JP3200632U - 液体内駆動プロペラ型ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】プロペラ型ファンの全体構造を変えることなく出力の増大を可能とする液体内駆動プロペラ型ファンを提供する。【解決手段】ファンの羽根2の部位に多数個の凹凸部1を形成する。凹凸部は、駆動体の進行方向に対して凹部が形成されているのが望ましい。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、船体の駆動用として使用される液体内駆動プロペラ型ファンに関する。
プロペラ型ファン100Aとしては、例えば図5に示す如きものが一般に使用されている。このものは図示のように羽根3Aの面は平滑のものであり、凹凸部を形成するものは従来技術としては見当らない。
市場において平板の表面に凹凸部を形成するものは多く存在する。しかしながら、この凹凸部は平板の強度を増大させる目的のものやこの平板に不要物(例えば、宣伝用のビラ等)を貼着することが出来ないようにすることを目的とするものである。
また、ゴルフのボールにはその外面に凹部を形成するものがあるがこの凹部はボールの方向性の安定化を図るためのものであり、飛ぶ距離を増大させるためのものではない。
例えば、プロペラ型ファンの羽根の面に凹凸部を形成するものがあるとすれば、常識として抵抗力を増大することを目的としたり、また、強度アップの効果を期待するものと考えられこれ等の効果を目的とするものは少なく、従来では凹凸部を形成するファンは採用されていない。
しかしながら、本考案の考案者の実験によるとこの凹凸部の形成により同一回転における動力が低減することが実証され、理論的分析においてもその効果があることが解り、羽根の面に凹凸部を有するプロペラ型ファンにより駆動体(船舶等)の動力が向上する効果があることが解り本考案はそれを目的として創案されたものである。
しかしながら、本考案の考案者の実験によるとこの凹凸部の形成により同一回転における動力が低減することが実証され、理論的分析においてもその効果があることが解り、羽根の面に凹凸部を有するプロペラ型ファンにより駆動体(船舶等)の動力が向上する効果があることが解り本考案はそれを目的として創案されたものである。
本考案は、以上の目的を達成するために考案されたものであり、請求項1の考案は、液体内で回転して駆動体に動力を与えるプロペラ型ファンであって、該ファンは、その羽根の面の部位に多数個の凹凸部を形成するものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記凹凸部は、前記駆動体の進行方向に対して凹部を形成するものからなることを特徴とする。
請求項1の液体内駆動プロペラ型ファンによれば、駆動力の増大を図ることが出来、逆に駆動力を一定とするならば小型化が出来る効果を上げることが出来る。
また、請求項2の液体内駆動プロペラ型ファンによれば、凹凸部の凹部を駆動体の進行方向に形成することにより、駆動力増大の効果を確実に上げることが実証される。
以下、本考案の液体内駆動プロペラ型ファンの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1及び図2に示すように、液体内駆動プロペラ型ファン100は4枚の羽根2からなり(勿論4枚に限定するものではない)、羽根2は図略の駆動モータに連絡する回転軸3にその基端部を固定されて半径方向に伸延して形成されている。
図1及び図2に示すように、液体内駆動プロペラ型ファン100は4枚の羽根2からなり(勿論4枚に限定するものではない)、羽根2は図略の駆動モータに連絡する回転軸3にその基端部を固定されて半径方向に伸延して形成されている。
各羽根3には図1及び図2に示すように、多数個の凹凸部1が形成される。この凹凸部1は図3に示すように液体の流れ方向、即ち、駆動体(船舶等)の移動方向(進行方向)に凹部を形成するものからなるがこれに限定するものではない。
この凹凸部1の断面形状としては半円弧状のものからなるがこれに限定するものではない。また、その形状や数は図示のものに限定するものではなく、1つの羽根2における各凹凸部1の形状は同一のものに限定するものではない。
この凹凸部1の断面形状としては半円弧状のものからなるがこれに限定するものではない。また、その形状や数は図示のものに限定するものではなく、1つの羽根2における各凹凸部1の形状は同一のものに限定するものではない。
図4は本考案の液体内駆動プロペラ型ファン100の性能を調べるための模式的構成図である。液体内駆動プロペラ型ファン100は図示のように液体5を収納する液体収納箱6内に配置され、回転軸3は液体収納箱6の外に配置される駆動モータ4に連結される。この駆動モータ4にはその出力を測定するための出力検出部7が連結されている。この装置により各回転数毎に従来のこの構造体によるプロペラ型ファン100Aと本考案の液体内駆動プロペラ型ファン100との出力を測定した。その測定結果はここでは詳述しないが液体内駆動プロペラ型ファン100が使用される。例えば、1000vμmでは約3〜5%の出力低減が測定される。この原因としては凹凸部1における渦巻流の発生によるものと推察されるがその理論構造については省略する。
以上のように本考案の液体内駆動プロペラ型ファン100は従来のものに較べて3〜5%程度の出力増大効果があるため、仮りに出力を同一のものとすればその分だけ小型化が可能になり、コストダウン効果を上げることが出来る。
本考案は、以上の内容のものからなるが、本考案は以上の内容に限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案の液体内駆動プロペラ型ファン100として以上の説明の形状によるものに限らず羽根を有するファンに適用可能であり、その利用範囲は極めて広い。
1 凹凸部
2 羽根
3 回転軸
4 駆動モータ
5 液体
6 液体収納箱
7 出力検出部
2 羽根
3 回転軸
4 駆動モータ
5 液体
6 液体収納箱
7 出力検出部
Claims (2)
- 液体内で回転して駆動体に動力を与えるプロペラ型ファンであって、該ファンは、その羽根の面の部位に多数個の凹凸部を形成するものからなることを特徴とする液体内駆動プロペラ型ファン。
- 前記凹凸部は、前記駆動体の進行方向に対して凹部を形成するものからなることを特徴とする請求項1に記載の液体内駆動プロペラ型ファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004191U JP3200632U (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 液体内駆動プロペラ型ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004191U JP3200632U (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 液体内駆動プロペラ型ファン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200632U true JP3200632U (ja) | 2015-10-29 |
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ID=54478385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015004191U Expired - Fee Related JP3200632U (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 液体内駆動プロペラ型ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3200632U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105366016A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-02 | 苏州金业船用机械厂 | 一种高速螺旋桨 |
CN114084327A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-02-25 | 大连海事大学 | 一种船用螺旋桨桨叶结构 |
-
2015
- 2015-08-04 JP JP2015004191U patent/JP3200632U/ja not_active Expired - Fee Related
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