JP3190377U - 衣服用開閉ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエットスーツやその他の衣服を吊り下げることができる衣服用開閉ハンガーを提供する。
【解決手段】左右の肩部2の基端側をそれぞれ枢着した支持部材3と、支持部材3に嵌挿して上下に摺動されると共に、上部に吊下げ用フックを設けた作動部材10と、左右の肩部2と支持部材3との間に両端が枢着されて、支持部材3の昇降により左右の肩部2を開閉させる左右一対のリンク部材5と、支持部材3に形成された受部32と、支持部材3に形成されて受部3に係脱可能な係止爪部を有し、係止爪部を受部32への係合方向に付勢された弾性片部とからなる。
【選択図】図1
【解決手段】左右の肩部2の基端側をそれぞれ枢着した支持部材3と、支持部材3に嵌挿して上下に摺動されると共に、上部に吊下げ用フックを設けた作動部材10と、左右の肩部2と支持部材3との間に両端が枢着されて、支持部材3の昇降により左右の肩部2を開閉させる左右一対のリンク部材5と、支持部材3に形成された受部32と、支持部材3に形成されて受部3に係脱可能な係止爪部を有し、係止爪部を受部32への係合方向に付勢された弾性片部とからなる。
【選択図】図1
Description
本考案は、ウエットスーツやその他の衣服を吊り下げることができる衣服用開閉ハンガーに関するものである。
衣服用開閉ハンガーとして、例えば、実用新案登録第3004268号の衣服用ハンガーでは、吊下げ用フック部材が支持部材に対し上下移動するに伴い支持部材に対し互いに反対方向に回動するように配設された左肩部及び右肩部各々を、長尺状の肩本体と、長尺状の可動部材とを備えた構成が開示されている。
この衣服用ハンガーは、上記吊下げ用フック部が、左肩部と右肩部とを回動自在に支持した支持部材と、フック本体とを備え、フック本体が、このフック本体と左肩部及び右肩部各々とを回動自在に接続する二つの接続片を備え、このフック本体が、支持部材に上下移動可能に取付けられることにより、支持部材に対するフック本体の上方向への移動に伴い左肩部及び右肩部が互いに所定角度をなして吊下げ用フック部に係止し得る位置まで回動し、フック本体の下方向への移動に伴い左肩部及び右肩部がその所定角度から互いに角度をなさない平行状態となる位置まで回動できるように形成されている。
そして、吊下げ用フック部が支持部材の上端位置まで引上げられた状態では、左右両接続片各々の軸ピン位置がフック部材取付部に軸支された軸支位置より下方位置となり、従って、その状態で、左肩部又は右肩部に下方向の力がかかっても上記軸支位置がフック本体と左肩部、右肩部との当接によりそれ以上、上方向に移動できないため、左肩部及び右肩部各々の回動が阻止され、開状態を維持できる構成となっている。
この衣服用ハンガーは、上記吊下げ用フック部が、左肩部と右肩部とを回動自在に支持した支持部材と、フック本体とを備え、フック本体が、このフック本体と左肩部及び右肩部各々とを回動自在に接続する二つの接続片を備え、このフック本体が、支持部材に上下移動可能に取付けられることにより、支持部材に対するフック本体の上方向への移動に伴い左肩部及び右肩部が互いに所定角度をなして吊下げ用フック部に係止し得る位置まで回動し、フック本体の下方向への移動に伴い左肩部及び右肩部がその所定角度から互いに角度をなさない平行状態となる位置まで回動できるように形成されている。
そして、吊下げ用フック部が支持部材の上端位置まで引上げられた状態では、左右両接続片各々の軸ピン位置がフック部材取付部に軸支された軸支位置より下方位置となり、従って、その状態で、左肩部又は右肩部に下方向の力がかかっても上記軸支位置がフック本体と左肩部、右肩部との当接によりそれ以上、上方向に移動できないため、左肩部及び右肩部各々の回動が阻止され、開状態を維持できる構成となっている。
この考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、左右の肩部を展開位置で拘束する係止爪と係止受部とを設け、該係止爪を係止受部から外すことで左右の肩部を折畳み位置に変位させることができる衣服用開閉ハンガーを提供することにある。
本考案は、上記課題を達成するために、
左右の肩部の基端側をそれぞれ枢着した支持部材と、
該支持部材に嵌挿して上下に摺動されると共に、上部に吊下げ用フックを設けた作動部材と、
前記左右の肩部と作動部材との間に両端が枢着されて、作動部材の昇降により左右の肩部を開閉させる左右一対のリンク部材と、
前記支持部材に形成された受部と、
前記作動部材に形成されて前記受部に係脱可能な係止爪部を有し、該係止爪部を受部への係合方向に付勢された弾性片部とからなることを特徴とする。
左右の肩部の基端側をそれぞれ枢着した支持部材と、
該支持部材に嵌挿して上下に摺動されると共に、上部に吊下げ用フックを設けた作動部材と、
前記左右の肩部と作動部材との間に両端が枢着されて、作動部材の昇降により左右の肩部を開閉させる左右一対のリンク部材と、
前記支持部材に形成された受部と、
前記作動部材に形成されて前記受部に係脱可能な係止爪部を有し、該係止爪部を受部への係合方向に付勢された弾性片部とからなることを特徴とする。
本考案の衣服用開閉ハンガーは、吊下げ用フック部を引き上げることで係止爪部が受部に係合して、左右の肩部が展開姿勢に保持される。
また、前記係止爪部を受部から外すことで左右の肩部を折り畳むことができる。
そこで、左右の肩部を折り畳んだ状態でウエットスーツなどの衣服の首用の孔に差し込み吊下げ用フック部を引き上げることで、肩部が衣類の両肩から袖部分に入り込んで、ハンガーに掛け止めることができる。
そして、前述のように係止爪部を受部から外すことでハンガーを折畳み状態にしてハンガーを抜き取ることができる。
また、前記係止爪部を受部から外すことで左右の肩部を折り畳むことができる。
そこで、左右の肩部を折り畳んだ状態でウエットスーツなどの衣服の首用の孔に差し込み吊下げ用フック部を引き上げることで、肩部が衣類の両肩から袖部分に入り込んで、ハンガーに掛け止めることができる。
そして、前述のように係止爪部を受部から外すことでハンガーを折畳み状態にしてハンガーを抜き取ることができる。
この考案は、支持部材に受部を設け、吊下げ用フックを設けた作動部材に受部との係止方向に付勢された係止爪部を設けて、作動部材を上昇させることで自動的に係止爪部を受部に係合させて肩部を展開姿勢に保持し、上記係止爪部を受部から外すことで、肩部を折畳姿勢に戻すことを実現した。
以下に、この考案の衣服用開閉ハンガーの好適実施例につき図面を参照しながら説明する。
図1から図3に示す衣服用開閉ハンガー1は、左右に延びる左右一対の肩部2と、該肩部2の基端側をそれぞれ枢着したボックス状の支持部材3と、該支持部材3に嵌挿して上下に摺動すると共に上部に吊下げ用フック4を取り付けた長尺の作動部材10と、前記左右の肩部2と作動部材10との間に両端が枢着された左右一対のリンク部材5とからなっている。
図1から図3に示す衣服用開閉ハンガー1は、左右に延びる左右一対の肩部2と、該肩部2の基端側をそれぞれ枢着したボックス状の支持部材3と、該支持部材3に嵌挿して上下に摺動すると共に上部に吊下げ用フック4を取り付けた長尺の作動部材10と、前記左右の肩部2と作動部材10との間に両端が枢着された左右一対のリンク部材5とからなっている。
[肩部]
肩部2は、倒立した船底のような断面略半円弧形状の外殻体からなって、基端側が高位置となり先端が底位置となって底面が開放されており、肩部2の内部中空には、中央に長手方向に沿って延びる1または複数条の中央補強リブ21が一連に形成されており、該中央補強リブ21と交差する短手方向に延びる幅補強リブ22が略等間隔に複数設けられており、該隣接する幅補強リブ22間に長手方向に延びる補助補強リブ23が一体形成されている(図2参照)。
肩部2は、倒立した船底のような断面略半円弧形状の外殻体からなって、基端側が高位置となり先端が底位置となって底面が開放されており、肩部2の内部中空には、中央に長手方向に沿って延びる1または複数条の中央補強リブ21が一連に形成されており、該中央補強リブ21と交差する短手方向に延びる幅補強リブ22が略等間隔に複数設けられており、該隣接する幅補強リブ22間に長手方向に延びる補助補強リブ23が一体形成されている(図2参照)。
また、肩部2の外周壁には、側壁面の長手方向に沿っては多数の透孔24が穿設されて通気孔、通水孔として用いられている。
更に、上記透孔24より肩部2の頂部側には、流水路となる凹溝25が長手方向に沿って複数条形成されている。
水切りをする必要がほとんどない衣類用の場合には、上記各補強リブや透孔、凹溝の全部または一部は設けなくてもよい。
更に、上記透孔24より肩部2の頂部側には、流水路となる凹溝25が長手方向に沿って複数条形成されている。
水切りをする必要がほとんどない衣類用の場合には、上記各補強リブや透孔、凹溝の全部または一部は設けなくてもよい。
上記肩部2の基端には、幅狭に設定されて後述の枢軸P1を軸支するための軸支部26が突設されている。
更に、軸支部26から長手方向に少し離間した位置には、後述のリンク部材5の一端を枢着する枢軸P2を軸支する軸受孔27が形成されている(図2、図8参照)。
図示例では、前記中央補強リブ21に孔を穿設して軸受孔27としている。
更に、軸支部26から長手方向に少し離間した位置には、後述のリンク部材5の一端を枢着する枢軸P2を軸支する軸受孔27が形成されている(図2、図8参照)。
図示例では、前記中央補強リブ21に孔を穿設して軸受孔27としている。
[支持部材]
支持部材3は、図7に明瞭なように、底面が開口するボックス型からなっており、上部中央に、作動部材10を嵌挿する口部31が形成されている。
該口部31は、作動部材10の本体の断面形状と同一ないし僅かに大きい孔からなっており、上記口部31の口縁部が、支持部材3を係止する受部32となっている。
該受部32は、係止爪部16を介して荷重を受けることになるので、受部32に対応する個所は強度を高めるために厚肉にしたり、補強リブを設けたり、凹凸形状としたり、その他の公知の補強構造を設けることが好ましい。
支持部材3は、図7に明瞭なように、底面が開口するボックス型からなっており、上部中央に、作動部材10を嵌挿する口部31が形成されている。
該口部31は、作動部材10の本体の断面形状と同一ないし僅かに大きい孔からなっており、上記口部31の口縁部が、支持部材3を係止する受部32となっている。
該受部32は、係止爪部16を介して荷重を受けることになるので、受部32に対応する個所は強度を高めるために厚肉にしたり、補強リブを設けたり、凹凸形状としたり、その他の公知の補強構造を設けることが好ましい。
また、支持部材3の中空内には、作動部材10を上下に昇降させるためのガイド部を設けてもよい。
例えば、図示例では支持部材3を前後に分割された一対の分割片とし、該分割片を固定するための固定ピンと筒部との凹凸嵌合箇所35を前記口部31の開口幅に合わせて設定することで摺動用のガイドとして機能させている。
例えば、図示例では支持部材3を前後に分割された一対の分割片とし、該分割片を固定するための固定ピンと筒部との凹凸嵌合箇所35を前記口部31の開口幅に合わせて設定することで摺動用のガイドとして機能させている。
また、支持部材3の中空内には、作動部材10が昇降するエリアを避けた外側に前記左右の肩部2の軸支部26にそれぞれ枢着される枢軸P1を一対に設けている。
上記枢軸P1は、前記分割片に設けた固定ピンと該固定ピンを嵌合する筒部と同様に、分割片を組み立てることで完成させるようにしておけばよい。
従って、左右の肩部2は、上記枢軸P1を支点にして折畳姿勢と展開姿勢との間をそれぞれ枢動させることができる。
上記枢軸P1は、前記分割片に設けた固定ピンと該固定ピンを嵌合する筒部と同様に、分割片を組み立てることで完成させるようにしておけばよい。
従って、左右の肩部2は、上記枢軸P1を支点にして折畳姿勢と展開姿勢との間をそれぞれ枢動させることができる。
[作動部材]
作動部材10は、図4〜図6に示すように、略矩形の部材からなっており、上部に吊下げ用フック4の下端を固定するフック固定部11を有している。
吊下げ用フック4は、円弧状のフック本体の下部に直線状の下部が連接された公知形状からなっている。
フック固定部11は、吊下げ用フック4の直線状の下部を上から挿入し、下端をかしめて抜け出ないようにするための窓孔11aを有している。
作動部材10は、図4〜図6に示すように、略矩形の部材からなっており、上部に吊下げ用フック4の下端を固定するフック固定部11を有している。
吊下げ用フック4は、円弧状のフック本体の下部に直線状の下部が連接された公知形状からなっている。
フック固定部11は、吊下げ用フック4の直線状の下部を上から挿入し、下端をかしめて抜け出ないようにするための窓孔11aを有している。
また、作動部材10の中間位置には、縦に上下に延びる左右一対の縦スリット12と、該縦スリット12間を繋ぐ横スリット13を形成して、スリット12,13で切り離された中央の片を弾性片15とし、該弾性片15に前記受部32に係合する係止爪部16を突設している。
本実施例では、受部32は、支持部材3の中央の口部31の口縁部からなるので、前記弾性片15は、作動部材10より薄い肉厚となっており、作動部材10の一方の外周面と同一面となるように配置され、係合爪部16が外方へ突出するように形成されている。
そして、係合爪部16は、図示例の場合、下端面16aが水平面となって受部32に衝合し、上部は徐々に薄肉方向に傾斜するテーパ面16bに形成され、先端が作動部材の一方の外周面と同一面となっている。
係合爪部16の下端面16aは水平面としたが傾斜面などの平坦面でもよい。
この場合、受面32は上記傾斜面に対応した傾斜面となる。
この発明では下端面は平坦面に限定されず、凹面、凸面または凹凸面としてもよく、その場合は、受部32もこれに係合する凸面、凹面または凹凸面に形成しておけば、係合時に凹凸係合させることができる(図示せず)。受部32に凸部を設ければ、強度を高めることもできる。
そして、係合爪部16は、図示例の場合、下端面16aが水平面となって受部32に衝合し、上部は徐々に薄肉方向に傾斜するテーパ面16bに形成され、先端が作動部材の一方の外周面と同一面となっている。
係合爪部16の下端面16aは水平面としたが傾斜面などの平坦面でもよい。
この場合、受面32は上記傾斜面に対応した傾斜面となる。
この発明では下端面は平坦面に限定されず、凹面、凸面または凹凸面としてもよく、その場合は、受部32もこれに係合する凸面、凹面または凹凸面に形成しておけば、係合時に凹凸係合させることができる(図示せず)。受部32に凸部を設ければ、強度を高めることもできる。
これにより、図12〜図13で示すように、口部31の下に係止爪部16の先端がくると、テーパ面16bによって弾性片15が徐々に内側に撓んで反発力を高めながら係止爪部16が口部31を通過する。
通過すると、弾性片15の反発弾性力により弾性片15が元の姿勢に復帰し、係止爪部16の下端面16aが口部31の口縁部と衝合して作動部材10が支持部材3に係合され、左右の肩部が展開姿勢で拘束される(図9参照)。
また、前記係止爪部16を内側に押し込むと、弾性片15が内側に撓んで係止爪部16を受部32から外して口部31内に挿入して作動部材10を下降させることができる。
通過すると、弾性片15の反発弾性力により弾性片15が元の姿勢に復帰し、係止爪部16の下端面16aが口部31の口縁部と衝合して作動部材10が支持部材3に係合され、左右の肩部が展開姿勢で拘束される(図9参照)。
また、前記係止爪部16を内側に押し込むと、弾性片15が内側に撓んで係止爪部16を受部32から外して口部31内に挿入して作動部材10を下降させることができる。
また、作動部材10のフック固定部11の上端は、前記口部31より大きい外周となるように隆起したストッパ部10aが形成されている。
従って、作動部材10が下降した場合も、前記ストッパ部10aが口部31周縁に衝合して、作動部材10のそれ以上の下降を規制することができ、肩部2の折畳姿勢を維持する。
従って、作動部材10が下降した場合も、前記ストッパ部10aが口部31周縁に衝合して、作動部材10のそれ以上の下降を規制することができ、肩部2の折畳姿勢を維持する。
作動部材10の下部には、前記リンク部材5の他端を枢支する枢支部17(図示例では枢軸P3の軸受孔)が並んで左右一対に設けられている。
そして、枢支部17の下方には環状に形成された下方把持部18が一体に形成されている。
そして、枢支部17の下方には環状に形成された下方把持部18が一体に形成されている。
[リンク部材]
リンク部材5は、その一端(先端)が肩部2の軸支部26に枢軸P2によって枢着され、他端(基端)が前記作動部材10の枢支部17に枢軸P3によって枢着されている。
本実施例では、上記リンク部材5は、肩部2の展開姿勢及び折畳姿勢のいずれにおいても、基端側の枢軸P3の位置は、先端側の枢軸P1の位置より下方となるように設定されており、肩部2を作動部材10に係合する必要はない。
リンク部材5は、その一端(先端)が肩部2の軸支部26に枢軸P2によって枢着され、他端(基端)が前記作動部材10の枢支部17に枢軸P3によって枢着されている。
本実施例では、上記リンク部材5は、肩部2の展開姿勢及び折畳姿勢のいずれにおいても、基端側の枢軸P3の位置は、先端側の枢軸P1の位置より下方となるように設定されており、肩部2を作動部材10に係合する必要はない。
従って、ハンガー1の肩部2を展開姿勢に開くには、吊下げ用フック4を引き上げて、作動部材10を上昇させると、リンク部材5を介して左右の肩部2を開くことができる。
そして、作動部材10の係止爪部16を支持部材の受部32に掛け止めることで肩部2の展開姿勢が維持される。
そして、作動部材10の係止爪部16を支持部材の受部32に掛け止めることで肩部2の展開姿勢が維持される。
また、前記係止爪部16を作動部材10の内側に押し込んで受部32から外すと、衣服が掛け止められている場合は肩部2が折畳方向に自動的に変位し、十分に変位しない場合には下降把持部18を持って下方に引っ張るとリンク部材5を介して左右の肩部2を折畳んで閉じることができる。
所定の折畳姿勢になると作動部材10の上部のストッパ部10aが口部と衝合して折畳姿勢が維持される。
本実施例では、ストッパ部10aを設けているので、吊り下げ用フック4は、支持部材2上に突出しているので、折畳状態であっても前記フック4で竿などに吊り下げておくことができる。
所定の折畳姿勢になると作動部材10の上部のストッパ部10aが口部と衝合して折畳姿勢が維持される。
本実施例では、ストッパ部10aを設けているので、吊り下げ用フック4は、支持部材2上に突出しているので、折畳状態であっても前記フック4で竿などに吊り下げておくことができる。
上記実施例では、係止爪部16が1つの場合を例示したが、上下に複数設けてもよい。
本実施例では、図14に示すように、係止爪部16を上下に2つ設けており、下方の係止爪部16Bを受部32に係止した場合は、上方の係止爪部16Aを受部32に係止した場合に比べて肩部2の開度を段階的に小さくすることができる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
本実施例では、図14に示すように、係止爪部16を上下に2つ設けており、下方の係止爪部16Bを受部32に係止した場合は、上方の係止爪部16Aを受部32に係止した場合に比べて肩部2の開度を段階的に小さくすることができる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
また、前記実施例では、受部32を支持部材3の上面中央に形成したが、支持部材3の側周壁の中途位置に形成してもよい。
即ち、図15に示すように、前記支持部材3の側周壁に開口部31’を穿設し、該開口部31’の下端面を幅広に設定して受部32とする。
また、受部32の下方を受部32に向かい漸次厚肉となる傾斜状の壁面32aとすることで、係止爪部16を受部32に係合させることができる。
係合状態の係止爪部16は、開口部31’から内側に押し込むことで係合を解除することができる。
即ち、図15に示すように、前記支持部材3の側周壁に開口部31’を穿設し、該開口部31’の下端面を幅広に設定して受部32とする。
また、受部32の下方を受部32に向かい漸次厚肉となる傾斜状の壁面32aとすることで、係止爪部16を受部32に係合させることができる。
係合状態の係止爪部16は、開口部31’から内側に押し込むことで係合を解除することができる。
係合爪部16を内側に押し込むには、手指を用いて行ってもよいが、押しボタン式にすれば、容易に係合を解除することができる。
図16に示す場合は、支持部材3にバネ33を介して外方へ付勢したボタン操作部34を設けておき、ボタン操作部34をバネ33の付勢力に抗して押し込むことで、受部32に係止された係止爪部16を外すことができ、ボタン操作部34は力が加わらなくなるとバネ33の付勢力で元の位置に復帰するので、受部32は係止爪部16を掛け止め可能な状態となる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
この考案は上記実施例に限定されるものではなく、要するに、この考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
図16に示す場合は、支持部材3にバネ33を介して外方へ付勢したボタン操作部34を設けておき、ボタン操作部34をバネ33の付勢力に抗して押し込むことで、受部32に係止された係止爪部16を外すことができ、ボタン操作部34は力が加わらなくなるとバネ33の付勢力で元の位置に復帰するので、受部32は係止爪部16を掛け止め可能な状態となる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
この考案は上記実施例に限定されるものではなく、要するに、この考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 衣服用開閉ハンガー
2 肩部
3 支持部材
4 吊下げ用フック
5 リンク部材
10 作動部材
10a ストッパ部
11 フック固定部
11a 窓孔
12 縦スリット
13 横スリット
15 弾性片
16 係止爪部
16A、16B 係止爪部
16a 下端面
16b テーパ面
17 枢支部
18 下方把持部
21 中央補強リブ
22 補強リブ
23 補助補強リブ
24 透孔
25 凹溝
26 軸支部
27 軸受孔
31 口部
31’ 開口部
32 受部
32a テーパ状の壁面
33 バネ
34 ボタン操作部
2 肩部
3 支持部材
4 吊下げ用フック
5 リンク部材
10 作動部材
10a ストッパ部
11 フック固定部
11a 窓孔
12 縦スリット
13 横スリット
15 弾性片
16 係止爪部
16A、16B 係止爪部
16a 下端面
16b テーパ面
17 枢支部
18 下方把持部
21 中央補強リブ
22 補強リブ
23 補助補強リブ
24 透孔
25 凹溝
26 軸支部
27 軸受孔
31 口部
31’ 開口部
32 受部
32a テーパ状の壁面
33 バネ
34 ボタン操作部
Claims (3)
- 左右の肩部の基端側をそれぞれ枢着した支持部材と、
該支持部材の上面に形成された口部に嵌挿されて上下に摺動しうると共に、上部に吊下げ用フックを設けた作動部材と、
前記左右の肩部と支持部材との間に両端が枢着されて、支持部材の昇降により左右の肩部を開閉させる左右一対のリンク部材と、
前記支持部材の上面の口部の周縁部に形成された受部と、
前記作動部材の中間位置で、縦に左右一対の縦スリットと、該縦スリット間を繋ぐ横スリットとで切り離された弾性片を形成し、該弾性片に前記受部に係合する係止爪部を突設し、前記弾性片が係止爪部を受部と係合する方向に付勢されてなることを特徴とする衣服用開閉ハンガー。 - 作動部材の上部に吊下げ用フックの下端を固定するフック固定部が形成されており、作動部材の下部には、リンク部材の他端を枢支する枢支部が左右一対に設けられており、該枢支部の下方には環状に形成された下方把持部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服用開閉ハンガー。
- 作動部材の長さが、肩部の折畳状態の際に上部が口部より上方となる長さに設定されると共に、作動部材の上部に口部より大きく口部の上に掛止められるストッパ部が形成されており、吊下げ用フックの掛止部分が肩部の折畳時に支持部材上に突出していることを特徴とする請求項1または2に記載の衣服用開閉ハンガー。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3190377U true JP3190377U (ja) | 2014-05-08 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019150464A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 瀬倉株式会社 | ハンガー |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019150464A (ja) * | 2018-03-06 | 2019-09-12 | 瀬倉株式会社 | ハンガー |
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