JP3190631B2 - スキューバダイバー用のバランスジャケット - Google Patents

スキューバダイバー用のバランスジャケット

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JP3190631B2 JP34664598A JP34664598A JP3190631B2 JP 3190631 B2 JP3190631 B2 JP 3190631B2 JP 34664598 A JP34664598 A JP 34664598A JP 34664598 A JP34664598 A JP 34664598A JP 3190631 B2 JP3190631 B2 JP 3190631B2
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ジョバーニ ガロファオ
アルベルト ベローニ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/04Resilient suits
    • B63C11/08Control of air pressure within suit, e.g. for controlling buoyancy ; Buoyancy compensator vests, or the like
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    • B63C2011/085Buoyancy compensator vests

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
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  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バランスジャケッ
ト内に存在する空気を放出するための弁を空力的に操作
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】スキューバダイバー用のバランスジャケ
ットは、所望の水深においてスキューバダイバーをその
深度位置に安定させる目的を有するものである。これ
は、袋のバランスジャケットの内部に収容される空気
を調節することにより達成される。実際に、スキューバ
ダイバーがある深さにおいて安定に止まろうとする時に
は、袋の内部に所望量の流体が残るようになるまで、放
出弁を操作してバランスジャケットから空気を放出する
のである。一般に、この放出弁はバランスジャケットの
頂部部分に配置されており、これにより、スキューバダ
イバーが頭を足よりも浅い深さとした垂直姿勢にある時
だけに、空気の放出を可能とするのである。従って、こ
れは1つの制約を構成している。すなわち、例えばスキ
ューバダイバーが洞窟探検を行っている場合のように、
頭を足よりも低くした場合、放出弁はもはや空気を放出
しない。これは、放出弁は、より深い深さにあるバラン
スジャケットの部分内、すなわちバランスジャケットが
一般に完全には膨らまされていないので空気がない部分
内にあるからである。
【0003】さらに、バランスジャケットとしては、そ
の頂部に2つの空気放出用の弁を備えているものが知ら
れている。しかしながら、これら2つの弁は各別に操作
されなければならず、このことは、例えば急速浮上のよ
うな場合に必ずしも便利であるわけではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この結果、本発明の主
たる目的は、1つだけの制御要素を操作することにより
バランスジャケットのすべての放出弁の開放を行う、空
気放出用の弁の空力作動システムを提供することを目的
としている。
【0005】2つの放出弁が、ともにバランスジャケッ
トの丁度1つの部分内にあるという特定の場合には、バ
ランスジャケットから空気をより速く放出できるという
利点が得られる。
【0006】これに代わって、バランスジャケットがそ
の頂部部分に1つ(またはそれ以上)の放出弁と、底部
部分に1つまたはそれ以上の数の放出弁とを包含し、こ
れらの放出弁の全部が空気放出システムに接続されてい
る場合には、一般にプッシュボタンとした1つだけの放
出制御器を操作すると、使用者は、自分の姿勢がどうで
あれ、少なくとも1つの放出弁から空気を放出すること
が確実である。同時に、使用者としては、空気を放出で
きなかった放出弁を通って、水が侵入しないこともまた
確実にされなければならない。
【0007】この問題を解決するために、本発明によれ
ば、空気放出弁は逆止弁と組み合わされ、これにより、
もし空気が存在すればこれは出て行くが、水はいずれに
しても中に入ることができないようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面を参照して
詳述する。
【0009】図1は、バランスジャケット内に存在する
空気を放出するために4つの弁2−5を背部分に備えた
バランスジャケット1を例示している。これらの弁は、
空力制御のパイプ6に接続されている。このパイプは、
バランスジャケットの内側または外側に設けても、いず
れでもよく、スキューバダイバーが放出用のプッシュボ
タンを操作した時、圧縮空気を供給して、同時にすべて
の弁を開いて空気を放出させるように、すべての弁に接
続されている。空気が供給されなくなると、弁は閉じ
る。この実施例では、4つの弁があるが、弁が2つだ
け、例えば弁2及び弁4だけの場合でも、作動は保証さ
れる。事実、ダイバーが頭を下にしても上にしても垂直
姿勢にある時に、空気の放出を保証するのに、底部に1
つの弁、頂部に1つの弁があることで充分である。4つ
の弁が存在することは、空気の放出を加速化させること
を可能とする。これは、これらの弁が対となって作用
し、2倍の空気流を放出するからである。さらに、4つ
の弁の存在は、スキューバダイバーが斜めの姿勢になっ
ていても、空気の調節を可能とする。
【0010】図2は、弁2−5のうちの1つを示してい
る。バランスジャケットが完全に膨らみきっていること
は極端に希な場合であり、バランスジャケットが完全に
は膨らんでいない限りは、より深い深さにある袋の部分
には空気がない。この結果、空気を放出するために弁が
開くと、流れ出る空気流により妨げられない水は、この
部分に位置する弁を通して内部に侵入することができ
る。この問題を解決するために、本発明による弁は、1
つの開閉空力部分と1つの逆止部分とから作られてい
る。
【0011】スキューバダイバーが、空気放出用のプッ
シュボタン(図示してない)を操作すると、圧縮空気が
空力制御器7を通って送られ、弁の復帰要素8が座から
上昇して、内部の空気がバランスジャケット1から出る
ことを可能とする。空気は室9に入り、矢印Aの方向に
隔膜10を押す。この空気により加えられた圧力は、矢
印Bの方向に作用する水の圧力よりも大きく、その結
果、空気の流れが外方に向けられる。空力制御器7が圧
縮空気を送り出すのを止めると、弾性要素すなわちばね
要素12の作用で復帰要素8が弁を再び閉じる。
【0012】弁に空気が存在しないと、空力制御器7は
いずれにしても復帰要素8を持ち上げるが、隔膜10は
動かない。これは、室9の内部に、水の外圧に耐えるに
充分な圧力がないからである。このようにして、水はバ
ランスジャケットの中に入ることを妨げられる。
【0013】頂部と底部に4つの放出用の弁を対にして
設けたバランスジャケットを例示し記述したが、本発明
は、同じ部分(頂部及びまたは底部)にともに設置した
2つだけの弁を備えたバランスジャケットにも適用でき
ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバランスジャケットの斜視図であ
る。
【図2】本発明における弁の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 バランスジャケット 2、3、4、5 弁 6 空力制御のパイプ 7 空力制御器 8 復帰要素 9 室 10 隔膜 12 ばね要素(弾性要素)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベローニ アルベルト イタリア国、プロビンス オブ ジェノ バ、レッコ アイ−16036、ビア プラ イブ.パルメ 13/5 (56)参考文献 特開 昭52−141999(JP,A) 実開 昭55−75599(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63C 11/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨らみ得る袋状のバランスジャケットの
    内部と外部との連通を開閉する空気放出用の弁をジャケ
    ットの頂部及び底部に各2つづつ設け、これらの弁を、
    バランスジャケットの内部に沿って設けた空力制御用の
    パイプに接続し、プシュボタンの操作によって圧縮空気
    を供給するようにし、前記弁を前記パイプからの圧縮空
    気により開閉制御するようにした、スキューバダイバー
    用のバランスジャケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスキューバダイバー用の
    バランスジャケットにおいて、前記空気放出用の弁は、
    弾性要素により作動する復帰要素を備えた開閉型の空気
    弁で、逆止弁と組み合わされたものであるスキューバダ
    イバー用のバランスジャケット。
  3. 【請求項3】 請求項記載のスキューバダイバー用の
    バランスジャケットにおいて、前記空気放出用の弁はシ
    ャッター要素より成り、該要素は圧縮空気が供給された
    時、弾性要素に逆らって作用して座から持ち上がり、上
    記空気の供給は空力作動の制御器により、また室内の圧
    力が外部圧力よりも高い場合だけに座から持ち上がる隔
    膜により行われるスキューバダイバー用のバランスジャ
    ケット。
  4. 【請求項4】 請求項記載のスキューバダイバー用の
    バランスジャケットにおいて、前記一連の弁に接続する
    前記パイプが、ジャケット内側か外側のいずれかにあ
    る、スキューバダイバー用のバランスジャケット。
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