JP3190147U - 充填チューブ容器の封緘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で軽量であり、高速運転が可能で効率が良く、スムーズに作動して振動や騒音を軽減できる充填チューブ容器の封緘装置を提供すること。【解決手段】軸方向に沿って往復動する軸棒4と、軸棒4に固定された開閉カム25と、開閉カム25の往復動に伴って互いに接離するアンビル2及びホーン3と、モータ7で駆動される回転カム5と、一端部が軸棒4に連結され、他端部が回転カム5に摺動自在に係合し、回転カム5の回転に伴って揺動するリンクレバー6とを備え、リンクレバー6の揺動により開閉カム25が往復動してアンビル2とホーン3が接離し、内容物が充填されたチューブ容器Aの開口部をアンビル2とホーン3とで挟むことにより封鎖する。【選択図】図1

Description

本考案は、内容物が充填されたチューブ容器の開口部を超音波振動による摩擦熱で溶着する充填チューブ容器の封緘装置に関する。
化粧品、食料品、学用品、生活用品等をチューブ容器に充填した後、チューブ容器の開口部をホーンとアンビルとで挟み付け、ホーンから加えられる超音波振動によりチューブ容器の開口部を溶着する装置が種々知られている。
例えば、特許文献1には、互いに接離するホーン及びアンビルを有し、エアーシリンダと、エアーシリンダのロッドの伸縮動作をホーン又はアンビルの移動方向に変換するカム機構とを含む駆動装置により、ホーン又はアンビルの少なくとも一方を移動させ、ホーンとアンビルで挟持した溶着対象部を溶着する超音波シール装置が記載されている。
しかし、上記従来の超音波シール装置は、ホーン及びアンビルを移動させるために別々の駆動装置を設けてあるので、装置全体が複雑で重くなる。
また、ホーン及びアンビルの開閉をエアーシリンダで行っているが、開閉動作をエアーシリンダのバルブのON/OFFで制御するため、運転速度をあまり速くすることができず、封緘能力が制限されるばかりか、運転速度を変えるとエアーシリンダのロッド先端の上限・下限位置が微妙に変わってしまい、これを補正するための位置調整がその都度必要で面倒であった。
特開2006-181943号公報
本考案が解決しようとする課題は、構造が簡単で軽量であり、高速運転が可能で効率が良く、スムーズに作動して振動や騒音を軽減できる充填チューブ容器の封緘装置を提供することにある。
本考案は、内容物が充填されたチューブ容器の開口部を、互いに接離可能なアンビルとホーンとで挟むことにより封鎖する充填チューブ容器の封緘装置に関し、軸方向に沿って往復動する軸棒と、該軸棒に固定された開閉カムと、モータで駆動される回転カムと、一端部が前記軸棒に連結されると共に、他端部が前記回転カムに摺動自在に係合し、前記回転カムの回転に伴って揺動するリンクレバーとを備え、前記リンクレバーの揺動により前記軸棒及び開閉カムが往復動し、前記開閉カムの往復動に伴って前記アンビル及びホーンが接離する。
内容物が充填されたチューブ容器を前記アンビル及びホーンによる封鎖位置へ搬送する回転テーブルを有し、前記回転テーブル及び回転カムを共通のモータで回転させるとよい。
この場合、前記アンビル及びホーンのいずれか一方が前記回転テーブルの中心側に位置すると共に、他方が前記回転テーブルの外周側に位置し、前記アンビルとホーンとの最接近位置から最離間位置までのそれぞれの最大開放幅は、前記他方の最大開放幅より一方の最大開放幅を広くすることが望ましい。
前記回転テーブルにチューブ容器を支持する支持ポケットを設け、前記回転テーブルによる搬送方向の前記封鎖位置直前において、前記支持ポケットで支持されるチューブ容器の有無を検出するセンサーを設置し、前記リンクレバーと軸棒とを進退可能な結合ピンで連結し、前記結合ピンを進退させるピン駆動装置に前記センサーを接続し、チューブ容器が無いことを前記センサーが検出した時、該センサーからの信号を受けて前記ピン駆動装置が作動し、前記結合ピンが退いて前記リンクレバーと軸棒の連結が解除されることがある。
請求項1に係る考案によれば、モータで駆動される回転カムの回転に伴って往復動する一本の軸棒によりアンビル及びホーンを開閉させるので、構造が簡単で装置を軽量化でき、しかも、エアーシリンダで駆動するものに比べて高速運転が可能で封緘効率が向上し、振動や騒音も少なくて済む。
請求項2に係る考案によれば、アンビル及びホーンが閉じることによる封緘タイミングと、回転テーブルでチューブ容器を閉鎖位置へ搬送するタイミングにずれが生じにくく、タイミングの調整も容易である。
請求項3に係る考案によれば、回転テーブルで搬送されるチューブ容器は回転テーブル中心を中心とする円軌道上を搬送されるが、アンビル及びホーンの内、回転テーブルの中心側に位置する一方の最大開放幅が他方の開編幅よりも広いので、搬送されるチューブ容器が中心側に位置する一方にぶつかり難く、このため、直径の大きいチューブ容器の封緘が可能となる。
請求項4に係る考案によれば、閉鎖位置に達した支持ポケットにチューブ容器が無い場合は、軸棒が上下動せずにアンビル及びホーンが封緘動作を行なわないので、「空打ち」を防止できる。
本考案の実施例を示す充填チューブ容器の封緘装置の封緘動作時における側面図である。 本考案の実施例に係る充填チューブ容器の封緘装置の要部平面図である。 本考案の実施例を示す充填チューブ容器の封緘装置のアンビル及びホーンが開状態における要部側面図である。 本考案の実施例を示す充填チューブ容器の封緘装置の要部平断面図である。 本考案の実施例に係る回転テーブル、アンビル及びホーンの要部平面図である。 本考案の実施例を示す充填チューブ容器の封緘装置の要部正面図である。 図6のA−A断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて昭愛に説明する。
本考案の充填チューブ容器の封緘装置は、図1に示すように、チューブ容器Aを搬送する回転テーブル1と、回転テーブル1で搬送されるチューブ容器Aの開口部の軌道を挟んで配置されたアンビル2及びホーン3と、回転テーブル1の側方に立設され、軸方向に沿って上下に往復動する軸棒4と、軸棒4の下方に設けられた回転カム5と、一端部が軸棒4に連結されると共に、他端部が回転カム5に摺動自在に係合したリンクレバー6と、回転テーブル1及び回転カム5を回転させるモータ7とを備える。
回転テーブル1の外周部には、チューブ容器Aを支持する支持ポケット8が複数、望ましくは12個または24個、周方向に等間隔で設けられる(図2)。
また、回転テーブル1の中心は回転軸9を介してインデックスユニット10に取り付けられ、インデックスユニット10が作動すると、回転テーブル1が一方向へ所定角度θずつ間歇的に回転するようになっている。回転テーブル1が一度に回転する所定角度θは、支持ポケット8が12個の場合は30度、24個の場合は15度とする。
さらに、図示しないが、回転テーブル1の上方にはチューブ供給装置が設置され、回転テーブル1が停止している時にチューブ供給装置から支持ポケット8にチューブ容器Aが開口した底部を上にして供給される。また、チューブ供給装置よりも搬送方向下流側には、回転テーブル1が停止している時に、開口部(底部)からチューブ容器A内に内容物を充填する充填装置が設置されている。
アンビル2及びホーン3は、充填装置よりも搬送方向下流側の閉鎖位置に設置され、この実施例では、ホーン3が回転テーブル1の中心側に位置し、アンビル2が回転テーブル1の外周側に位置している。
また、回転テーブル1による搬送方向において、アンビル2及びホーン3の直前には、支持ポケット8で支持されるチューブ容器Aの有無を検出するセンサーが設置される。このセンサーは、支持ポケット8内にチューブ容器Aが無い時に信号を発するようになっている。
ホーン3は超音波振動を発振する装置であって、ホーン3の下端部は閉鎖位置に面する平板状となっている。また、ホーン3はホーン取付アーム11の下端に固定され、ホーン取付アーム11の上端部は、回転テーブル1の側方に設置された基枠12に、回転テーブル1の接線と平行な支軸13を介して回動可能に取り付けられている。
ホーン取付アーム11には、回転テーブル1の径方向と平行な摺動アーム14の一端部が軸着されている。図4に示すように、摺動アーム14は2本の帯板14a,14bを間隔をあけて平行に並べて成り、摺動アーム14の他端部は軸棒4を越えて回転テーブル1の逆側へ延びている。さらに、摺動アーム14は回転テーブル1の径方向に沿って摺動可能に基枠12に取り付けられ、摺動アーム14の中間部において、帯板14a,14b間に、支軸13と平行な円筒状のホーン側カムフォロワ15が回動可能に設けられている。
従って、摺動アーム14が摺動してホーン側カムフォロワ15が回転テーブル1に接近すると、ホーン取付アーム11が回動してホーン3がアンビル2から遠ざかる(図3)。
一方、摺動アーム14が逆方向に摺動してホーン側カムフォロワ15が回転テーブル1から遠ざかると、ホーン3がアンビル2に接近する(図1)。
図1、図3及び図4に示すように、摺動アーム14の他端部において、帯板14a,14b間にネジ支持部材16が架設され、ホーン3のアンビル2に対する加圧力を調整する調整ネジ17がネジ支持部材16に摺動アーム14の他端から一端に向けて螺合されている。
また、帯板14a,14bの間において、基枠12にスプリング収納部18が形成され、スプリング収納部18内に圧縮スプリング19と圧縮スプリング19を押圧する押圧部材20が収納されている。
押圧部材20には調整ネジ17の先端が当接し、圧縮スプリング19が押圧部材20及び調整ネジ17を介して摺動アーム14をホーン3がアンビル2に接近する方向へ付勢している。そして、調整ネジ17を締め込んだり緩めたりすることにより、圧縮スプリング19の付勢力、即ち、ホーン3の加圧力を変えることができる。なお、押圧部材20の周面には、ホーン3の加圧力を示す目盛りが表示されている。
アンビル2は、アンビル取付アーム21の下端部にホーン3と対向するよう固定される。アンビル取付アーム21は、ホーン取付アーム11とホーン側カムフォロワ15との間において、2本の帯板14a,14bの間に配置され、その上端部が支軸13を介して基枠12に回動可能に取り付けられている。
また、アンビル取付アーム21のアンビル2と逆側の面に、ホーン側カムフォロワ15と平行な円筒状のアンビル側カムフォロワ22が回動可能に設けられている。
アンビル側カムフォロワ22が回転テーブル1から遠ざかると、アンビル取付アーム21が回動してアンビル2がホーン3から遠ざかる。一方、アンビル側カムフォロワ22が回転テーブル1に接近すると、アンビル2がホーン3に接近する。
軸棒4は、上部軸棒4aと下部軸棒4bから成り、上部軸棒4aと下部軸棒4bとはピン23を介して軸着されている。
上部軸棒4aは、基枠12に固定されたガイド片24で上下動可能に案内されている。
また、上部軸棒4aには開閉カム25が固定され、軸棒4の上下動に伴って開閉カム25も上下動する。開閉カム25の回転テーブル1側の面はアンビル側カム面26となっており、回転テーブル1と逆側の面がホーン側カム面27となっている。
アンビル側カム面26及びホーン側カム面27は、上半部がほぼ垂直であり、下半部は下方に向かって次第に軸棒4に接近するよう傾斜している。そして、アンビル取付アーム21に連結したバネによってアンビル側カムフォロワ22がアンビル側カム面26に圧接し、ホーン取付アーム11に連結したバネによってホーン側カムフォロワ15がホーン側カム面27に圧接している。
従って、開閉カム25が上下動すると、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15が軸棒4に近付いたり、遠ざかったりする。
図1に示すように、軸棒4及び開閉カム25が下降して、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15がアンビル側カム面26及びホーン側カム面27の上部の垂直な部分に接触している時は、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15が軸棒4から遠ざかる。
即ち、ホーン側カムフォロワ15は回転テーブル1から遠ざかり、ホーン3がアンビル2に接近する。同時に、アンビル側カムフォロワ22が回転テーブル1に接近し、アンビル2がホーン3に接近する。
軸棒4及び開閉カム25が下限位置に達すると、アンビル2とホーン3が対向してホーン3がアンビル2に対して圧接される。この時、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15はほぼ同じ高さにあって開閉カム25に圧接している。
一方、図3に示すように、軸棒4及び開閉カム25が上昇して、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15がアンビル側カム面26及びホーン側カム面27の下部の傾斜した部分に接触すると、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15が次第に軸棒4に接近する。
即ち、ホーン側カムフォロワ15は回転テーブル1に接近して、ホーン3がアンビル2から遠ざかり、アンビル側カムフォロワ22が回転テーブル1から遠ざかって、アンビル2がホーン3から遠ざかる。
ホーン側カムフォロワ15はほぼ水平に移動するが、アンビル側カムフォロワ22は支軸13を中心として回動するので、アンビル2とホーン3が最も接近している時はアンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15がほぼ同じ高さにあるが、アンビル2とホーン3とが離れると、アンビル側カムフォロワ22が次第にホーン側カムフォロワ15より上昇し、アンビル2とホーン3とが最も離れた時、アンビル側カムフォロワ22とホーン側カムフォロワ15の上下方向の距離はδとなる。
このように、アンビル側カムフォロワ22とホーン側カムフォロワ15が互いに上下方向にずれた位置でアンビル側カム面26及びホーン側カム面27上を摺動するので、開閉カム25に対する負担が軽減される。
アンビル側カム面26及びホーン側カム面27は、アンビル2がホーン3より僅かに速く最接近位置に達するよう設定されている。
また、アンビル側カム面26及びホーン側カム面27は、上方が軸棒4から遠ざかるよう傾斜しているので、アンビル2とホーン3が最も離れた時、アンビル側カムフォロワ22より下方にあるホーン側カムフォロワ15の水平移動量はアンビル側カムフォロワ22の水平移動量より大きくなる。この結果、アンビル2とホーン3との最接近位置からの最大開放幅は、回転テーブル1の外周側に位置するアンビル2の最大開放幅w1より、中心側に位置するホーン3の最大開放幅w2が広くなる。本実施例では、アンビル2の最大開放幅w1を25mm、ホーン3の最大開放幅w2を35mmとしてある。
図5に示すように、チューブ容器Aは回転テーブル1の中心を中心とする円軌道上を搬送されるので、閉鎖位置に搬入される場合、閉鎖位置から搬出される場合に、チューブ容器Aの円軌道中心側が回転テーブル1の中心側に位置するホーン3の端部にぶつかりやすい。
しかし、ホーン3の最大開放幅w2をアンビル2の最大開放幅w1より広くしてあるので、チューブ容器Aはホーン3に邪魔されずに閉鎖位置を通過しやすくなり、このため、直径の大きいチューブ容器Aの封緘も可能となる。
図6に示すように、下部軸棒4bの下端部には回動可能な支持アーム28が設けられ、支持アーム28にリンクレバー6の一端部が進退可能な結合ピン29を介して回動可能に連結されている。
結合ピン29は、図7に示すように、リンクレバー6の一端部に取り付けられたエアーシリンダ30(ピン駆動装置)のロッドの先端に設けられる。そして、エアーシリンダ30のロッドが伸長している時は、結合ピン29が支持アーム28及びリンクレバー6を貫通して、軸棒4とリンクレバー6とが連結され、エアーシリンダ30のロッドが退縮すると結合ピン29が退いて軸棒4とリンクレバー6の連結が解除される。
また、エアーシリンダ30は、支持ポケット8で支持されるチューブ容器Aの有無を検出するセンサーと接続され、センサーが支持ポケット8内にチューブ容器Aの無いことを検出して信号を発すると、エアーシリンダ30は、その信号を受けて結合ピン29を退かせ、軸棒4とリンクレバー6の連結が解除される。
図6に示すように、リンクレバー6は、L字形をなし、その中央部が回転カム5の上方において基枠12に揺動可能に取り付けられる。そして、リンクレバー6の中央から一端に至る一半部が横方向に延び、中央から他端に至る他半部が下方へ延びている。
リンクレバー6の他端部には回転カム5のカム面に摺動自在に係合するカムフォロワ31が設けられる。また、リンクレバー6の他半部には、基枠12に取り付けられた押込み用エアーシリンダ32のロッドの先端が連結され、押込み用エアーシリンダ32で押圧されたカムフォロワ31が回転カム5の周面のカム面に圧接している。
回転カム5は、略扇形をなし、回転中心からカム面までの半径が最大半径Rmaxとなる部分の両端から次第に半径が小さくなっている。
そして、最大半径Rmaxの部分のカム面にカムフォロワ31が係合している時、リンクレバー6の一端部は下限位置にあり、軸棒4及び開閉カム25は下降して、図1に示すように、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15はそれぞれアンビル側カム面26及びホーン側カム面27の上部に係合し、アンビル2とホーン3が最接近状態を維持する。
回転カム5の回転に伴って、最大半径Rmaxの部分のカム面からカムフォロワ31が外れると、カムフォロワ31が回転カム5の回転中心に近付くので、リンクレバー6は一端部が上昇するよう回転し、軸棒4及び開閉カム25が上昇する。この結果、図3に示すように、アンビル側カムフォロワ22及びホーン側カムフォロワ15はそれぞれアンビル側カム面26及びホーン側カム面27の下部に移動して、アンビル2とホーン3が離間する。
カムフォロワ31が回転カム5のカム面の回転中心からの距離が最小半径Rminとなる部分(図6)に係合すると、アンビル2とホーン3とが最も離間する。
図1に示すように、回転カム5の回転中心はモータ7の出力軸の一端部に結合される。モータ7の出力軸の他端部は、インデックスユニット10に結合される。
そして、回転カム5が一回転する間に、回転テーブル1が所定角度θだけ回転して、搬送方向後方の支持ポケット8が前方に隣接する支持ポケット8のあった位置へ移動する。
また、アンビル2及びホーン3の開閉タイミングと、回転テーブル1によるチューブ容器Aの搬送タイミングは、閉じていたアンビル2とホーン3が互いに離れ、全開状態を経て再び接近を開始するまでの間に回転テーブル1が回転して、内容物が充填されたチューブ容器Aを閉鎖位置に送り込み、アンビル2及びホーン3がその他の状態にある時は回転テーブル1が停止している。
また、最接近したアンビル2とホーン3は、閉鎖位置に送り込まれて停止しているチューブ容器Aの開口部を挟みつけてその状態を維持し、その間にホーン3から発振される超音波振動による摩擦熱でチューブ容器Aの開口部を溶着する。
回転テーブル1が停止している間に、閉鎖位置の上流側で支持ポケット8にチューブ容器Aを供給し、停止しているチューブ容器Aに内容物を充填する。
閉鎖位置の直前で支持ポケット8にチューブ容器Aがセットされていない場合は、センサーが検出してエアーシリンダ30に信号を発信し、エアーシリンダ30が軸棒4とリンクレバー6の連結を解除するので、アンビル2とホーン3とが接近して溶着作業を行うことはない。
A チューブ容器
1 回転テーブル
2 アンビル
3 ホーン
4 軸棒
4a 上部軸棒
4b 下部軸棒
5 回転カム
6 リンクレバー
7 モータ
8 支持ポケット
9 回転軸
10 インデックスユニット
11 ホーン取付アーム
12 基枠
13 支軸
14 摺動アーム
15 ホーン側カムフォロワ
16 ネジ支持部材
17 調整ネジ
18 スプリング収納部
19 圧縮スプリング
20 押圧部材
21 アンビル取付アーム
22 アンビル側カムフォロワ
23 ピン
24 ガイド片
25 開閉カム
26 アンビル側カム面
27 ホーン側カム面
28 支持アーム
29 結合ピン
30 エアーシリンダ
31 カムフォロワ
32 押込み用エアーシリンダ

Claims (4)

  1. 内容物が充填されたチューブ容器の開口部を、互いに接離可能なアンビルとホーンとで挟むことにより封鎖する充填チューブ容器の封緘装置であって、軸方向に沿って往復動する軸棒と、該軸棒に固定された開閉カムと、モータで駆動される回転カムと、一端部が前記軸棒に連結されると共に、他端部が前記回転カムに摺動自在に係合し、前記回転カムの回転に伴って揺動するリンクレバーとを備え、前記リンクレバーの揺動により前記軸棒及び開閉カムが往復動し、前記開閉カムの往復動に伴って前記アンビル及びホーンが接離することを特徴とする充填チューブ容器の封緘装置。
  2. 内容物が充填されたチューブ容器を前記アンビル及びホーンによる封鎖位置へ搬送する回転テーブルを有し、前記回転テーブル及び回転カムを共通のモータで回転させることを特徴とする請求項1に記載の充填チューブ容器の封緘装置。
  3. 前記アンビル及びホーンのいずれか一方が前記回転テーブルの中心側に位置すると共に、他方が前記回転テーブルの外周側に位置し、前記アンビルとホーンとの最接近位置から最離間位置までのそれぞれの最大開放幅は、前記他方の最大開放幅より一方の最大開放幅を広くしてあることを特徴とする請求項2に記載の充填チューブ容器の封緘装置。
  4. 前記回転テーブルにチューブ容器を支持する支持ポケットを設け、前記回転テーブルによる搬送方向の前記封鎖位置直前において、前記支持ポケットで支持されるチューブ容器の有無を検出するセンサーを設置し、前記リンクレバーと軸棒とを進退可能な結合ピンで連結し、前記結合ピンを進退させるピン駆動装置に前記センサーを接続し、充填チューブ容器が無いことを前記センサーが検出した時、該センサーからの信号を受けて前記ピン駆動装置が作動し、前記結合ピンが退いて前記リンクレバーと軸棒の連結が解除されることを特徴とする請求項2又は3に記載の充填チューブ容器の封緘装置。
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