用プロペラ - Google Patents
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Abstract
【課題】高速で安定した回転が得られ、特に、水流が弱い場合、水流が斜めに当たる場合、プロペラが小さい場合などにおいても回転が良くなる魚釣りルアー用プロペラを提供する。
【解決手段】プロペラのブレード4上に壁面ないし段差2を設ける。壁面ないし段差2を設ける方法としては、ブレード4を側面から見てクランク状に折り曲げた形状として段差2を作る。ブレード4面上にフィン状の突起を設ける方法もある。厚みのあるブレード4の場合、軸穴1の付近を削り込むことで段差2を設けることができる。壁面ないし段差2により生じた直立面は、ブレード4面に対しておよそ垂直をなし、軸穴1を対称の中心として向き合い、およそ平行になるように二つ一組で配置する。水流がその凹みに当たるような向きで用いる。
【選択図】図1
【解決手段】プロペラのブレード4上に壁面ないし段差2を設ける。壁面ないし段差2を設ける方法としては、ブレード4を側面から見てクランク状に折り曲げた形状として段差2を作る。ブレード4面上にフィン状の突起を設ける方法もある。厚みのあるブレード4の場合、軸穴1の付近を削り込むことで段差2を設けることができる。壁面ないし段差2により生じた直立面は、ブレード4面に対しておよそ垂直をなし、軸穴1を対称の中心として向き合い、およそ平行になるように二つ一組で配置する。水流がその凹みに当たるような向きで用いる。
【選択図】図1
Description
本考案は釣り具のルアーのパーツとして用いるプロペラに関するものである。
金属プレートを打ち抜くなどして製作するルアー用プロペラを背景技術とする。
ルアーのリトリーブ速度が遅いときや、プロペラに当たる水流がプロペラの回転面に対して斜めとなったときに、プロペラの回転速度が落ちること、ときには止まってしまうことは、ルアー用のプロペラにとってかねてよりの問題であり、本考案はその点の改善を、シンプルな形状で実現することを課題とする。同時に、小さなプロペラは回転が鈍い傾向を持つが、その点を改善することも本考案の課題である。
プロペラのブレード上に壁面ないし段差を設ける。壁面ないし段差を設ける方法としては、ブレードを側面から見てクランク状に折り曲げた形状として段差を作る方法が作成に際して比較的容易であり、効果も大きい。ブレード面上にフィン状の突起を設ける方法もある。厚みのあるブレードの場合、軸穴の付近を削り込むことで段差を設けることができる。壁面ないし段差により生じた直立面は、ブレード面に対しておよそ垂直をなし、軸穴を対称の中心として向き合い、およそ平行になるように二つ一組で配置する。軸穴を中心としてコの字型の凹みが形成されるような形となる。あるいは側面から見て井戸型とも呼ばれる形であり、その底面の中心に軸穴が位置する。水流がその凹みに当たるような向きで用いる。
水流が壁面ないし段差にあたることにより、プロペラの回転を促す。おそらく、凹みに当たった水はルアーの移動にともない発生する水圧により壁面ないし段差に押し付けられるようにして流れ、その流れがプロペラの回転を促すものと思われる。
高速で安定した回転が得られ、特に、水流が弱い場合、水流が斜めに当たる場合、プロペラが小さい場合などにおいても回転が良くなる。
高速で安定した回転が得られ、特に、水流が弱い場合、水流が斜めに当たる場合、プロペラが小さい場合などにおいても回転が良くなる。
軸穴1を対称の中心として、軸穴1を挟んで向き合う配置で、ブレード4上に壁面3ないし段差2を設ける。壁面3ないし段差2の高さは、ブレード4の幅の半分程度で十分であり、高さが小さい場合にも効果は得られる。壁面3ないし段差2により生じる直立面は、ブレード面とおよそ垂直をなす形状が効果的である。およそ垂直とすることが最も効果的であると観察される。壁面3同志、段差2同志は、互いにおよそ平行となるように配置する。平行な線を若干湾曲させることで最適な効果が得られる場合もありうる。
軸穴1から壁面3ないし段差2までの距離は、プロペラの回転半径の半分程度よりも小さくし、軸穴1寄りとすることで高い効果が得られる。
壁面3ないし段差2がブレード上に形成する平行な線が、ブレードの長軸方向となす角度は、どの角度においてもある程度の効果は見られるのであるが、およそ直角または平行とした場合が効果的であると観察される。
ブレード面には従来のプロペラと同様に捻りを加える。本考案においては、その捻りが極めて小さい形状においても良く回ることが特徴であり、最大限の回転数を得るには捻りを小さめにしたほうが効果的であると観察される。捻りが小さくとも安定した回転が得れれる。
軸穴1から壁面3ないし段差2までの距離は、プロペラの回転半径の半分程度よりも小さくし、軸穴1寄りとすることで高い効果が得られる。
壁面3ないし段差2がブレード上に形成する平行な線が、ブレードの長軸方向となす角度は、どの角度においてもある程度の効果は見られるのであるが、およそ直角または平行とした場合が効果的であると観察される。
ブレード面には従来のプロペラと同様に捻りを加える。本考案においては、その捻りが極めて小さい形状においても良く回ることが特徴であり、最大限の回転数を得るには捻りを小さめにしたほうが効果的であると観察される。捻りが小さくとも安定した回転が得れれる。
図1に示す。ブレード4を折り曲げて、側面から見て、コの字型ないし井戸型となる凹みを形成し、その凹みの中心に軸穴1がくるような形状とする。段差2の高さはブレード4の幅の半分程度で十分な効果が得れることが観察されるが、プロペラが小型になるほど比率として高さを増したほうが有効となる傾向がある。
図1において、軸穴1のある面を底面とすると、そこから一段上がったところの段差2の折り目について、その折り方を斜めとする。そうすることでブレード面が斜めとなり、さらなる捻りを加えることが不要となる。
図2に示す。ブレード4の軸穴1付近の縁を、ブレード面に対して垂直に折るような形で壁面3を設ける。壁面3はブレード4の長軸方向とおよそ平行になるような形状となる。この形状においては、プロペラの強度を飛躍的に高める効果も得られる。
壁面3の長さについては、短くても長くても効果は得られる。軸穴1の近傍にのみ壁面3を設けても有効である。また逆に軸穴1の近傍からブレードの先端付近に至る長さとしても良い。最適な長さはブレードの形状や大きさ、素材の強度などにより異なる。
互いに向き合う壁面3の位置関係は、図2に示すように、軸穴1を対称の中心として互い違いとなるようにする。
壁面3の長さについては、短くても長くても効果は得られる。軸穴1の近傍にのみ壁面3を設けても有効である。また逆に軸穴1の近傍からブレードの先端付近に至る長さとしても良い。最適な長さはブレードの形状や大きさ、素材の強度などにより異なる。
互いに向き合う壁面3の位置関係は、図2に示すように、軸穴1を対称の中心として互い違いとなるようにする。
ブレードの数を3枚以上とした場合にも、ブレード上に壁面ないし段差を設けることで効果が得られる。
ブレードの数を4枚とした場合、直線上に並ぶ2枚のブレード上に壁面ないし段差を設け、他の2枚には設けないという形態もある。
さらに変則的な形態とはなるが、2枚のブレードのプロペラにおいて、片側のブレードにだけ壁面ないし段差を設ける。この場合も回転が良くなる効果は得られる。また、回転によりバイブレーションが発生する効果もあり、魚を釣るルアーにとっては有効な効果ともなる。3枚のブレードのうちの1枚だけに壁面ないし段差を設けるなどの形態もありうる。
ブレードに厚みがある場合には、軸穴の付近を削り込んで凹ませた形状とすることで段差を設けることができる。
凹みの底となる軸穴1付近を軸穴1を頂点として進行方向に向けて凸の形状とする。こうすることで、より高い安定性が得られることもある。
発電用のプロペラ、特に軽量なタイプにおいては有効に利用しうるものと思われる。風力ないし水力を受けて回るプロペラにおいては全般的に利用可能と思われる。また、推力を発生させる場合にも有効かもしれない。図2に示した形状は、プロペラの強度を高めるという点においての利用も可能かと思われる。
1 軸穴
2 段差
3 壁面
4 ブレード
2 段差
3 壁面
4 ブレード
Claims (1)
- 軸穴を対称の中心として、プロペラのブレード面におよそ垂直に立つ壁面ないし段差を、軸穴を挟んで向き合いおよそ平行となるような配置で設けたルアー用プロペラ。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190893U true JP3190893U (ja) | 2014-06-05 |
Family
ID=
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