JP2010537097A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 第一の羽根（３）を含むポンプロータ（１）であって、前記第一の羽根（３）は第一螺旋羽根車羽根部（３ａ）と、それに隣接する第一遠心羽根車羽根部（３ｂ）とを含み、該ポンプロータ（１）は回転軸線（Ｄ）を有するハブ（２）を含み、前記第一遠心羽根車羽根部（３ｂ）は前記ハブ（２）に固定して連結され、第二螺旋羽根車羽根部（４ａ）及びそれに隣接する第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）を含む少なくとも一つの第二の羽根（４）が設けられ、前記第一及び第二の羽根（３、４）はそれぞれ外縁（３ｃ、４ｃ）を有し、連結手段（５）が前記第一及び第二の羽根（３、４）を前記外縁（３ｃ、４ｃ）の領域において相互に連結するポンプロータ（１）において、
   前記ハブ（２）は回転方向（Ｄ１）におけるピッチ角に沿って延びる円錐形状の又は円盤形状の基部（３ｅ）を形成し、
   前記第一遠心羽根車羽根部（３ｂ）は前記基部（３ｅ）に固定して連結され、
   前記第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）が前記ハブ（２）に直接連結されていないことにより、前記回転方向（Ｄ１）に延びる貫通した間隙（６）が前記第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）及び前記ハブ（２）の間に前記基部（３ｅ）の延びる方向に形成されるように、前記第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）は前記ハブ（２）に対して延びるように配置されていることに特徴を有する、ポンプロータ（１）。
2. 前記基部（３ｅ）は少なくとも前記第一及び第二遠心羽根車羽根部（３ｂ、４ｂ）と同じ外径を有し、前記遠心羽根車羽根部（４ｂ）は、前記回転軸線（Ｄ）の長手方向に延び、それによって前記回転軸線（Ｄ）の長手方向に延びる間隙（６）が前記基部（３ｅ）及び前記第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）の間に位置するように設計されることに特徴を有する、請求項１に記載のポンプロータ（１）。
3. 前記第一及び第二遠心羽根車羽根部（３ｂ、４ｂ）は前記回転軸線（Ｄ）の長手方向に同一の長さを有することに特徴を有する、請求項１又は２に記載のポンプロータ（１）。
4. 前記第二遠心羽根車羽根部（４ｂ）は前記回転軸線（Ｄ）の長手方向に前記第一遠心羽根車羽根部（３ｂ）よりも短く設計されることに特徴を有する、請求項１又は２に記載のポンプロータ（１）。
5. 前記連結手段（５）は、前記回転軸線（Ｄ）と同心状に延び、かつ前記第一及び第二の羽根（３、４）の外縁（３ｃ、４ｃ）に固定して連結されるロータカバー（７）として設計され、該ロータカバー（７）は、円錐形状、円筒形状、又は円盤形状として設計されることに特徴を有する、請求項１〜４のいずれか一項に記載のポンプロータ（１）。
6. 前記ロータカバー（７）は、前記回転軸線（Ｄ）と同心状に延びる円形の開口（７ａ）を備えることに特徴を有する、請求項５に記載のポンプロータ（１）。
7. 前記第一及び第二の羽根（３、４）は、前記回転方向（Ｄ１）に沿って延び、かつ前記回転軸線（Ｄ）に対して相互に対称に延びるピッチ領域を備えることに特徴を有する、請求項１〜６のいずれか一項に記載のポンプロータ（１）。
8. 前記第一及び第二螺旋羽根車羽根部（３ａ、４ａ）は前記回転軸線（Ｄ）に対して相互に対称に延びることに特徴を有する、請求項７に記載のポンプロータ（１）。
9. 前記第一及び第二遠心羽根車羽根部（３ｂ、４ｂ）の各々は被加圧側の羽根側面（３ｄ、４ｄ）を備え、該被加圧側の羽根側面（３ｄ、４ｄ）は前記回転軸線（Ｄ）に対して相互に対称に延びることに特徴を有する、請求項７又は８に記載のポンプロータ（１）。
10. 前記ハブ（２）は円錐形状、又は円盤形状の基部（３ｅ）を形成し、前記第一遠心羽根車羽根部（３ｂ）は該基部（３ｅ）に固定して連結されることに特徴を有する、請求項１〜９のいずれか一項に記載のポンプロータ（１）。
11. 前記回転方向（Ｄ１）に沿って離間して配置される複数の第二の羽根（４）を含む、請求項１〜１０のいずれか一項に記載のポンプロータ（１）。
12. 請求項１〜１１のいずれか一項に記載のポンプロータ（１）を含む、遠心ポンプ、又は軸流ポンプである、ポンプ。