JP3190391U - 多目的手拭い - Google Patents

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JP3190391U
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JP2014000784U
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正博 萩原
貴浩 加藤
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株式会社明和製作所
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Abstract

【課題】手拭いを折畳み線に沿って折畳み、帽子状に形成することで結び目がなく、頭に違和感なく装着することができるとともに、幼児にも簡単に作成でき、さらに、安価に製造することができる多目的手拭いを提供する。
【解決手段】長方形の中央部に設けられた人の頭を覆う頭被部2と、頭被部2の長方形のそれぞれの短辺側に設けられた2つの折畳み部3,4と、短辺の略中央に長方形の長辺と平行に設けられた第1折畳み線5と、第1折畳み線5と頭被部2の境界との交点から長辺に向かってかつ左右の短辺向かって斜めに設けられた2組の第2折畳み線6,7と、を備え、全体を第1折畳み線5に沿って半分に折り、一方の底辺8よりはみ出た折畳み部3,4を、頭被部2が2枚重ねになっている中に折込むことで帽子状に形成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、人の頭に被せて装着することができる手拭いに関し、詳しくは、所定の折畳み線に沿って折畳むことで、帽子状に形成される多目的手拭いに関する。
従来、頭に被ることができる手拭いとして、特許文献1には、酒席等で婦人等に擬装して踊る余興に使用するために、手拭いを短辺中央で折畳むようにして、その折畳み線を挟んだ前辺及び後辺に任意の婦人又は男子頭髪の結髪図形を印刷した手拭いが開示されている。
また、特許文献2には、長辺方向の一端部が折り返されて面ファスナー、ホック釦、縫いつけなどして固着されることにより人の頭を覆える程度の袋状部と、袋状部に連なる垂れ部とが形成され、折り返し部分の外面に動物又はキャラクターの顔が描かれていることを特徴とする仮面兼用タオルが開示されている。
実公昭29−9239号公報 実用新案登録第3137738号公報
しかし、特許文献1に開示されている手拭いでは、頭の後で手拭いの端と端とを結ぶため、結び目ができてしまい、ヘルメット等の中に装着すると結び目が頭皮に強く接し、違和感があるとともに、ヘルメットの種類によっては手拭いの上からヘルメットを装着することができないという課題があった。また、幼児等には手拭いを結ぶ作業が困難であるという課題もあった。
また、特許文献2に開示されている仮面兼用タオルでは、結び目はできないものの、タオルの端同士を固定するための面ファスナー等が必要となり、製造コストが増大してしまう恐れがあった。
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、手拭いを折畳み線に沿って折畳み、帽子状に形成することで結び目がなく、ヘルメット等の内側にも違和感なく装着することができるとともに、幼児にも簡単に作成でき、さらに、安価に製造することができる多目的手拭いを提供することを目的とする。
本考案の多目的手拭いは、
長方形の多目的手拭いにおいて、
前記長方形の中央に設けられた人の頭を覆う頭被部と、
前記頭被部の前記長方形のそれぞれの短辺側に設けられた2つの折畳み部と、
前記短辺の略中央に前記長方形の長辺と平行に設けられた第1折畳み線と、
前記第1折畳み線と前記頭被部の境界との交点から前記長辺に向かってかつ左右の前記短辺向かって斜めに設けられた2組の第2折畳み線と、を備え、
全体を前記第1折畳み線に沿って半分に折り、
一方の前記折畳み部及び他方の前記折畳み部を前記第2折畳み線に沿って折り重ね、
前記頭被部の底辺よりはみ出た前記折畳み部を、前記頭被部が2枚重ねになっている中に折込むことで帽子状に形成されることを特徴とする。
本考案の多目的手拭いによれば、第1折畳み線及び第2折畳み線に沿って折畳むだけで、帽子状に形成され、頭に装着することができる。また、手拭いを折畳んで帽子状に形成するため、結び目や突起がなく、ヘルメットや剣道の防具面等の内側に装着しても違和感がない。また、手拭いの端と端を結ぶ作業が不要なため、幼児等でも簡単に帽子状に形成することができ、さらに折り紙のように折畳むため、遊びや知育の効果も有する。なお、ここで手拭いとは、手、顔、体等を拭くのに用いる布全般を指し、いわゆる日本手拭い、タオル等を含めるものとする。
本考案の多目的手拭いの好ましい例は、
前記頭被部に図柄が描いてあることを特徴とし、
また、前記折畳み部に図柄が描いてあることを特徴とする。
本考案の多目的手拭いの好ましい例によれば、頭被部若しくは折畳み部、又は頭被部と折畳み部の双方に図柄が描いてあるため、頭に装着したときに仮面のように使用することができる。
本考案の多目的手拭いの好ましい例は、
前記図柄が、前記第1折畳み線を境に異なることを特徴とする。
本考案の多目的手拭いの好ましい例によれば、描いてある図柄が、第1折畳み線を境に異なるため、折畳む際の向きを変えることにより、頭に装着したときに異なる図柄を表現することができる。
本考案の多目的手拭いの好ましい例は、
前記第1折畳み線又は前記第2折畳み線の一部が省略されていることを特徴とする。
本考案の多目的手拭いの好ましい例によれば、第1折畳み線又は第2折畳み線の一部が省略されているため、図柄のデザインの自由度を向上させることができる。
以上説明したように、本考案の多目的手拭いによれば、手拭いを折畳み線に沿って折畳み、帽子状に形成することで結び目がなく、ヘルメット等の内側にも違和感なく装着することができるとともに、幼児にも簡単に作成でき、さらに、安価に製造することができる。
本考案の一実施形態に係る多目的手拭いを示す図である。 多目的手拭いの折畳み方を説明する図である。 多目的手拭いの折畳み方を説明する他の図である。 多目的手拭いを頭に装着したところを示す図である。 多目的手拭いを頭に装着したところを示す他の図である。
以下、本考案の多目的手拭いの実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1(A)(B)は本考案の一実施形態に係る多目的手拭い1を示す図である。
図1(A)に示すように、本実施形態の多目的手拭い1は長方形をなし、人の頭に被せる部分の頭被部2と、折畳むことにより多目的手拭い1を帽子状に形成するための折畳み部3,4と、折畳み部3,4を折畳む際の目安となる第1折畳み線5と第2折畳み線6,7とを備える。
頭被部2は、多目的手拭い1の長方形の長辺方向の中央に設けられており、長方形の長辺側を底辺8とする台形を2つ組み合わせた、その中程がくびれた形態となっている。そして、台形のそれぞれに異なる図柄、ここでは犬と猫の図柄が、多目的手拭い1の中心側を上方向として描かれている。また、図1(B)に示すように、図柄を線のみで表し、使用する者によって着色させるような使い方もできる。なお、この頭被部2は、本実施形態の多目的タオルが折畳まれた際、2つの台形が重なることで袋状をなし、人の頭に被せる部分であり、その大きさとしては、頭被部2である台形の底辺8の長さLが、人の頭の周囲の略半分が好ましい。
折畳み部3,4は、頭被部2の左右両側、つまり多目的手拭い1の長方形のそれぞれの短辺側に2つ設けられており、多目的手拭い1の長方形から上記頭被部2を除いた形態をなしている。本実施形態の多目的手拭い1では、折畳み部3,4には図柄が描かれていないが、何らかの図柄を描くこともできる。この折畳み部3,4の大きさとしては、それぞれの折畳み部3,4が、上記頭被部2と同程度以上の大きさがあることが好ましい。よって、頭被部2と2つの折畳み部3,4とを合わせた多目的手拭い1全体の大きさとしては、日本手拭いやフェイスタオルと呼ばれる部類の手拭いの大きさが好ましく、長辺が80〜100cm、短辺が30〜40cm程度のものが好ましい。
第1折畳み線5は、多目的手拭い1の長方形の短辺の略中央に、長方形の長辺と平行に設けられており、多目的手拭い1を長辺と平行に半分に折畳むための線である。この第1折畳み線5は、折畳む箇所が判別できればよく、その一部を省略しても構わない。本実施形態の多目的手拭い1では、頭被部2において、第1折畳み線5を省略している。
第2折畳み線6,7は、第1折畳み線5と頭被部2の境界との交点から、長辺に向かってかつ左右の短辺に向かって斜めに設けられた2組の線であり、頭被部2と折畳み部3,4との境界に沿って設けられている。また、この第2折畳み線6,7も、第1折畳み線5同様にその一部を省略することができる。
次に、以上説明した各構成要素の機能を踏まえて、本実施形態の多目的手拭い1の使用方法を説明する。
図2(A)(B)(C)は本実施形態の多目的手拭い1の折畳み方を説明する図、図3(A)(B)(C)(D)は多目的手拭い1の折畳み方を説明する他の図、図4は多目的手拭い1を頭に装着したところを示す図、図5は多目的手拭い1を頭に装着したところを示す他の図である。
先ず、図2(A)に示すように、多目的手拭い1を、第1折畳み線5で半分に折り、表示させたい図柄が裏側となるように置く。ここでは、頭被部に描かれた犬を表示させたいため、犬の図柄を裏側にし、猫の図柄が表側となるように置いている。次に、図2(B)に示すように、一方の折畳み部3を一方の第2折畳み線6に沿って手前に折る。次に、図2(C)に示すように、他方の折畳み部4を他方の第2折畳み線7に沿って折り、先ほど折った一方の折畳み部3と重ねる。
次に、図3(A)に示すように、多目的手拭い1全体を裏返す。次に、頭被部2の底辺8の下側よりはみ出ている折畳み部3,4を、頭被部2が2枚重ねになっている中に折込むのであるが、先ず、図3(B)に示すように、一方の折畳み部3及び他方の折畳み部4の重なりからはみ出た端を、その重なりに合せて折り重ねる。なお、この作業は、折畳み部3,4の長さが短く、前記重なりから折畳み部3,4の端がはみ出ていなければ不要である。次に、図3(C)に示すように、重ねた折畳み部3,4を、2枚重ねとなっている頭被部2の内側に折込むことで多目的手拭い1が帽子状に形成される。なお、図3(D)は、図3(C)の帽子状に形成された多目的手拭い1の裏側を表したものである。
このようにして帽子状に形成された多目的手拭い1は、頭被部2が2枚重ねになり袋状になることで、図4、図5に示すように、頭に被せて装着することができる。なお、図中の頭被部2の側面に見える線は第2折畳み線6,7の一部である。また、ここでは、頭被部2のうち、犬を描いた図柄を表に出すように帽子状に形成したが、図2(A)において、表裏を逆にすることで、猫を描いた図柄を表に出すこともできる
以上、説明したように、本実施形態の多目的手拭いによれば、手拭いを折畳み線に沿って折畳み、帽子状に形成することで、結び目がなく、ヘルメットや剣道の防具面等の内側にも違和感なく装着することができる。また、手拭いの端と端とを結ぶ作業が不要なため、幼児にも簡単に作成でき、折り紙の要素を加えることもでき、さらに、図柄を着色していないものでは塗り絵もでき、遊びや知育の効果もある。
また、頭被部に2つのデザインを施すことができ、帽子状に形成したとき、任意のデザインを表すことができるため、演劇の仮面、応援グッズ、飲食店の制帽等、様々な用途に用いることができる。また、第2折畳み線の位置を変更することで、様々な頭の大きさに対応させることができる。さらに、面ファスナーやボタン等が不要なため安価に製造することができ、ノベルティグッズ等にも用いることができる。
なお、上述の多目的手拭いは、本考案の例示であり、考案の趣旨を逸脱しない範囲において、その構成を適宜変更することができる。例えば、頭被部に描くデザインは、動物に限られず、景色、車等を描くことができ、頭被部に富士山、折畳み部に富士山の裾野や周囲の山々を描き、富士山周辺の風景を表すこと等もできる。
1・・多目的手拭い、2・・頭被部、3,4・・折畳み部、5・・第1折畳み線、6,7・・第2折畳み線、8・・底辺

Claims (5)

  1. 長方形の多目的手拭いにおいて、
    前記長方形の中央に設けられた人の頭を覆う頭被部と、
    前記頭被部の前記長方形のそれぞれの短辺側に設けられた2つの折畳み部と、
    前記短辺の略中央に前記長方形の長辺と平行に設けられた第1折畳み線と、
    前記第1折畳み線と前記頭被部の境界との交点から前記長辺に向かってかつ左右の前記短辺向かって斜めに設けられた2組の第2折畳み線と、を備え、
    全体を前記第1折畳み線に沿って半分に折り、
    一方の前記折畳み部及び他方の前記折畳み部を前記第2折畳み線に沿って折り重ね、
    前記頭被部の底辺よりはみ出た前記折畳み部を、前記頭被部が2枚重ねになっている中に折込むことで帽子状に形成されることを特徴とする多目的手拭い。
  2. 前記頭被部に図柄が描いてあることを特徴とする請求項1に記載の多目的手拭い。
  3. 前記折畳み部に図柄が描いてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の多目的手拭い。
  4. 前記図柄が、前記第1折畳み線を境に異なることを特徴とする請求項2又は3に記載の多目的手拭い。
  5. 前記第1折畳み線又は前記第2折畳み線の一部が省略されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の多目的手拭い。
JP2014000784U 2014-02-18 多目的手拭い Expired - Lifetime JP3190391U (ja)

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JP3190391U true JP3190391U (ja) 2014-05-08

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