JP3190544U - 資料提示用自立式カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】一人の人間が手に携えて容易に運搬でき、比較的少数の観客であっても簡便に資料を提示できる資料提示用自立式カバーを提供する。
【解決手段】この資料提示用自立式カバー1は、前面に提示内容が描かれた複数の資料シート2,2,2,・・・と、複数の資料シート2,2,2,・・・の前方と後方に配置される一対の表紙部材3,4と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4を前後回動自在に枢支するヒンジ構造のリング部材11と、一方の表紙部材3の回動先端側辺部3Bに設けられた連結用部と、連結用部に設けられた第1係止部7と、他方の表紙部材4に設けられた第2係止部8と、を備えて成り、第1係止部7が第2係止部8に係止された状態で、一対の表紙部材3,4のそれぞれの回動先端側辺部3B,4Bが机上Cなどに載置されたときに自立する構成にされている。
【選択図】図4
【解決手段】この資料提示用自立式カバー1は、前面に提示内容が描かれた複数の資料シート2,2,2,・・・と、複数の資料シート2,2,2,・・・の前方と後方に配置される一対の表紙部材3,4と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4を前後回動自在に枢支するヒンジ構造のリング部材11と、一方の表紙部材3の回動先端側辺部3Bに設けられた連結用部と、連結用部に設けられた第1係止部7と、他方の表紙部材4に設けられた第2係止部8と、を備えて成り、第1係止部7が第2係止部8に係止された状態で、一対の表紙部材3,4のそれぞれの回動先端側辺部3B,4Bが机上Cなどに載置されたときに自立する構成にされている。
【選択図】図4
Description
本考案は、紙芝居やプレゼンテーション資料などを提示するための器具に係り、具体的には、一人の人間が手に携えて容易に運搬でき、比較的少数の観客が相手であっても資料の提示に適した資料提示用自立式カバーに関するものである。
従来、或る資料を複数の人に見せながら解説するものとして、紙芝居がよく知られている。紙芝居のおじさんは、自転車に紙芝居と水飴などの駄菓子を積んで街頭を回って、拍子木を打ち、子供を集めて駄菓子を売り、或る程度人数が集まれば紙芝居を始めたのである。このような紙芝居に関する技術としては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
一方、最近では営業活動や技術説明として、プレゼンテーション(以下、「プレゼン」と略称する。)が行なわれている。このプレゼンでは、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略称する。)を使って文字と画像のデータを作成し、パソコンに接続したプロジェクターからスクリーンに映像を投射しながら、自社の商品や技術の特徴を説明するようにしている。
ところで、上記した紙芝居では、自転車の荷台に設置した紙芝居媒体(資料シート)を提示する木製のケースが必要となる。他方、プレゼンの場合は、プレゼン資料作成およびデータ送信のパソコン、これを投影するプロジェクターおよびスクリーンが必要となる。また、紙芝居やプレゼンに必要な器具・装置は、サイズが比較的大きく且つ重く、一人の人間が手に携えて運搬することが難しい。そして、これらの紙芝居やプレゼンは、10名以上の比較的多数の観客を対象とする場合が多い。
本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、一人の人間が手に携えて容易に運搬でき、比較的少数の観客であっても簡便に資料を提示できる資料提示用自立式カバーの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る資料提示用自立式カバーは、前面に提示内容が描かれた複数の資料シートと、提示内容の提示順に前後に重ねられた複数の資料シートの前方と後方に配置される一対の表紙部材と、重ねられた複数の資料シートおよび一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部を前後回動自在に纏めて枢支するヒンジ構造と、一方の表紙部材の回動先端側辺部に設けられヒンジ構造回りに反転された他方の表紙部材に連結するための連結用部と、連結用部に設けられて反転状態の他方の表紙部材に連結するための第1係止部と、他方の表紙部材に設けられて第1係止部と係脱自在に係止される第2係止部と、を備えて成り、第1係止部が第2係止部に係止された状態で、一対の表紙部材のそれぞれの回動先端側辺部が机上などに載置されたときに自立する構成にしてある。
また、前記構成において、ヒンジ構造がリング部材で構成され、重ねられた複数の資料シートおよび一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部に形成された穿孔部に、リング部材が通されているものである。
そして、前記した各構成において、ヒンジ構造がコイル状螺旋部材で構成され、重ねられた複数の資料シートおよび一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部に連ねて形成された複数の穿孔部に、コイル状螺旋部材が通されているものである。
更に、前記した各構成において、ヒンジ構造がファイルバインダー式リング部材で構成され、重ねられた複数の資料シートのそれぞれの一側辺部に形成された穿孔部に、ファイルバインダー式リング部材が通されているものである。
また、前記した各構成において、第1係止部が雄スナップボタンまたは雌スナップボタンで構成され、第2係止部が第1係止部である雄スナップボタンまたは雌スナップボタンに係脱自在に係止される雌スナップボタンまたは雄スナップボタンで構成されているものである。
そして、前記した各構成において、第1係止部が磁石で構成され、第2係止部が第1係止部の磁石に係脱自在に磁着される磁石で構成されているものである。
更に、前記した各構成において、第1係止部が面ファスナーの鉤部材またはループ部材で構成され、第2係止部が第1係止部の面ファスナーの鉤部材またはループ部材に係脱自在に係止される面ファスナーのループ部材または鉤部材で構成されているものである。
また、前記した各構成において、第1係止部が連結用部の先端部に形成された差込片部で構成され、第2係止部が他方の表紙部材に形成されていて差込片部が外側から挿し込まれて係脱自在に係止されるスリット部で構成されているものである。
そして、前記した各構成において、第1係止部または第2係止部が、連結用部または他方の表紙部材に前後方向に間隔をおいて複数設けられているものである。
更に、前記した各構成において、連結用部が、一方の表紙部材の回動先端側辺部から延在して前後折り曲げ自在に形成された延在板部で構成されているものである。
そして、前記した各構成において、一方の表紙部材が蓋体で構成され、他方の表紙部材が蓋体内に収容されるシート支持板で構成され、ヒンジ構造が蓋体およびシート支持板のそれぞれの一側辺部に取り付けられ、連結用部が蓋体の回動先端側辺部に設けられて蓋体により開閉自在に蓋止される箱体で構成され、第2係止部がシート支持板の回動先端側辺部で構成され、第1係止部が箱体に形成されてシート支持板の回動先端側辺部を係脱自在に係止する突条部で構成されているものである。
更に、前記した各構成において、第1係止部である突条部が、連結用部である箱体に前後方向に間隔をおいて複数設けられているものである。
また、前記した各構成において、透明ないし半透明な袋状のクリアファイル内に資料シートが収容され、資料シートを収容した複数のクリアファイルのそれぞれの一側辺部がヒンジ構造に前後回動自在に纏めて枢支されているものである。
そして、前記した各構成において、資料シートの前面に描かれる提示内容が、紙芝居、プレゼンテーション用資料、書籍の一部、印刷物、メニュー、または写真を含むものである。
更に、請求項5から請求項8までのいずれかの各構成において、第1係止部と第2係止部は、一対の表紙部材、ヒンジ構造および連結用部から成る構造内で自由に採用され搭載され得るものである。
また、請求項5から請求項8までのいずれかの各構成において、第1係止部と第2係止部により、不使用時または運搬時には資料シートが表紙部材と延在板部でたたみ込まれて係止され封じられるものである。
本考案に係る資料提示用自立式カバーは携帯可能な大きさである。そのうえ、他方の表紙部材がヒンジ構造周りに反転された状態で、一方の表紙部材から延在されている連結用部の第1係止部が他方の表紙部材の第2係止部に係止されることにより、側面から視て三角状枠体となる。従って、その三角状枠体の底部に位置する連結用部を机上などに載置させると、この資料提示用自立式カバーは自立することができる。そして、資料シートはヒンジ構造周りに前後反転可能なので、前方に居る観客には資料シートの提示内容を見せることができる。すなわち、一人の人間が手に携えて容易に運搬でき、比較的少数の観客を相手でも資料内容を提示することのできる資料提示用自立式カバーを提供できる。
また、第1係止部または第2係止部が、連結用部または他方の表紙部材に前後方向に間隔をおいて複数設けられているものでは、複数の係止部のいずれかを選んで他方の係止部と係止させることにより、一方の表紙部材と他方の表紙部材との傾斜角度を変えて固定することができる。これにより、例えば観者の背の高さに合わせて資料シートの提示内容を見えやすくすることができる。
そして、箱体と蓋体とシート支持板を備えるものでは、携帯時に複数の資料シートを箱内に収容できるから、資料シートを丁寧に且つ安全に且つ提示内容を外部から見られることなく、持ち運ぶことができる。一方、蓋体を開いて資料シートを示すときには、箱体および蓋体があたかも紙芝居木箱のような趣を呈するので格調高い雰囲気を醸し出すことができる。
更に、クリアファイルを用いるものでは、資料シートがクリアファイル内に収容されるので、ヒンジ構造から着脱させることなく、資料シートを簡単に取り入れ、取り外しできるようになる。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる各実施形態それぞれは本考案を具体化した一例に過ぎず、本考案の技術的範囲を限定するものでない。図1は本考案の実施形態1に係る資料提示用自立式カバーの外観図、図2は前記資料提示用自立式カバーを開いた状態を示す説明図、図3は前記資料提示用自立式カバーの表紙部材を回転させた状態を示す説明図、図4は前記資料提示用自立式カバーを机上に自立させた状態を示す説明図である。
各図において、この実施形態に係る資料提示用自立式カバー1は携帯可能な器具として構成されている。この資料提示用自立式カバー1は、前面に提示内容Aが描かれた複数枚の資料シート2,2,2,・・・と、提示内容Aの規定提示順で前後に重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・の前方と後方に配置される一対の表紙部材3,4と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2a,3a,4aを前後回動自在に纏めて枢支するヒンジ構造5と、一方の表紙部材3の回動先端側辺部3Bに前後方向に延在して設けられた連結用部9と、連結用部9に設けられた第1係止部7と、他方の表紙部材4に設けられた第2係止部8と、から構成されている。
各図において、この実施形態に係る資料提示用自立式カバー1は携帯可能な器具として構成されている。この資料提示用自立式カバー1は、前面に提示内容Aが描かれた複数枚の資料シート2,2,2,・・・と、提示内容Aの規定提示順で前後に重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・の前方と後方に配置される一対の表紙部材3,4と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2a,3a,4aを前後回動自在に纏めて枢支するヒンジ構造5と、一方の表紙部材3の回動先端側辺部3Bに前後方向に延在して設けられた連結用部9と、連結用部9に設けられた第1係止部7と、他方の表紙部材4に設けられた第2係止部8と、から構成されている。
前記の連結用部9は、ヒンジ構造5回りに反転された他方の表紙部材4に連結するためのものである。この連結用部9は、一方の表紙部材3の回動先端側辺部3Bから延在して前後折り曲げ自在に形成された延在板部6Aおよび延在板部6Bで構成されている。延在板部6Aと延在板部6Bは、境目の折り曲げ線部6Cで前後折り曲げ自在となっている。また、前記の連結用部9の第1係止部7は、反転状態の他方の表紙部材4に連結するためのものであり、表紙部材4の第2係止部8は前記の第1係止部7と係脱自在に係止されるものである。第1係止部7は例えば左右1対の雄スナップボタン12,12で構成されている。第2係止部8は、前記の雄スナップボタン12に係脱自在に係止される左右の雌スナップボタン13,13で構成されている。これら左右の雌スナップボタン13,13は、例えば3組が表紙部材4に前後方向に間隔をおいて設けられている。
前記のヒンジ構造5は、リング部材11と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2a,3a,4aに形成されていてリング部材11が通される穿孔部10,10,10,・・・と、から構成されている。リング部材11は、2つの半円状部材と、これら半円状部材の一端部に回動自在に設けられたヒンジ部(図示省略)と、これら半円状部材の他端部に形成されていて互いに係脱可能に係合する係止爪部(図示省略)と、から半割れ式に構成されている。資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4は、それぞれの穿孔部10,10,10,・・・がリング部材11,11に通されて枢支される。
上記のように構成された資料提示用自立式カバー1の作用を次に説明する。ここでは、例えば提示内容Aが「紙芝居」である例を示す。
まず、紙芝居を行なうにあたって、図1に示すように、連結用部9の延在板部6Aおよび延在板部6Bが回動先端側辺部3Bの周りに回転されて開かれる(矢印I)。次に、図2に示すように、表紙部材4がヒンジ構造5の周りに回転されて開かれる(矢印H)。更に、図3に示すように、ヒンジ構造5が持ち上げられる(矢印J)。次に、延在板部6Aおよび延在板部6Bが回動先端側辺部3Bの周りに回転される(矢印K)。その後、図4に示すように、延在板部6Aが底部とされたのち、延在板部6Bが折り曲げ線部6Cの周りに回転されて立ち上げられ(矢印L)、表紙部材3の延在板部6Bにある2個の雄スナップボタン12,12が、表紙部材4の雌スナップボタン13,13に押し込まれて固定されるのである。このとき、全ての資料シート2,2,2,・・・は、表紙部材3上で斜めに置かれている。
まず、紙芝居を行なうにあたって、図1に示すように、連結用部9の延在板部6Aおよび延在板部6Bが回動先端側辺部3Bの周りに回転されて開かれる(矢印I)。次に、図2に示すように、表紙部材4がヒンジ構造5の周りに回転されて開かれる(矢印H)。更に、図3に示すように、ヒンジ構造5が持ち上げられる(矢印J)。次に、延在板部6Aおよび延在板部6Bが回動先端側辺部3Bの周りに回転される(矢印K)。その後、図4に示すように、延在板部6Aが底部とされたのち、延在板部6Bが折り曲げ線部6Cの周りに回転されて立ち上げられ(矢印L)、表紙部材3の延在板部6Bにある2個の雄スナップボタン12,12が、表紙部材4の雌スナップボタン13,13に押し込まれて固定されるのである。このとき、全ての資料シート2,2,2,・・・は、表紙部材3上で斜めに置かれている。
この実施形態の資料提示用自立式カバー1は、上記したように構成されているので、運搬時には基本的にルーズリーフの形態となっており、携帯可能(ハンディータイプ)である。資料シート2,2,2,・・・は一側辺部2A側がリング部材11で綴じられているので、取り纏めて保管でき、運搬時に資料シート2,2,2,・・・と一体化した形態となり、資料シート2,2,2,・・・を規定の提示順番(物語の場面順)通りに取り纏めて保管できる。また、資料シート2,2,2,・・・は、開閉自在なリング部材11で綴じられているので、リング部材11の係止爪部を開くことにより資料シート2の増減・差し替え・交換などが容易にできる。
そして、この資料提示用自立式カバー1は、資料シート2を提示する際に、第1係止部7が第2係止部8に係止された状態で、延在板部6Aを下にして表紙部材3,4のそれぞれの回動先端側辺部3B,4Bが机上Cやテーブル上などに載置されることにより自立型となる。更に、表紙部材4の雌スナップボタン13,13は高さを変えて3組取り付けられているので、一番上の雌スナップボタン13,13の組に連結用部9の雄スナップボタン12,12を取り付けると、延在板部6Aの水平方向の実質長さが短くなり、資料シート2は比較的直立に近い傾斜角度となる。また、一番下の雌スナップボタン13,13の組に連結用部9の雄スナップボタン12,12を取り付けると、延在板部6Aの水平方向の実質長さが長くなる。このようにして、提示する資料シート2の傾斜角度を調節することができる。
そして、不使用時や運搬時には、図1のように、資料シート2は、表紙部材4の雌スナップボタン13,13と連結用部9の雄スナップボタン12,12が係止されることにより、表紙部材3,4と連結用部9の延在板部でたたみ込まれて封じられている。
他方で、上記実施形態1の構成とは逆に、第1係止部7を雌スナップボタンで構成するとともに、第2係止部8を雄スナップボタンで構成しても構わない。
また、別の実施形態として、前記した係止部のスナップボタンを面ファスナーや磁石などの係止部に置き変えることができる。
そして、不使用時や運搬時には、図1のように、資料シート2は、表紙部材4の雌スナップボタン13,13と連結用部9の雄スナップボタン12,12が係止されることにより、表紙部材3,4と連結用部9の延在板部でたたみ込まれて封じられている。
他方で、上記実施形態1の構成とは逆に、第1係止部7を雌スナップボタンで構成するとともに、第2係止部8を雄スナップボタンで構成しても構わない。
また、別の実施形態として、前記した係止部のスナップボタンを面ファスナーや磁石などの係止部に置き変えることができる。
[実施形態2]
尚、下記する実施形態2以降において、それ以前の実施形態に登場した構成要素と同じものについては、同じ符号を付して説明を省略することがある。
ところで、上記した実施形態1の資料提示用自立式カバー1では、ヒンジ構造5の一部としてリング部材11を用いた例を示したが、本考案の資料提示用自立式カバーはそれに限定されるものでない。
例えば、図5に示す実施形態2の資料提示用自立式カバー1aでは、ヒンジ構造5が、コイル状螺旋部材14と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2A,3A,4Aに連ねて形成された複数の穿孔部10,10,10,10、・・・と、から構成されている。これら複数の穿孔部10,10,10,10、・・・に、コイル状螺旋部材14が順次通されることにより、資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4が反転自在に枢支される。このコイル状螺旋部材14を用いたことにより、実施形態1の資料提示用自立式カバー1と比べて、資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4をしっかりと耐久性よく保持することができる。
尚、下記する実施形態2以降において、それ以前の実施形態に登場した構成要素と同じものについては、同じ符号を付して説明を省略することがある。
ところで、上記した実施形態1の資料提示用自立式カバー1では、ヒンジ構造5の一部としてリング部材11を用いた例を示したが、本考案の資料提示用自立式カバーはそれに限定されるものでない。
例えば、図5に示す実施形態2の資料提示用自立式カバー1aでは、ヒンジ構造5が、コイル状螺旋部材14と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2A,3A,4Aに連ねて形成された複数の穿孔部10,10,10,10、・・・と、から構成されている。これら複数の穿孔部10,10,10,10、・・・に、コイル状螺旋部材14が順次通されることにより、資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4が反転自在に枢支される。このコイル状螺旋部材14を用いたことにより、実施形態1の資料提示用自立式カバー1と比べて、資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4をしっかりと耐久性よく保持することができる。
また、この資料提示用自立式カバー1aにおいて、第1係止部7は面ファスナーの鉤部材15で構成されている。第2係止部は、前記の鉤部材15に係脱自在に係止される面ファスナーのループ部材16で構成されている。これらのような面ファスナーの鉤部材15およびループ部材16を用いたことにより、表紙部材4に対する連結用部9の係止が、極めて容易となるうえ確実に係止させることができる。
[実施形態3]
図6(a)に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1bにおいて、ヒンジ構造5は、ファイルバインダー式リング部材17と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2A,3A,4Aに連ねて形成された複数の穿孔部10,10,10,10、・・・と、から構成されている。ファイルバインダー式リング部材17は、図6(b)に示すように、多数配置されたリング部19,19,19,・・・と、これらのリング部19,19,19,・・・を開閉自在に枢支するバインダー本体18と、バインダー本体18の両端に設けられてリング部19,19,19,・・・を開閉操作するための操作レバー20,20と、から構成されている。そして、前記した複数の穿孔部10,10,10,10、・・・に、ファイルバインダー式リング部材17のリング部19,19,19,・・・が通されて枢支される。このファイルバインダー式リング部材17を用いたことにより、実施形態2の資料提示用自立式カバー1aと比べて、資料シート2,2,2,・・・や表紙部材3,4の取り付け・取り外しが容易であり、資料シート2,2,2,・・・の提示順も簡単に変更することができる。
図6(a)に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1bにおいて、ヒンジ構造5は、ファイルバインダー式リング部材17と、重ねられた複数の資料シート2,2,2,・・・および一対の表紙部材3,4のそれぞれの一側辺部2A,3A,4Aに連ねて形成された複数の穿孔部10,10,10,10、・・・と、から構成されている。ファイルバインダー式リング部材17は、図6(b)に示すように、多数配置されたリング部19,19,19,・・・と、これらのリング部19,19,19,・・・を開閉自在に枢支するバインダー本体18と、バインダー本体18の両端に設けられてリング部19,19,19,・・・を開閉操作するための操作レバー20,20と、から構成されている。そして、前記した複数の穿孔部10,10,10,10、・・・に、ファイルバインダー式リング部材17のリング部19,19,19,・・・が通されて枢支される。このファイルバインダー式リング部材17を用いたことにより、実施形態2の資料提示用自立式カバー1aと比べて、資料シート2,2,2,・・・や表紙部材3,4の取り付け・取り外しが容易であり、資料シート2,2,2,・・・の提示順も簡単に変更することができる。
他方で、この資料提示用自立式カバー1bにおいて、第1係止部7は面ファスナーのループ部材16で構成されている。第2係止部は、前記のループ部材16に係脱自在に係止される面ファスナーの鉤部材15で構成されている。すなわち、実施形態2の資料提示用自立式カバー1aに対して、鉤部材15とループ部材16とを互いに入れ替えて使用できることを示している。
[実施形態4]
図7〜図10に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1cにおいて、第1係止部7は連結用部9の延在板部6Bの先端部に形成された差込片部23で構成されている。第2係止部8は他方の表紙部材4に形成されたスリット部24で構成されている。前記の差込片部23は、図8に示すように反転させた表紙部材4のスリット部24に挿し込まれて係脱自在に係止されるようになっている。また、延在板部6Aの内面には雄スナップボタン21が取り付けられている。表紙部材4の外面には、前記の雄スナップボタン21と係脱自在に係止される雌スナップボタン22が取り付けられている。
図7〜図10に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1cにおいて、第1係止部7は連結用部9の延在板部6Bの先端部に形成された差込片部23で構成されている。第2係止部8は他方の表紙部材4に形成されたスリット部24で構成されている。前記の差込片部23は、図8に示すように反転させた表紙部材4のスリット部24に挿し込まれて係脱自在に係止されるようになっている。また、延在板部6Aの内面には雄スナップボタン21が取り付けられている。表紙部材4の外面には、前記の雄スナップボタン21と係脱自在に係止される雌スナップボタン22が取り付けられている。
上記したような構成の資料提示用自立式カバー1cでは、連結用部9が表紙部材3から開かれ(矢印O)、表紙部材4が資料シート2,2,2・・・の上から開かれ(矢印N)、更に表紙部材4が反転される(矢印P)。その後、延在板部6Aが回動先端側辺部3B周りに折り返される(矢印Q)。そして、表紙部材4の回動先端側辺部4Bが表紙部材3の回動先端側辺部3Bに近づけられる。その後、図9に示すように、連結用部9の延在板部6Aが折り返され(矢印R)、更に折り曲げ線部6Cを枢軸線として、延在板部6Bが延在板部6Aから折り返されて表紙部材4の外側位置に立てられる(矢印S)。続いて、図10に示すように、差込片部23が折り曲げ線部6Eを境に折り返されたのち(矢印T)、スリット部24に挿入されて係止されるのである(矢印U)。
すなわち、この資料提示用自立式カバー1dは、第1係止部材および第2係止部材としてのスナップボタンなど別部品を用いることなく、連結用部9を表紙部材4に係止でき、別部品が無いぶん、安価且つシンプル外観且つ薄手の構成を提供できる。一方で、不使用時や運搬時には、複数の資料シート2,2,2・・・の上に表紙部材4が重ね合わされたのち、その表紙部材4の上に延在板部6Aが重ねられ、延在板部6Aの雄スナップボタン21が表紙部材4の雌スナップボタン22に係止されることにより、資料シート2,2,2,・・・が表紙部材3と表紙部材4の間に封じられる。
すなわち、この資料提示用自立式カバー1dは、第1係止部材および第2係止部材としてのスナップボタンなど別部品を用いることなく、連結用部9を表紙部材4に係止でき、別部品が無いぶん、安価且つシンプル外観且つ薄手の構成を提供できる。一方で、不使用時や運搬時には、複数の資料シート2,2,2・・・の上に表紙部材4が重ね合わされたのち、その表紙部材4の上に延在板部6Aが重ねられ、延在板部6Aの雄スナップボタン21が表紙部材4の雌スナップボタン22に係止されることにより、資料シート2,2,2,・・・が表紙部材3と表紙部材4の間に封じられる。
[実施形態5]
図11に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1dにおいて、表紙部材3と表紙部材4は折り曲げ部25を介して一体につながっている。また、第1係止部7は磁石33で構成されている。そして、第2係止部8は、磁石33に係脱自在に磁着される磁石34で構成されている。このように、磁石33,34を用いたものでは、表紙部材4に対し連結用部9を簡単に取り付けまたは取り外しすることができる。この実施形態の資料シート2、表紙部材3,4はいずれも横長に形成されているが、これらを縦長の形状にしたものも本考案に含まれることは言うまでもない。
一方で、第1係止部7を磁石34で構成するとともに、第2係止部8を、磁石34に係脱自在に磁着される磁石33で構成しても構わない。
図11に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1dにおいて、表紙部材3と表紙部材4は折り曲げ部25を介して一体につながっている。また、第1係止部7は磁石33で構成されている。そして、第2係止部8は、磁石33に係脱自在に磁着される磁石34で構成されている。このように、磁石33,34を用いたものでは、表紙部材4に対し連結用部9を簡単に取り付けまたは取り外しすることができる。この実施形態の資料シート2、表紙部材3,4はいずれも横長に形成されているが、これらを縦長の形状にしたものも本考案に含まれることは言うまでもない。
一方で、第1係止部7を磁石34で構成するとともに、第2係止部8を、磁石34に係脱自在に磁着される磁石33で構成しても構わない。
[実施形態6]
本考案に用いる資料シートおよび一対の表紙部材の形状は、既述したような正面視で四角形状のものに限定されず、ヒンジ構造回りに反転可能な状態であれば、如何なる形状でも構わない。例えば、実施形態1の資料提示用自立式カバー1の外形を変更させて、図12に示す資料提示用自立式カバー1eのように、資料シート2a、表紙部材3a,4a、および延在板部6Baが,左右に丸みを帯びた曲線の輪郭を有しているようなものも、本考案に含まれる。
本考案に用いる資料シートおよび一対の表紙部材の形状は、既述したような正面視で四角形状のものに限定されず、ヒンジ構造回りに反転可能な状態であれば、如何なる形状でも構わない。例えば、実施形態1の資料提示用自立式カバー1の外形を変更させて、図12に示す資料提示用自立式カバー1eのように、資料シート2a、表紙部材3a,4a、および延在板部6Baが,左右に丸みを帯びた曲線の輪郭を有しているようなものも、本考案に含まれる。
[実施形態7]
図13〜図16に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1fにおいて、一方の表紙部材4は蓋体26で構成されている。他方の表紙部材3は蓋体26内に収容されるシート支持板30で構成されている。ヒンジ構造5を構成するファイルバインダー17は、蓋体26およびシート支持板30のそれぞれの一側辺部4A,3Aに取り付けられている。前記の蓋体26は、蓋体26の回動先端側辺部4Bに設けられた延在板部31を介して箱体27と連結されている。すなわち、連結用部9は前記の延在板部31および蓋体27から構成される。蓋体26の回動先端側辺部4Bの外側面には、矢印V方向に引き出される把手28が設けられており携帯可能となっている。前記の蓋体26は箱体27の開口部(図15では上面を向いて開口している)を開閉自在に蓋止する。第2係止部8はシート支持板30の回動先端側辺部3Bで構成されている。第1係止部7は箱体27内に突出して形成された突条部29で構成される。突条部29は、箱体27内に前後方向に間隔をおいて例えば3つ設けられている。これら3つの突条部29,29,29は、シート支持板30の回動先端側辺部3Bを係脱自在に係止するようになっている。
図13〜図16に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバー1fにおいて、一方の表紙部材4は蓋体26で構成されている。他方の表紙部材3は蓋体26内に収容されるシート支持板30で構成されている。ヒンジ構造5を構成するファイルバインダー17は、蓋体26およびシート支持板30のそれぞれの一側辺部4A,3Aに取り付けられている。前記の蓋体26は、蓋体26の回動先端側辺部4Bに設けられた延在板部31を介して箱体27と連結されている。すなわち、連結用部9は前記の延在板部31および蓋体27から構成される。蓋体26の回動先端側辺部4Bの外側面には、矢印V方向に引き出される把手28が設けられており携帯可能となっている。前記の蓋体26は箱体27の開口部(図15では上面を向いて開口している)を開閉自在に蓋止する。第2係止部8はシート支持板30の回動先端側辺部3Bで構成されている。第1係止部7は箱体27内に突出して形成された突条部29で構成される。突条部29は、箱体27内に前後方向に間隔をおいて例えば3つ設けられている。これら3つの突条部29,29,29は、シート支持板30の回動先端側辺部3Bを係脱自在に係止するようになっている。
前記した資料提示用自立式カバー1fによれば、回動先端側辺部4Bおよび折り曲げ線部32を枢軸線として、蓋体26が箱体27から開けられて180度展開される(図15の矢印W)。次に、シート支持板30がファイルバインダー17周りに回されて回動先端側辺部3Bが引き出される(矢印X)。その後、図16に示すように、蓋体26が箱体27に向けて起されたのち(矢印Y)、シート支持板30の回動先端側辺部3Bが、3つの突条部29,29,29のいずれかに係止されるのである。従って、携帯時には複数の資料シート2,2,2,・・・を箱内に収容できるから、提示内容Aを丁寧に且つ安全に且つ外部から見られることなく持ち運ぶことができる。一方、蓋体26を開いて提示内容Aを示すときには、蓋体26および箱体27があたかも紙芝居の木箱のような趣きを呈して格調高い雰囲気を醸し出すことができる。
[実施形態8]
図17に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバーにおいては、透明な袋状のクリアファイル35内に資料シート2が収容される。このクリアファイル35では、袋部36の一端に開口部37が形成され、袋部36の一側辺部にヒンジ辺部38が設けられている。ヒンジ辺部38には、枢支用の複数の穿孔部10,10,10,・・・が形成されている。そして、資料シート2を収容した複数のクリアファイル35,35,35,・・・はそれぞれの一側辺部がヒンジ構造に前後回動自在に纏めて枢支される。この場合、資料シート2の前面に描かれる提示内容Aは、この例では紙芝居「みにくいアヒルの子」の一場面を表わしている。
尚、上記では、クリアファイル35として透明なものを例示したが、収容した資料シート2の提示内容Aを視認できる程度の例えば半透明な袋状に形成されたものであっても構わない。
図17に示すように、この実施形態の資料提示用自立式カバーにおいては、透明な袋状のクリアファイル35内に資料シート2が収容される。このクリアファイル35では、袋部36の一端に開口部37が形成され、袋部36の一側辺部にヒンジ辺部38が設けられている。ヒンジ辺部38には、枢支用の複数の穿孔部10,10,10,・・・が形成されている。そして、資料シート2を収容した複数のクリアファイル35,35,35,・・・はそれぞれの一側辺部がヒンジ構造に前後回動自在に纏めて枢支される。この場合、資料シート2の前面に描かれる提示内容Aは、この例では紙芝居「みにくいアヒルの子」の一場面を表わしている。
尚、上記では、クリアファイル35として透明なものを例示したが、収容した資料シート2の提示内容Aを視認できる程度の例えば半透明な袋状に形成されたものであっても構わない。
また、上記では、資料シート2の前面に描かれる提示内容Aとして、紙芝居の場面を例示したが、本考案の提示内容は紙芝居に限られるものでない。例えば、プレゼンテーション用資料、書籍の一部、印刷物、メニュー、または写真などを、提示内容とすることも可能である。
そして、上記した第1係止部と第2係止部は、一対の表紙部材、ヒンジ構造および連結用部から成る構造内で、自由に採用でき搭載することができるものである。
1〜1f 資料提示用自立式カバー
2,2a 資料シート
2A 一側辺部
3,3a 表紙部材
3A 一側辺部
3B 回動先端側辺部
4,4a 表紙部材
4A 一側辺部
4B 回動先端側辺部
5 ヒンジ構造
6A 延在板部
6B,6Ba 延在板部
6C 折り曲げ線部
6D 回動先端側辺部
6E 折り曲げ線部
7 第1係止部
8 第2係止部
9 連結用部
10 穿孔部
11 リング部材
12 雄スナップボタン
13 雌スナップボタン
14 コイル状螺旋部材
15 面ファスナーの鉤部材
16 面ファスナーのループ部材
17 ファイルバインダー式リング部材
18 バインダー本体
19 リング部
20 操作レバー
21 雄スナップボタン
22 雌スナップボタン
23 差込片部
24 スリット部
25 折り曲げ部
26 蓋体
27 箱体
28 把手
29 突条部
30 シート支持板
30B 回動先端側辺部
31 延在板部
32 折り曲げ線部
33 磁石
34 磁石
35 クリアファイル
36 袋部
37 開口部
38 ヒンジ辺部
A 提示内容
C 机上
H〜Y 矢印
2,2a 資料シート
2A 一側辺部
3,3a 表紙部材
3A 一側辺部
3B 回動先端側辺部
4,4a 表紙部材
4A 一側辺部
4B 回動先端側辺部
5 ヒンジ構造
6A 延在板部
6B,6Ba 延在板部
6C 折り曲げ線部
6D 回動先端側辺部
6E 折り曲げ線部
7 第1係止部
8 第2係止部
9 連結用部
10 穿孔部
11 リング部材
12 雄スナップボタン
13 雌スナップボタン
14 コイル状螺旋部材
15 面ファスナーの鉤部材
16 面ファスナーのループ部材
17 ファイルバインダー式リング部材
18 バインダー本体
19 リング部
20 操作レバー
21 雄スナップボタン
22 雌スナップボタン
23 差込片部
24 スリット部
25 折り曲げ部
26 蓋体
27 箱体
28 把手
29 突条部
30 シート支持板
30B 回動先端側辺部
31 延在板部
32 折り曲げ線部
33 磁石
34 磁石
35 クリアファイル
36 袋部
37 開口部
38 ヒンジ辺部
A 提示内容
C 机上
H〜Y 矢印
Claims (16)
- 前面に提示内容が描かれた複数の資料シートと、
提示内容の提示順に前後に重ねられた複数の資料シートの前方と後方に配置される一対の表紙部材と、
前記重ねられた複数の資料シートおよび前記一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部を前後回動自在に纏めて枢支するヒンジ構造と、
一方の表紙部材の回動先端側辺部に設けられ前記ヒンジ構造回りに反転された他方の表紙部材に連結するための連結用部と、
前記連結用部に設けられて前記反転状態の他方の表紙部材に連結するための第1係止部と、
前記他方の表紙部材に設けられて前記第1係止部と係脱自在に係止される第2係止部と、
を備えて成り、
前記第1係止部が前記第2係止部に係止された状態で、前記一対の表紙部材のそれぞれの回動先端側辺部が机上などに載置されたときに自立する構成と成っていることを特徴とする携帯式の資料提示用自立式カバー。 - 前記ヒンジ構造がリング部材で構成され、前記重ねられた複数の資料シートおよび前記一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部に形成された穿孔部に、前記リング部材が通されている請求項1に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記ヒンジ構造がコイル状螺旋部材で構成され、前記重ねられた複数の資料シートおよび前記一対の表紙部材のそれぞれの一側辺部に連ねて形成された複数の穿孔部に、前記コイル状螺旋部材が通されている請求項1に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記ヒンジ構造がファイルバインダー式リング部材で構成され、前記重ねられた複数の資料シートのそれぞれの一側辺部に形成された穿孔部に、前記ファイルバインダー式リング部材が通されている請求項1に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部が雄スナップボタンまたは雌スナップボタンで構成され、前記第2係止部が前記第1係止部である前記雄スナップボタンまたは前記雌スナップボタンに係脱自在に係止される雌スナップボタンまたは雄スナップボタンで構成されている請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部が磁石で構成され、前記第2係止部が前記第1係止部の磁石に係脱自在に磁着される磁石で構成されている請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部が面ファスナーの鉤部材またはループ部材で構成され、前記第2係止部が前記第1係止部の面ファスナーの鉤部材またはループ部材に係脱自在に係止される面ファスナーのループ部材または鉤部材で構成されている請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部が前記連結用部の先端部に形成された差込片部で構成され、前記第2係止部が前記他方の表紙部材に形成されていて前記差込片部が外側から挿し込まれて係脱自在に係止されるスリット部で構成されている請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部または前記第2係止部が、前記連結用部または前記他方の表紙部材に前後方向に間隔をおいて複数設けられている請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記連結用部が、前記一方の表紙部材の回動先端側辺部から延在して前後折り曲げ自在に形成された延在板部で構成されている請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記一方の表紙部材が蓋体で構成され、前記他方の表紙部材が前記蓋体内に収容されるシート支持板で構成され、前記ヒンジ構造が前記蓋体および前記シート支持板のそれぞれの一側辺部に取り付けられ、前記連結用部が前記蓋体の回動先端側辺部に設けられて前記蓋体により開閉自在に蓋止される箱体で構成され、前記第2係止部が前記シート支持板の回動先端側辺部で構成され、前記第1係止部が前記箱体に形成されて前記シート支持板の回動先端側辺部を係脱自在に係止する突条部で構成されている請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部である突条部が、前記連結用部である前記箱体に前後方向に間隔をおいて複数設けられている請求項11に記載の資料提示用自立式カバー。
- 透明ないし半透明な袋状のクリアファイル内に前記資料シートが収容され、前記資料シートを収容した複数のクリアファイルのそれぞれの一側辺部が前記ヒンジ構造に前後回動自在に纏めて枢支されている請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記資料シートの前面に描かれる提示内容が、紙芝居、プレゼンテーション用資料、書籍の一部、印刷物、メニュー、または写真を含むものである請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部と前記第2係止部は、前記一対の表紙部材、前記ヒンジ構造および前記連結用部から成る構造内で自由に採用され搭載され得るものである請求項5から請求項8までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
- 前記第1係止部と前記第2係止部により、不使用時または運搬時には前記資料シートが前記表紙部材と前記延在板部でたたみ込まれて係止され封じられることを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれか一項に記載の資料提示用自立式カバー。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190544U true JP3190544U (ja) | 2014-05-15 |
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