JP3190467U - パッキン及び建具等 - Google Patents

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【課題】建具類や家具類、キッチン類を構成する枠体にガラス板、樹脂板、又は鏡板などを枠体の内周に形成した凹溝に嵌める為に使用するパッキンを提供する。【解決手段】パッキン本体2はコ形断面形状で、底片4と両側片5,5を有す硬質樹脂製とし、該両側片5,5の先端に軟質樹脂製の縁片3,3を設け、該縁片3,3は斜め外方向へ延びると共にその厚さを側片5,5より大きくしている。【選択図】図1

Description

本考案はガラスや樹脂板などを嵌めた建具、家具、キッチンなど、及びガラスや樹脂板がガタ付かないように建具や家具等に使用するパッキンに関するものである。
ガラスを入れたドアや引戸などの建具は色々と多用されている。ところで、ガラス板を入れた建具の基本的な形態は縦桟及び横桟を枠組みした枠体にガラス板を嵌めた構造と成っている。図5はドア本体の外観を示す具体例であり、両縦桟(イ)、(イ)と上下横桟(ロ)、(ロ)を枠組みした長方形の枠体(ハ)であって、この枠体(ハ)の内部空間にガラス板(ニ)を嵌めている。
そこで、縦桟(イ)、(イ)及び横桟(ロ)、(ロ)に凹溝が形成され、この凹溝にガラス板(ニ)の縁が嵌合して取付けられる。図6は図5のA−A断面拡大図であるが、横桟(ロ)に形成した凹溝(ホ)には底片と両側片を有すコ形断面のパッキン(ヘ)が嵌り、このパッキン(ヘ)にガラス板(ニ)の下端縁が嵌合している。すなわち、ガラス板(ニ)はコ形断面のパッキン(ヘ)を介して横桟(ロ)の凹溝(ホ)に嵌っている。この構造は、縦桟(イ)の場合も同じように構成される。
ところで、凹溝(ホ)に嵌るコ形断面のパッキン(ヘ)は軟質樹脂が用いられ、その為に凹溝(ホ)とパッキン(ヘ)との間に一定以上の寸法誤差がある場合、凹溝(ホ)に嵌ったパッキン(ヘ)がガタ付いたり、逆に凹溝(ホ)に嵌らなかったりする。特に、凹溝(ホ)に軟質樹脂製のパッキン(ヘ)を嵌めることは容易でなく、また、該パッキン(ヘ)にガラス板(ニ)を嵌合する作業が非常に面倒になる。
一方、コ形断面のパッキン(ヘ)ではなく、液状又はゼリー状をしたコーキング材をガラス板(ニ)を嵌めた凹溝(ホ)の隙間に充填することで、ガラス板(ニ)を止着するといった方法もあるが、隙間に充填したコーキング材を固化しなくてはならず、その為に作業性は非常に悪くなる。
ガラス板を嵌めた部材としては上記ドアや引戸に限らず、ガラス板を備えて構成した家具も数多く存在している。そこで、ガラス板を嵌めるに際してドアや引戸と同じような問題が生じる。
特開2012−20001号に係る「ショーケース」は、ショーケースのフロント部に立設したフロントガラスをガタつき無なしにフロントキャップの凹溝部にしっかりと保持できるようにしている。
すなわち、本体ケースのフロント壁上端に被着したモールド樹脂製のフロントキャップに対し、その頂部にフロントガラスを起立姿勢に差込み保持する凹溝部を形成したものにおいて、前記凹溝部の溝内壁面にフロントガラスのガタつき防止用のパッキン部材を布設するものとし、このパッキン部材は軟質樹脂系のエラストマーとして、二色成形法によりフロントキャップと一体成形し、さらにパッキン部材の表面には横向きのストライプ状突起を形成してフロントガラスの保持力を高めるようにしている。
特開2002−201867号に係る「框扉及び框扉付家具」は、扉の開閉時におけるびびり音の発生が抑えられる框扉及び框扉付家具である。
すなわち、左右の縦框と、上下の横框と、ガラス板又は鏡板とを備え、ガラス板又は鏡板の周縁を縦框及び横框に設けた凹溝に差し込むようにしてなる框扉であって、上記縦框及び横框との凹溝に、断面略コ字形に形成した軟質のパッキンを差し込み装着して、このパッキンの溝にガラス板又は鏡板の周縁を差し込む。
特開2012−20001号に係る「ショーケース」 特開2002−201867号に係る「框扉及び框扉付家具」
このように、ドアや引戸などの建具類、その他の家具類、キッチン類にガラス板や樹脂板を嵌めるに際して上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、ガラス板や樹脂板などの取付けが簡単であると共に、凹溝に嵌ってもガタ付くことのないパッキン、また取付け作業が容易なパッキン、さらに該パッキンを用いてガラス板等を嵌めた建具類や家具類、及びキッチン類などを提供する。
本考案に係るパッキンは、取扱い易くて取付け作業性を向上する為に、その本体を硬質樹脂製とし、底片の両側に側片を有すコ形断面を成している。そして、両側片の先端には軟質樹脂から成る縁片を設けている。この縁片は斜め外側へはみ出して延び、しかも縁片の厚さ寸法は側片より大きく成っており、その為に凹溝に嵌った時には該縁片は圧縮されてガラス板などの表面に圧接することが出来る。すなわち、本考案のパッキンは、硬質樹脂製の本体側片に軟質樹脂製の縁片を組み合わせることで、取扱いの利便性と凹溝に嵌ったガラス板や樹脂板のガタ付き防止を図っている。
ここで、本考案の上記パッキンの用途は特に限定せず、ガラス板、アクリルなどの樹脂板、鏡板などが嵌って構成されるドアや引戸などの建具類、キッチン類、そして一般的な家具類が対象となる。
本考案のパッキンは、その本体が底片と両側片を有す概略コ形断面の硬質樹脂製部材であり、両側片の先端には軟質樹脂からなる縁片を有している。その為に該パッキンは取付け易くて作業性が良い。そして、この縁片は外方向へ傾斜してはみ出し、その為に開口は大きく成ってコ形断面のパッキンをガラス板などの縁に嵌めて取付け易く、側片を押し開く必要がない。縁にパッキンを取付けた状態でのガラス板や樹脂板は、桟に形成した凹溝に嵌入してドアや引戸などの建具類、家具類、及びキッチン類を簡単に構成することが出来る。
凹溝に嵌入したパッキンは側片先端の縁片が凹溝に嵌ることで、軟質樹脂製の縁片は圧縮されて凹溝内側面とガラス面に圧接する。その結果、ガラス板や樹脂板は凹溝にガタ付くことなく取付けられる。すなわち、コ形断面のパッキンの側片と凹溝との間に僅かな隙間が介在しても軟質樹脂の縁片が圧縮されて凹溝内側面とガラス面に介在することで、ガラス板や樹脂板は安定する。
本考案に係るパッキンを示す実施例。 パッキンをガラスの縁に嵌めて取付けた断面図。 本考案のパッキンを介して桟の凹溝にガラス板を嵌めた場合。 引出しの正面板にガラス板を取付けた家具の具体例。 枠体にガラス板を嵌めているドアの具体例。 図5のA−A断面拡大図。
図1は本考案に係るパッキン1を示す実施例である。該パッキン1は同図に示すように、硬質樹脂製のパッキン本体2と軟質樹脂製の縁片3,3から成り、該パッキン本体2は底片4と両側片5,5を有すコ形断面の長尺材である。そして、上記縁片3,3は側片5,5の先端に設けられ、斜め外側へはみ出して延び、その為に、両側片5,5より大きな開口を形成している。
上記縁片3は軟質樹脂であり、その為に圧縮変形することが出来、またその向きを変えることも可能である。そして、パッキン本体2の側片5の厚さAは縁片3の厚さBより小さく成っており、その為に桟に形成した凹溝に該パッキン1が嵌るならば、該縁片3は自由に変形して隙間に嵌着され、パッキン1を介して取付けたガラス板はガタ付くことなく安定する。
図2は本考案のパッキン1をガラス板6の縁に取付けた場合であり、ガラス板6の縁にはパッキン本体2が嵌って取付けられ、軟質樹脂製の縁片3,3は側片5,5の先端から斜め外方向へ延びている。ここで、コ形断面のパッキン本体2にガラス板6の縁を嵌める場合、両縁片3,3が斜め外方向へ広がっていることで開口が大きくなり、ガラス板6の縁はパッキン本体2の側片5,5を広げることなく、該パッキン本体2に嵌ることが出来る。すなわち、パッキン1をガラス板6の縁に簡単に取付け出来る。
図3はガラス板6を本発明のパッキン1を介してドア枠体の桟7に形成している凹溝8に嵌着した場合の断面図を示している。同図は従来技術を説明した前記図6に相当するもので、本考案では縁片3,3がパッキン本体2と共に凹溝8の内側面9とガラス板6の表面10との隙間11,11に介在している。
ガラス板6の縁に取付けたパッキン1は凹溝8に嵌入される。この場合、両側片5,5の先端に設けている縁片3,3も凹溝8に嵌り、そして、該凹溝8の内側面9とガラス板表面10との間に挟まれ、隙間11に嵌入する。軟質樹脂製の縁片3,3は圧縮変形して内側面9とガラス板表面10に圧接し、ガラス板6は桟7に止着される。
コ形断面のパッキン本体2が凹溝8に嵌るように、その寸法は僅かに小さく成っているが、縁片3,3が圧縮されて隙間11,11に介在することで、ガラス板6がガタ付くことはない。縁片3,3を持たない従来のパッキンの場合、桟7に形成した凹溝8にガタ付かないように嵌める為に、該凹溝8及びパッキン本体2の寸法公差を厳しく管理する必要があったが、本考案のように縁片3,3を設けることで、比較的ラフな寸法公差で十分と成る。
図4は家具に設けた引出し12,12・・・の正面板16,16・・・にガラス板17,17・・・を嵌めた場合の外観図である。家具本体14には仕切り15,15・・・を設けて、4つの収容空間を縦方向に形成し、これら各空間に引出し12,12・・・を収容している。この引出し12は正面板16の中央にガラス板17を取付け、そしてガラス板17を嵌めた引出し12,12・・・の上部には、該引出し12,12・・・を引き出す為の持ち手部と成るツマミ13を取付けている。
ここで、引出し12の正面板16はドアに比較して小さいが、該正面板16はドアの場合と同じように枠体にガラス板17が嵌った構造としている。そして、この場合もガラス板17は図1に示すパッキン1を介して枠体に取付けられ、該引出し12が繰り返し出し入れされてもガラス板17がガタ付くことはなく、何時までも安定する。
ところで、以上述べた実施例は本考案の具体例に過ぎず、開きドアや引戸などの建具類、キッチン類、机やテーブル又は書籍箱などの家具類など、ガラス板や樹脂板を嵌めて構成するあらゆる物品を対象とする。そして、嵌められる部材はガラス板、アクリル等の樹脂製板、又は鏡板などが対象となる。
1 パッキン
2 パッキン本体
3 縁片
4 底片
5 側片
6 ガラス板
7 桟
8 凹溝
9 内側面
10 表面
11 隙間
12 引出し
13 ツマミ
14 家具本体
15 仕切り
16 正面板
17 ガラス板



Claims (2)

  1. 建具類や家具類、キッチン類を構成する枠体にガラス板、樹脂板、又は鏡板などを上記枠体の内周に形成した凹溝に嵌める為に使用するコ形断面のパッキンにおいて、パッキン本体は底片と両側片を有す硬質樹脂製とし、該両側片の先端に軟質樹脂製の縁片を設け、該縁片は斜め外方向へ延びると共にその厚さを側片より大きくしたことを特徴とするパッキン。
  2. ガラス板、樹脂板、又は鏡板などを枠体に嵌めて構成した建具類や家具類、キッチン類において、枠体の内周には凹溝を形成し、この凹溝にコ形断面のパッキンを介して上記ガラス板、樹脂板、又は鏡板などの縁を嵌めて枠体に取付け、そして、パッキン本体は底片と両側片を有す硬質樹脂製とし、該両側片の先端には軟質樹脂製の縁片を設けると共に該縁片は斜め外方向へ延び、その厚さを側片より大きくし、凹溝内側面とガラス板、樹脂板、又は鏡板などとの間に形成した隙間に嵌入した縁片は圧縮されて凹溝内側面と上記ガラス板、樹脂板、又は鏡板などの表面に圧接することを特徴とする建具等。






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